JPS5850220Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JPS5850220Y2
JPS5850220Y2 JP7841680U JP7841680U JPS5850220Y2 JP S5850220 Y2 JPS5850220 Y2 JP S5850220Y2 JP 7841680 U JP7841680 U JP 7841680U JP 7841680 U JP7841680 U JP 7841680U JP S5850220 Y2 JPS5850220 Y2 JP S5850220Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
pipe
flexible pipe
condenser
evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7841680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS572369U (ja
Inventor
義治 加藤
和行 新美
Original Assignee
株式会社デンソー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
Priority to JP7841680U priority Critical patent/JPS5850220Y2/ja
Publication of JPS572369U publication Critical patent/JPS572369U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5850220Y2 publication Critical patent/JPS5850220Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍装置に関し、例えば自動車の車室内空調に
用いて有効である。
従来、自動車の車室前方と後方との2個所に蒸発器を配
設した、いわゆるテ゛ユアルエアコンでは、第1図に示
すように、電磁弁8の開閉に伴なう冷媒の振動を抑える
為にサージタンク9が配設されていた。
しかしながら、このサージタンク9では取付スペースが
多く必要であり、また、接続のためのジヨイント部も多
くなって作業性が悪くなり、更にサージタンク9の製作
費等が高い為装置全体のコストも高くなるという欠点が
あった。
本考案は上記点に鑑みて案出されたもので、冷媒振動の
抑制を極めて良好に行なえ、しかもその為に多くのスペ
ースを必要としたり、作業性を悪化させたり、コストの
大幅な上昇をもたらしたりすることがない冷凍装置を提
供することを目的とする。
以下本考案を図に示す一実施例に基づいて説明する。
第2図中1は冷媒を圧縮吐出する圧縮機で、図示しない
自動車走行用エンジンの駆動力をVベルト、プーリ等を
介して受けるようになっており、その動力伝達を電磁ク
ラッチで断続することによって圧縮機1の運転・停止が
切換わる。
2はこの圧縮機1より吐出された高温・高圧の冷媒を高
圧のまま凝縮させる凝縮器、3はこの凝縮器2で凝縮し
た冷媒を一旦受は液冷媒のみを導出する受液器である。
そして受液器3より導出された冷媒は分岐点11で2方
向に分かれ、各冷媒通路に配設された第1.第2減圧手
段5,7によって低温・低圧の霧状に減圧膨張される。
4は車室内前方に配設された第1蒸発器、5は車室後方
のトランクルーム内(室内でもよい)に配置された第2
蒸発器で、それぞれ第1.第2減圧手段5.7通過後の
冷媒と車室1内へ吹き出される空気との熱交換を行なう
ものである。
そして、この第1、第2蒸発器4,6通過時に空気は気
化熱を奪われて冷却され、それによって車室内の冷房を
行なうようになっている。
ただ、第2蒸発器6は主に後部座席の冷房を行なうもの
であるため、後部座席に乗員がいない場合などには不要
となり、そのような場合には電磁弁8によって冷媒通路
を閉じ第2減圧手段5.第2蒸発器4へ冷媒が流れない
ようにする。
なお、上記各機器は内径6mm程度の銅又はアルミパイ
プよりなる冷媒配管12によって接続されており、冷媒
はこの冷媒配管12を介して各機器を循環するようにな
っている。
もつとも、冷媒は常時一定の流量でこの冷媒配管12内
を流れるわけではなく、圧縮機1の起動、停止やエンジ
ンの急激な回転数上昇に伴なう圧縮機1回転数の急激な
上昇、更には電磁弁8の開閉等によって、冷媒配管12
内を流れる冷媒流量は実際には大幅に変動している。
そのため冷媒配管12は冷媒流れの変動を受けて振動す
ることになり、この振動が車内に伝われば乗員に不快感
を与えることにもなる。
しかしながら、本例では分岐点11と電磁弁8との間に
布で補強されたゴム製のパイプ10が配管してあり、か
つこのパイ、プ10の内径は冷媒配管12の内径より充
分大きい値(例えば11mm程度)としであるので、こ
の可撓性パイプ10自身の振動と、パイプ10内径の変
化によって冷媒流れの変動を吸収することができ、冷媒
配管12の振動は大幅に抑制される。
なお、可撓性パイプ10の両端には、冷媒配管12と接
続可能なジヨイントをさし込み、更にその状態で、ジヨ
イントをさし込んだ部分のパイプ外周を固定具で締め付
ける事によりパイプ10と冷媒配管12の接続を可能に
している。
ここで、可撓性パイプ10を分岐点11と電磁弁8との
間に配管したのは、その位置が電磁弁8開閉に伴なう冷
媒流れの変動を受は易いこと、蒸発器6に近く冷媒配管
12が振動した際車室内に与える影響が大きいこと、及
び流量変動により冷媒配管12に与える影響の大きい液
冷媒が流れる部位であること等の理由による。
ただ、この理由の内で最も重要な理由は液冷媒が流れる
部位であるという点であり、従ってこの点を満足するな
らば、換言すれば受液器3と電磁弁8との間であれば、
可撓性パイプ10をどの位置に配設してもよい。
また、上述の例では受液器3を配設していたが、必要に
応じてこの受液器3を廃止してもよい。
この場合には、凝縮器2と電磁弁8との間に可撓性パイ
プ10を配設することになる。
更に、冷凍装置は蒸発器4,6を2つ備えたテ゛ユアル
エアコンに限られることはなく、第3図に示すように、
蒸発器4を1つのみとしたものであってもよいことは勿
論である。
そして、この場合には電磁弁8が不要となるため、可撓
性パイプ10は凝縮器2と減圧手段5との間に配設すれ
ばよく、その内でもできれば減圧手段5側に配設するの
が望しい。
以上説明したように、本考案装置では凝縮器と減圧手段
との間に冷媒配管より径大な可撓性パイプを配設したた
め、冷媒の流れの変動をこの可撓性パイプによって抑制
して冷媒配管の振動を大幅に減少できるという優れた効
果を有する。
しかも、本考案では可撓性パイプを用いているため、多
くのスペースを必要としたり、コストアップを招いたり
することなく、シかも容易な作業で上記効果が得られる
ようになっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の冷凍装置を示す冷凍サイクル図、第2図
は本考案装置の一例を示す冷凍サイクル図、第3図は本
考案装置の他の例を示す冷凍サイクル図である。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・凝縮器、4,6
・・・・・・蒸発器、5゜7・・・・・・減圧手段、1
0・・・・・・可撓性パイプ、12・・・・・・冷媒配
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器を冷媒配管で接続し
    てなり、かつ、前記凝縮器と前記減圧手段との間に、そ
    の内径が前記冷媒配管の内径より大きい可撓性パイプを
    配設したことを特徴とする冷凍装置。
JP7841680U 1980-06-04 1980-06-04 冷凍装置 Expired JPS5850220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7841680U JPS5850220Y2 (ja) 1980-06-04 1980-06-04 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7841680U JPS5850220Y2 (ja) 1980-06-04 1980-06-04 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572369U JPS572369U (ja) 1982-01-07
JPS5850220Y2 true JPS5850220Y2 (ja) 1983-11-15

Family

ID=29440928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7841680U Expired JPS5850220Y2 (ja) 1980-06-04 1980-06-04 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850220Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS572369U (ja) 1982-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3070975A (en) Structure for cooling water heated in cooling automobile engine
JPH11301255A (ja) 車両用空調装置
US3449924A (en) Automotive air-conditioning system
US3145545A (en) Air conditioning and refrigeration apparatus for motor vehicles
JPS5850220Y2 (ja) 冷凍装置
CN2538582Y (zh) 带蓄冷装置的汽车空调
JP3961188B2 (ja) 自動車用空気調和装置
EP1623857B1 (en) HVAC Systems
JPS61122462A (ja) ヒ−トポンプ式空気調和装置
JP2000062448A (ja) 車両用空調装置
JP3357207B2 (ja) 自動車用空気調和装置の防振構造
JPS6210859B2 (ja)
JPH1068562A (ja) 冷凍装置用レシーバ及び車両用空気調和装置
JPS6361626A (ja) 車輌用空調装置
CN206510721U (zh) 商务车空调系统专用冷媒连接管
CN208134015U (zh) 一种汽车空调制冷管路消音装置
CN208812923U (zh) 一种电动展开式驻车空调
JPH02146477A (ja) 冷凍装置
JPS6232089Y2 (ja)
KR19990026971A (ko) 차량용 에어 컨디셔너 파이프의 고정구조
JP2563096Y2 (ja) 車両用冷凍サイクルのレシーバ支持構造
JPH08207547A (ja) 自動車用冷房装置
JPH0645810Y2 (ja) 冷凍装置
KR0134386B1 (ko) 시트용 열 교환기
JP2000142090A (ja) 車両用空調装置