JPH02146477A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JPH02146477A
JPH02146477A JP30037488A JP30037488A JPH02146477A JP H02146477 A JPH02146477 A JP H02146477A JP 30037488 A JP30037488 A JP 30037488A JP 30037488 A JP30037488 A JP 30037488A JP H02146477 A JPH02146477 A JP H02146477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
pressure
temperature
moisture
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30037488A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kitamura
圭一 北村
Shin Honda
伸 本田
Kenichi Fujiwara
健一 藤原
Kazutoshi Nishizawa
一敏 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP30037488A priority Critical patent/JPH02146477A/ja
Publication of JPH02146477A publication Critical patent/JPH02146477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冷媒が循環する冷凍装置に関し、特に冷凍装置
の冷媒中に含まれる水分の除去に関する。
〔従来の技術〕
従来より冷凍装置内に水が侵入し、冷媒中に含まれる水
分が増加すると、金属部において、内部腐食が発生する
おそれがある。また、膨張弁などの絞り部において水が
氷結することにより、正常な冷凍機能を保つことができ
なくなり、冷房能力の低下あるいは圧縮機の作動不良等
が生じるおそれがあるため、冷凍装置内の水分量をでき
る限り減らす必要がある。
そこで、今日の冷凍装置においては、最も多く水が侵入
してくると考えられるゴム製の冷媒ホースの耐透水性を
改善−し、水の侵入を低減したもの、あるいは冷媒配管
の途中に乾燥剤などを設け、侵入した水を吸着、除去す
るもの等が考えられ、実用化されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ゴム製の冷媒ホースを使用している限り
、透水率を0にすることはできず、水の侵入を防止する
ことはできない。また、乾燥剤を用いた場合、所定量の
水分を吸収するためには、多くの乾燥剤を必要とし、乾
燥剤の水分吸着量が増すと冷凍装置内に残存する水分量
も増してしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に着目し、冷凍装置内に水が侵入し
ても、冷凍装置内を循環する水分量を効率的に低減する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
圧縮機の圧縮圧により高い温度及び圧力を有する高温高
圧部の冷媒を分流する分流手段と、分流された冷媒を高
温高圧部より温度及び圧力の低い低温低圧部により冷却
し、冷媒中に含有されている水を析出させ、これを保持
する水分回収器と、この水分回収器より冷凍装置内に冷
媒を送り戻す戻し手段とを備える。
〔作用] 高温高圧部より一部分流された冷媒は、流れがゆるやか
であり、低温低圧部に比べ比較的高温であり、冷媒中に
多くの水が含有されている。そして、この冷媒が低温低
圧部によって冷却されることにより、冷媒中に溶は込む
ことができなくなった水が析出する。析出した水は水分
回収器によって保持され、冷媒は冷凍装置内に戻る。
[発明の効果] 以上により、本発明は冷凍装置内に水が侵入しても、水
を析出させ、水分回収器によって保持することができる
ため、乾燥剤等を必要とせず、冷凍装置内を循環する水
分層を低減させることができる。
また、冷媒を一部だけ分流しているため流れがゆるやか
であり、析出した水を保持しやすく、冷凍装置の作動を
妨げることがない。
[実施例] 以下、本発明冷凍装置の一実施例について図面に基づき
説明する。
第1図に示す様に、図示しない自動車走行用エンジンに
電磁クラッチを介して、圧縮機1が接続されている。
この圧縮機1がエンジンの駆動力を受けると、圧縮Nl
内に冷媒が吸入される。この吸入された冷媒は圧縮され
、高温高圧のガス冷媒となり、そして、圧縮機1内より
吐出される。
吐出されたガス冷媒は凝縮器2に送られ、冷却される。
ガス冷媒は冷却されることにより浄化され、受液器3に
送られる。
そして、受液器3に一時的に液冷媒が貯えられる。受液
器3に貯えられだ液冷媒は、冷房負荷に即応し、減圧手
段である膨張弁4に送られる。この膨張弁4により、液
冷媒は低温低圧の霧状の冷媒になる。
そして、この霧状の冷媒が蒸発器5内に送られ、この蒸
発器5を通過する空気と冷媒とが蒸発器5を介して熱交
換することによって、冷媒は加熱されてガス冷媒となり
、空気は冷却される。この冷却された空気によって、車
室内の冷房が行われる。
熱交換されたガス冷媒は、再び圧縮機1に吸入され、圧
縮される。以下、この循環を繰り返す。
また、各装置は冷媒配管6によって接続されている。
ここで、圧縮機1より吐出された冷媒の温度は約80’
C〜100°Cであり、圧力は約15kg/c艷である
。そして、凝縮器2により液化された冷媒の温度は約6
0°Cであり、圧力は約15kg/cntである。
つまり、圧縮機1より吐出された冷媒が凝縮器2、受液
器3を通り、膨張弁4により噴出されるまでの間は比較
的高温高圧であり、この部分を高温高圧部(図中符号A
で示す)とする。
また、膨張弁4より噴出された冷媒の温度は約0°Cで
あり、圧力は2 kg / cfである。そして、1発
器5を通り、熱交換された冷媒の温度は約lO°Cであ
り、圧力は2 kg / CIfiである。
つまり、膨張弁4より噴出された冷媒が蒸発器5を通り
、圧縮機1に至るまでの間は比較的低温低圧であり、こ
の部分を低温低圧部(図中、符号Bで示す)とする。
そして、高温高圧部Aであって、受液器3と膨張弁4と
を接続する冷媒配管6aには、この冷媒配管6a内を流
れる冷媒の一部を分流させる分流手段である分流配管6
bの一端が接続されている。
分流配管6bの他端は後述する水分回収器7に接続され
ている。
水分回収器7は低温低圧部Bであって、膨張弁4の出口
側の冷媒配管6dに取付固定されている。
また、水分回収器7には、戻し手段である戻し配管6C
の一端が接続されており、戻し配管6Cの他端は冷媒配
管6aの分流配管6bよりも下流側に接続されている分
流配管6bにより、水分回収器7内に導入された冷媒は
冷媒配管6内に戻される。
次に、水分回収器7について詳述する。
水分回収器7の本体7aはアルミニウムよりなり、筒状
に形成されている。そして、本体7aの図中、左側を覆
っている一側壁7bには分流配管6bの他端が接続され
、本体7aの内部と連通している。また、本体7aの図
中、右側を覆っている他側壁7Cには戻し配管6Cとの
一端が接続され、本体7aの内部と連通している。
本体7aの内部には、水との界面張力の大きい物質8(
例えばグラスウール)が環状に設けられている。
水分回収器7の大きさは、冷媒配管6からの水の侵入量
等を考慮し、決定する。
次に、作動原理について説明する。
一般的に、単位重量あたりの液冷媒に溶は込むことので
きる水の最大量(液冷媒中の飽和水分濃度)は、冷媒の
温度が高い程多い。
現在、車両用の冷凍装置に使用される冷媒において、主
流となっている冷媒フロンR12の場合、第3図に示す
様に、40“Cでは液冷媒1 kgあたり約0.18g
 (180ppm)の水が溶は込めるが、0°Cでは液
冷媒1 kgあたり約0.025g(25ppm)Lか
溶は込めない。従って、40゛Cの飽和水分濃度の液冷
媒をO″Cまで冷却すれば、0.155g(=0.18
 g−0,025g)の水が冷媒中に溶は込むごとがで
きなくなり析出する。
そこで、本発明では、冷媒配管6aを流れる冷媒の一部
を分流配管6bに分流させ、水分回収器7の本体7a内
に導く。水分回収器7は膨張弁4の出口側の冷媒配管6
a内を流れる冷媒によって冷却されるため、本体7a内
に導入された冷媒は冷却される。よって、本体7a内に
おいて、冷媒中に溶は込んでいた水が一部溶は込めなく
なり、析出する。この水は、本体7a内に設けられたグ
ラスウール8に界面張力により付着する。そして、水を
析出した冷媒は戻し配管6Cを通り、冷媒配管6aに戻
される。
従って、グラスウール8に付着した水分量だけ冷凍装置
内の水分濃度を低下させることができる。
つまり、冷凍装置の作動中、冷凍装置内をWJ環する冷
媒中の水分濃度を25ppm以下に保つことができる。
以下、示した様に、簡単な構成により冷媒中の水分濃度
を低く抑えることができ、また、水分回収器7で液冷媒
を冷却しているため、冷房能力向と、あるいは省動力と
いう効果も得ることができる。そして、冷媒の流れに対
して、分流配管6bを上流側、戻し配管6cを下流側に
冷媒配管6aるこ接続しているため、冷媒が分流配管6
bから戻し配管6cに向けて流れやすい。
また、冷媒が液体である受液器3の下流側に分流配管6
bを接続しているため、水が冷媒中に多く?容は込んで
いる。
さらに、一部のみ冷媒を分流しているため、流れがゆる
やかであり、析出させた水を保持しやすく、また、冷凍
装置の作動を妨げることはない。
次に、他の実施例について説明する。
第4図に示す様に、膨張弁4に水分回収器7が一体成形
されている。そして、膨張弁4の噴出口4aより図中左
側の高温高圧部Aに位置する側壁4bには、分流手段で
ある分流通路9aが形成され、膨張弁4の高温高圧部A
と、本体7a内との連通を行っている。分流通路9aの
径は、高温高圧部への圧力を受け、多くの冷媒が分流さ
れないように極めて小さくしである。また、冷媒配管6
の役割をなし、膨張弁4と蒸発器5の接続を行い、低温
低圧部Bに位置する連結部10の側壁10aには、戻し
手段である戻し通路9bが形成され、本体7a内と連結
部10内との連通を行っている。
よって、水分回収器7が膨張弁4と一体に形成されてい
るため、余分な配管を必要とせず、コンパクトであり、
スペース的にも有効である。
また、高圧側から低圧側に冷媒が流れるため、冷媒を確
実に流すことができる。
以上により、高温高圧部Aより分流通路9aを通って本
体7aに冷媒が分流される。本体7aには、低圧部Bの
熱が伝達されるため、冷媒は冷却され、冷媒中に含有さ
れる水が析出する。そして、この水はグラスウール8に
、界面張力によって保持され、その他の冷媒は戻し通路
9bを通り連結部10内に戻される。
その他の構成及び作動は、一実施例と同様である。
また、第5図に示す様に、本体7aにバルブ11を設け
、ある程度水がたまった場合、冷媒交換時などにバルブ
11を開き、水を冷凍装置外へ放出することにより、何
度でも使用することができる。
本発明一実施例では、受液器3と膨張弁4との間の冷媒
配管6a(高温高圧部A)に分流配管6b及び6cを接
続しているが、分流配管6bは高温高圧部Aならどこに
接続しても良く、戻し配管6cは冷凍装置内ならどこに
接続しても良い。
また、水分回収器7を膨張弁4と蒸発器5との間の冷媒
配管6dに取付固定したが、低温低圧部ならどこに取付
固定しても良い。
さらに、水分回収器7を、蒸発器5を通過した冷風によ
って冷却することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明冷凍装置の一実施例を示す図
で、第1図は模式構成図、第2図は要部断面図、第3図
は温度と水の溶解度を示す特性図、第4図は本発明冷凍
装置の他の実施例を示す要部断面図、第5図は本発明冷
凍装置のバルブを付加した水分回収器を示す断面図であ
る。 1・・・圧縮器、2・・・凝縮器、4・・・膨張弁(減
圧手段)、5・・・蒸発器、6b・・・分流配管(分流
手段)。 6c・・・戻し配管(戻し手段)、7・・・水分回収器
A・・・高温高圧部、B・・・低温低圧部。 代理人弁理士  岡 部   隆 寸 tOU Oフ く 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  冷媒を吸入して圧縮し、高温高圧ガス冷媒を吐出する
    圧縮機と、 この圧縮機より圧縮吐出されたガス冷媒を液化する凝縮
    器と、 この凝縮器により液化された液冷媒の圧力を減少させる
    ことによって、前記液冷媒を低温低圧の冷媒にする減圧
    手段と、 この減圧手段により低温低圧にされた冷媒を蒸発させる
    蒸発器とを冷媒配管により順次接続し、前記圧縮機より
    圧縮吐出された冷媒が前記減圧手段により減圧されるま
    での間において、前記圧縮機の圧縮圧によって、冷媒の
    温度及び圧力が高い高温高圧部を形成し、 前記減圧手段により減圧されることによって低温低圧に
    された冷媒が前記圧縮機により圧縮されるまでの間にお
    いて、前記高温高圧部より冷媒の温度及び圧力が低い低
    温低圧部を形成する冷凍装置において、 前記高温高圧部の冷媒の一部を分流する分流手段と、 この分流手段によって分流された冷媒を前記低温低圧部
    によって冷却し、前記冷媒中に含有されている水を析出
    させると共に、前記水を保有する水分回収器と、 この水分回収器より前記冷凍装置内に冷媒を送り戻す戻
    し手段とを備えることを特徴とする冷凍装置。
JP30037488A 1988-11-28 1988-11-28 冷凍装置 Pending JPH02146477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30037488A JPH02146477A (ja) 1988-11-28 1988-11-28 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30037488A JPH02146477A (ja) 1988-11-28 1988-11-28 冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02146477A true JPH02146477A (ja) 1990-06-05

Family

ID=17884011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30037488A Pending JPH02146477A (ja) 1988-11-28 1988-11-28 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02146477A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542970U (ja) * 1991-11-15 1993-06-11 三菱重工業株式会社 冷凍装置の乾燥剤
US5301520A (en) * 1991-04-15 1994-04-12 Nippondenso Co., Ltd. Water removing device in refrigerating system
JP2012159265A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Denso Corp 冷媒用除水装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5301520A (en) * 1991-04-15 1994-04-12 Nippondenso Co., Ltd. Water removing device in refrigerating system
US5490397A (en) * 1991-04-15 1996-02-13 Nippondenso Co., Ltd. Water removing device in refrigerating system
DE4212367C2 (de) * 1991-04-15 2000-08-03 Denso Corp Vorrichtung zur Entfernung von Wasser in einem Kühlsystem
JPH0542970U (ja) * 1991-11-15 1993-06-11 三菱重工業株式会社 冷凍装置の乾燥剤
JP2012159265A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Denso Corp 冷媒用除水装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1315938B1 (en) Method and arrangement for defrosting a vapor compression system
US5598718A (en) Refrigeration system and method utilizing combined economizer and engine coolant heat exchanger
AU2001286333A1 (en) Method and arrangement for defrosting a vapor compression system
CN101568769A (zh) 具有经济器、中间冷却器和多级压缩机的制冷剂系统
CA2135870A1 (en) Liquid pressure amplification with bypass
JP2007107860A (ja) 空気調和装置
JPH02146477A (ja) 冷凍装置
CN212274330U (zh) 一种采用制冷剂二次冷凝的融霜装置
US5867993A (en) Refrigerant reservoir and heat exchanger unit for a refrigerated counter system
JPS5997462A (ja) ヒ−トポンプの除霜回路
JPH06123527A (ja) 冷凍・冷蔵ユニットの冷凍サイクル
CN215892839U (zh) 压缩机系统
JP2000266416A (ja) 極低温冷凍装置
JPH0820139B2 (ja) 蓄熱式ヒートポンプ装置
JPS58142658U (ja) 冷凍装置
JPS58117969A (ja) 冷凍機用モ−タ冷却装置
JP2000055505A (ja) 複合熱移動装置
JP2001280744A (ja) 空気調和装置
JPS61102315A (ja) 自動車の燃料冷却装置
JPS59130722A (ja) 自動車用空調装置
JPH08313106A (ja) 冷凍機
JPS6353457B2 (ja)
JPS6038845Y2 (ja) 車両用冷房冷凍装置
JPS5815819Y2 (ja) 冷暖房機
JPS60147075A (ja) 熱回収形冷温水装置