JPS5850977B2 - タンサンジアリ−ルノセイゾウホウホウ - Google Patents

タンサンジアリ−ルノセイゾウホウホウ

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JPS5850977B2
JPS5850977B2 JP50118315A JP11831575A JPS5850977B2 JP S5850977 B2 JPS5850977 B2 JP S5850977B2 JP 50118315 A JP50118315 A JP 50118315A JP 11831575 A JP11831575 A JP 11831575A JP S5850977 B2 JPS5850977 B2 JP S5850977B2
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phosgene
reaction
phenol
catalyst
aromatic
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クリム ハインリツヒ
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Bayer AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/02Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from phosgene or haloformates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、触媒量の芳香族複素環式塩基性窒素化合物の
存在における、塩化水素の脱離を伴なう芳香族モノヒド
ロキシ化合物とホスゲンの反応による炭酸ジアリールの
製造のための方法に関するものである。
炭酸ジアリールが、層境界ホスゲン化(ショツテン−バ
ウマン反応)により、芳香族ヒドロキシ化合物から取得
することができるということは公知である。
この反応において、溶剤およびカセイソーダの使用は、
ソーダがホスゲンの部分的鹸化を生じさせやすいという
理由で、悪影響を有している。
加つるに、反応中に生ずる多量の塩化ナトリウムは、流
出水の汚濁の問題を生じさせる。
それ故、アメリカ合衆国特許2,837,555号に従
って、触媒としてハロゲン化テトラメチルアンモニウム
の存在において、無溶剤縮合を行なうことが提案されて
いる。
しかしながら、この方法は、経済的な反応速度を得るた
めには、比較的多量の触媒、一般にはフェノールの量に
対して重量で5乃至7係の触媒を必要とし、且つまた1
80乃至215℃の比較的高い反応温度を用いることが
必要であり、それが熱的に不安定なハロゲン化テトラメ
チルアンモニウムの分解のおそれを伴なう。
その上、引続いて水洗によって触媒を除去しなければな
らず、それが回収をさらに著るしく困難ならしめる。
もう一つの欠点は、化学量論的な量よりも遥かに多量の
ホスゲ゛ンを消費することである。
炭酸ジフェニルの収率は、理論の80係を越えることは
、はとんどない。
アメリカ合衆国特許3,234,263号に記すもう一
つの公知の方法においては、触媒としての多量のアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属化合物および塩基性第三
級窒素化合物の存在におけるフェニルクロロ炭酸エステ
ルの加熱によって、炭酸ジフェニルを取得する。
この方法は、適度に経済的な反応時間を得るためには、
高い温度の使用を必要とするという欠点を有している。
このような高温においては、工程に導入するホスゲンの
最初の量の半分が、二酸化炭素として失なわれる。
その上、クロロ炭酸エステルを、別個の工程段階におい
て合成しなければならない。
その上、フェニルクロロ炭酸エステル類は、1800C
の温度においてのみホスゲンの脱離を伴なって炭酸ジフ
ェニルに変化することが公知であるから、添加物の接触
作用は疑わしいものと思われる(Compt。
rend、128.1579)。
ここに、芳香族複素環式塩基性窒素化合物は、炭酸ジア
リールを生成せしめるための芳香族モノヒドロキシ化合
物とホスゲンとの反応に対して、公知のハロゲン化テト
ラメチルアンモニウムヨリも遥かに有効な触媒であるこ
とが見出された。
かくして本発明は、少なくとも一種の芳香族核、素環式
塩基性窒素化合物またはその塩の触媒量の存在下に好ま
しくは25乃至200℃の温度において反応を行なうこ
とを特徴とする、塩化水素の脱離を伴なう芳香族モノヒ
ドロキシ化合物とホスゲンの反応による炭酸ジアリール
の製造方法に関するものである。
炭酸ジアリールの製造に対する、たとえばピリジンまた
はキノリンのような芳香族窒素化合物の使用は、既に公
知であるが、公知の方法においては、脱離する塩化水素
を結合するために、少なくとも等モル量のこれらの塩基
性化合物を使用しなければならない。
その理由は、生成する塩が触媒的に不活性であると考え
られたからである〔シュネル(H,5chnell)
:ポリマーレビュー、第9巻、11〜12頁、ジョーン
ワイリーエンドサンズ、1964を参照されたい〕。
この従来の方法とは相違して、本発明の方法においては
、複素環式塩基の使用量は触媒量にすぎず、これらはホ
スゲンとの反応によって塩酸化物となる。
このように、反応混合物への遊離塩基の添加の直後に生
成する複素環式塩基の塩酸化物が、25℃においてすら
、触媒量において活性であるということは、驚くべきこ
とである。
この温度においては、塩酸化物の熱的な解離は全く起ら
ないけれども、これらは炭酸ジアリールの生成の促進に
対してきわめて有効である。
そのほかでは匹敵する条件下に、反応は、アメリカ合衆
国特許2.837,555号による方法よりも、遥かに
迅速に進行する。
反応速度は、遥かに低い温度においてすら、2倍以上犬
である。
本発明の方法のもう一つの利点は、反応混合物から触媒
を分離することができるということである。
これは、いろいろな方法で行なうことができる。
反応混合物を真空下に蒸留することができるが、その場
合には、触媒は易融解性付加物の状態で釜残物質として
残留し、あるいはこのようにして得た付加物を、適当な
温度(約50乃至100℃)における済過によって結晶
状態として、またはさらに高い温度における溶融物とし
て、除くことができる。
何れにしても、単離した化合物は、そのまま触媒として
再び使用することができる。
一般に、発生する塩化水素と共にホスゲンが逸出しない
ならば、2モルのフェノールに対して1モルのホスゲ゛
ンを使用すれば十分である。
ホスゲンがこのようにして逸出する場合は、それを常法
によって回収するか、または排気をフェノールと触媒の
新しい課金物中に通じ、それによって過剰のホスゲンを
定量的に結合せしめることができる。
本発明の方法に対する適当な出発材料は、たとえば、フ
ェノール、o−lm−およびp−クレゾール、o−lm
−およびp−イソプロピルフェノール、p−クロロフェ
ノールおよびp−メトキシフェノールのような相当する
ハロゲン化フェノール類ならびにアルコキシフェノール
類のごとき、6乃至16炭素原子を含有する芳香族モノ
ヒドロキシベンゼン類、ナフタレン、アントラセンおよ
びフェナントレンのような縮合ベンゼン環を含有するモ
ノヒドロキシ化合物ならびに炭素環式の基と縮合または
それによって置換せしめてあってもよい5乃至6環員を
有する複素環式化合物のモノヒドロキシ化合物、たとえ
ば4−ヒドロキシピリジン、である。
使用する触媒は、窒素原子が芳香族の5−1または6員
環中に存在しており且つ反応条件下にホスゲンまたは炭
酸エステルと強固な結合を生じやすいその他の官能基(
たとえばNH2またはOH基)を有していない、何らか
の塩基性窒素化合物とすることができる。
窒素原子のほかに、環は、たとえば酸素、硫黄または第
二の窒素原子のような、その他のへテロ原子を含有して
いてもよい。
複素環式基は、他の芳香族複素環基と、または芳香族炭
素環式基と、縮合せしめあってもよい。
本発明によって使用することができるかかる触媒の例を
挙げると次のごとくである:ピリジン;キノリン;イソ
キノリン:ピコリン;アクリジン;ピラジン;ピリタジ
ン;ピリミジン;およびベンゼン環がたとえばアルキル
、カルバルコキシ、ハロゲンなどのような不活性の基に
よって置換せしめてあってもよい相当するベンゾ腹素環
式化合物;オキサジン類;たとえばフェノチアジンのよ
うなチアジン類;たとえば2,4,6−トリメチルトリ
アジンのようなトリアジン類;たとえば2−メチル−イ
ミダゾールのような、アルキル、アルコキシ、カルバコ
キシまたはハロゲンによって置換せしめであるこの種の
化合物;および、たとえばベンズイミダゾール、ベンゾ
トリアゾールならびにベンゾチアゾールのような、相当
するベンゾ複素環式化合物。
好適な触媒はピリジン;キノリン;ピコリン;イミダゾ
ール類;ベンズイミダゾール類;ピラゾール類;トリア
ゾール類およびベンゾトリアゾール類である。
これらは反応混合物に対して、重量で0.1乃至10%
の量で使用することが好ましく、重量で1乃至3係がさ
らに好ましい。
本発明による触媒は、いうまでもなく、反応混合物中で
直ちに、相当する塩酸塩に変化する。
一方において、前記の塩基性窒素化合物の多くは、塩の
形態と遊離塩基の間で解離平衡の状態にあり、その平衡
は、塩基の強度および温度に依存する。
それ故、遊離塩基の代りに、塩基の塩、たとえば、塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩または硝酸塩あるいは反応混
合物中で容易に塩酸塩を生ずる塩類、たとえばギ酸塩;
酢酸塩;燐酸塩;カルバミン酸塩またはピクリン酸塩を
、本発明による効果の低下なしに、使用することができ
る。
本発明による方法は、常圧下に、または必要に応じ加圧
あるいは減圧下に、たとえば、フリット、有孔板(たと
えば気泡塔反応器中の)またはガス化攪拌器のような、
通常の気体分散装置を用いて、溶融物および触媒の混合
物中にホスゲンを導入することによって、行なうことが
好ましい。
気体および溶融物の緊密な混合物は、充てん物の塔中に
、それらを相互に向流するように流すことによってもま
た、取得することができる。
必要に応じ、溶剤を使用することができる。
これらは、反応条件下に不活性であり且つ出発化合物を
溶解させねばならない。
適当な溶剤は、たとえば、キシレン、クメンおよびジイ
ソプロピルベンゼン、クロロベンゼンおよびジクロロベ
ンゼンのような、6乃至16炭素原子を含有する芳香族
の、任意的にハロゲン化した、炭化水素、ならびにたと
えばトリクロロエチレン、塩化メチレンおよびテトラク
ロロエチレンのような、脂肪族ハロゲン化炭化水素を包
含する。
これらは、所望の炭酸ジアリールを再結晶によって精製
せしめるべき場合に使用することが好ましい。
その場合の反応は、適当な溶剤中で行なわれる。
本発明による方法は、好ましくは25乃至200℃にお
いて、さらに好ましくは40乃至1800Cの温度にお
いて行なわれる。
これは不連続的または連続的の倒れかで行なうことがで
きる。
炭酸ジアリールの単離および精製は、公知の方法、たと
えば蒸留または再結晶によって行なうことができる。
本発明によって製造した炭酸ジアリールは、無溶剤エス
テル交換反応によるポリカーボネートの製造に対して、
除草剤としてのフェニルウレタン類の製造のために、ま
たは過敏な物質からの水の除去のために適している。
実施例 1 a)282g(3モル)のフェノールと6.6g(フェ
ノールに対し3.2モル係)のイミダゾールの混合物を
、フリットを通ずるホスゲンの均一流によって、1時間
30分ガス化する。
最初に150℃であった温度は、この間に連続的に17
5℃まで上る。
導入するホスゲンの全量は145、pである。
この時間の終りに、フェノールの98.2%が炭酸ジフ
ェニルに変化する。
副生物は認められない。
触媒は、黄色の溶融物の底に付加物の状態の第二の黄色
相として沈降し、それは分離して、そのまま新しいバッ
チ中で再び使用することができる。
上記の量のフェノールの炭酸ジフェニルへの定量的な転
化は、1.5モルのホスゲン(135g)を必要とする
計算量よりも僅か10g多いのみのホスゲ゛ンが、フェ
ノールノ実質的に完全な転化に対して消費される。
このことは、激しい塩化水素の発生にもかかわらず、こ
の触媒が塩化水素によって運び去られることがほとんど
ないために、ホスゲンがこの触媒の存在においてきわめ
て迅速に反応することを意味している。
かくして使用されるホスゲンの全量は、フェノール1モ
ル当1’)48.4gでアル。
これに対して、アメリカ合衆国特許2,837,555
号の実施例1および2においては、フェノール1モル当
り99.59のホスゲンを導入する。
すなわち、同様な高度の転化を得るためには、フェノー
ル1モル当り1モルのホスゲンを導入する。
このことから、過剰のホスゲンが使用されずに塩化水素
と共に逸出するか;過剰のホスゲンが先ずフェニルクロ
ロギ酸エステルの生成に用いられ、続いて再び分裂する
か、またはそれ力幅11反応に消費されるの何れかであ
ることを意味する。
b) a)によって得た炭酸ジフェニルを蒸留によっ
て精製したのち、次のようにポリカーボネートの製造に
対して用いる: 重量で45.6部の2,2−ビス−〔4−ヒドロキシフ
ェニルツープロパン、重量で47.1部の炭酸ジフェニ
ルおよび重量でo、oos部の水素化リチウムの混合物
を、20トルにおいて徐徐に210°Cまで加熱すると
、反応中に分離するフェノールの大部分が留出する。
次いで、圧力を0.2トルまで低下させ且つ1時間にわ
たって温度を250’Cまで上げ且つさらに2時間の間
に280’Cまで上げる。
縮合の終りに近く、触媒を重量で0.05部の硫酸ジメ
チルの江別によって中和する。
減圧下にさらに加熱することによって、過剰の硫酸ジメ
チルを除去する。
高度に粘稠な溶融物は、冷却によって無色の弾性樹脂に
固化するが、これは約240℃において軟化する。
粘度法によって測定した平均分子量は30000の程度
である。
実施例1に対する比較実施例 282g(3モル)のフェノールおよび11.5g(フ
ェノールのモル数に対し3.2モル饅)の塩化テトラメ
チルアンモニウム(アメリカ合衆国特許2,837,5
55号の実施例2に与えた割合に相当)の混合物を、実
施例1におけるようにして、1名時間にわたってホスゲ
ンと共にガス化すると、温度は、この間に150℃から
175℃に上る。
この時間の終りに、反応混合物は21係の炭酸ジフェニ
ルを含有するにすぎない。
二つの実施例は、一定モル濃度の触媒に対して、フェノ
ール1モル当り3.2モルパーセントの触媒を使用する
アメリカ合衆国特許2,837,555号中の実施例に
おけるよりも、必要な温度は低く且つ反応時間は短かい
ということを示している。
比較実験は、完全に匹敵する条件下に、本発明による触
媒と比較して、実質的に低いテトラメチルアンモニウム
化合物の活性を実証している。
実施例 2 この実施例は、イミダゾールの代りに触媒として12.
5g(フェノールのモル数の3.2モル饅)のキノリン
を用いる以外は、実施例1 a)と同様にして行なう。
反応温度は1部4時間の間に155°Cから167°C
まで上り、且つ全体で170gのホスゲンを導入する。
生ずる反応混合物は、触媒のほか、92.8%の炭酸ジ
フェニルおよび7.2gのフェニルクロロ炭酸エステル
から成っている。
実施例 3 188g(2モル)のフェノール、3.5gのイミダブ
ールおよび25℃において液相を生ぜしめるために十分
なトルエンの混合物を、20乃至25℃において8時間
、きわめて弱いホスゲン流と共にガス化する。
生ずる反応混合物は12饅の炭酸ジフェニルを含有する
実施例 4 28:l(3モル)のフェノールおよび5.5gのイミ
ダゾールの混合物を、100℃において8時間、弱いホ
スゲン流と共にガス化する。
反応中ニ導入シたフェノールの71係が炭酸ジフェニル
に転化する。
3乃至4トルにおける反応生成物の蒸留後に、14gの
黄色残渣が残るが、これは実験を繰返すときに、イミダ
ゾールと同一の接触性を示す。
実施例 5 触媒として、イミダゾールの代りにIFIのピリジンを
使用する以外は、実施例4におけると同様な手順を用い
る。
反応混合物は、3%時間後に、40%の炭酸ジフェニル
を含有する。
実施例 6 触媒として7gのイミダゾールを用いる以外は実施例4
を繰返す。
3時間後に反応を停止させ(24係の炭酸ジフェニル)
、混合物を放冷する。
吸引済過およびトルエンによる洗浄によって、17gの
黄色結晶(融点187〜189°C)を取得する。
次のバッチにおいて使用するとき、これはイミダゾール
と同一の接触活性を示す。
なお本発明の主な実施態様を示せば次のとおりである。
1、塩化水素の脱離を伴なう芳香族モノヒドロキシ化合
物とホスゲンとの反応を、触媒量の芳香族複素環式塩基
性窒素化合物またはその塩の存在において行なうことを
特徴とする、該反応による炭酸ジアリールの製造方法。
2、反応を25乃至200℃の温度で行なうところの前
記1のごとき方法。
3.ホスゲン1モル当り2モルの芳香族モノヒドロキシ
化合物を使用するところの前記1のごとき方法。
4、芳香族モノヒドロキシ化合物は6乃至16炭素原子
を含有するところの前記1のごとき方法。
5、芳香族モノヒドロキシ化合物はフェノール、0−l
m−またはp−クレゾール、0−lm−またはp−イソ
プロピルフェノール、これらのフェノール類はハロゲン
またはアルコキシによって置換せしめてあってもよい;
ナフタレン、アントラセン、フェナントレンまたは炭素
環式基と縮合せしめまたはそれによって置換せしめてあ
ってもよい5乃至6環員を有する複素環式化合物のモノ
ヒドロキシ化合物であるところの前記1のごとき方法。
6、芳香族複素環式塩基性化合物はピリジン;キノリン
:イソキノリン;ピコリン;アクリジン:ピラジン:ピ
リダジン;ピリミジンまたは相当するベンゾ複素環式化
合物、オキサジン;チアジン:トリアジンあるいは相当
するベンゾ複素環式化合物であるところの前記1のごと
き方法。
2 芳香族複素環式塩基性窒素化合物は、反応混合物に
対して、重量で0.1乃至10%の量で使用するところ
の前記1のごとき方法。
8、芳香族複素環式塩基性窒素化合物は、反応混合物に
対して、重量で1乃至3%の量で使用するところの前記
7のごとき方法。
9、反応を溶剤の存在で行なうところの前記1のごとき
方法。
10、溶剤は、ハロゲン化せしめてあってもよい6乃至
16炭素原子を含有する芳香族炭化水素または脂肪族ハ
ロゲン化炭化水素であるところの前記9のごとき方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩化水素の脱離を伴なう芳香族モノヒドロキシ化合
    物とホスゲンとの反応を、触媒量の芳香族複素環式塩基
    性窒素化合物またはその塩の存在において行なうことを
    特徴とする、該反応による炭酸ジアリールの製造方法。
JP50118315A 1974-10-04 1975-10-02 タンサンジアリ−ルノセイゾウホウホウ Expired JPS5850977B2 (ja)

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DK (1) DK447375A (ja)
FR (1) FR2286810A1 (ja)
GB (1) GB1498713A (ja)
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