JPS5851191B2 - 熱交換炉を備えたトンネル炉 - Google Patents

熱交換炉を備えたトンネル炉

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Publication number
JPS5851191B2
JPS5851191B2 JP54105243A JP10524379A JPS5851191B2 JP S5851191 B2 JPS5851191 B2 JP S5851191B2 JP 54105243 A JP54105243 A JP 54105243A JP 10524379 A JP10524379 A JP 10524379A JP S5851191 B2 JPS5851191 B2 JP S5851191B2
Authority
JP
Japan
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furnace
tunnel
fired
heat exchange
objects
Prior art date
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Expired
Application number
JP54105243A
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English (en)
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JPS5630578A (en
Inventor
一平治 加藤
彪 岩月
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Takasago Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Industry Co Ltd filed Critical Takasago Industry Co Ltd
Priority to JP54105243A priority Critical patent/JPS5851191B2/ja
Publication of JPS5630578A publication Critical patent/JPS5630578A/ja
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  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、熱交換炉とこれを利用したトンネル炉に関
する。
従来、トンネル炉には各種のものがあり、その構造も多
様であるが、これら従前のものには、そのいずれも共通
した次のような欠点がある。
(1)炉内で焼成されたのち、移動体(例えば台車など
)と\もに該炉内から炉外に送り出される被焼成体や上
記移動体には、炉内で蓄熱された予想以上多量の保有熱
(使用燐量の約5〜10咎程度とされている。
)があるがこのような保有熱はそのほとんどが炉外にお
ける大気中に持ち去られてしまっており、はなはだ不経
済で省エネルギ一時代にふされしくないものとなってい
る。
(2)トンネル炉のなかには、炉内の余熱を利用した乾
燥帯、予熱帯などを炉内に設けたものもあるが、このよ
うなトンネル炉にあっても焼成後炉外に送り出された被
焼成体や移動体には、前項記載とはゾ同じような多量の
保有熱がある。
そこで、この発明は従前のものに関し生じている上記し
た欠点を、きわめて簡易且つ有効に改良することを目的
とし、これに成功したものであって、この発明を先ずそ
の要旨について説明すると次のとおりである。
即ち、この発明は、炉体が横長いトンネル状のものにな
っていて、この炉内にその長手方向にそい、焼成を終了
した被焼成体と、未焼成の被焼成体とが夫々別々に移動
体もしくはコンベヤローラを介して互いに逆方向に通過
する二条の通路が左右に並列して設けられており、かつ
、炉体の適当な位置に、被焼成体の積みおろし用の空間
部が設けられている熱交換炉と、被焼成体の移送方向が
互いに逆向きの2基のトンネル炉とが並列して設置され
ていて、該2基のトンネル炉と蒲記熱交換炉とが、夫々
長手方向の端部において、内部に被焼成体もしくは移動
体の横送り装置が設けられている連結用のトンネルで互
いに連結されていることを特徴とする熱交換炉を備えた
トンネル炉である。
上記したこの発明の要旨を更に明白にすると\もに、こ
の発明の構成と効果を具体的に説明するため、この発明
の実施例をあげ、図面を利用してこれを詳述すると次の
とおりである。
尚、下記実施例は台車式トンネル炉2基と熱交換炉1基
とを並夕1ルで設置した場合のものを例示したものであ
る。
尚又、この発明は下記実施例のものに限定されるもので
ないことは申すまでもない。
即ち、図において、Pは炉内を予熱帯1、焼成帯2、冷
却帯3とする横長い第1トンネル炉で、4はその入口、
そして5は出口である。
また、Qは上記した第1トンネル炉Pとは別体で、炉内
を予熱帯1a、焼成帯2a、冷却帯3aとする横長い第
2トンネル炉で、4aはその人口5aは出口である。
そして、上記トンネル炉P、Qは、夫々大きさと長さが
同じになっていて、互にその入口が反対位置にあるよう
に、つまり台車が互に逆の方向に走行するようにして並
列して設置されている。
そしてまた、Rは第2トンネル炉の炉外に、該トンネル
炉と平行して設置されている熱交換炉であって、この熱
交換炉は、炉体が横長いトンネル状を呈したものになっ
ていて、その長さが第2トンネル炉Qのそれと同一にな
っており、炉内にその長手方向にそい、台車Sを2金子
行して走行させることのできる2組のレールT、Taが
敷設されていると\もに、炉体の長手中央部にあたる位
置に、被焼成体の自動積みおろし装置Wが設けられてい
て、これにより炉体が右交換炉6と左交換炉7との二つ
に区分されており、上記した積みおろし装置Wと相俟っ
て夫々独立した炉内における熱交換ならびに被焼成体の
積みおろしく後述する。
)を行なうようになっている。
尚、8はレールT、Ta相互間に突設されている一連の
隔壁であって、この隔壁8の上端と炉内天井との間には
、熱交換用の空間部9が一連に設けられていると\もに
、この空間部9内には、熱交換用のファン10が適当な
間隔をおいて任意数設置されている。
尚又、図面に示す11は隔壁8面に開口されている熱交
換用の開口部を、同じく12は右交換炉6の外端を、同
じく12aは左交換炉7の外端を夫々表わしたものであ
る。
更に、13は第1トンネル炉Pの出口5と、第2トンネ
ル炉Qの入口4aと、右交換炉6の外端12とを連結す
る連結用のトンネルであると\もに、13aは第1トン
ネル炉Pの入口4と、第2トンネル炉Qの出口5aと、
左交換炉7の外端12aとを連結する連結用のトンネル
であって、上記両トンネル13,133内には、いずれ
も台車の横送り装置(以下トラバーサと称する。
)(図示せず。
)が設置されている。そして更に、前記した熱交換炉R
における右交換炉6と左交換炉7の夫々炉内における熱
交換などについて説明すると、右交換炉6は第1トンネ
ル炉P内で焼成を終了した被焼成体Gが、台車Sと\も
にトンネル13内のトラバーサを介して該交換炉6内に
送りこまれ、そのレールT上を積みおろし装置Wに向っ
て走行し、積みおろし装置W位置に到達すると、該位置
で台車上の被焼成体Gは、未焼成の被焼成体Gaと移換
され、この移換が終ると、台車Sは未焼成の被焼成体G
aを乗載して左交換炉7内に送られ、トンネル13a内
を経て第1トンネル炉P内に送入されるようになってい
る。
また、左交換炉7は第2トンネル炉Q内で焼成を終了し
た被焼成体Gが、台車Sと\もにトンネル13a内のト
ラバーサを介して該交換炉7内に送りこまれ、そのレー
ルTa上を積みおろし装置Wに向って走行し、積みおろ
し装置W位置に到達すると、該位置で台車上の被焼成体
Gは、未焼成の被焼成体Gaと移換され、この移換が終
ると台車Sは未焼成の被焼成体Gを乗載して右交換炉6
内に送られ、トンネル13内を経て第2トンネル炉Q内
に送入されるようになっている。
尚、図面に示すUは第1トンネル炉Pの冷却帯3におけ
る余熱を第2トンネル炉Qの予熱帯1a内に送入するた
めの、同じ<Uaは第2トンネル炉Qの冷却帯3aにお
ける余熱を第1トンネル炉Pの予熱帯1内に送入するた
めの夫々余熱供給装置を表わしたものである。
以上のような熱交換炉ならびにこれを利用したトンネル
炉とすると、従前のトンネル炉などと比べ、次のような
優れた作用効果を具えたものとなる。
(1)両交換炉6,7内における各レールTa上a上に
は、焼成を完了した被焼成体Gを乗載している台車Sと
、未焼成の被焼成体Gaを乗載している台車Sとの両者
が存在するようになるので、炉内で放散される前者の保
有熱によって、後者が炉内で熱管理よく有効にカロ熱さ
れるようになるばかりでなく、焼成を完了した被焼成体
Gを乗載している台車Sは、夫々交換炉6.T内を経て
、被焼成体の積みおろし位置に到達すると、該位置に設
けられている自動積みおろし装置Wによって、すばやく
未焼成の被焼体Gaと積みかえが行なわれ引続き交換炉
内に送りこまれるので、焼成完了後における被焼成体や
台車について、従前のトンネル炉などに見られていたよ
うな保有熱の無駄がなく、省エネルギ一時代にふされし
いものとなる。
(2)両交換炉6,7ならびにトンネル13.13aの
設置によって、第1、第2トンネル炉P、Qにおける予
熱帯や冷却帯の長さを縮少することも可能となるので、
築炉上類る経済的且つ利用価値の大きなものとなる。
(3)両トンネル炉P、Qの冷却帯と予熱帯相互間に、
余熱供給装置U、Uaを設けたので、炉内の余熱を、熱
損失をすくなくしてこれを有効に利用することも可能と
なる。
上述の説明によって明白となるように、この発明によれ
ば、従前のものに関し生じていた既述の欠点が、きわめ
て簡易且つ効果的に改善され、省エネルギ一時代にふさ
れしいものとなるので、この発明によってもたらされる
実益は、けだし太きいものがあると申さねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による熱交換炉ならびにトンネル炉全
体の要部を表わした上視図で、第2図は第1図における
A−A線による垂直断面の拡大図である。 尚、図面中の主な符号について説明すると次のとおりで
ある。 P・・・・・・第1トンネル炉、Q・・・・・・第2ト
ンネル炉、4,4a・・・・・・入口、5,5a・・・
・・・出口、R・・・・・・熱交換炉、6・・・・・・
右交換炉、7・・・・・・左交換炉、T、Ta・・・・
・・レール、S・・・・・・台車、G・・・・・・焼成
を終了した被焼成体、Ga・・・・・・未焼成の被焼成
体、W・・・・・・被焼成体の自動積みおろし装置、1
3.13a・・・・・・トンネル、U、Ua・・・・・
・余熱供給装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炉体が横長いトンネル状のものになっていて、この
    炉内にその長手方向にそい、焼成を終了した被焼成体と
    、未焼成の被焼成体とが夫々別々に移動体もしくはコン
    ベヤローラを介して互いに逆方向に通過する二条の通路
    が左右に並列して設けられており、かつ、炉体の適当な
    位置に、被焼成体の積みおろし用の空間部が設けられて
    いる熱交換炉と、被焼成体の移送方向が互いに逆向きの
    2基のトンネル炉とが並列して設置されていて、該2基
    のトンネル炉と前記熱交換炉とが、夫々長手方向の端部
    において、内部に被焼成体もしくは移動体の横送り装置
    が設けられている連結用のトンネルで互いに連結されて
    いることを特徴とする熱交換炉を備えたトンネル炉。
JP54105243A 1979-08-17 1979-08-17 熱交換炉を備えたトンネル炉 Expired JPS5851191B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54105243A JPS5851191B2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 熱交換炉を備えたトンネル炉

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JP54105243A JPS5851191B2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 熱交換炉を備えたトンネル炉

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Publication Number Publication Date
JPS5630578A JPS5630578A (en) 1981-03-27
JPS5851191B2 true JPS5851191B2 (ja) 1983-11-15

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ID=14402204

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JP54105243A Expired JPS5851191B2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 熱交換炉を備えたトンネル炉

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4860006A (ja) * 1971-11-30 1973-08-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4860006A (ja) * 1971-11-30 1973-08-23

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JPS5630578A (en) 1981-03-27

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