JPS5850972A - ラケツト用フレ−ムの製法 - Google Patents
ラケツト用フレ−ムの製法Info
- Publication number
- JPS5850972A JPS5850972A JP56150265A JP15026581A JPS5850972A JP S5850972 A JPS5850972 A JP S5850972A JP 56150265 A JP56150265 A JP 56150265A JP 15026581 A JP15026581 A JP 15026581A JP S5850972 A JPS5850972 A JP S5850972A
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- racket
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- metal
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- Pending
Links
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばテニス等に用いるガラス繊維強化プ
ラスチック（以下、ＦＲＰという）類ラケット用フレー
ムの製法に係わり、特にフレームの先、端部の強化材料
の一部に、ゴムシートを積層することにより、ラケット
先端部の耐摩耗性を向上させたラケット用フレームの製
法に関する。
ラスチック（以下、ＦＲＰという）類ラケット用フレー
ムの製法に係わり、特にフレームの先、端部の強化材料
の一部に、ゴムシートを積層することにより、ラケット
先端部の耐摩耗性を向上させたラケット用フレームの製
法に関する。
テニスラケットは、その使用中にコート面上のボールを
ラケットの先端部を使ってすくい上げたり、打球時にラ
ケットフレームの先端部がコートやネットに当たる等、
ラケットのフレームの先端側部分が摩擦に露らされるこ
とが多い。
ラケットの先端部を使ってすくい上げたり、打球時にラ
ケットフレームの先端部がコートやネットに当たる等、
ラケットのフレームの先端側部分が摩擦に露らされるこ
とが多い。
ＦＲＰ製ラケットの場合、このような摩擦が繰り返され
ると、フレーム先端側部分のＦＲＰ殻が摩耗する結果、
部分的に擦り減ったり、中空のフレーム構造では穴が開
いたりして、中芯が露出する結果、フレームの強度が低
下し、ガツト強度も低下するため、打球速度が弱くなる
だけでなく、更に摩耗が進むとフレームそのものが打球
時の衝撃に耐えきれずにに折損してしまうことが生ずる
。゛このような問題を解決するために、従来ＦＲＰから
なる外郭構造を有するフレームの先端部の強化繊維材料
の一部を、メタルファイバー、パンチメタル、メタルワ
イヤのよう□なメタル素材で構成したラケットが種々提
案されている。
ると、フレーム先端側部分のＦＲＰ殻が摩耗する結果、
部分的に擦り減ったり、中空のフレーム構造では穴が開
いたりして、中芯が露出する結果、フレームの強度が低
下し、ガツト強度も低下するため、打球速度が弱くなる
だけでなく、更に摩耗が進むとフレームそのものが打球
時の衝撃に耐えきれずにに折損してしまうことが生ずる
。゛このような問題を解決するために、従来ＦＲＰから
なる外郭構造を有するフレームの先端部の強化繊維材料
の一部を、メタルファイバー、パンチメタル、メタルワ
イヤのよう□なメタル素材で構成したラケットが種々提
案されている。
ところが、このようにフレームの先端部の強化繊維材料
の一部をメタル素材により構成したラケットにあっては
、その製造過程において次のような問題がある。
の一部をメタル素材により構成したラケットにあっては
、その製造過程において次のような問題がある。
すなわち、この種のラケットフレームの製造にあっては
、棒状中芯の外周にプリプレグを巻回した後、更にその
上にメタル素材を積層し、これをラケット形状に成形し
た後、所定の型内において、加熱、加圧し、これにより
ＦＲＰを成形するのであるが、この際メタル素材として
特にパンチメタルを利用した場合、その剛性によりラケ
ット形状に曲成することが極めて困難となる。また、Ｆ
ＲＰとメタル素材とは、親和力が弱く、これらを完全に
接着させることは困難であり、このため層間剥離を起こ
しやすい。また、ＦＲＰとメタル素材とでは弾性率の差
が大きいため、せん断力が生じやすく、これによっても
１間剥離が生じやすい。
、棒状中芯の外周にプリプレグを巻回した後、更にその
上にメタル素材を積層し、これをラケット形状に成形し
た後、所定の型内において、加熱、加圧し、これにより
ＦＲＰを成形するのであるが、この際メタル素材として
特にパンチメタルを利用した場合、その剛性によりラケ
ット形状に曲成することが極めて困難となる。また、Ｆ
ＲＰとメタル素材とは、親和力が弱く、これらを完全に
接着させることは困難であり、このため層間剥離を起こ
しやすい。また、ＦＲＰとメタル素材とでは弾性率の差
が大きいため、せん断力が生じやすく、これによっても
１間剥離が生じやすい。
また、メタル素材は硬質過ぎて、長期間使用においてＦ
ＲＰ成形品の表面にＦＲＰ内のメタル後が現出し、美観
を損ねるとともに、ＦＲＰとメタル素材とでは熱膨張率
の差も大きく、この結果成形時の合成樹脂の重合条件に
相当する加熱状態においてＩＩＩすると、完成冷却後に
メタルとＦＲＰとの間において歪が発生する。
ＲＰ成形品の表面にＦＲＰ内のメタル後が現出し、美観
を損ねるとともに、ＦＲＰとメタル素材とでは熱膨張率
の差も大きく、この結果成形時の合成樹脂の重合条件に
相当する加熱状態においてＩＩＩすると、完成冷却後に
メタルとＦＲＰとの間において歪が発生する。
この発明は、この種の耐摩耗性ラケットフレームの製造
過程における、以上の如き問題点に鑑みなされたもので
、その目的とするところは耐摩耗性が良好でしかも製造
が容易で、特に製造過程において１ＩＩＩｌ剥離や、内
部歪の生じ難いラケット用フレームの製法を提供するこ
とにある。
過程における、以上の如き問題点に鑑みなされたもので
、その目的とするところは耐摩耗性が良好でしかも製造
が容易で、特に製造過程において１ＩＩＩｌ剥離や、内
部歪の生じ難いラケット用フレームの製法を提供するこ
とにある。
この発明は、上記の目的を達成するために、発泡合成樹
脂等からなる棒状中心の外周に、プリプレグを巻回し、
次いでラケット張弦部の略頂部に相当する箇所にゴムシ
ートを積層し、更にこれをラケット形状の成形用型内に
嵌合して加圧、加熱するようにしたことを特徴とするも
のである。
脂等からなる棒状中心の外周に、プリプレグを巻回し、
次いでラケット張弦部の略頂部に相当する箇所にゴムシ
ートを積層し、更にこれをラケット形状の成形用型内に
嵌合して加圧、加熱するようにしたことを特徴とするも
のである。
以下に、この発明の好適な一実施例を添付図面に従って
詳細に説明する。
詳細に説明する。
まず、この発明においては、第１の工程として、例えば
成形前の未だ伸直状態にある発泡合成樹脂等からなる棒
状中芯４に、ＦＲＰ成形用のグラスファイバーのプリプ
レグを巻きつける。
成形前の未だ伸直状態にある発泡合成樹脂等からなる棒
状中芯４に、ＦＲＰ成形用のグラスファイバーのプリプ
レグを巻きつける。
次いで第２の工程として、前記第１の工程で得られた中
間製品の、ラケット張弦部の頂部に相当する箇所にゴム
シートを積層する。ここで、ラケット張弦部の頂部に相
当す、る箇所とは、第１、図に示す如く、フレーム１の
先端部に中心角４５度前後の範囲が好適であり、図面に
示す区域Ｍ、すなわち特に摩耗が激しいと言われるラケ
ット先端の幅２００ｍ５前後の部分でも充分、に効果が
得られる。
間製品の、ラケット張弦部の頂部に相当する箇所にゴム
シートを積層する。ここで、ラケット張弦部の頂部に相
当す、る箇所とは、第１、図に示す如く、フレーム１の
先端部に中心角４５度前後の範囲が好適であり、図面に
示す区域Ｍ、すなわち特に摩耗が激しいと言われるラケ
ット先端の幅２００ｍ５前後の部分でも充分、に効果が
得られる。
更に、第２図のＩＩ−ＩＩ線断面図に示す如く、ゴムシ
ート２を積層する箇所は、殊に地面との接触の激しいラ
ケット外周エツジ部３に積層すれば良く、必ずしもフレ
ーム断面のその全周に積層する必要はない。
ート２を積層する箇所は、殊に地面との接触の激しいラ
ケット外周エツジ部３に積層すれば良く、必ずしもフレ
ーム断面のその全周に積層する必要はない。
また、ゴムシートの厚さは最小０．３ｓｕｌ〜最大１．
２１程廉が好ましい。
２１程廉が好ましい。
次いで第３の工程として、前記第２の工程で得られた中
間製品に必要に応じて合成樹脂液を含浸させた後、これ
をラケット形状に曲成して、略同形状に成形された成形
用金型内に嵌合して、加圧。
間製品に必要に応じて合成樹脂液を含浸させた後、これ
をラケット形状に曲成して、略同形状に成形された成形
用金型内に嵌合して、加圧。
加熱し、これによりＦＲＰを得るのである。
以上の工程よりなるラケット用フレームの製法にあって
は、耐摩耗性材料として充分な弾性を有するゴムシート
を使用しているため、特にラケット形状への曲成工程に
際して、これを極めて容易に行なうことができ、フレー
ムの先端部の強化繊維材料の一部としてパンチメタルを
使用した従来例のように、そのラケット形状への曲成工
程において、その剛性により曲、成に支障を来たすこと
もない。
は、耐摩耗性材料として充分な弾性を有するゴムシート
を使用しているため、特にラケット形状への曲成工程に
際して、これを極めて容易に行なうことができ、フレー
ムの先端部の強化繊維材料の一部としてパンチメタルを
使用した従来例のように、そのラケット形状への曲成工
程において、その剛性により曲、成に支障を来たすこと
もない。
また、ＦＲＰとゴムシートとは比較的親和力が良好で、
充分な接着力を有するため、その後層間剥離を引起こす
こともない。
充分な接着力を有するため、その後層間剥離を引起こす
こともない。
また、耐摩耗性素材として充分な弾性を有するゴムシー
トを使用しているため、従来のメタル素材を使用した場
合のように、ＦＲＰとメタルとの弾性率の差によって、
せん断力が発生し、ｌｌ圀剥離を引起こすような虞れも
な（１％。
トを使用しているため、従来のメタル素材を使用した場
合のように、ＦＲＰとメタルとの弾性率の差によって、
せん断力が発生し、ｌｌ圀剥離を引起こすような虞れも
な（１％。
また、従来のメタル素材を使用した場合のように、ＦＲ
，Ｐとメタルとの熱膨張率の差を考量することもないた
め、成ｉ時の加熱状態にお（、％て積■したとしても、
冷却後に両者間に歪が発生する等の虞れもない。
，Ｐとメタルとの熱膨張率の差を考量することもないた
め、成ｉ時の加熱状態にお（、％て積■したとしても、
冷却後に両者間に歪が発生する等の虞れもない。
更に、ＦＲＰとゴムシートとは、略同時に摩耗が進行す
るため、従来のメタル素材を使用した場合のように、Ｆ
ＲＰ成形品の表面にＦＲＰ内のメタル等が現出し、これ
により美観を低下させる等の問題も確実に防止できる。
るため、従来のメタル素材を使用した場合のように、Ｆ
ＲＰ成形品の表面にＦＲＰ内のメタル等が現出し、これ
により美観を低下させる等の問題も確実に防止できる。
以上の説明でも明らかなように、この発明に係わるラケ
ット用フレームの製法は、発泡合成樹脂等からなる棒状
中芯の外周に、プリプレグを巻回し、次いでこれのラケ
ット張弦部の略頂部に相当する箇所にゴムシートを積層
し、次いでこれをラケット形状の成形用金型内に嵌合し
て、加圧、加熱するようにしたものであるから、この種
耐摩耗性の良好なラケット用フレームの興造過程におい
て、層間剥離や歪あるいは曲成工程における困難性等を
解決し、この種ラケットの歩留を向上させコストダウン
にも資するものである。
ット用フレームの製法は、発泡合成樹脂等からなる棒状
中芯の外周に、プリプレグを巻回し、次いでこれのラケ
ット張弦部の略頂部に相当する箇所にゴムシートを積層
し、次いでこれをラケット形状の成形用金型内に嵌合し
て、加圧、加熱するようにしたものであるから、この種
耐摩耗性の良好なラケット用フレームの興造過程におい
て、層間剥離や歪あるいは曲成工程における困難性等を
解決し、この種ラケットの歩留を向上させコストダウン
にも資するものである。
第１図は、ラケット用フレームの正面図、第２図は、第
１図におけるＩ Ｉ−Ｉ Ｉ線断面図である。 １・・・・・・・・・ラケット用フレーム２・・・・・
・・・・ゴムシート ３・・・・・・・・・外周エツジ部 ４・・・・・・・・・中芯 特許出願人 日本楽器製造株式会社 第１ 第： 及
１図におけるＩ Ｉ−Ｉ Ｉ線断面図である。 １・・・・・・・・・ラケット用フレーム２・・・・・
・・・・ゴムシート ３・・・・・・・・・外周エツジ部 ４・・・・・・・・・中芯 特許出願人 日本楽器製造株式会社 第１ 第： 及
Claims (1)
- （１） 発泡合成樹脂等からなる棒状中芯の外周に、プ
リプレグを巻回する第１の工程と、前記第１の工程で得
られた中間製品の、ラケット張弦部の略頂部に相当する
箇所に、ゴムシートを積層する第２の工程と、前記第２
の工程で得られた中間製品を、ラケット形状の成形用型
内に嵌合して、加圧、加熱する第３の工程とを有するこ
とを特徴とするラケット用フレームの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56150265A JPS5850972A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | ラケツト用フレ−ムの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56150265A JPS5850972A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | ラケツト用フレ−ムの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5850972A true JPS5850972A (ja) | 1983-03-25 |
Family
ID=15493155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56150265A Pending JPS5850972A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | ラケツト用フレ−ムの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850972A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012000339A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Yonex Co Ltd | ラケット及びラケットの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5385634A (en) * | 1976-12-30 | 1978-07-28 | Nippon Gakki Seizo Kk | Tennis racket |
| JPS5654873A (en) * | 1979-10-06 | 1981-05-15 | Nissei Ltd | Racket |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP56150265A patent/JPS5850972A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5385634A (en) * | 1976-12-30 | 1978-07-28 | Nippon Gakki Seizo Kk | Tennis racket |
| JPS5654873A (en) * | 1979-10-06 | 1981-05-15 | Nissei Ltd | Racket |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012000339A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Yonex Co Ltd | ラケット及びラケットの製造方法 |
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