JPS5812512B2 - 連続焼成炉 - Google Patents

連続焼成炉

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JPS5812512B2
JPS5812512B2 JP13333176A JP13333176A JPS5812512B2 JP S5812512 B2 JPS5812512 B2 JP S5812512B2 JP 13333176 A JP13333176 A JP 13333176A JP 13333176 A JP13333176 A JP 13333176A JP S5812512 B2 JPS5812512 B2 JP S5812512B2
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JP
Japan
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furnace
conveyor
fired
furnace body
track
Prior art date
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Expired
Application number
JP13333176A
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English (en)
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JPS5357211A (en
Inventor
小川鉄夫
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SHINEI KIKO KK
Original Assignee
SHINEI KIKO KK
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Publication date
Application filed by SHINEI KIKO KK filed Critical SHINEI KIKO KK
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Publication of JPS5357211A publication Critical patent/JPS5357211A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、炉体がその長手方向の一端を入口とし、他
端を出口とする横長のものになっている連続焼成炉(以
下単にトンネル炉と称する。
)の改良に関する。
従来、上記のようなトンネル炉には、そのいずれにも共
通して次のような欠点が生じている。
(1)炉体が横長いものであるため炉体設置の占積率が
大きく、このため、被焼成体の準備加熱(乾燥)装置や
、同じくいわゆる被焼成体の窯詰め装置、窯出し装置、
そして焼出したものゝ冷却装置などは、いずれもこれを
炉体とは別体にして夫々別々に設けなくてはならなくな
り、その設置には予想以上の不便を感じている。
(2)被焼成体の準備加熱(乾燥)を炉体の上方におい
てこれを行ないうるようにしたものもあるが、加熱した
ものを炉内に移載する装置に有効な装置が未だに開発さ
れていないため、かえって装置を複雑化したり、あるい
は人手を要したりする省力化時代にふさわしくないもの
となっている。
そこで、この発明は、従前のトンネル炉に関し生じてい
る上記した欠点を、きわめて簡易且つ有効に改良するこ
とを目的とし、これに成功したものであって、この発明
を先ずその要旨について説明すると次のとおりである。
即ち、この発明は、炉体がその長手方向の一端を入口と
し、他端を出口とする横長のものになっているトンネル
炉において、炉体の上方と同じく下方にあたる夫々炉体
の外方に、いずれも炉体の長手方向にそいコンベヤ用の
上行走路と下行走路とが設けられていて、一連の炉外コ
ンベヤが上記した上下両走路を連通して走行するように
なっていることを要旨とするトンネル炉である。
上記したこの発明の要旨において、炉体の上方と同じく
下方にあたる夫々炉体の外方に、いずれも炉体の長手方
向にそいコンベヤ用の上行走路と下行走路とが設けられ
ていて、一連の炉外コンベヤが上記した上下両走路を連
通して走行するようにしたのは、このようなトンネル炉
とすると、次のような優れた作用効果を具えたものとな
るからである。
(1)炉外コンベヤの走路上において、被焼成体の加熱
(乾燥)はもとより、被焼成体の炉内えの移載、炉内で
焼成された被焼成体の炉外えの移載ならびにその冷却、
そして被焼成体の炉外コンベヤえの積み卸しなどゝいっ
た諸工程が、走路に簡単な装置を付設するだけで一連の
工程として夫々自動的もしくは半自動的にこれを行なう
ことができるようになり、生産性が従前のものと比べ大
幅に向上するようになる。
(2)炉外コンベヤの走路が、炉体の上方と下方に夫々
炉体の長手方向にそって設けられているので、トンネル
炉の設置面積を有効に利用して、前記した諸工程の設備
が設けられるようになり、狭い工場などにあっては頷る
経済的で優れたトンネル炉装置となる。
尚、上記したこの発明の要旨を、更に明白にするとゝも
に、この発明の構成と効果を具体的に説明するため、こ
の発明によるトンネル炉の一実施例をあげ、図面を利用
してこれを説明すると次のとおりである。
尚、この発明は下記実施例のものに限定されるものでな
いことは申すまでもない。
即ち、1は横長いトンネル炉の炉体で、2は入口、そし
て3は出口であるとゝもに、4は炉内に敷設されている
ローラコンベヤである。
又、Pは炉体1の上方にその長手方向にそい該炉体と別
体にして設けられているコンベヤ用の上行走路であると
ゝもに、Qは同じく炉体1の下方にその長手方向にそっ
て設けられている下行走路で、更にRは上記した上行走
路Pのコンベヤ上行終点と下行走路Qの下行始点との間
に設けられているコンベヤ走路(以下搬入走路と称する
)であり、そして更にSは下行走路Qの下行終点と上行
走路Pの上行始点との間に設けられているコンベヤ走路
(以下搬出走路と称する。
)である。そして、5は一連のトロリーコンベヤ(以下
単にコンベヤとのみ称する。
)であって、このコンベヤ5は上行走路P、搬入走路R
、下行走路Q、そして搬出走路Sを上記した順に図示矢
印のごとく連通して走行するようになっているとゝもに
、コンベヤ5には被焼成体Wを上面に乗載してコンベヤ
とゝもに走行するハンガー6が互に適当な間隔をおき多
数取付けられている。
尚、上記したハンガー6の構造については後述する。
そして又、上行走路Pは断熱壁からなる一連の横長いト
ンネル7内に設けられていて、この走路Pをコンベヤ5
と5もに走行する被焼成体Wが、上記トンネル7内にお
いて、炉体1内の余熱を利用して加熱乾燥されるように
なっている。
尚、図面に示す8は上記したトンネル7と炉体1との間
に設けられている通気路であって、この通気路8を介し
、炉体1内の余熱がトンネル7内に送入されるようにな
っているとゝもに、この通気路8は炉体1とトンネル7
の他の部分にも適当数設けられている。
更に、搬入走路Rは、被焼成体Wが炉体1の入口2に接
近した位置を通過することができるようにその走路位置
が設けられていて、その炉体1の入口2に当面した位置
には、コンベヤ5上の被焼成体Wを炉体1のローラコン
ベヤ4上に移載する移載装置A(後述)が設けられてい
る。
更に又、搬出走路Sは、上記した搬入走路Rと同じよう
に、コンベヤ5の各ハンガー6が炉体1の出口3に接近
した位置を通過することができるようになっているとゝ
もに、該走路上の適当な位置において、被焼成体Wの冷
却と積み卸しができるようになっており、更にその炉体
1の出口3に当面するコンベヤの通過位置には、炉体1
内のローラコンベヤ4を介し炉内から搬出される被焼成
体Wを、該位置を通過するコンベヤ5のハンガー6上に
これを乗載させる乗載装置B(後述)が設けられている
次に、ハンガー6について説明すると、このハンガーは
第2図に示すように、歯間隔を大きくした両歯くし型の
本体9と支持体10とからなり、本体9の上面に被焼成
体Wを安定して乗載することができるようになっている
又、移載装置Aについて説明すると、この装置は、被焼
成体Wを受載する多数のコロ11と、プツシャー12、
そして充電管13とからなり、このうち、各コロ11は
炉体1の入口2に当面した搬入走路上に、いずれも互に
適当な間隔をおくとともに、夫々の上面が炉内のローラ
コンベヤ4のそれと同一水平線上にあり、且つ該位置を
通過するコンベヤ5の各ハンガー6が、いずれも被焼成
体Wのみをコロ群上面に残置して通過しうるようにして
夫々回転自在に取付けられており、同じくプツシャー1
2は、上記したコロ群上面に残置された被焼成体Wを、
炉内ローラコンベヤ4上面にこれを押送して該コンベヤ
上に移載しうるように、その設置位置を定めて設けられ
ている。
尚、光電管13は被焼成体Wがコロ群上面に残置された
ことを確認するとゝもに、プツシャー12に押送指令を
賦与しうるように、その位置が定められ設置されている
そして又、乗載装置Bについて説明すると、この装置は
、被焼成体Wを受載する多数のコロ14と、適当数の移
載用高速回転ローラ15、そしてストッパー16とから
なり、このうちコロ14は炉体1の出口3に当面した位
置に、既述した移載装置Aにおけるコロと同様にして搬
出走路S上に設けられているとゝもに、同じく移載用高
速回転ローラ15は第5図と第6図に示すごとく、炉内
のローラコンベヤ4と上記したコロ14間に併列して設
置されていて、該ローラコンベヤ4に連繋し増速プーリ
17を介し高速で回転するようになっており、これによ
りローラコンベヤ4上からこのローラ15上に被焼成体
Wが乗載されると、被焼成体Wを高速で搬送し、これを
コロ14群上に勢よく移載させるようになっている。
尚、ストッパー16は被焼成体Wの上記移載方向にあた
るコロ14群の外端部位置に、コロ14とは別体に設置
されていて、コロ14上に勢よく移載された被焼成体W
をコロ上の定位置に停止させることができるようになっ
ているとゝもに、この位置に定位した被焼成体Wが、第
5図に示すように、該位置を通過するコンベヤ5のハン
ガー6上に正しく乗載され、該コンベヤにより搬送され
るようになっている。
尚、図面に示すTは搬出走路Sの走路上に設けられた被
焼成体Wの冷却用走路を、同じくUは搬出走路Sの走路
上に設けられた被焼成体とりおろし位置を、そして同じ
くVは搬出走路Sの走路上に設けられた被焼成体乗載位
置を夫々表わしたものであって、炉体1の出口3で乗載
装置Bによりコンベヤ5のハンガー6上に乗載され搬出
走路S1上を該コンベヤ5とゝもに走行する被焼成体W
が、走行中上記した冷却走路Tにおいて冷却され、つい
でそのとりおろし位置Uにおいでハンガー6からとりお
ろされ、更に乗載位置■において、別の被焼成体Wがハ
ンガー6上に乗載されるようになつている。
以上のようなトンネル炉とすると、このトンネル炉は次
のような優れた作用効果を具えたものとなる。
(1)炉体1の上方にコンベヤ5の上行走路Pが、同じ
く下方にコンベヤ5の下行走路Qが夫々設けられていて
、被焼成体Wの加熱乾燥、炉内への搬入、焼成完了した
ものゝ炉外への搬出、そしてその冷却ならびにとりおろ
し、更に新たな被焼成体のコンベヤへの乗載などゝいっ
た各工程が、一連のコンベヤ5の走路上において夫々効
果的に行なうことができるので、炉体1を中心とした狭
い範囲内で上記した諸工程を行なうことが可能となり、
従前のものと比べ設備に要する占積率が大幅にすくなく
てすむようになるばかりでなく、従前のような複雑な附
帯設備も不要で人手もすくなくてすむので、頗る経済的
で省力化時代にふさわしいものとなる。
(2)被焼成体Wの加熱乾燥と炉内への搬入そして焼成
完了したものゝ炉内への搬出ならびに冷却の各工程を、
コンベヤ5の走路上において、一連の自動工程としてこ
れを有効且つ至便に行なうことができるので、従前のも
のと比べ生産性が大幅に向上するようになる。
尚、この発明において、コンベヤ、上行走路ならびに下
行走路、搬入、搬出両走路、移載装置そして乗載装置な
どの形状、構造などは、この発明の前記した目的と上記
した作用効果の達成される範囲内において、夫々適当に
定められてよいことは申すまでもない。
上述の説明によって明白となるように、この発明によれ
ば、従前のものに関し生じていた既述の欠点が、きわめ
て簡易且つ効果的に改善されるので、この発明によって
もたらされる実益は大きいと申さねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部分を切除してこの発明によるトンネル炉全
体の要部を表わした正面図、第2図は同じくハンガーの
要部を表わした拡大斜視図、第3図は同じく一部分を切
除して移載装置の要部を表わした拡大正面図、第4図は
同じくその上斜図、第5図は同じく一部分を切除して乗
載装置の要部を表わした拡大正面図、そして第6図は同
じくその上視図である。 尚、図面中の主な符号について説明すると次のとおりで
ある。 1・・・・・・炉体、2・・・・・・入口、3・・・・
・・出口、4・・....ローラコンベヤ、5・・・・
・・コンベヤ、P・・・・・・上行走路、Q・・・・・
・下行走路、R・・・・・・搬入走路、S・・・・・・
搬出走路、6・・・・・・ハンガー、W・・・・・・被
焼成体、A・・・・・・移載装置、B・・・・・・乗載
装置、T・・・・・・冷却用走路、U・・・・・・被焼
成体とりおろし位置、■・・・・・・被焼成体乗載位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炉体がその長手方向の一端を入口とし、他端を出口
    とする横長のものになっている連続焼成炉において、炉
    体の上方と同じく下方にあたる夫々炉体の外方に、いず
    れも炉体の長手方向にそいコンベヤ用の上行走路と下行
    走路とが設けられていて、一連の炉外コンベヤが上記し
    た上下両走路を連通して走行するようになっていること
    を特徴とする連続焼成炉。
JP13333176A 1976-11-05 1976-11-05 連続焼成炉 Expired JPS5812512B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13333176A JPS5812512B2 (ja) 1976-11-05 1976-11-05 連続焼成炉

Applications Claiming Priority (1)

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JP13333176A JPS5812512B2 (ja) 1976-11-05 1976-11-05 連続焼成炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5357211A JPS5357211A (en) 1978-05-24
JPS5812512B2 true JPS5812512B2 (ja) 1983-03-08

Family

ID=15102209

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13333176A Expired JPS5812512B2 (ja) 1976-11-05 1976-11-05 連続焼成炉

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