JPS58503Y2 - 合成樹脂フイルムブロウ成形用エア−リング - Google Patents
合成樹脂フイルムブロウ成形用エア−リングInfo
- Publication number
- JPS58503Y2 JPS58503Y2 JP6815877U JP6815877U JPS58503Y2 JP S58503 Y2 JPS58503 Y2 JP S58503Y2 JP 6815877 U JP6815877 U JP 6815877U JP 6815877 U JP6815877 U JP 6815877U JP S58503 Y2 JPS58503 Y2 JP S58503Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular
- wall
- air ring
- barrier
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内周部のノズル口から吹出す空気の圧力が均
一で、双流となるようにした合成樹脂フイルムブロウ戊
形用エアーリングに関するものである。
一で、双流となるようにした合成樹脂フイルムブロウ戊
形用エアーリングに関するものである。
ブロウ成形によって良質な円筒状の合成樹脂フィルムを
得るためには、フィルムの成形中にダイから出た半溶融
状態のバブルを安定させることが絶対的な条件であるが
、このバブルを安定させるためには、エアーリング内周
のノズル口から吹出す空気による冷却が重要な影響4与
え、ノズル口から吹出す空気の圧力が均一で、双流であ
ることが望ましい。
得るためには、フィルムの成形中にダイから出た半溶融
状態のバブルを安定させることが絶対的な条件であるが
、このバブルを安定させるためには、エアーリング内周
のノズル口から吹出す空気による冷却が重要な影響4与
え、ノズル口から吹出す空気の圧力が均一で、双流であ
ることが望ましい。
しかしながら、従来のこの種合成樹脂フィルムのブロク
成形用エアーリングは、内部に種々の工夫を凝らしても
、その吹出し空気金双流とすることは困難なことで、こ
の点の改良が望筐れているところである。
成形用エアーリングは、内部に種々の工夫を凝らしても
、その吹出し空気金双流とすることは困難なことで、こ
の点の改良が望筐れているところである。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたもので、以下、これ
を実施例である図面に基いて説明する。
を実施例である図面に基いて説明する。
エアーリング体1は、内周部下に斜上方に向けて開口す
る環状のノズル口24有する下部の上向外周壁3付の本
体4と、上部の外周壁3上に被蓋した蓋体5とにより環
状に構成され、その本体4の下面外周部には、複数本の
ホース口フランジ6が内部へ通気可能なように設けられ
、かつ、エアーリング体1内のホース口フランジ6上に
は、開口部7を円周方向へ向けたT字形継手状のエアー
ロ80基端が接続されて、エア−リング体1内外周半部
の環状外溝9内に空気が導入されるようにしである。
る環状のノズル口24有する下部の上向外周壁3付の本
体4と、上部の外周壁3上に被蓋した蓋体5とにより環
状に構成され、その本体4の下面外周部には、複数本の
ホース口フランジ6が内部へ通気可能なように設けられ
、かつ、エアーリング体1内のホース口フランジ6上に
は、開口部7を円周方向へ向けたT字形継手状のエアー
ロ80基端が接続されて、エア−リング体1内外周半部
の環状外溝9内に空気が導入されるようにしである。
エアーリング体1内の内周半部には、本体4底から起立
した所要の高さをなす環状の障壁10゜11と、蓋体5
下から垂下した所要長をなす環状の障壁12と、内壁1
3とを、外周の方から、障壁10,12−.11、並び
に内壁13の順となるよう互い違いに設けることにより
、外周の方から、環状中溝14と、環状内室15、並び
に環状内溝16と金順次連通形成してちり、最内周部の
環状内溝16は前記のノズル口2に通ずるようにしてち
る。
した所要の高さをなす環状の障壁10゜11と、蓋体5
下から垂下した所要長をなす環状の障壁12と、内壁1
3とを、外周の方から、障壁10,12−.11、並び
に内壁13の順となるよう互い違いに設けることにより
、外周の方から、環状中溝14と、環状内室15、並び
に環状内溝16と金順次連通形成してちり、最内周部の
環状内溝16は前記のノズル口2に通ずるようにしてち
る。
エアーリング体1に卦ける本体4内周叫の障壁11の内
周部と、蓋体5の内壁13の外周部下間には、コイルば
ね等の整流体17が介挿されている○ 上述の構成体に釦いて、ホース口フランジ6から供給さ
れた空気は、エアーリング体1内の円周方向に開口した
エアーロ8の開口部γより、筐ず、環状外溝9内に入り
、次いで障壁10を越えて環状中溝14に至り、引続き
障壁12と11とによって環状内室15を通り、障壁1
1と内壁13とによって環状内溝16に導かれる。
周部と、蓋体5の内壁13の外周部下間には、コイルば
ね等の整流体17が介挿されている○ 上述の構成体に釦いて、ホース口フランジ6から供給さ
れた空気は、エアーリング体1内の円周方向に開口した
エアーロ8の開口部γより、筐ず、環状外溝9内に入り
、次いで障壁10を越えて環状中溝14に至り、引続き
障壁12と11とによって環状内室15を通り、障壁1
1と内壁13とによって環状内溝16に導かれる。
この間に、空気は徐々に均一化されて、環状内溝16の
内周部にあるノズル口2より、均一な風量となって吹出
されるが、前記の環状外溝9からノズル口2へ向って流
過する空気は、障壁10゜12.11の先端部を越える
際にカルマン渦流を生じ、ノズル口2から吹出される空
気は複雑な気流となって、通常は、ブロウ戊形フィルム
に均一な冷却空気を与えることができない。
内周部にあるノズル口2より、均一な風量となって吹出
されるが、前記の環状外溝9からノズル口2へ向って流
過する空気は、障壁10゜12.11の先端部を越える
際にカルマン渦流を生じ、ノズル口2から吹出される空
気は複雑な気流となって、通常は、ブロウ戊形フィルム
に均一な冷却空気を与えることができない。
しかし、本考案では、本体4に釦ける内周部の障壁11
の内周部と、蓋体5の内壁13の外周部下間に、コイル
はね等の整流体17を介挿してちるため、この整流体1
74通って環状内溝16に入る空気のカルマン渦流は細
分断されて、層流に変化し、この層流となった空気が、
環状内溝16内周部のノズル口2より吹出されるため、
ブロク成形中のフィルムに均一な冷却効果をもたらすこ
とができる。
の内周部と、蓋体5の内壁13の外周部下間に、コイル
はね等の整流体17を介挿してちるため、この整流体1
74通って環状内溝16に入る空気のカルマン渦流は細
分断されて、層流に変化し、この層流となった空気が、
環状内溝16内周部のノズル口2より吹出されるため、
ブロク成形中のフィルムに均一な冷却効果をもたらすこ
とができる。
しかして、この障壁11の内周部と内壁13の外周部下
間に介挿された整流体17にコイルばねを用いると、本
体4に蓋体5を被蓋するとき、蓋体5の内壁13の下端
によって、このコイルばねが環状内溝16内の外周コー
ナ一部に押しつけられて、その位置決めを簡単に行なう
ことができるとともに、コイルばねはピッチが等間隔で
あるため、流過するカルマン渦流を等量に分断して、完
全な層流とすることができる。
間に介挿された整流体17にコイルばねを用いると、本
体4に蓋体5を被蓋するとき、蓋体5の内壁13の下端
によって、このコイルばねが環状内溝16内の外周コー
ナ一部に押しつけられて、その位置決めを簡単に行なう
ことができるとともに、コイルばねはピッチが等間隔で
あるため、流過するカルマン渦流を等量に分断して、完
全な層流とすることができる。
な釦、上記の整流体17としては、コイルばねのほか、
第3図、並びに第4図示のように、本体4測の環状内溝
16の外周コーナーに円弧状の溝18を等間隔に切設し
て、この溝18に所要径のリング17a、又は円形仕切
板17b乞立設状態で嵌着し、これらを、蓋体5測の内
壁13下端外周部に切設した溝19で押えたり、或は、
第5図、並びに第6図示のように、障壁11の内周中高
部か内壁19の外周下端部にリング17c、又は円形仕
切板17dの外周を溶着20したり、第7図、並びに第
8図示のように、障壁11の内周中高部と内壁13の外
周下端部に環線21,22に同一高さに設けて、との環
線21.22上に金網17e、又は多孔板17f’!z
載置したりしても、前記と同様の効果を有することは云
うまでもない。
第3図、並びに第4図示のように、本体4測の環状内溝
16の外周コーナーに円弧状の溝18を等間隔に切設し
て、この溝18に所要径のリング17a、又は円形仕切
板17b乞立設状態で嵌着し、これらを、蓋体5測の内
壁13下端外周部に切設した溝19で押えたり、或は、
第5図、並びに第6図示のように、障壁11の内周中高
部か内壁19の外周下端部にリング17c、又は円形仕
切板17dの外周を溶着20したり、第7図、並びに第
8図示のように、障壁11の内周中高部と内壁13の外
周下端部に環線21,22に同一高さに設けて、との環
線21.22上に金網17e、又は多孔板17f’!z
載置したりしても、前記と同様の効果を有することは云
うまでもない。
このように本考案は、ノズル口2の直前に整流体17金
設けて、カルマン渦流を細分断して層流に変え、この層
流となった均一な空気をノズル口2から吹出すことがで
きるから、ブロク成形中の半溶融状態にある円筒状のバ
ブルを均一に冷却することができる。
設けて、カルマン渦流を細分断して層流に変え、この層
流となった均一な空気をノズル口2から吹出すことがで
きるから、ブロク成形中の半溶融状態にある円筒状のバ
ブルを均一に冷却することができる。
従って、樹脂の組成とフィルムの機械的性質が均一化さ
れて、局所にトいて破れたり、しわがよったりすること
なく、均一な折幅を得ることができ、また、吹出し空気
量を増すことにより、成形時間の短縮化をはかり、生産
量を増すことができるとともに、フィルム成形時の急冷
が可能なため、延伸能率がよく、フィルムの強度が増し
、また、ブロウ比も大きくとることができる等の利点を
有する。
れて、局所にトいて破れたり、しわがよったりすること
なく、均一な折幅を得ることができ、また、吹出し空気
量を増すことにより、成形時間の短縮化をはかり、生産
量を増すことができるとともに、フィルム成形時の急冷
が可能なため、延伸能率がよく、フィルムの強度が増し
、また、ブロウ比も大きくとることができる等の利点を
有する。
図面は本考案に係る合成樹脂フィルムブロク成形用エア
ーリングの実施例を示すもので、第1図は縦断正面図、
第2図は第1図A−A線断面図、第3図、第4図、第5
図、第6図、第7図、並びに第8図は、それぞれ他の実
施例を示す要部の縦断正面図でちる0 1・・・・・・エアーリング体、2・・・・・・ノズル
口、3・・・・・・上向外周壁、4・・・・・・本体、
5・・・・・・蓋体、6・・・・・・ホース口フランジ
、I・・・・・・開口部、8・・・・・・エアーロ、9
・・・・・・環状外溝、10・・・・・・障壁、11・
・・・・・障壁、12・・・・・・障壁、13・・・・
・・内壁、14・・・・・・環状中溝、15・・・・・
・環状内室、16・・・・・・環状内溝、17・・・・
・・整流体。
ーリングの実施例を示すもので、第1図は縦断正面図、
第2図は第1図A−A線断面図、第3図、第4図、第5
図、第6図、第7図、並びに第8図は、それぞれ他の実
施例を示す要部の縦断正面図でちる0 1・・・・・・エアーリング体、2・・・・・・ノズル
口、3・・・・・・上向外周壁、4・・・・・・本体、
5・・・・・・蓋体、6・・・・・・ホース口フランジ
、I・・・・・・開口部、8・・・・・・エアーロ、9
・・・・・・環状外溝、10・・・・・・障壁、11・
・・・・・障壁、12・・・・・・障壁、13・・・・
・・内壁、14・・・・・・環状中溝、15・・・・・
・環状内室、16・・・・・・環状内溝、17・・・・
・・整流体。
Claims (1)
- 上向外周壁3付の本体4と、上向外周壁3上に被蓋した
蓋体5とにより、内周部下に斜上方へ向けて開口する環
状のノズル口2金有する環状のエアーリング体1金欄威
し、本体4の下面外周部に内部へ通気可能なように設け
たホース口フランジ6上に、開ロ部7金円周方向へ向け
たエアーロ8の基端を、エア−リング体1内外周半部の
環状外溝9に通気可能なように接続するとともに、エア
ーリング体1内の内周半部に、本体4底から起立した環
状の障壁10,11と蓋体5下から垂下した環状の障壁
12と内壁13とを、外周の方から障壁10,12,1
1.並びに内壁13の順となるよう互い違いに設けて、
外周の方から環状中溝14と環状内室15、並びにノズ
ル口2に連通ずる環状内溝16とを順次連通形威し、か
つ、障壁11の内周部と内壁13の外周部下間に、コイ
ルばね等の整流体17金設けてなる合成樹脂フィルムブ
ロク成形用エアーリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6815877U JPS58503Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 合成樹脂フイルムブロウ成形用エア−リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6815877U JPS58503Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 合成樹脂フイルムブロウ成形用エア−リング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53163369U JPS53163369U (ja) | 1978-12-21 |
JPS58503Y2 true JPS58503Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=28975774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6815877U Expired JPS58503Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 合成樹脂フイルムブロウ成形用エア−リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58503Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-28 JP JP6815877U patent/JPS58503Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53163369U (ja) | 1978-12-21 |
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