JPS58502152A - 磁気記録媒体の潤滑 - Google Patents
磁気記録媒体の潤滑Info
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- JPS58502152A JPS58502152A JP83500929A JP50092983A JPS58502152A JP S58502152 A JPS58502152 A JP S58502152A JP 83500929 A JP83500929 A JP 83500929A JP 50092983 A JP50092983 A JP 50092983A JP S58502152 A JPS58502152 A JP S58502152A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
の
131口U」
この発明は水成磁気コーティングの合成に関するものである。有機合成の代わり
に水合成を用いることが望ましい場合がある。なぜならば、有菌合成では高価で
有毒な可燃性の溶剤を用い、その溶剤は磁気合成物の乾燥に際して大気汚染を防
止するために捕集されなければならない。さらに、水合成の改良において多くの
最近の発展があり、それによって有機合成されたコーティングの一般代替として
、水合成が注目されている。
記録層にストアされている磁気情報を読出すために用いられる電磁気ヘッドの相
対的な硬さのために、現在のほとんどの磁気コーティングは磁気ヘッドと磁気媒
体の摩擦を減少して寿命を延ばすために1つまたはそれ以上の潤滑剤を用いてい
る。過去において、潤滑剤はそれ自身を直接コーティング合成物に含ませるか、
または使用の前に磁気媒体上へ吹き付けることによって磁気層に付与されていた
。
米国特許第2.699,408号では、蜜蝋が磁気コーティング合成物に付与さ
れたが、これはそ付与の前にまずこの蜜蝋を乳液化することによって行なわれた
。しかしながら、蜜蝋は磁気コーティングの表面上の連続的な境界フィルム層の
形成には役立たない。実際、それは点fv!清を促進するだけで、磁気記録媒体
が磁気ヘッドに組合わされたときに発生する摩擦や引掻きを効果的に減少するこ
とができ特表昭58−!’102152 (2ンない。
先行技術による合成物の例として米国特許第4,263゜188号を参照する。
それは樹脂バインダ、親水剤2分散剤、およびブトシキ・エチル・ステアレート
(butoxyeihyl 5tearate)のような潤滑剤とからなる水成
磁気コーティングに関するものである。この特許はすべての成分原料を混合して
、それらを適当な支持材上に分散させる方法を示している。米国特許第4,07
6.861号も同様に、潤滑剤としてシリコーン・オイル、あるいは17または
それ以上の炭素原子を含む脂肪酸のエステルを用いた水成磁気コーティング合成
物を示している。米国特許第4゜025.448号は磁気水成コーティング合成
物のための潤滑剤としてのワックス合成物を示しており、すべての成分原料はコ
ーティングする前に単純に1つに混合されることを示している。
水成コーティング合成物において水溶性の潤滑剤を使用することは、それ自身の
問題を生じる。たとえば、この種の潤滑剤は水に感じやすく、換言すれば感湿性
であることが特徴で、したがって磁気ヘッドと摩擦接触している間に熱がそのコ
ーティング中に発生するときに安定ではない。
前にほのめかしたように、水溶性潤滑剤の代わりに直接または乳剤化してワック
スを用いることはコーティング層内の相分離を促進し、磁気媒体の表面上の連続
的フィルムの存在の問題を和げる。
したがって本発明の目的は、新規な水成磁気コーティング合成物を示すことであ
る。
本発明のさらにもう1つの目的は、水成磁気コーティング合成物の改良されたl
ll!lWIを示すことである。
これらおよび他の目的は、以下の開示を考慮することによってさらに十分に認識
されるであろう。
1に1」
本発明は磁気記録層を形成するための水成コーティング合成物を取扱っており、
その改良は潤滑剤のコロイド状乳剤の付与からなっている。その潤滑剤は水性で
はなり、シたがって水合成において不溶である。′m滑剤を用いるに際して、感
湿性に関して上で概略述べられた困難が消去される。水成コーティング合成物は
、好ましくは、脂肪族と芳香族のステアレート、シリコーン・オイル、過フッ化
アルキル・ポリエーテル、および次の構造の1つを有するフッ化流体やそれらの
混合物からなるグループの1つまたはそれ以上の部剤から選択される。
ここで、n、m−40〜90
および
F [CF (CF、)CF20]。’CzFsここでn′=12〜45
本発明で用いられる潤滑剤に関して、水成゛コーティング合成においては溶剤が
用いられないことを理解すべきである。その代わり、独立のステップとして、コ
ロイド状の潤滑分散剤が予め用意されてその水合成へ添加される。潤滑剤のコロ
イド状分散は安定な微粒乳剤を確実に形成し、その乳剤は乾燥中に磁気コーティ
ングの表面に拡散して、その磁気コーティング上に薄い潤滑剤の保護層を形成す
るように凝集するっ
及りu帆食」む1
コーティング合成の水溶性は磁気酸化粒子と分散剤を脱イオン水へ分散させるこ
とによって調製することができ、またそれは適当なアルカリ剤を添加することに
よって約8〜10のI)Hに制御される。上記のものはハイ・シャー(high
5hear )で混合されるのが好ましく、同時に、さらに泡消し剤と水溶性
の樹脂(または乳剤)を添加する。
次にその分散溶液は磁気酸化物の凝集体をつぶすために粉砕(1111ng)さ
れる。水溶性樹脂への酸化物の添加重量は、コーティング合成物の最終目標によ
って60/40がら8/20の割合の範囲で変え得ることがわかった。
前述したように、本発明は第−義的に、水成磁気コーティング合成における不水
溶性潤滑剤の添加を取扱っており、それは磁気層に潤滑剤を添加する前にその潤
滑剤を予め乳剤化することによって行なわれる。ステアレートが潤滑剤として用
いられるとき、それは脱イオン水中で水酸化アンモニウムとともに混合されて、
約8から10のI)Hおよび50〜80℃の温度に保たれる。混合はハイ・シャ
ーで維持されて、ステアレートは部分的に鹸化される。こうしてステアレートが
脱イオン水中に小さなコロイド状分散体を形成し、それはさらにサブミクロン・
サイズのコロイド状単一分散粒子に粉砕される。これは、たとえば4000〜6
000pslの圧力でマンタン・ガラリン・ホモジナイザ(Mantan Ga
ulin homogenizer )を通すことによって分散される。好まし
いステアレートはブチル・ステアレートおよびエチル・ステアレートからなるグ
ループから選択される。
潤滑剤はまた、ジメチル・シロキサンのようなシリコーン・オイル、および過フ
ッ化ポリエーテルや過フン化アルキル・ポリエーテルのようなフン化オイルから
も作ることができる。最も好ましいのは、米国〜l onteti + Son
社によってFonblinの商品名で売られているフッ化オイルのような約1.
200〜7.000の分子量を有するフッ化A”イルである。
微粒乳剤は上記の潤滑剤から作られ、水に対するオイルのfi!割合は約30〜
50%に保持されている。たとえばナトリウム・ラウリル硫酸塩のような陰イオ
ン乳化剤からなる混合された乳化剤系を用いることが可能で、一方、潤滑剤小滴
の表面張力はn−デカンまたはセチル・アルコールを加えることによって減少さ
せることができる。そのような系に関して、以下の表は、シリコーン潤滑剤(表
1)。
フッ化潤滑剤(表2)、およびステアレート(表3)の乳化に関する概略典型的
な処方型を表わしている。
表1
シリコーン潤滑 の
重量%
水(脱イオン化) 50.0gm5
ナトリウム・ラウリル硫酸塩 Q、1gll5n−デカン 0.05111S
ジメチル・シロキサン −49,85m5合計 100.0Ous
表2
フッ 潤滑剤の乳化
重量%
水(脱イオン化) 、49.70(IIIIsナトリウム・ラウリル硫酸塩 0
.1gm5カーボボール(Carbopol ) 0.2501R3n−デカン
O,0EllIS
合計 100.0Ous
* El du Pont de Nellours社から販売の過フッ化アル
キル・ポリエーテル。
去≦と
ステアレートの
重量%
水(脱イオン化) 49.8gll5
水酸化アンモニウム(35%濃度> 0.2usステアレート休ズ 50.OO
gI[ls合計 100.0Ous
¥、)たとえば、ブトシキ・エチル・ステアレーむ。
シリコーン・オイルまたはフッ化オイルは、さらに陰イオン乳化剤を含めて調製
することができ、このとき溶液は一定に攪拌されながら50〜80’C/\熱せ
られる。セチル・アルコールまたはn−デカンはオイルと混合されて、蒸留ろく
とシリコーン・オイルまた蒸留水とフッ化オイルの混合物にゆっくりと添加され
、ぞれらは短時間(たとえば約半時間)の間激しく攪拌される。次にその混合物
は微粒乳剤を得るために数分間超音波にかけてもよい。さらにその微粒乳剤は上
述のように4,600〜6,0OQpsiで粉砕して均質化してもよい。この乳
剤はフロキュレーション(綿状の沈澱物になること〉を生じにくいことがわかっ
た。
水成の磁気合成は、一般に、分散剤、磁気酸化物、ポリマー溶液または乳樹脂、
潤滑剤、ざらに他の添加物を含んテイル。分散剤に関しては、PoM & I−
taas ’4によって販売されているポリアクリレートのアンモニウム溶液で
あるTa1ol 165とさらにA ir p rOdUCtS社により、て販
売されている次の構造を有する化合物であるS urfynolなどが適するこ
とがわかった。
本発明を実施するにあたって、実質的にはどのような酸化物でも用いることが可
能であり、たとえばY−Fe 20s+F”eo4+ コバルトをドープされた
F(3、O,、Cr 20 a +さらに種々の金属粒子などを含む。種々のポ
リマー溶液または乳樹脂がバインダとして含ませることができ、たとえばアクリ
リック・コーポリマー乳樹脂、ビニルベースと7クリリツクの乳樹脂、ポリウレ
タンとアクリリックの乳樹脂、およびポリウレタン尿素ホルムアルデヒド。
またはメラニン樹脂などが含まれる。
水成の磁気合成物はまた、そのコーティングの電気抵抗を減少するために導電性
カーボンのような成る添加物を含ませてもよい。コーティング過程での合成物の
レオロジーを制御するために流動制御剤を含まゼでもよい。
潤滑剤の微粒乳剤は、そのコーティングの最終的な目標に従って変化し得る量だ
け、前述の合成過程で直接添加することが可能である。通常、本発明によって調
製される潤滑剤は全合成物の約1〜2%重量の範囲で変化する。rIJ滑剤の添
加は、通常、コーティング前約20〜30分の間に合成物中に潤滑剤を単に混合
することによって達成される。
コーティングは柔軟な下地または剛体の下地のいずれにも可能であり、エア・ド
ライヤによって乾燥させられて、乳樹脂や顔料の凝集が起こる。微粒乳剤の形の
潤滑剤は水成コーティングの密度より低い密度で、したがって、それらはそのコ
ーティングの表面で凝集する傾向があり、その表面上にオイル潤滑剤の薄いフィ
ルムを形成する。
磁気層の表面上の潤滑剤ののみならず磁気層内の潤滑剤の量もその合成物中にコ
ントロールすることが可能である。
たとえば、時間が経って外部潤滑剤が消耗されたとき、その合成物内部の潤滑剤
がコーティングの表面へ拡散することができる。コーティングの表面に単に吹き
付けられた潤滑剤は、そのような働きをすることができないことがわかった。さ
らに、潤滑剤の吹き付けによる表面コーティングは付加的なコーティング装置を
必要とし、さらにそのコーティング厚さを制御することは困雛である。磁気層表
面上の過剰な潤滑剤は、情報の記録や再生において多くのエラーを生じる可能性
があり、潤滑剤の境界層の厚さは50〜80オングストロームの範囲内でなけれ
ばならない。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 磁気記録層成形のための水成コーティング合成において、m’s剤のコロ イド状乳液を添加することからなる改良。 2、 前記水合成において前記潤滑剤が不溶性であることを特徴とする請求の範 囲第1項記載の水成コーティング合成。 3、 前記潤滑剤が脂肪族と芳香族のステアレート、シリコーン・オイル、過フ ッ化アルキル・ポリエーテル、および次の構造の1つを有するフッ化流体および それらの混合物からなるグループから選択されるものであることを特徴とする請 求の範囲第1項記載の水成コーティング合成。 0戸3 ここで、n −40〜90. m −40〜90および F−[CF (CF、)CF20]n’C2F。 ここで、n′−14〜45 4、 前記ステアレートがブトシキ・エチル・ステアレートおよびブチル・ステ アレートからなるグループから選択されるものであることを特徴とする請求の範 囲第3項記載の水成コーティング合成。 5、 前記シリ:−ン・オイルがアルキル・シロキサン。 ビニル・シロキサン、およびジメチル・シロキサンからなるグループから選択さ れるものであることを特徴とする請求の範囲第3項記載の水成コーティング合成 。 68前記潤滑剤が水合成の前記重量に対して約17))ら2%の量だけ含仕れて いることを特徴とする請求の範囲第1項記載の水成コーティング合成。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US345082A | 1982-02-02 | 1982-02-02 | |
US345082DEEDK | 1982-02-02 | ||
PCT/US1983/000142 WO1983002620A1 (en) | 1982-02-02 | 1983-02-01 | Lubrication of magnetic recording media |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58502152A true JPS58502152A (ja) | 1983-12-15 |
Family
ID=21705934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP83500929A Pending JPS58502152A (ja) | 1982-02-02 | 1983-02-01 | 磁気記録媒体の潤滑 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58502152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62275174A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-30 | Asahi Glass Co Ltd | 硬化性組成物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3105824A (en) * | 1960-05-03 | 1963-10-01 | Du Pont | Aqueous fluorocarbon telomer dispersion and process of preparing same |
US4019994A (en) * | 1975-08-28 | 1977-04-26 | Georgia-Pacific Corporation | Process for the preparation of aqueous magnetic material suspensions |
-
1983
- 1983-02-01 JP JP83500929A patent/JPS58502152A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4019994A (en) * | 1975-08-28 | 1977-04-26 | Georgia-Pacific Corporation | Process for the preparation of aqueous magnetic material suspensions |
Cited By (1)
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