JPS585063Y2 - 二行程機関のポ−トタイミング可変装置 - Google Patents
二行程機関のポ−トタイミング可変装置Info
- Publication number
- JPS585063Y2 JPS585063Y2 JP13134977U JP13134977U JPS585063Y2 JP S585063 Y2 JPS585063 Y2 JP S585063Y2 JP 13134977 U JP13134977 U JP 13134977U JP 13134977 U JP13134977 U JP 13134977U JP S585063 Y2 JPS585063 Y2 JP S585063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- drum
- port
- movable wall
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/18—Other cylinders
- F02F1/22—Other cylinders characterised by having ports in cylinder wall for scavenging or charging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二行程機関のポートタイミング可変装置、詳し
くはシリンダ内面に開口した気流通路のポートをピスト
ンによって開閉する形式の二行程機関であって、ピスト
ンが昇降して前記気流通路を燃焼室内に開口し又は遮断
する時期、いわゆるポートタイミングを可変とすべく、
気流通路のポート上縁を実質的に昇降させる可動壁部材
を備えた装置に関する。
くはシリンダ内面に開口した気流通路のポートをピスト
ンによって開閉する形式の二行程機関であって、ピスト
ンが昇降して前記気流通路を燃焼室内に開口し又は遮断
する時期、いわゆるポートタイミングを可変とすべく、
気流通路のポート上縁を実質的に昇降させる可動壁部材
を備えた装置に関する。
一般に前記可動壁部材を機関の出力、速度等に応動する
アクチュエータによって制御し昇降させてポートタイミ
ングを調節する技術は公知に属する。
アクチュエータによって制御し昇降させてポートタイミ
ングを調節する技術は公知に属する。
しかしながら、上記可動壁部材を有効に動作きせるため
には、可動壁を備えた回転体をシリンダ内面へ可及的に
接近させる必要かあり、そのため回転体は必然的に略鼓
形に形成されるが、回転体およびそれを収容する収容室
の加工、組立が容易でなく、組付は精度の低下から焼付
け、その他種様のトラブルの原因となるので、これを有
効に防止する必要がある。
には、可動壁を備えた回転体をシリンダ内面へ可及的に
接近させる必要かあり、そのため回転体は必然的に略鼓
形に形成されるが、回転体およびそれを収容する収容室
の加工、組立が容易でなく、組付は精度の低下から焼付
け、その他種様のトラブルの原因となるので、これを有
効に防止する必要がある。
本考案は叙上の事情に鑑み、収容室、回転体などの加工
、組立が簡単であって組付は精度を向上させ得る装置を
提供せんとするもので；斯る本考案装置は前記回転体を
、鼓状周面の最少直径部分で２分割、すなわち最少断面
部分において回転軸芯と直交する面で２分割され□た左
右の各半部によって分解組立自在に結合′して構成した
ことを特徴とする。
、組立が簡単であって組付は精度を向上させ得る装置を
提供せんとするもので；斯る本考案装置は前記回転体を
、鼓状周面の最少直径部分で２分割、すなわち最少断面
部分において回転軸芯と直交する面で２分割され□た左
右の各半部によって分解組立自在に結合′して構成した
ことを特徴とする。
又、上記回転体の分割面には必要に応じて薄肉のシムを
介在させ、これにより回転体と収容室との間隙を調節可
能ならしめる。
介在させ、これにより回転体と収容室との間隙を調節可
能ならしめる。
本考案の実施例を図面により説明すれば、機関はシリン
ダ１とシリンダ内を摺動するピストン２及びシリンダヘ
ッド゛３′によって燃焼室４を形威し、１ａおよび３ａ
は冷却水ジャケット、５は点火栓、６はシリンダに植設
されたスタッドボルトで袋ナツト７と共働してシリンダ
ヘッド３をシリンダ１に取付ける。
ダ１とシリンダ内を摺動するピストン２及びシリンダヘ
ッド゛３′によって燃焼室４を形威し、１ａおよび３ａ
は冷却水ジャケット、５は点火栓、６はシリンダに植設
されたスタッドボルトで袋ナツト７と共働してシリンダ
ヘッド３をシリンダ１に取付ける。
シリンダ１の内面に開口した８は掃気ポート、１０は排
気ポートであって、その掃気ポート３は掃気通路９を介
してクランク室（図示せず）に連通され、排気ポート１
０には排気通路１１が導出される。
気ポートであって、その掃気ポート３は掃気通路９を介
してクランク室（図示せず）に連通され、排気ポート１
０には排気通路１１が導出される。
上記排気通路１１の排気ポート１０近傍上部には通路の
左右幅方向に延び全体として略鼓形をなす収容室１２を
形成し、該収容室１２内に実質的に排気ポート１０の上
縁として機能する可動壁１４ｂｋ備えた回転体１４を収
容せしめる。
左右幅方向に延び全体として略鼓形をなす収容室１２を
形成し、該収容室１２内に実質的に排気ポート１０の上
縁として機能する可動壁１４ｂｋ備えた回転体１４を収
容せしめる。
収容室１２はその外周の曲面を、収容室１２とシリンダ
１内面との間に介在する壁の肉厚がシリンダ内周面に沿
って略均−な肉厚となるように適当な半径Ｒ２をもつ円
弧状に形成し、前記半径Ｒ２はシリンダ１内面の半径Ｒ
１よりも常に大きく設定される。
１内面との間に介在する壁の肉厚がシリンダ内周面に沿
って略均−な肉厚となるように適当な半径Ｒ２をもつ円
弧状に形成し、前記半径Ｒ２はシリンダ１内面の半径Ｒ
１よりも常に大きく設定される。
回転体１４はその左右両端に夫々支軸１８を有し、この
支軸１８を収容室１２の両端部に設けた軸受１９、支承
リング２０に支持されて収容室１２内に回動自在に収容
される。
支軸１８を収容室１２の両端部に設けた軸受１９、支承
リング２０に支持されて収容室１２内に回動自在に収容
される。
上記回転体１４は全体として前記収容室１２の形状に対
応する略鼓形に形成されるとともにその排気通路１１に
面した鼓状周面の一部は前記通路１１と略同様の幅に渉
って切除された形状とし、その切除面１４ａが排気通路
１１の土壁一部をなし、鼓状周面が回転体１４の回動に
より排気ポート１０の上縁を昇降させる可動壁１４ｂｔ
−構成する。
応する略鼓形に形成されるとともにその排気通路１１に
面した鼓状周面の一部は前記通路１１と略同様の幅に渉
って切除された形状とし、その切除面１４ａが排気通路
１１の土壁一部をなし、鼓状周面が回転体１４の回動に
より排気ポート１０の上縁を昇降させる可動壁１４ｂｔ
−構成する。
上記回転体１４の支軸１８の一端にはプーリ２１が固定
され、プーリ２１はワイヤ２２を介して機関速度；出力
に応じて作動するアクチュエータ（図示せず）に連結さ
れ、このアクテュエータが作動するとワイヤ２２、プー
リ２１を介して支軸１８が回動せられ、回転体１４もそ
れに伴って第１図実線位置で示した上方位置と仮想線で
示した下方位置の間で回動し、可動壁１４ｂが上方にあ
る実線位置では排気ポート１０の開放時期が早くなり、
下方に突出するにつれて排気ポート１０の開放時間を実
質的に遅らせるように機能する。
され、プーリ２１はワイヤ２２を介して機関速度；出力
に応じて作動するアクチュエータ（図示せず）に連結さ
れ、このアクテュエータが作動するとワイヤ２２、プー
リ２１を介して支軸１８が回動せられ、回転体１４もそ
れに伴って第１図実線位置で示した上方位置と仮想線で
示した下方位置の間で回動し、可動壁１４ｂが上方にあ
る実線位置では排気ポート１０の開放時期が早くなり、
下方に突出するにつれて排気ポート１０の開放時間を実
質的に遅らせるように機能する。
斯る回転体１４は第４図で特、に明示するように、鼓状
周面の最少直径部分で左右の各半径１４−１１４−２に
分割して成形する。
周面の最少直径部分で左右の各半径１４−１１４−２に
分割して成形する。
各半部１４−１．１４−２の割合１４ｃ、１４ｃにはピ
ン１５を挿着して相互間の位置決めがなされるとともに
三方の単ｍ１４−１よりボルト１６を挿し込み他方の半
部１４−２に螺着することにより両半部１４−１．１４
．が結合して回転体１４に組立られる。
ン１５を挿着して相互間の位置決めがなされるとともに
三方の単ｍ１４−１よりボルト１６を挿し込み他方の半
部１４−２に螺着することにより両半部１４−１．１４
．が結合して回転体１４に組立られる。
上記各半部１４−１．１４−２の割面１４ｃ、１４間の
は薄肉のシム１７を挟着させ収容室１２の内面と回転体
１４外面との間の隙間を調節して回転体１４を収容室１
２へ精密に嵌合するようにする。
は薄肉のシム１７を挟着させ収容室１２の内面と回転体
１４外面との間の隙間を調節して回転体１４を収容室１
２へ精密に嵌合するようにする。
本考案は叙上の如く可動壁を備えた略鼓形の回転体をそ
の鼓状周面の最少直径部分で２分割された左右の各半部
によって分解組立自在に結合して構成したので、可動壁
を有効に動作させるため回転体を略鼓形にしたにもかか
わらず、回転体自体の加工精度、収容室の加工精度を高
めることができるとともに回転体の収容室への組付は精
度が向上する。
の鼓状周面の最少直径部分で２分割された左右の各半部
によって分解組立自在に結合して構成したので、可動壁
を有効に動作させるため回転体を略鼓形にしたにもかか
わらず、回転体自体の加工精度、収容室の加工精度を高
めることができるとともに回転体の収容室への組付は精
度が向上する。
すなわち、回転体を略鼓形にすることに対応して収容室
を２分割あるいは回転体を回転軸芯方向に沿って２分割
、する構造も考えられるや≦、その前者においては収容
室内壁の湾曲面の精度を出し難く、後者においては割面
結合部が収容室と接触する全幅に渉るので該面の接触精
度を高く維持する組付けが容易で１はびく、本考案によ
れば上記構造に較べて割面結合部を最少にするから回転
体の加工が容易であると共に収容室壁面との接触精度を
精密に保持して簡単に組付けることができる。
を２分割あるいは回転体を回転軸芯方向に沿って２分割
、する構造も考えられるや≦、その前者においては収容
室内壁の湾曲面の精度を出し難く、後者においては割面
結合部が収容室と接触する全幅に渉るので該面の接触精
度を高く維持する組付けが容易で１はびく、本考案によ
れば上記構造に較べて割面結合部を最少にするから回転
体の加工が容易であると共に収容室壁面との接触精度を
精密に保持して簡単に組付けることができる。
従って、回転体および収容室の接触壁面の焼付け、摩耗
などのトラブルを防止し得て、所期の目的を達成できる
。
などのトラブルを防止し得て、所期の目的を達成できる
。
第１図は本考案装置の縦断面図、第２図はその川−■線
断面図１．第３図は同■−■線断面図、第４図は回転体
の分讐斜視図である。 図中、１はシリンダ、１０は排気ポート、１１は排気通
路、１２は収容室、１４は回転体、１４−１１４−２は
半部、１４ｂは可動壁である。
断面図１．第３図は同■−■線断面図、第４図は回転体
の分讐斜視図である。 図中、１はシリンダ、１０は排気ポート、１１は排気通
路、１２は収容室、１４は回転体、１４−１１４−２は
半部、１４ｂは可動壁である。
Claims (1)
- シリンダ内面に開口する気流通路のポート近傍上部にポ
ートの上縁として機能する可動壁を備えた回転体を回動
自在に支持し、−どの回転体の回動に伴って前記可動壁
が昇降するように構成した二行程機関において、上記気
流通路の上部には回転体を収容する収容室をシリンダ壁
に沿って略鼓形に形成し、回転体は一部に前記収容室と
時相似形の鼓状周面を形威し、その局面の一部を前記気
流通路に沿って切除し鼓状周面を可動壁となすと共に回
転体を鼓状周面の最少断面部分で２分割さ孔た左右の各
半部によって分解組立自在に結合して構成したポードタ
イミング可変装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13134977U JPS585063Y2 (ja) | 1977-09-29 | 1977-09-29 | 二行程機関のポ−トタイミング可変装置 |
| US05/916,751 US4202297A (en) | 1977-06-22 | 1978-06-19 | Two-stroke engine having variable exhaust port timing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13134977U JPS585063Y2 (ja) | 1977-09-29 | 1977-09-29 | 二行程機関のポ−トタイミング可変装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS549220U JPS549220U (ja) | 1979-01-22 |
| JPS585063Y2 true JPS585063Y2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=29097841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13134977U Expired JPS585063Y2 (ja) | 1977-06-22 | 1977-09-29 | 二行程機関のポ−トタイミング可変装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585063Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5692314A (en) * | 1979-12-27 | 1981-07-27 | Yamaha Motor Co Ltd | Exhaust timing controlling apparatus for two-cycle engine |
-
1977
- 1977-09-29 JP JP13134977U patent/JPS585063Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS549220U (ja) | 1979-01-22 |
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