JPS59898B2 - プレ−ヤ装置 - Google Patents

プレ−ヤ装置

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JPS59898B2
JPS59898B2 JP9750378A JP9750378A JPS59898B2 JP S59898 B2 JPS59898 B2 JP S59898B2 JP 9750378 A JP9750378 A JP 9750378A JP 9750378 A JP9750378 A JP 9750378A JP S59898 B2 JPS59898 B2 JP S59898B2
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JP
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arm
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tone arm
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song
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JP9750378A
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重樹 「つじ」
広道 汐崎
栄次 山崎
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プレーヤ装置、特にレコードの演奏範囲を任
意に選択しうるプレーヤ装置に関する。
従来、複数の曲が録音されているレコードにおいて、任
意の曲順で演奏しうるようにしたプレーヤ装置は知られ
ている。しかしながら、これはカートリッジの中に発光
部及びレコード盤からの反射光を受ける受光器からなる
曲間検出器を具有し、モータからトーンアームヘの動力
の伝達をクラッチで制御することによりトーンアームを
回転ざせ且つ曲間検出器で曲間の数をカウントして指定
された曲の初の曲間を検出するとトーンアームの回転を
止め、トーンアームを下降させるように構成している。
このものにあつては曲間を検出してトーンアームの回転
を制御することになるため、曲間ではない任意の位置よ
り演奏開始及び終了が出来ないという問題があり、そし
てトーンアームの回転を止める位置を予め知ることが出
来ないので曲間検出器がトーンアームの止まるべき位置
(曲間)を検出すると瞬間的にトーンアームの回転を止
めなくてはならず機構が複雑になり勝ちであるという問
題もある。
本発明はこのような問題点、特にトーンアームの移動の
問題点を改善しうるプレーヤ装置の提供を目的とするも
のであつて、トーンアームの移動範囲に含まれる位置情
報例えばトーンアームの回転角を検出することにより、
この位置情報例えば回転角のうち使用者が任意に設定し
た値即ちこの任意に設定した値に対応するレコード盤上
の位置で演奏の開始が可能なようにしたプレーヤにあつ
て、任意に設定した値即ちトーンアームの移動例えば回
転を止める位置を予め知ることができるので、その一定
間隔手前にてトーンアームの回転駆動用モータの電源を
切り、トーンアームの慣性による回転移動を考慮するこ
とにより、簡単な機構でトーンアームを任意に設定した
位置、目的位置に正確に止めるようにした事を特徴とす
るものである。
以下に、本発明のプレーヤ装置の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明のプレーヤ装置の実施例における平面図
を、第2図は同上のトーンアームの1駆動機構の概略構
成図を、第3図は同上の電気回路の概略図を、第4図は
同上の電気回路の部分構成図を、第5図はレコード盤の
上面図を、それぞれ示している。
曲間検出器1はトーンアーム2にカートリツジの横に位
置するよう設けられており、光源から照射されレコード
盤で反射した光を受光素子で受け、これを電気回路で処
理するようにされており、曲間検出器1がレコード盤上
の録音されている比較的高密度の溝(音溝)を有する帯
域に対向している時は電気回路より信号が出ないで、逆
に比較的低密度の溝を有する帯域に対向している時は電
気回路より信号S1が出るように構成している。
トーンアーム2の位置情報例えばここではトーンアーム
2の回転角を検出するトーンアーム回転角検出器3は、
概路次のように構成されている。光源4と受光素子5の
間に、固定スリツト板6及びトーンアーム回転軸7に固
定されトーンアーム2の回転に伴つて回転する可動スリ
ツト板8とを設け、光源4からの光が固定スリツト板6
のスリツト及び可動スリツト板8のスリツトを通つて受
光素子5,5に受光されるようになし、可動スリツト板
8の回転につれて受光素子5の受光量が増減するので、
この増減に応じて後述の制御回路でトーンアーム2の回
転角即ちトーンアーム2の位置情報を示す信号S2を得
るようにしている。そして受光素子5,5に得られる受
光量の増減がトーンアームの回転方向(レコード盤の内
周方向又は外周方向)により所定の位相差があるように
、固定スリツト板6のスリツトを設けていることにより
、受光素子5,5に得られる受光量の増減の位相差を後
述の制御回路で判定して、トーンアーム2の回転方向即
ち右方向(内周方向)又は左方向(外周方向)の信号S
3を得るようにしている。なお、このトーンアーム回転
角検出器3の更に詳細については、昭和52年4月19
日提出特許出願「トーンアーム回転検出装置」を参照さ
れ度い。アーム制御部9は、モータ、クラツチ、ギヤ、
ベル等で構成されていて、制御回路10よりの信号に応
じて、アームリフター11の上方向又は下方向への移動
更にはトーンアーム2の右方向又は左方向への移動が制
御されるよう構成されているが、この構成の詳細が要旨
でないので、省略することとする。又アームリプタ11
の上下に応答してアームリフター上昇を検出する信号S
4,アームリフター下降を検出する信号S,が得られる
ようにスイツチ手段にて構成している。又レスト台12
にトーンアーム2が位置しているか否かに応答する信号
S6が得られるようスイツチ手段にて構成している。制
御回路10は、キーボード13上に設けられた各種キー
の操作により入力される信号群S1曲間検出器1、トー
ンアーム回転角検出器3等から入力される信号S,乃至
S6を適宜処理してターンテーブル1駆動用モータ14
制御用の信号、上記アーム制御部9の制御用の信号、表
示部15の制御用の信号を出力するものであつて、例え
ば第4図に示すマイクロプロセツサにより構成すること
ができる。
即ち、上記信号S,乃至S6信号群Sがインターフエー
ス(ここではμPD8255が使用されている。)に入
力され、これに結合されたCPU(ここではμPD8O
8OAが使用されている)、更にはCPUに結合された
ROM及びRAMを備えており、インターフエースから
代表的にはトーンアーム右方向回転信号SlOl同左方
向回転信号S1ぃアームリフター11の回転用信号S,
2、ターンテーブル13の回転用信号(例えば45回転
)S,3、動作表示用信号Sl4を出力する。トーンア
ーム2の移動範囲即ちトーンアーム2がレスト台12に
ある位置よりその先端のカートリツジがレコード盤の最
内周に至る位置迄を、例えば1000等分しその区分さ
れた各位置を番地と呼び、一例としてトーンアーム2が
レスト台12にある位置をO番地、レコード盤の最内周
に対応する位置を1000番地となるように決めること
ができ、上記トーンアーム回転角検出器3よりの信号S
2及びS3が入力される制御回路10では、トーンアー
ム2の現在位置に対応する番地信号を得る。レコード盤
は、第5図に示すように、例えばレコードの録音されて
いる比較的高密度の溝を有するバンドがあり、最外周の
ものよりバンド1、バンド2、・・・・・・と呼ぶこと
とし、又バンド1の外側の帯域、各バンド1,2,・・
・・・・側の帯域、最終バンド4の内側の帯域をそれぞ
れ曲間1、曲間2・・・・・・と呼ぶことにする。特に
上記制御回路10は、更に詳細には、第6図乃至第9図
に示すフローチヤートの動作が実行されるように構成さ
れている。
キーボード13上のスタートキーSTを操作してスター
トすると、ROMに書き込まれているプログラムに従つ
てCPUがRAM中に設定されているメモリA,B,C
,Dの内容を消去する。
なおトーンアーム2はレスト台12にあるものとする。
キーボード13に設けられた置数キー群N、クリア用の
キーC1バンド指定用のキーM、番地指定用のキーF1
オールキーA、スキツプキ一SK、リピートキーRの操
作による信号をCPUがインターフエースを通して読取
り、キー群N、キーM1キーFが押されている時はキー
群Nの場合対応する数を一旦RAMに入れ書き込み旦つ
表示部15で表示するが、特に番地指定の時即ちキー群
NとキーFの組合の場合はキー群Nの押されているもの
の数がRAM中のメモリCに入力され旦つ表示部15の
番地部15Cへ表示され、バンド指定の時即ちキー群N
とキーMの組合の場合はキー群Nの押されているものの
数がRAM中のメモリAに入力され且表示部15のバン
ド部15Bに表示される。なお、第1番目の指定の時に
は表示部15の曲順部15Aに01.第2番目の指定の
時には02,・・・・・・と表示される。キーC1オー
ルキーA1スタートキーSTの時は、それぞれのアドレ
スへ飛ぶ。
信号S,、乃至S6の入力を処理し、CPUがインター
フエースを通してアーム制御部9へ信号を出力すること
によりトーンアーム2を制御し、トーンアーム2を右方
向へ回転させるための出力を1し、即ちアーム右方向回
転信号SlOでもつてトーンアーム2が右方向へ回転さ
れることになる。
アーム回転角検出器3からの信号S2,S3をインター
フエースを通して読みとり、トーンアーム2の現在番地
をCPUで計算して得る。又曲間検出器1からの信号S
1をインターフエースを通して読み取り、レコード盤の
最外周で出る信号S1と、トーンアーム2の現在番地と
からレコード盤サイズを判定して17?のレコードの時
はインターフエースを通して45回転信号に相当する出
力”1”し、即ち信号Sl5を得45回転動作状態とな
る。
なおレコード盤サイズが30?の時は33回転動作状態
であるのは勿論である。その後も上記と同様、トーンア
ームの現在番地の読み取りが継続さ法そして曲間検出器
1から曲間に得られる信号S1をトーンアームの現在番
地と対応させて、曲間の位置番地としてRAMのメモリ
Bに書込む。そして、読み取るトーンアーム2の現在番
地により、トーンアーム2がレコード盤の最内周迄移動
したか否かをCPUが判断して否の時は上記のレコード
盤サイズの判断後の動作を繰返し、最内周迄移動した時
は、CPUがインターフエースを通して信号SlOをO
にする。
次に、RAMのメモリAに指定されたバンドの初と終の
番地をメモリBより読み出し、指定された曲順に従いR
AMのメモリCに書き込まれる。
書き込みがすべて完了すると、R,AMの中に設定され
ているメモリCの演奏する曲(2曲目以後は次に演奏す
る曲)の初の番地をCPUに読み出す。この読み出した
番地がトーンアーム2の現在位置の番地よりレコード盤
の内周寄りの番地の時、アーム右方向回転信号SlOを
出し、トーンアーム2の現在位置の番地が、読み出した
番地より一定番地(例えば1番地)小さい番地となつた
時、アーム右方向回転信号SlOが切れ、トーンアーム
2の回転駆動力がなくなり、トーンアーム2の慣性によ
り読み出された番地に正確に止まる。
また読み出された番地がトーンアーム2の現在位置の番
地よりレコード盤の外周寄りの番地の時アーム左方向回
転信号Sllを出し、トーンアーム2の現在位置の番地
が、読み出した番地より一定番地(例えば1番地)大き
い番地となつた時、アーム左方向回転信号S,lが切れ
、回転1駆動が停止しトーンアーム2の慣性により読み
出された番地に正確に止まる。
次いでアームリフター用信号Sl2に応じてトーンアー
ム2が降ろされて、演奏状態に入る。
キーボード12のポーズキーP、ストツプキ一SPlス
キツプキ一SKlり゛ビードキーRが押されているか否
かの信号に応じて、押されている場合の信号があればそ
れぞれのアドレスへ飛ぶ。リピートキーRが押された時
は型の中の設定されたリピート用のフラグ(メモリ)を
1゛゜にする。
RAM中のメモリCに入つている現在演奏中の曲の終の
番地とトーンアーム2の現在番地とを比較して一致する
迄、上記キー(P,SP,SK,R)の読取を繰返し、
一致するとアームリフター用信号Sl2に応じてトーン
アームを上げる。
なお、スキツプキ一SKが押された時は、即座にトーン
アームを上げ、演奏を飛ばすことになる。次いで、上記
リピート用のプラグが1か否かを判断し、プラグがOの
時はメモリCの次の演奏する曲の初の番地を読み出し、
前記に従つた動作を実行し、これを繰り返えし最終的に
次に演奏する曲の初の番地が無くなれば、インターフエ
ースからの出力(アーム左方向回転信号S,,)でトー
ンアーム2は左方向に回転しレスト台12の位置まで戻
るとCPUがインターフエースを通してアームレスト位
置検出信号S6が1となつた事を読取り、アームリフタ
ー用回転信号Sl4に応じてトーンアーム2の回転を止
め、トーンアーム2は演奏前の状態レスト台12に戻る
。リピートのプラグが11の時は、メモリCの上記演奏
していた同じ曲の初の番地を再度読み出してリピートの
プラグをOにして、上記読み出した番地とトーンアーム
2の現在位置を比較する動作に入り、以後前記に従つた
動作を実行する。
オールキーAが押されている時は第7図に示すフローチ
ヤートの実行用のアドレスに飛ぶ。この場合、上記と同
様、トーンアーム2の右回転、トーンアーム2の現在番
地読取、レコードサイズの判断を順次実行等し、1曲目
の初の番地へトーンアームを降下して、演奏に入る。次
いで、キーの読取、番地読取、レコードの最内周(レコ
ードの最内周の番地)か否かを判断し、最内周でなけれ
ば、上記キーの読取へ戻り、最内周であればトーンアー
ム2を上げる。なおキー読取にあつて、ストツプキ一S
Pが読取られた時は、即座にトーンアーム2を上げる。
上げられたトーンアーム2は左回転しレスト台12の位
置迄戻ると回転を止められ、レスト台12に止る。又、
スライダキーSが押されている時は、第8図に示すフロ
ーチヤートの実行用アドレスへと飛ぶ。上記と同様に、
アーム右回転、番地読取、レコード盤の最外周検出しレ
コード盤の判断と回転数指定し、アーム右方向回転信号
SlOによるアーム右回転(トーンアーム2の右回転)
が行なわれ、キーの読取に応じてスライダーキーSに押
されたか否かを判断し、押されていない時は、再びキー
の読取に入り、押されている時は、トーンアーム2の回
転を止めてトーンアーム2を下ろし、第7図中のキー読
取に入る。
又、ポーズキーPが押されている時は第9図に示すフロ
ーチヤートを実行するアドレスへ飛ぶ。トーンアーム2
を上げるキーの読取を実行し、CPUがインターフエー
スを通じての読取に応じてポーズキーPが押されたか否
かを判断して、押されていない時は再び上記キーの読取
に入り、押されている時はトーンアーム2を下ろし、上
記第6図に示す、メモリCの現在演奏中の曲の終の番地
に合つた判断に入る。
なお、第6図乃至第9図にあつて、トーンアームはアー
ムと略記し、関連する所についてはローマ字を○印で囲
んで連続していることを示している。
上記動作例は次の通りである。
使用例 1 (バンド指定の場合) 最初にバンド3を開き、次にバンド5を2回聞く時の例
なお、キーボード上のキーについては該当キーの記号を
?印で囲つた表示をする。
まずパワースイツチPを入れキー3を押し、次にキーM
を押す、そうすると表示部15の曲順部15A(以下「
曲順」という。
)に「01」バンド部15B(以下「バンド」という。
)に「03」が表示されると共に制御回路10の内のメ
モリ(4)即ちRAMのメモリAの中の「曲順1」の部
分にバンド「3」が記憶される。、次にキー群Nのキー
(5)・キーと押すと「曲j』に「02」,「バンド」
に[05」が表示されてメモリ(,A)の中の「曲順2
」の部分にバンド「5]が記憶される更にキー(5)と
押すと曲順に「03」、「バンド」に「05」が表示さ
れメモリ(A)の中の[曲順3」の部分にバンド「5」
が記憶される。
次にスタートキー区刃を押すと表示部の「曲順」に「0
L」、バンド「03」が表示されると共にアームリフタ
ー11が上がり、ターンテーブルが回転し次にトーンア
ーム2が右回転(レコードの内周方向へ移動)を行ない
、一度レコードの最内周までトレースする。
このトレース中に曲間検出器1とアーム回転角検出器3
が、レコ一ドの曲間のある位置を番地として読取り、曲
間検出器3とカートリツジの針先の位置のずれを補正し
た番地を制御回路10のメモリ(B)即ちRAMのメモ
リBに曲間1の番地より順次記憶していく、次に制御回
路10はメモリ(4)の曲順1にバンド「3]が記憶さ
れているので、バンド「3」の初めの番地、つまり曲間
3の番地、例えば325をメモl月C)即ちRAMのメ
モリCの「曲順1の初」の部分に入れ、次にバンド3の
終りの番地、つま曲間4の番地例えば388をメモリ(
C)の「曲順1の終」の部分に入れる。同様にメモリ(
C)の「曲順2の初」の部分には、「曲間5」の番地が
入り、曲順2の終」の部分には「曲間6」の番地が入り
、「曲順3の初」の部分には「曲間5]の番地が入り「
曲順3の終」の部分には「曲間6」の番地が入る。曲順
4はボタンが押されていないので「曲順4の初」の部分
には番地が入らない。次に制御回路10は、トーンアー
ム2(以下単にアームという。
)の現在番地と「曲順1の初」の番地とを比較する。今
アームはレコードの最内周で止まつているので1000
番地に有り、「曲順1の初」には325番地が入つてい
るのでアームの現在番地の方が数字として大きいので、
アームを左方向回転させる。左回転にともないアームの
現在番地は、段々小さくなり(325+1)番地に達す
るとアームの回転を止め、アームリフター11を下ろす
事によりカートリツジがレコード上に下リバンド3の初
の部分より演奏が初まる。カートリツジがレコード上に
下りる事により、アームは徐々に右回転を初め、アーム
の現在番地も徐々に増加して行く、制御回路10は次に
メモリ(Oの「曲順1の終」の番地、つまり388とア
ームの現在番地を常に比較している。アームがバンド3
の演奏を終り、「曲間4」に入ると、アームの現在番地
が388になり、「曲順1の終」の番地と合う為、アー
ムリフター11を上げる。
そして表示部15の「曲順」に「02」「バンド」に「
05」を表示する。次にアームの現在番地と「曲順2の
初」の番地を比較してアームの現在番地が大きければア
ームを左回転、小さければアームを右回転させ且つ比較
番地の差が1番地となつたところでアーム回転駆動用モ
ー各「を止め、番地が合つたところでアームリフター1
1を下ろす。
同様の事を繰返し、「曲順2の終」の番地になるとアー
ムを上げ表示部の曲順に「03−]、1−バンド」に「
05」を表示し、「曲順3の初」の番地へアームを移動
し下ろす。
又、「曲順3の終」の番地でアームを上げる、次に「曲
順4の初」の番地と比較するが、「曲順4の初」には番
地が入つていないので、この時は全ての演奏が終わつた
ものと判断して表示部15を全て消してアームはレスト
台12へもどり、ターンテーブル1駆動用モータの電源
も切る。尚、使用例1のバンド指定の場合では表示部1
5の「番地」は、アームがレコード上に下りている時の
み、アームの現在番地を表示している。尚、例えばバン
ド2の後にバンド3を演奏するように連続したバンドを
演奏する様に指定された時は、バンド2の終りでアーム
は上がることなく連続してバンド3を演奏するように制
御回路10で考慮されている。
使用例 2 (番地指定の場合) レコードの中には曲間の無いレコードも多く有る。
クラシツク音楽等において、第一楽章、第二楽章、第三
楽章等が連続して録音されている2の中の第二楽章のみ
を演奏を始めたい時、又、曲間のない場所、より演奏を
始めたい時等に用いる。使用方法としては、レコード演
奏中に曲間で無い場所より聞きたい部分があれば、その
部分(例えば第二楽章の部分)の初の番地と、終の番地
を表示部15の番地より読取り記録しておく、例えば5
00番地より600番地までと、700番地より800
番地までを演奏する場合、順次キー(5)回月月を押す
と、表示部15の「曲順」に「旧]、[バンド」に「F
」番地部15C(以下「番地」という。)に「500」
が表示されメモリ(Oの「曲順1の初」の部分に500
番地が記憶される。次にキー6[0]6(8)を押すと
表示部15の「曲順」に「01」、「バンド]に「6」
、「番地」に「600」が表示され、メモリ(Oの「曲
順1の終」の部分に600番地が記憶される。次にキー
(7)6回榎と押すと表示部15の「曲順」に「02]
、「バンド」に「F」、「番地」に[700」が表示さ
れ、メモリ(Oの「曲順2の初」の部分に700番地が
記憶される。次にキー(3)66Eと押すと表示部15
の「曲順」に[02]「バンド」に「B」、「番地」に
「800]が表示され、メモ旧C)の「曲順2の終」の
部分に800番地が記憶される。次にキー[鳥0を押す
と「曲順」に「01」、が表示され「バンド」、「番地
」の表示は消える。そしてアームリフター11が上がり
ターンテーブルが回転し、アームがレコードの最内周ま
で移動して止まり、制御回路10で、メモリ(C)の「
曲順1の初」の番地500とアームの現在番地を比較し
てアームを回転させる。以後の動作に関しては、「バン
ド]に表示がされない以外は、使用例1と全く同じであ
る。尚使用例1と使用例2を合せて使用出来るように、
制御回路10は考慮されている。
又、最初にアームが最内周まで移動した時に曲間検出器
1により曲間1の番地を検出しているので、メモリ(C
)に入つている番地が曲間1の番地より小さい時は、そ
の番地にアームが下りない様制御回路10で判断してい
る。
使用例 3 (全曲演奏の場合) レコードを最初から録音されている順序に従つて演奏す
る時に用いるオールキー囚を押すと、表示部15の[曲
順」と「バンド」の部分にALLの文字が表示され、ア
ームリフター11が上がりターンテーブルが回転し、ア
ームがレコードの最内周まで移動して止まり、曲間検出
器1で検出し曲間検出器1とカートリツジの針先の位置
ずれを補正した、曲間1の番地をメモリCの「曲順1の
初]の部分へ入れ、「曲順1の終」の部分にそのレコー
ドの最後の曲間の補正した番地を入れる。
以後の動作は表示部の「曲順」と「バンド」の部分にA
LLの文字が常に表示されている以外は使用例1と全く
同じである。使用例 4 (マニユアル操作の場合) ポーズキーEを押すとアームリフターが上がるので、手
でアームをレスト台の位置より離すとターンテーブルが
回転する演奏を始めたい個所の上でアームを置き、再度
ポーズキーEを押すとアームリフター11が下りて演奏
を開始する。
そして表示部の「番地」にアームの現在番地が表示され
る。尚、使用例4においてアームがレコードの最内周に
移動すると、制御回路10の働きでアームは自動的にレ
スト台12へもどり、ターンテーブル駆動モータの電源
が切れる。
又、使用例1〜3においてメモリ(Oの番地の1番地手
前でアームの回転を止めているのは、アームやモーター
の慣性で、アームが目的の番地より行きすぎて止まるの
を防ぐためである。
本方針を採用する事により、機構部に特に高価な部品を
使わず、簡単な機構で、十分使用出来る。本装置は使用
例1〜5共にカートリツジの出力信号をミユーテイング
する機構を有している。
ミユーテイングはアームリフター11が上がつている時
、及びアームがレスト位置にある時にミユーテイングが
働くようにする、本装置はレスト台12以外ではレコー
ド上以外には絶対アームが下りないので、ミユーテイン
グもレコード上以外つまり演奏中以外は必ずミユーテイ
ングが働らいている。次に、以前の説明に無かつたキー
の動作について第1図に従い説明する。
ストツプ:使用例1〜5のいずれで動作している時でも
ストツプキ一[[司を押すとアームリフター11が上が
りアームがレスト位置へもどり、ターンテーブル,駆動
用モータが切れる。
クリア:使用例1又は2においてバンド又は番地をメモ
リに記憶させた後、メモリの内容に誤りがあり、修正す
る時にクリアキー(6)を押すと、メモリの内容が消え
る。
スキツプ:使用例1又は2において演奏中にスキツプキ
一団を押すと、次の曲順へ飛び、演奏を始める。
リピート:使用例1又は2においてリピートキーを演奏
中に押すと、今演奏中の曲が終ると再度同じ曲を一度だ
け演奏する。
Oポーズ:使用例1〜5において演奏中にポーズキーP
を押すとアームリフター11が上がる、再度押すとアー
ムが下がり同じ個所より演奏を再開する。
033!使用例1〜4においては、曲間検出器\45゛
1が、曲間1を検出した番地よりレコードのサイズを判
断し、30C:r!Ll25CTILレコードの場合は
、ターンテーブルの回転数を33rp1に又17礪レコ
ードの時は45rp1に自動的に切替えている。
しかし、特別なレコードとして、30cm及び25cT
nレコードで45fP17?レコードで33rp1のレ
コードも有るので、この時は丸ハのボタンを押すことに
より30(1771及び25(7rLレコードは45r
Pm117CTfLレコードでは33rp?で回転する
ようになる。尚使用例5の時は、常に33rp1で回転
するので、45rpIにする時に丸C】のボタンを押す
。上記実施例にあつて、トーンアーム2が回転する場合
について説明したが、トーンアームとしてこのような回
転ではなくて、レコード盤の半径方向にのみ移動するよ
うなものがあるが、このような移動距離の座標位置を番
地としても実施できるのは勿論のことであり、上例に限
定されるものではないのは理解されよう。
なお、上記実施例にあつて、プレーヤ装置に必得である
ターンテーブル、ターンテーブル駆動モーター等の必要
構成はすべて設けられているが、ここではその説明は省
略する。
上述のように本発明のプレーヤ装置ではトーンアームの
1駆動力を導入したい指定位置の一定間隔手前で切りそ
の後は慣性でトーンアームを指定位置又はその略々近く
に移動させ導入するものであるから、トーンアームを指
定位置で急激に止めることがなく、従つて、トーンアー
ム及びその駆動系に無理な力が掛つてこわれると言うよ
うな懸念が全く無い優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプレーヤ装置の実施例における平面図
を、第2図は同上のトーンアームの駆動機構の概略構成
図を、第3図は同上の電気回路の概略図を、第4図は同
上の電気回路の部分構成図を、第5図はレコード盤の上
面図をそれぞれ示し第6図乃至第8図は同上の電気回路
の動作を説明するフローチヤートをそれぞれ示している
。 1は曲間検出器、2はトーンアーム、3はトーンアーム
回転角検出器、9はアーム制御部、10は制御回路、1
2はキーボード、14はターンテーブル駆動モータ、1
5は表示部、Nはキー群である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トーンアームの所定移動範囲内であつて、複数に区
    画された各位置のいずれかに現述位置が対応するかを読
    取るトーンアームの位置検出手段を含み、指定手段によ
    り任意に指定された内容に相応して上記位置検出手段の
    出力に応じてトーンアームを導入するよう制御するプレ
    ーヤ装置にあつて、トーンアームを指定された内容であ
    る位置より或る一定間隔手前でトーンアームの移動のた
    めの駆動を止める手段を具備し、かつ上記トーンアーム
    は移動のための駆動を止められると慣性で上記一定間隔
    移動される構成としたことを特徴とするプレーヤ装置。
JP9750378A 1978-08-09 1978-08-09 プレ−ヤ装置 Expired JPS59898B2 (ja)

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JPS6224402A (ja) * 1986-04-04 1987-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd レコ−ドプレヤ−

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JPS5525828A (en) 1980-02-23

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