JPS5851344B2 - プレ−ヤ装置 - Google Patents

プレ−ヤ装置

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Publication number
JPS5851344B2
JPS5851344B2 JP52047041A JP4704177A JPS5851344B2 JP S5851344 B2 JPS5851344 B2 JP S5851344B2 JP 52047041 A JP52047041 A JP 52047041A JP 4704177 A JP4704177 A JP 4704177A JP S5851344 B2 JPS5851344 B2 JP S5851344B2
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JP
Japan
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arm
address
tone arm
band
key
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Application number
JP52047041A
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JPS53132303A (en
Inventor
栄次 山崎
広道 汐崎
重樹 辻
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPS53132303A publication Critical patent/JPS53132303A/ja
Publication of JPS5851344B2 publication Critical patent/JPS5851344B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレーヤ装置、特にレコードの演奏範囲を任意
に選択し得るプレーヤ装置に関する。
従来、複数の曲が録音されているレコードにおいて、任
意の曲順で演奏しうるようにしたプレーヤ装置は知られ
ている。
しかしながら、これはカートリッジの中に発光部及びレ
コード盤からの反射光を受ける受光器からなる曲間検出
器を具有し、モータからトーンアームへの動力の伝達を
クラッチで制御することによりトーンアームを回転させ
且つ曲間検出器で曲間の数をカウントして指定された曲
の初の曲間を検出するとトーンアームの回転を止め、ト
ーンアームを下降させるように構成している。
しかし乍も、このような曲間検出器で曲間を検出してト
ーンアームの移動を止めリードインするものでは、曲間
検出器とカートリジの針先が必らずしも一致しておらず
、カートリッジの針先を所定のバンドの□初の位置に正
確にリードインするのが困難であった。
本発明はこのような従来のプレーヤ装置の欠点に鑑みて
発明されたものであり、トーンアームの移動範囲内を多
数に区画して夫々番地付けをし、スタート操作に従って
トーンアームをレスト位置から最内周位置に往動させる
と共に、更にこの最内周位置よりレスト位置に復動させ
、そして、往動中に曲間検出器が指定バンドの手前の曲
間を検出するとその時のトーンアームの番地情報をメモ
リーに記憶すると共に復動中にトーンアームの現在位置
の番地情報と上記メモリーに記憶した番地情報を比較し
両者が一致したところでトーンアームの移動を止めてリ
ードインすることにより、より正確に指定したバンドの
初の位置にカートリッジを降ろそうとするものである。
以下に、本発明のプレーヤ装置の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明のプレーヤ装置の実施例における平面図
を、第2図は同上のトーンアームの駆動機構の概略構成
図を、第3図は同上の電気回路の概略図を、第4図は同
上の電気回路の部分構成図を、第5図はレコード盤の上
面図を、それぞれ示している。
曲間検出器1はトーンアーム2にカートリッジの横に位
置するよう設けられており、光源から照映されレコード
盤で反射した光を受光素子で受け、これを電気回路で処
理するようにされており、曲間検出器1がレコード盤上
の録音されている比較的高密度の溝(音溝)を有する帯
域で対向している時は電気回路より信号が出ないで、逆
に比較的低密度の溝を有する帯域に対向している時は電
気回路より信号S1が出るように構成している。
トーンアーム2の位置情報例えばここではトーンアーム
20回転角を検出するトーンアーム回転角検出器3は、
概路次のように構成されている。
光源4と受光素子50間に、固定スリット板6及びトー
ンアーム回転軸7に固定されトーンアーム20回転に伴
って回転する可動スリット板8とを設け、光源4からの
光が固定スリット板6のスリット及び可動スリット板8
のスリットを通って受光素子5,5に受光されるように
なし、可動スリット板80回転につれて受光素子5の受
光量が増減するので、この増減に応じて後述の制御回路
でトーンアーム20回転角即ちトーンアーム2の位置情
報を示す信号S2を得るようにしている。
そして受光素子5,5に得られる受光量の増減がトーン
アームの回転方向(レコード盤の内周方向又は外周方向
)により所定の位相差があるように、固定スリット板6
のスリットを設けていることにより、受光素子5,5に
得られる受光量の増減の位相差を後述の制御回路で判別
して、トーンアーム20回転方向即ち右方向(内周方向
)又は左方向(外周方向)の信号S3を得るようにして
いる。
なお、このトーンアーム回転角検出器30更に詳細につ
いては、昭和52年4月19日提出特許出願「トーンア
ーム回転装置」を参照され度い。
アーム制御部9は、モータ、クラッチ、ギヤ、ベル等で
構成されていて、制御回路10よりの信号に応じて、ア
ームリフター11の上方向又は下方向への移動更にはト
ーンアーム2の右方向又は左方向への移動及び該移動の
速度の高低が匍脚されるよう構成されているが、この構
成の詳細が要旨でないので、省略することとする。
又アームリフタ11の上下に応答してアームリフター上
昇を検出する信号S4、アームリフター下降を検出する
信号S5が得られるようにスイッチ手段にて構成してい
る。
又レスト台12にトーンアーム2が位置しているか否か
に応答する信号S6が得られるようスイッチ手段にて構
成している。
制御回路10は、キーボード13上に設けられた各種キ
ーの操作により入力される信号群S、曲間検出器1、ト
ーンアーム回転角検出器3等から入力される信号S1乃
至S6を適宜処理してターンテーブル駆動用モータ14
制御用の信号、上記アーム制御部90制御用の信号、表
示部150制御用の信号を出力するものであって、例え
ば第4図に示すマイクロプロセッサにより構成すること
ができる。
即ち、上記信号S□乃至S6信号群Sがインターフェー
ス(ここではμPD8255が使用されている。
)に入力され、これに結合されたCPU (ここでは
μPD8080Aが使用されている)、更にはCPUに
結合されたROM及びRAMを備えてなり、インターフ
ェースから代表的にはトーンアーム右方向高速回転信号
S1o、同右方向低速回転信号S□1、同左方向高速回
転信号S12、同左方向低速回転信号S13、アームリ
スター110回転用信号S14、ターンチーフル130
回転用信号(例えば45回転)S16、動作表示用信号
S16を出力する。
トーンアーム2の移動範囲即ちトーンアーム2がレスト
台12にある位置よりその先端のカートリッジがレコー
ド盤の最内周に至る位置迄を、例えば1000等分しそ
の区分された各位置を番地と呼び、一例としてトーンア
ーム2がレスト台12にある位置をO番地、レコード盤
の最内周に対応する位置を1000番地となるように決
めることができ、上記トーンアーム回転角検出器3より
の信号S2及びS3が入力される制御回路10では、ト
ーンアーム2の現在位置に対応する番号信号を得る。
レコード盤は、第5図に示すように、例えばレコードの
録音されている比較的高密度の溝を有するバンドがあり
、最外周のものよりバンド1、バンド2、・・・・・・
と呼ぷこととし、又バンド1の外側の帯域、各バンド1
.2、・・・・・・間の帯域、最終バンド4の内側の帯
域をそれぞれ曲間1、曲間2・・・・・・と呼ぷことに
する。
特に上記制御回路10は、更に詳細には、第6図乃至第
9図に示すフローチャートの動作が実行されるように構
成されている。
キーボード13上のスタートキーSTを操作してスター
トすると、ROMに書き込まれているプログラムに従っ
てCPUがRAM中に設定されているメモ’JA、B、
Cの内容を消去する。
なおトーンアーム2はレスト台12にあるものとする。
キーボード13に設げられた置数キ一群N、クリア用の
キーC、バンド指定用のキーM1番地指定用のキード1
オールキーA1スライダーキーS1スキツプキーSK、
リピートキーRの操作による信号をCPUがインターフ
ェースを通して読取り、キ一群N1キーM1キーFが押
されている時はキ一群Nの場合対応する数を一旦RAM
に入れ書き込み且つ表示部15で表示するが、特に番地
指定の時即ちキ一群NとキーFの組合の場合はキ一群N
の押されているものの数がRAM中のメモリCに入力さ
れ且つ表示部150番地部15Cへ表示され、バンド指
定の時即ちキ一群NとキーMの組合の場合はキ一群Nの
押されているものの数がRAM中のメモリAに入力され
頁表示部15のバンド部15Bに表示される。
なお、第1番目の指定の時には表示部15の曲順部15
Aに01、第2番目の指定の時には02、・・・・・・
と表示される。
キーC1オールキーA1スライダーキーS1スタートキ
ーSTの時は、それぞれのアドレスへ飛ぶ。
信号S1、乃至S6 の入力を処理し、CPUがインタ
ーフェースを通してアーム制御部9へ信号を出力するこ
とによりトーンアーム2を制御し、トーンアーム2を右
方向へ高速回転させるための出力を1し、即ちアーム右
方向高速回転信号StOでもってトーンアーム2が右方
向へ高速回転されることになる。
アーム回転角検出器3からの信号S2.S3をインター
フェースを通して読みとり、トーンアーム2の現在番地
をCPUで計算して得る。
又曲間検出器1からの信号S1をインターフェースを通
して読み取り、レコード盤の最外周で出る信号S1 と
、トーンアーム2の現在番地とからレコード盤サイズを
判断して17crrLのレコードの時はインターフェー
スを通して45回転信号に相当する出力を“1し″、即
ち信号S15を得45回転動作状態となる。
なおレコード盤サイズが30軸の時は33回転動作状態
であるのは勿論である。
その後も上記と同様、トーンアームの現在番地の読み取
りが継続され、そして曲間検出器1から曲間に得られる
信号S1をトーンアームの現在番地と対応させて、曲間
の位置番地としてRAMのメモリBに書込む。
そして、読み取るトーンアーム2の現在番地により、ト
ーンアーム2がレコード盤の最内周迄移動したか否かを
CPUが判断して否の時は上記のレコード盤サイズの判
断後の動作を繰返し、最内周迄移動した時は、CPUが
インターフェースを通して信号S1oをOにする。
次に、RAMのメモリAに指定されたバンドの初と終の
番地をメモリBより読み出し、指定された曲順に従いR
AMのメモリCに書き込まれる。
書き込みがすべて完了すると、RAMの中に設定されて
いるメモリCの演奏する曲(2曲目以後は次に演奏する
曲)の初の番地をCPUに読み出す。
この読み出した番地がトーンアーム2の現在位置の番地
よりレコード盤の内周寄りの番地の時、80番地より離
れているとアーム右方向高速回転信号SIOを出し、8
0番地以内になるとアーム右方向低速回転信号S□1を
出力し、外周寄りの番地の時それが80番地より離れて
いるとアーム左方向高速回転信号S1□、80番地以内
ではアーム左方向低速回転信号S13を出力する。
そしてやがて番地が一致すると上記信号SIOt・・・
・・・813のいずれも得られなくなり、トーンアーム
20回転を止め、次いでアームリスター用信号S14に
応じてト−ンアーム2が降ろされて、演奏状態に入る。
キーボード12のポーズキーP1ストップキーSPスキ
ップキーSK、リピートキーRが押されているか否かの
信号に応じて、押されている場合の信号があればそれぞ
れのアドレスへ飛ぶ。
リピートキーRが押された時はRAMの中の設定された
リピート用のフラグ(メモリ)を1″にする。
RAM中のメモ’J Cに入っている現在演奏中の曲の
終の番地とトーンアーム2の現在番地とを比較して一致
する迄、上記キー(P、SP、SK、R)の読取を繰返
えし、一致するとアームリフター用信号S14に応じて
トーンアームを上げる。
なお、スキップキーSKが押された時は、即座にトーン
アームを上げ、演奏を飛ばすことになる。
次いで、上記リピート用のプラグが1か否かを判断し、
プラグがOの時はメモリCの次の演奏する曲の初の番地
を読み出し、前記に従った動作を実行し、これを繰り返
えし最終的に次に演奏する曲の初の番地が無くなれば、
インターフェースからの出力(アーム左方向高速回転信
号512)でトーンアーム2は左方向に高速回転しレス
ト台12の位置まで戻るとCPUがインターフェースを
通してアームレスト位置検出信号S6が1′′となった
事を読取り、アームリフター用回転信号S14に応じて
トーンアーム20回転を止め、トーンアーム2は演奏前
の状態レスト台12に戻る。
リピートのプラグが1”の時は、メモリCの上記演奏し
ていた同じ曲の初の番地を再度読み出してリピートのプ
ラグをOにして、上記読み出した番地とトーンアーム2
の現在位置を比較する動作に入り、以後前記に従った動
作を実行する。
オールキーAが押されている時は第7図に示すフローチ
ャートの実行用のアドレスに飛ぶ。
この場合、上記と同様、トーンアーム2の高速右回転、
トーンアーム2の現在番地読取、レコードサイズの判断
を順次実行等し、1曲目の初の番地へトーンアームを降
下して、演奏に入る。
次いで、キーの読取、番地読取、レコードの最内周(レ
コードの最内周の番地)か否かを判断し、最内周でなげ
れば、上記キーの読取へ戻り、最内周であればトーンア
ーム2を上げる。
なおキー読取にあって、ストップキーSPが読取られた
時は、即座にトーンアーム2を上げる。
上げられたトーンアーム2は高速左回転しレスト台12
の位置造反ると回転を止められ、レスト台12に止る。
又、スライダキーSが押されている時は、第8図に示す
フローチャートの実行用アドレスへ飛ぶ。
上記と同様に、アーム高速右回転、番地読取、レコード
盤の最外周検出しレコード盤の判断と回転数指定し、ア
ーム右方向低速回転信号S11によるアーム低速右回転
(トーンアーム2の低速右回転)が行なわれ、キーの読
取に応じてスライダーキーSに押されたか否かを判断し
、押されていない時は、再びキーの読取に入り、押され
ている時は、トーンアーム20回転を止めてトーンアー
ム2を下ろし、第8図中のキー読取に入る。
又、ポーズキーPが押されている時は第9図に示すフロ
ーチャートを実行するアドレスへ飛ぶ。
トーンアーム2を上げるキーの読取を実行し、CPUが
インターフェースを通じての読取に応じてボーズキーP
が押されたか否かを判断して、押されていない時は再び
上記キーの読取に入り、押されている時はトーンアーム
2を下ろし、上記第6図に示す、メモリCの現在演奏中
の曲の終の番地と合ったの判断に入る。
なお、第6図乃至第9図にあって、トーンアームはアー
ムと略記し、関連する所についてはローマ字を○印で囲
んで連続していることを示している。
上記動作例は次の通りである。
使用例 1 (バンド指定の場合) 最初にバンド3を聞き、次にバンド5を2回聞く時の例 なお、キーボード上のキーについては該当キーの記号を
目印で囲った表示をする。
まずパワースイッチPを入れキー■を押し、次にキー聞
を押す、そうすると表示部250曲順部15A(以下「
曲順」という。
)に「01」バンド部15B(以下「バンド」という。
)に「03」が表示されると共に制御回路10の内メモ
IJ (A)即ちRAMのメモリAの中の「曲順1」の
部分にバンド「3」が記憶される。
次にキ一群Nのキー■、キー■と押すと「曲1朔に「0
2」、「バンド」に「05」が表示されてメモ’J (
A)の中の「曲順2」の部分にバンド「5」が記憶され
る更にキー囚、放と押すと「曲順」に「03」、「バン
ド」に「05」が表示されメモリ(A)の中の「曲順3
」の部分にバンド「5」が記憶される。
次にスタートキー匿ヨ を押すと表示部の「曲J[Jに
「01」、「バンド」に「03」が表示されると共にア
ームリフター11が上がり、ターンチーフルが回転し次
にトーンアーム2が右回転(レコードの内周方向へ移動
)を行ない、一度レコードの最内周までトレースする。
このトレース中に曲間検出器1とアーム回転角検出器3
が、レコ・−ドの曲間のある位置を番地として読取り、
曲間検出器3とカー) IJツジの針先の位置のずれを
補正した番地を制御回路10のメモリ(匂即ちRAMの
メモ’J Bに曲間10番地より順次記憶していく、次
に制御回路10はメモリ(A)の曲順1にバンド「3」
が記憶されているので、バンド「3」の初めの番地、つ
まり曲間3の番地、例えば325をメモリ(Q即ちRA
Mのメモリ(Qの「曲順1の初」の部分に入れ、次にバ
ンド3の終りの番地、つまり曲間4の番地例えば388
をメモリ(Qの「曲順1の終」の部分に入れる。
同様にメモIJ (C)の「曲順2の初」の部分には、
「曲間5」の番地が入り、「曲順2の終」の部分には「
曲間6」の番地が入り、「曲順3の初」の部分には「曲
間5」の番地が入り「曲順3の終」の部分には1曲間6
」の番地が入る。
曲順4はボタンが押されていないので「曲順4の初」の
部分には番地が入らない。
次に制御回路10は、トーンアーム2(以下単にアーム
という。
)の現在番地と「曲順1の初」の番地とを比較する。
今アームはレコードの最内周で止まっているので100
0番地に有り、「曲順1の初」には325番地が入って
いるのでアームの現在番地の方が数字として大きいので
、アームを左回転させる。
左回転にともないアームの現在番地は、段々小さくなり
、325番地になった時、アームの回転を止め、アーム
リフター11を下ろす事によりカートリッジがレコード
上に下りバンド3の初の部分より演奏が初まる。
カートリッジがレコード上に下りる事により、アームは
徐徐に右回転を初め、アームの現在番地も徐々に増加し
て行く、制御回路10は次のメモリ(qの1曲順1の終
」の番地、つまり388とアームの現在番地を常に比較
している。
アームがバンド3の演奏を終わり、「曲間4」に入ると
、アームの現在番地が388になり、「曲順1の終」の
番地と合う為、アームリフター11を上げる。
そして表示部15の「曲順」に「02」、「バンド」に
「05」を表示する。
次にアームの現在番地と「曲順2の初」の番地を比較し
てアームの現在番地が太きければアームを左回転、小さ
げればアームを右回転させて、番地がきったところでア
ームを止めて、アームリフター11を下ろす。
同様の事を繰返し、「曲順2の終」の番地になるとアー
ムを上げ表示部の曲順に「03」、「バンド」に「05
」を表示し、「曲順3の初」の番地へアームを移動し下
ろす。
又、「曲順3の終」の番地でアームを上げる。
次に「曲順4の初」の番地と比較するが、「曲順4の初
」には番地が入っていないので、この時は全ての演奏が
終わったものと判断して表示部15を全て消してアーム
はレスト台12へもどり、ターンテーブル駆動用モータ
の電源も切る。
尚、使用例1のバンド指定の場合では表示部15の「番
地」は、アームがレコード上に下りている時のみ、アー
ムの現在番地を表示している。
尚、例えばバンド2の後にバンド3を演奏するように連
続したバンドを演奏する様に指定された時は、バンド2
の終りでアームは上がることなく連続してバンド3を演
奏するように制御回路10で考慮されている。
使用例 2 (番地指定の場合) レコードの中には曲間の無いレコードも多く有る。
クラシック音楽等において、第一楽章、第二楽章、第三
楽章等が連続して録音されていて2の中の第二楽章のみ
を演奏を始めたい時、又、曲間の無い場所より演奏を始
めたい時等に用いる。
使用方法としては、レコード演奏中の曲間で無い場所よ
り聞きたい部分があれば、その部分(例えば第二楽章の
部分)の初の番地と、終の番地を表示部15の番地より
読取り記録しておく、例えば500番地より600番地
までと、700番地より800番地までを演奏する場合
、順次キー■EE][E]E]を押すと、表示部15の
「曲順」に「01」、「バンド」にrFJ番地部15C
(以下「番地」という。
)に「500」が表示されメモリ(Qの「曲順1の初」
の部分に500番地が記憶される。
次にキー[][[[1を押すと表示部15の「曲j釦に
「01」、「バンド」に「6」、「番地」に「600J
が表示され、メモ’J’ (C)の「曲順lの終」の部
分に600番地が記憶される。
次にキー11DDOIEEIEIと押すと表示部15の
「曲順」に「02」「バンド」にrFJ、「番地」に1
700Jが表示され、メモリ(Qの「曲順2の初」の部
分に700番地が記憶される。
次にキー(8)[11mを押すと表示部15の「曲順」
に「02」、「バント」にrBJ、「番地」に「800
」が表示され、メモIJ (C)の「曲順2の終」の部
分に800番地が記憶される。
次にキー区割を押すと「曲順」に「01」、が表示され
、「バンド」、「番地」の表示は消える。
そしてアームリフター11が上がリターンチーフルが回
転し、アームがレコードの最内周まで移動して止まり、
制御回路10で、メモ+7 (C)の「曲順1の初」の
番地500とアームの現在番地を比較してアームを回転
させる。
以後の動作に関しては、「バンド」に表示がされない以
外は、使用例1と全く同じである。
尚使用例1と使用例2を合せて使用出来るように、制御
回路10は考慮されている。
又、最初にアームが最内周まで移動した時に曲間検出器
1により曲間lの番地を検出しているので、メモリ(Q
に入っている番地が曲間1の番地より小さい時は、その
番地にアームが下りない様、制御回路10で判断してい
る。
使用例 3 (全曲演奏の場合) レコードを最初から録音されている順序に従って演奏す
る時に用いるオールキー囚を押すと、表示部15の「曲
順」と「バンド」の部分にALLの文字が表示され、ア
ームリフター11が上がりターンテーブルが回転し、ア
ームがレコードの最内周まで移動して止まり、曲間検出
器1で検出し、曲間検出器1とカー) IJツジの針先
の位置ずれを補正した、曲間10番地をメモリCの「曲
順1の初」の部分へ入れ、「曲順1の終」の部分にその
レコードの最後の曲間の補正した番地を入れる。
以後の動作は表示部の「曲順」と「バンド」の部分にA
LLの文字が常に表示されている以外は使用例1と全く
同じである。
使用例 4 (スライダーを用いる場合) レコードの曲間も無く、しかも番地も分らない部分より
演奏する時に用いる。
使用方法はスライダーキー爬を押すと表示部15の「曲
順」と「バンド」の部分に5LIDが表示され、アーム
リフター11が上がり、ターンチーフルが回転し、アブ
ムが右回転をする。
そして曲間検出器1が曲間1を検出するとアームの回転
が遅くなる。
演奏を始めたい個所にアームがさしかかると再度スライ
ダーキー■を押すとアームの回転が止まりアームリフタ
ー11が下りて、演奏を開始する。
更に表示部15の「番地」もアームの現在番地が表示さ
れる。
尚曲間1を検出して、アームの回転を遅くするには、ア
ームを精度よく希望個所に下ろす為である。
又アーム移動中に曲間1を検出し、曲間検出器1と針先
の位置ずれ分、アームが回転するまでにスライダーキー
囲を再度押してもアームは下りない様になっている。
これはレコードの無い場所にアームを下ろして、針先を
悪くすることを防ぐ為である。
使用例 5 (マニュアル操作の場合) ポーズキー偏を押すとアームリフターが上がるので、手
でアームをレスト台の位置より離すとターンテーブルが
回転する演奏を始めたい個所の上で、アームを置き、再
度ポーズキー回を押すとアームリフター11が下りて演
奏を開始する。
そして表示部の「番地」のアームの現在番地が表示され
る。
尚、使用例4.5共にアームがレコードの最内周に移動
すると、制御回路10の働きでアームは自動的にレスト
台12へもどり、ターンテーブル駆動モータの電源が切
れる。
又、使用例1〜3においてメモリ(Qの番地とアームの
現在番地が合った時にアームの回転を止めるのであるが
、アームや、モータの慣性で、目的の番地より行きすぎ
て止まる、故に第1の実施例としてはアームが慣性で行
きすぎる分だけ、手前で止める。
第2の実施例としては、止まる手前で、アーム回転用モ
ータの回転数を小さくして、慣性を少くして番地の合っ
た時に止める方法がある。
本装置は第1及び第2の実施例を合せて使用している。
つまり、800番地前より回転数を下げ2番地手前でモ
ータの電源を切っている。
本方針を採用する事により、機構部に特に高価な部品を
使わず、簡単な機構で、十分使用出来る。
本装置は使用例1〜5共にカートリッジの出方信号をミ
ューティングする機構を有している。
ミューティングはアームリフター11が上がっている時
、及びアームがレスト位置にある時にミューティングが
働くようにする。
本装置はレスト台12以外ではレコード上以外には絶対
アームが下りないので、ミューティングもレコード上以
外つまり演奏中以外は必ずミューティングが働らいてい
る。
次に、以前の説明に無かった、キーの動作について第1
図に従い、説明する。
ストップ:使用例1〜5のいずれで動作している時でも
ストップキー匿8を押すとアームリフター11が上がり
アームがレスト位置へもどり、ターンテーブル駆動用モ
ータが切れる。
クリア:使用例1又は2においてバンド又は番地をメモ
リに記憶させた後、メモリの内容に誤りが有り、修正す
る時にクリアキー(C)を押すと、メモリの内容が消え
る。
スキップ二使用例1又は2において演奏中にスキップキ
ー匝幻を押すと、次の曲順へ飛び、演奏を始める。
リピート:使用例1又は2においてリピートキー壮を演
奏中に押すと、今演奏中の曲が終ると再度同じ曲を一度
だけ演奏する。
ポーズ:使用例1〜5において演奏中のポーズキー檜を
押すとアームリフター11が上がる。
再度押すとアームが下がり同じ個所より演奏を再開する
45.33:使用例1〜4においては、曲間検出器1が
、曲間1を検出した番地よりレコードのサイズを判断し
、30CrrL125cIIlのレコードの場合は、タ
ーンチーフルの回転数を33 rpmに、又17CIr
Lレコードの時は45 rpm に自動的に切替えてい
る。
しかし、特別なレコードとして、30CrfL及び25
crfLのレコードで45 rpm 117αレコード
で33rpmのレコードも有するので、この時は45.
33のボタンを押す事により、30crrL及び25C
rrLレコードは45rpm。
17crrLレコードは33 rpmで回転するように
なる。
尚使用例5の時は、常に33 rpm で回転するので
、45rpmにする時に45.33のボタンを押す。
上記実施例にあって、トーンアーム2が回転する場合に
ついて説明したが、トーンアームとしてこのような回転
ではなくて、レコード盤の半径方向にのみ移動するよう
なものの、即ちリニアトラッキングアームのように直線
状に並行移動するアームもあり、例えばオーディオ用や
ビデオディスク用のプレーヤ装置等に組込まれているも
のがあるが、このような移動距離の座標位置を番地とし
ても実施できるのは勿論のことであり、上側に限定され
るものではないのは理解されよう。
なお、上記実施例にあって、プレーヤ装置に心得である
ターンテーブル、ターンテーブル駆動モーター等の必要
構成はすべて設けられているが、ここではその説明は省
略する。
本発明は如上のように構成されるものであるから、トー
ンアームのカートリッジを指定したバンドの初の位置に
正確に導入することができる優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプレーヤ装置の実施例における平面図
を、第2図は同上のトーンアームの駆動機構の概略構成
図を、第3図は同上の電気回路の概略図を、第4図は同
上の電気回路の部分構成図を、第5図はレコード盤の上
面図をそれぞれ示し、第6図乃至第9図は同上の電気回
路の動作を説明するフローチャートをそれぞれ示してい
る。 1は曲間検出器、2はトーンアーム、3はトーンアーム
回転角検出器、9はアーム制御部、10は制御回路、1
2はキーボード、14はターンテーブル駆動モータ、1
5は表示部、Nはキ一群である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トーンアームのレスト位置からレコード盤の最内周
    の位置を複数番地に区画しておいて上記トーンアームの
    移動に従ってそのトーンアームの現在位置の番地情報を
    位置検出手段にて遂次読取るものにおいて、演奏したい
    バンドの番号をキー指定する置数キーと、この置数キー
    で入力されたバンドの番号を記憶する第1のメモリーと
    、上記トーンアームの移動に従って上記レコード盤上の
    曲間な検出する曲間検出器と、スタート操作に従って上
    記トーンアームを上記レスト位置から最内周の位置まで
    移動させると共に斯る最内周の位置からレスト位置方向
    に復動させるトーンアーム駆動手段と、上記トーンアー
    ムが上記レスト位置から最内周の位置に移動する間に上
    記位置検出手段と曲間検出器の作動に従って上記第1の
    メモリーに記憶された指定バンドの初の番地情報を得て
    記憶する第2のメモリーと、上記トーンアームが上記最
    内周の位置からレスト位置方向に復動する間、上記位置
    検出手段より読取られるトーンアームの現在位置の番地
    情報と上記第2のメモリーに記憶した指定バンドの初の
    番地情報とを比較し両者が一致すると上記トーンアーム
    駆動手段をして上記トーンアームの復動を止め上記トー
    ンアームを上記指定バンドの初の番地の位置へ導入させ
    る手段とより成るプレーヤ装置。
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