JPS5850169B2 - プラスチツク被覆金属管の連続製造方法及びその装置 - Google Patents

プラスチツク被覆金属管の連続製造方法及びその装置

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JPS5850169B2
JPS5850169B2 JP12775376A JP12775376A JPS5850169B2 JP S5850169 B2 JPS5850169 B2 JP S5850169B2 JP 12775376 A JP12775376 A JP 12775376A JP 12775376 A JP12775376 A JP 12775376A JP S5850169 B2 JPS5850169 B2 JP S5850169B2
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metal
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晃一 永井
良次 斉藤
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Nippon Kokan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、プラスチック被覆金属管の連続製造方法お
よびその装置に関するものであって、特に連続製造にお
いて管移送ラインに挿入する金属管を、既に前記管移送
ラインに挿入されていてプラスチック被膜を被覆中の金
属管に追いつかせ、プラスチック被膜の被覆を常に一定
速度で均一に行なわせると共に、前記プラスチック被膜
の被覆を終えた金属管を迅速に管移送ライン外へ搬出さ
せることを特徴とするプラスチック被覆金属管の連続製
造方法およびその装置に関するものである。
近年、鋼管外面にプラスチックを被接したプラスチック
被覆鋼管が、防食性能に優れたところから、ガス輸送用
鋼管、水道用鋼管等に広く用いられてきている。
プラスチック被膜の被覆方法としては、主にプラスチッ
ク押出機から丸ダイを用いて、管の全周に被覆する方法
と、T型のダイを用いて、帯状のプラスチックを押出し
、回転している管に巻付ける方法(以下Tダイ法という
)とが実施されている。
Tダイ法は、管径の大小により特にダイを交換する必要
がなく、また特に大径管に適した被覆法として採用され
ており、この、被覆方法、装置として、たとえば特公昭
49−8940号、特開昭48−38373号及び特開
昭50−2072号各公報記載のもの等が提案されてい
る。
このTダイ法は、管径に影響されずに被覆が行なえると
いう利点があるが、連続的にプラスチック被覆を施すこ
とは困難であって、このため能率の点で前記丸ダイ法に
劣るという欠点があった。
このような欠点を解決するための方法として、特開昭5
1−42773号公報記載の方法が提案されており、第
1図でこの方法を実施するための装置が概略平面図で示
されている。
図示されるようlこ、1は先行金属管、1′は後行金属
管であり、前記金属管1,1′の管軸方向に斜交するほ
ぼ水平な軸線を有する一対の回転移送用ロール2が、そ
のロール2の軸線に直角な方向に延長する支持台3に回
転自在に取付けられ、かつ前記支持台3には前記一対の
回転移送用ロール2のうち一方のロール2を回転駆動す
る駆動装置2aが取付けられてロール式の回転移送装置
4が構成されており、このように構成された多数の回転
移送装置4は、前記金属管1,1′の管軸方向に所定間
隔をおいて配置されていて、前記金属管1,1′は、前
記回転移送装置4における各ロール2の上に載置され、
その管軸を中心として回転されながら管軸方向に移送さ
れるようになっている。
また第1図には、プラスチックの被覆部が示されており
、隣設された2つの回転移送装置4の間において、予め
予熱された先行金属管1は、まずアンダーコート剤が塗
布され、ついで半溶融プラスチック帯状体が巻付けられ
てから圧着され、ついで冷却されて、その表面に美麗な
プラスチック被膜が形成されるようになっている。
5は金属管1の下方位置に設けられた、前記先行金属管
1を予熱するための予熱バーナ、6は前記先行金属管1
の下方位置に設けられた、前記予熱された先行金属管1
に粘着剤等のアンダーコート剤を塗布するための塗布装
置、7は前記先行金属管1に近接して設けられた押出機
であって、前記押出機7のTダイアaからは半溶融プラ
スチック帯状体8が押出され、前記アンダーコート剤が
塗布された先行金属管1に前記半溶融プラスチック帯状
体8が一部型なった状態で巻付けられるようになってい
る。
9は前記先行金属管1の下方位置に設けられた圧着ロー
ルであって、前記先行金属管1に巻付けられた半溶融プ
ラスチック帯状体8を前記先行金属管1に所定圧力で押
しつけるようになっている。
10は前記先行金属管1の下方位置に設けられた空気噴
射型の冷却装置であって、前記圧着ロル9を通過した先
行金属管1に被覆されたプラスチック被膜を冷却するよ
うになっており、図示しないが水噴射型の冷却装置によ
って、前記空冷後のプラスチック被膜はさらに冷却され
るようになっている。
さらに、第1図においては、台車を用いずに金属管を移
送する一般的な方法が示されており、先行金属管1に対
し、、後行金属管1′が直列に配置されると共に、その
管端相互が接触するか、または押出機IのTダイアaか
ら押出される半溶融プラスチック帯状体8の巾よりも短
かい管端間隔になるように配置され、回転移送用ロール
2により前記後行金属管1′が前記先行金属管1と等回
転速度及び等移送速度で回転移送されて前記先行金属管
1の被覆処理が終了しても被覆作業が中断されることな
く前記後行金属管1′にプラスチック被覆が施こされて
行くようになっている。
このように、管移送のための1つのライン上に、ある長
さに切断された管を連続して送りながら、プラスチック
を前記管に連続被覆することは、前述した丸ダイによる
方法においてもすでに広く行なわれているが、Tダイ法
においては、前記丸ダイによる方法のように管が回転し
ない場合と異なり、前述のように管を等回転速度及び等
移送速度で回転進行させて行なうものである。
しかしながら、第1図の装置においては、一旦後行金属
管1′が回転移送装置4に載置された後は、先行金属管
1と前記後行金属管1′との間の間隔を変更することが
できず、前記回転移送装置4への後行金属管1′の搬入
載置作業は、すでに回転移送装置4に載置されている先
行金属管1に対して所定の管端間隔内になるように、き
わめて正確に行なわなければならないという問題があり
、また、前記後行金属管1′が前記先行金属管1に対し
て所定間隔以上離れて載置された場合には、両金属管1
.1′の管端間において、半溶融プラスチック帯状体8
の巻付被覆に支障をきたすおそれがあってプラスチック
被膜切断には管端間隔不整のため手間がかかるという問
題があり、さらに、前記両金属管1,1′はその管端を
接触または管端間隔を接近させて移送されるので、プラ
スチック被覆後の金属管の管移送ラインからの搬出は、
きわめて迅速に行なわなければ後行金属管1′の移送に
支障をきたし、プラスチック被覆が不良になるなどの問
題があった。
そこで本発明者等は、プラスチック被膜の連続被覆作業
において最もその作業能率を高め、製品の品質を一定に
保つために必要なことは、先行金風管と後行金属管とを
いかに接続し、接続後均一被覆を行なわせ、さらに被覆
後いかに迅速に効率よく後行金属管と切離して先行金属
管を管移送ライン外へ搬出させるかにかかつている点に
着目し、以上のような問題を解決すべく研究を行なった
結果、プラスチック被膜を被覆する金属管を連続的に移
送するための管移送装置を備えたプラスチック被覆金属
管の連続製造装置において、前記管移送装置を、前記管
移送装置に金属管を搬入するための搬入ブロックと、前
記金属管にプラスチック被膜を被覆するための被覆ブロ
ックと、前記被覆後の金属管を前記管移送装置から搬出
するための搬出ブロックとに分けて構成し、前記各ブロ
ックの管移送速度を、それぞれ別個に制御すれば、前記
金属管を管移送装置に載置するに際して、前記搬入ブロ
ックの管移送装置の管移送速度を制御して、既に管移送
装置によって移送されている先行金属管に対して載置の
タイミングをとらずに、適当な間隔をあけて載置しても
、載置後、前記先行金属管に追いつかせ、連続被覆が可
能となるようにすることができ、またプラスチック被覆
後の金属管の搬出に際しては、前記搬出ブロックの管移
送装置の管移送速度を制御して、後続の金属管に対して
被覆後の金属管を引離し、余裕をもって搬出が行なえる
ようにすることができるという知見を得たのである。
この発明は上記知見に基づいてなされたもので、管移送
装置により連続的に移送される金属管にプラスチック被
膜を被覆して、プラスチック被覆金属管を連続的に製造
する方法において、 前記金属管の移送工程を、前記管移送装置への金属管の
搬入工程と、前記管移送装置によって移送される金属管
の被覆工程と、前記被覆後の金属管の前記管移送装置か
らの搬出工程とに分けて構成し、前記被覆工程の金属管
に対して連続被覆を可能とするために前記搬入工程の金
属管の移送速度を前記被覆工程の移送速度と等しいか又
はそれ以上の速度に制御すると共に、前記被覆工程の金
属管に対して搬出可能とするために前記搬出工程の金属
管の移送速度を前記被覆工程の移送速度と等しいか又は
それ以上の速度に制御するプラスチック被覆金属管の連
続製造方法とすると共に、プラスチック被膜を被覆する
金属管を連続的に移送するための管移送装置を備えたプ
ラスチック被覆金属管の連続製造装置において、 前記管移送装置を、前記管移送装置に金属管を搬入する
ための搬入ブロックと、前記金属管にプラスチック被膜
を被覆するための被覆ブロックと前記被覆後の金属管を
前記管移送装置から搬出するための搬出ブロックとに分
けて構成し、前記各ブロックの管移送速度をそれぞれ別
個に制御するための速度制御装置を備えたプラスチック
被覆金属管の連続製造装置としたことに特徴を有する。
以下この発明を、実施例により図面とともに説明する。
第2図はこの発明を適用したプラスチック被覆金属管の
連続製造装置の概略平面図であり、図において、11は
直線的に適宜間隔をおいて複数のロール式の回転移送装
置12を設置した管移送装置、13は前記回転移送装置
12によって前記回転移送装置12の配列方向に移送さ
れる金属管、14は前記回転移送装置12の旋回テーブ
ル、15は前記旋回テーブル14に回転自在に取付けら
れた、油圧モーフ(図示せず)によって回転駆動される
一対の回転移送用ロールであって、前記管移送装置12
は、搬入ブロック16と、被覆ブロック17と、搬出ブ
ロック18とに分けられていて、前記各ブロック16.
17.18の回転移送用ロール15は、一定圧力の油圧
ユニットを含んだ速度制御装置19によってそれぞれ別
個に管移送速度が制御されるようになっている。
なお、前記金属管13は、前記回転移送装置12の一対
の回転移送用ロール15の上に載置さ札前記回転移送用
ロール15が前記速度制御装置19により速度制御され
て回転駆動されることによって、前記搬入ブロック16
側から搬出ブロック18側に向って移送されるようにな
っている。
また前記一対の回転移送用ロール15は、その軸線方向
が平行になっており、前記複数の回転移送装置12の旋
回テーブル14には、前記回転移送装置12の配列方向
と平行な旋回用ロッド20が連結され、前記旋回用ロッ
ド20が油圧シリンダ21によって前記回転移送装置1
2の配列方向に動かされることにより、前記旋回テーブ
ル14が回動するようになっていて、前記回転移送用ロ
ール15の軸線と、前記金属管13の管軸線との間に形
成された角度を調節することにより、前記金属管13の
回転速度と管軸方向の移送速度との比が任意に設定され
るようになっている。
前記搬入ブロック16には、金属管13の搬入スキッド
22が適宜間隔に複数設置され、前記搬入スキッド22
の間に移動自在なパレット23が設置されていて、前記
パレット23の上に置かれたりフタ−24が、前記搬入
スキッド22に載置された金属管13を持ち上げ、つい
でパレット23が移動して前記金属管13を回転移送装
置12の回転移送用ロール15の上に載置するようにな
っている。
前記被覆ブ冶ツク17には、金属管13を予熱するため
の予熱バーナ25と、前記予熱後の金属管13に粘着剤
等のアンダーコート剤を塗布するための塗布装置26と
、Tダイ27からの半溶融プラスチック帯状体を、前記
アンダーコート剤塗布後の金属管13に巻付けるための
押出機28と、前記金属管13に巻付けられた半溶融プ
ラスチック帯状体を、前記金属管13に押付圧着するた
めの圧着ロール29と、前記圧着ロール29の圧着によ
って金属管13の表面に形成されたプラスチック被膜を
冷却するための空気噴射型の冷却装置30と、図示しな
いが前記空冷後のプラスチック被膜をさらに水冷するた
めの水冷装置とが設置されていて、金属管13は、前記
搬入ブロック16から被覆ブロック17に連続的に送ら
れてきて、プラスチック被膜がその表面に被覆されるよ
うになっている。
前記搬出ブロック18には、前記搬入ブロック16と同
様に、搬出スキッド31と移動自在なパレット32と、
前記パレット32の上に置かれたりフタ−33とが設置
されていて、前記プラスチック被膜の被覆及び冷却を終
えた金属管13がプラスチック被膜によって繋がった後
続の金属管13と、その管端において前記プラスチック
被膜を切断することによって切離された後に、前記回転
移送装置12から前記リフター33によって持ち上げら
れてパレット32を介して移動した後、搬出スキッド3
1の上に載置されるようになっている。
このような構成によって、プラスチック被覆金属管を連
続製造するには、まず、前記管移送装置11による金属
管13の移送工程を、前記搬入ブロック16における前
記管移送装置11への金属管13の搬入工程と、前記被
覆ブロック17における被覆工程と、前記搬出ブロック
18におけるプラスチック被覆後の金属管13の前記管
移送装置11からの搬出工程とに分けて構成し、前記各
工程における移送速度を、後述するように前記速度制御
装置19によってそれぞれ別個に制御する。
そして、搬入ブロック16において金属管13を、管移
送装置11の回転移送用ロール15の上に、適宜間隔を
おいて載置する。
管移送装置11によって、金属管13は、搬入ブロック
16、被覆ブロック17、搬出ブロック18の順に移送
される。
ここで、第2図に示されるように、被覆工程にある金属
管13と、搬入工程にある金属管13との関係について
説明すると、両全風管13は、被覆ブロック17におい
てTダイ27からの半溶融プラスチック帯状体を巻付け
る際に、その管端間隔を、前記プラスチック帯状体の幅
以内の間隔にしておく必要があり(望ましくは管端同志
を接触させておく必要があり)、このために、搬入ブロ
ック16の回転移送用ロール15からその後端が離れて
、被覆ブロック17に移送されている先行金属管13に
対して、後続の搬入ブロック16にある金属管13を、
前記後続金属管13が、被覆ブロック17の最後部の回
転移送装置12aに至る前に所定管端間隔内になるよう
に、前記速度制御装置19によって搬入ブロック16の
回転移送用ロール15の回転速度を制御して追いつかせ
る(追いついた後は、被覆ブロック17の移送速度と同
じ速度になるように制御する)。
前記後続金属管13が被覆ブロック17の最後部の回転
移送装置12aに至る前を条件としたのは、被覆ブロッ
ク17においては既に金属管13に対してプラスチック
被覆中であり、その巻付ピッチを一定にしてプラスチッ
ク被膜の厚みを一定とするためにその移送速度を変える
ことができず、したがって前記後続金属管13が前記回
転移送用ロール12aに至った後は、先行金属管13と
の管端間隔を変えることができないからである。
なお前記先行金属管13に、後続金属管13が追いつき
(接触)可能な、搬入ブロック16の回転移送用ロール
15による管移送速度v2は、次式のようになる。
たたし、 第3図に金属管の移送速度の関係を示 す概略説明図で示されるように、■1 は先行金属管1
3の移送速度、aは被覆ブロック17の最後部の回転移
送用ロール15a上の先行金属管13の後端と被覆ブロ
ック17の最後端の回転移送用ロール15aまでの距離
、bは前記先行金属管13と、後続金属管13との間の
管端間隔である。
またプラスチック被覆後の金属管13は、未だプラスチ
ック被覆途中の金属管13と、プラスチック被膜によっ
て繋がって移送されるが、プラスチック被覆が冷却され
た後に、前記被覆途中の金属管13とプラスチック被膜
を切断した後に切離され、その後端が、被覆ブロック1
7の最前部の回転移送用ロール15から離れた後に、搬
出ブロック18の回転移送用ロール15の回転速度を速
度制御装置19によって制御して、前記被覆途中の金属
管13から遠ざけ、搬出スキッド31に搬出する。
第4図は回転移送装置12の概要図であり、図示される
ように、12bは基台であって、この基台12bの上に
旋回テーブル14が回転自在に設けられている。
34は1対の回転移送用ロール15を回転駆動させるた
めの油圧モータである。
なお旋回テーブル14には、その下端に旋回軸35が固
着さ札 この旋回軸35に取付けられたアーム36には
旋回用ロッド20が連結さ札この旋回用ロッド20が油
圧シリンダ21により動かされることにより前記旋回テ
ーブル14が旋回(回転)するようになっている。
第5図は、速度制御装置19の配管系統を示す説明図で
あり、図においては搬入ブロック16について示しであ
るが、他のブロックについても同様である。
図示されるように、37は圧力が一定に保たれた油圧ユ
ニット、38,39,40はそれぞれ搬入ブロック16
用、被覆ブロック17用、搬出ブロック18用の油圧流
量調整弁であり、前記各調整弁を調整することによって
個別に各ブロックの油圧モータ34への循環油の圧力を
変化させてその回転移送用ロール15の回転速度を制御
するようになっている。
41は油圧シリンダ21の油圧流量調整弁であって、そ
の旋回用ロッド20の動きを制御して回転移送装置12
の旋回テーブル14の回転角度を変更させるようになっ
ている。
また、図示されるように搬入ブロック16の4つの回転
移送装置12の各油圧モータ34は、それぞれ2つずつ
直列に配管されて油圧流量調整弁38に接続されている
今搬入ブロック16と被覆ブロック17との両方にまた
がった位置に金属管13があってプラスチック被覆が施
されているときは、搬入ブロック16及び被覆ブロック
17の各回転移送装置12の回転移送用ロール15の回
転速度は同一とし、すなわち、前記ブロック16及び1
7の各油圧モータ34への油圧は全て同一として前記金
属管13を一定回転及び移送速度で回転移送せしめる。
そして、前記被覆中の先行金属管13の後端が、搬入ス
キッド22に載置されている後続金属管13の、搬入ブ
ロック16の回転移送装置12への搬入に差支えないと
ころまで移送されたときに、前記搬入スキッド22から
前記回転移送装置12に後続金属管13を搬入載置し、
ついで前記先行金属管13の後端部が搬入ブロック16
の最前部の回転移送装置12を通過したときに、搬入ブ
ロック用油圧流量調整弁38を調整して搬入ブロック1
6の油圧モータ34への循環油の圧力を上げることによ
り、搬入ブロック16の管移送速度を前述した式の速度
v2にして前記後続金属管13を、前記先行金属管13
に接続せしめる。
このようにして、前記先行金属管13に前記後続金属管
13が所定間隔内に近づくかあるいは接触して接続され
れば、直ちに前記搬入ブロック用油圧流量調整弁38を
再び調整して、前記搬入ブロック16の管移送速度を、
被覆ブロック17の管移送速度と同じになるようにff
1lHfllすることによって前記両全風管13は、速
度変更が油圧機構により行なわれるためほとんど慣性の
影響なく同速度で移送されることになり、したがって両
全風管13は、衝突1こよる事故もなく、また被覆の不
整も生じることもなく移送される。
また、搬出ブロック18における油圧制御も同様に行な
うことができ、このように、油圧モータを用いて速度制
御を行なうことによって、増速、減速が瞬時に一定に行
なえ、安定した金属管13の追いつきまたは切離し動作
が行なえる。
以上説明したように、この発明においては、常に所定の
管端間隔を維持して連続的にプラスチック被覆を施すこ
とができ、したがって、プラスチック帯状体の巻付ピッ
チを等しくできて、被覆厚みを一定にできるほか、プラ
スチック材料の歩留りを向上できると共に、管端部分に
おける切断作業も確実に行なえ、搬出にあたっても、管
移送を停止することなく行なえ、製品の製造効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(ま従来のプラスチック被覆金属管の連続製造装
置の概略平面図、第2図はこの発明を適用したプラスチ
ック被覆金属管の連続製造装置の概略平面図、第3図は
金属管の移送速度の関係を示す概略説明図、第4図は回
転移送装置の概要図、第5図は速度制御装置の配管系統
を示す説明図である。 L1’、13・・・金属管、2,15・・・回転移送用
ロール、3・・・支持台、4,12・・・回転移送装置
、5.25・・・予熱バーナ、6,26・・・塗布装置
、7゜28・・・押出機、8・・・半溶融プラスチック
帯状体、9.29・・・正着口、−ル、10,30・・
・冷却装置、11・・・管移送装置、14・・・旋回テ
ーブル、16・・・搬入ブロック、17・・・被覆ブロ
ック、18・・・搬出ブロック、19・・・速度制御装
置、20・・・旋回用ロンド、21・・・油圧シリンダ
、22・・・搬入スキッド、23.32・・・パレット
、24.33・・・リフター、30・・・冷却装置、3
1・・・搬出スキッド、34・・・油圧モータ、35・
・・旋回軸、36・・・アーム、3T・・・油圧ユニッ
ト、38,39,40,41・・・油圧流量調整弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管移送装置により連続的に移送される金属管にプラ
    スチック被膜を被覆して、プラスチック被覆金属管を連
    続的に製造する方法において、前記金属管の移送工程を
    、前記管移送装置への金属管の搬入工程と、前記管移送
    装置によって移送される金属管の被覆工程と、前記被覆
    後の金属管の前記管移送装置からの搬出工程とに分けて
    構成し、前記被覆工程の金属管に対して連続被覆を可能
    とするために前記搬入工程の金属管の移送速度を前記被
    覆工程の移送速度と等しいか又はそれ以上の速度に制御
    すると共に、前記被覆工程の金属管に対して搬出可能と
    するために前記搬出工程の金属管の移送速度を前記被覆
    工程の移送速度と等しいか又はそれ以上の速度に制御す
    ることを特徴とするプラスチック被覆金属管の連続製造
    方法。 2 プラスチック被膜を被覆する金属管を連続的に移送
    するための管移送装置を備えたプラスチック被覆金属管
    の連続製造装置において、 前記管移送装置を、前記管移送装置に金属管を搬入する
    ための搬入ブロックと、前記金属管にプラスチック被膜
    を被覆するための被覆ブロックと、前記被覆後の金属管
    を前記管移送装置から搬出するための搬出ブロックとに
    分けて構成し、前記各ブロックの管移送速度をそれぞれ
    別個に制御するための速度制御装置を備えたことを特徴
    とするプラスチック被覆金属管の連続製造装置。
JP12775376A 1976-10-26 1976-10-26 プラスチツク被覆金属管の連続製造方法及びその装置 Expired JPS5850169B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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