JP3263169B2 - 引張り式造管装置 - Google Patents

引張り式造管装置

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JP3263169B2 JP07029993A JP7029993A JP3263169B2 JP 3263169 B2 JP3263169 B2 JP 3263169B2 JP 07029993 A JP07029993 A JP 07029993A JP 7029993 A JP7029993 A JP 7029993A JP 3263169 B2 JP3263169 B2 JP 3263169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横巻式の巻き取り機に
よって素材を引張りながらロール成型するようにした引
張り式造管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】弱電用電子部品などに用いられる超精密
銅管や銅合金パイプ等の管材は、普通、帯状素材をロー
ル成型し、継ぎ目部分を溶接することにより連続的に造
管される。図3に示す従来の造管装置1は、鉛直面内で
回転するアンコイラ2に巻回された帯状素材3を、成型
機4にて管状にロール成型しながら搬送し、最終段に近
い箇所で継ぎ目を溶接したのち、管材3aに仕上がった
素材3を縦巻式の巻き取りドラム5にて巻き取る構成と
されている。成型機4は、アンコイラ2から送り出され
た素材3を本体ベッド6上に設置した入口ガイドローラ
7に導き、続いてフープガイド8を介して初段のロール
スタンド9とサイドロールスタンド10に順次搬送す
る。初段で図4(A)に示す形状に成型された素材3
は、続く第2段ないし第4段までのロールスタンド9及
びサイドロールスタンド10において、図4(A)〜
(D)に示した形状にロール成型される。第5段のロー
ルスタンド9にて図4(E)に示した円管状に成型され
た素材3は、続くシームガイドスタンド11にて搬送方
向に走る継ぎ目(シーム)を案内されたのち、スクイズ
スタンド12において溶接トーチ13により継ぎ目を溶
接される。継ぎ目を溶接されて管材3aとなった素材3
は、アイロニングのためのロールスタンド14を通過し
て本体ベッド6上を離れ、最後に巻き取りドラム5によ
って巻き取られる。
【0003】なお、ロールスタンド9,14やサイドロ
ールスタンド10に使用される成型ロールは、いずれも
モータ動力によって駆動され、各段の成型ロールが素材
3の成型と搬送の両方の働きを担う。また、巻き取りド
ラム5も、専用のモータ(図示せず)により回転駆動さ
れ、管材3aに成型された素材3を巻き取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の造管装置1
は、ロールスタンド9,14及びサイドロールスタンド
10内の成型ローラをモータ動力により回転駆動するこ
とにより素材3を搬送し、成型機4から送り出された管
材3aを鉛直面内で回転する巻き取りドラム5に巻き取
る構成である。このため、素材3は成型区間ごとに前後
の成型ロールにより搬入・搬出駆動され、しかも各段の
ロールスタンド19或いはサイドロールスタンド10に
おいて、成型形状に合わせた厳密なロールクリアランス
によって成型される。このため、帯状素材3自体がもつ
板厚のバラツキ等によって、一の成型ロールが素材3に
対してスリップを生じたような場合に、その成型区間内
で素材3がローリングしてしまい、素材表面を成型ロー
ルによって傷つけてしまうことがあるといった課題があ
った。
【0005】また、ロールスタンド9,14ごとに能動
的に所要のロール成型を遂行する構成であるため、ロー
ルスタンド9,14間で素材3を押し引きする力に差異
が発生しやすく、成型区間内で搬入と搬出に搬送力差或
いは速度差が生ずると、特に柔らかな素材3ほど不要に
圧延或いは座屈を生じやすく、こうした圧延や座屈によ
ってエッジ部によって発生したウェブが溶接不良を招く
原因となっていた。さらにまた、成型機4と巻き取りド
ラム5との間で上記の圧延や座屈に近いものが発生しな
いよう徹底するためには、厳密には巻き取りドラム5の
巻径に比例する巻き取り速度を成型機4内の搬送速度に
合わせて調整する必要があり、また仮にこうした調整能
力を放棄した場合は、巻き取りドラム5の最少巻径と最
大巻径の差を無闇に大きくできず、従って1巻の巻き取
りドラム5に巻き取ることのできる管材3aの量に制約
を受けるといった課題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、巻き取り機の巻
き取り力によって成型機内で素材を搬送することによ
り、無理な成型を排除し、帯状素材の板厚のバラツキに
関係なく精度の高い造管を可能にした引張り式造管装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻回された帯
状素材を送り出すアンコイラと、該アンコイラにより送
り出された帯状素材を、搬送過程で管状に成型し継ぎ目
を溶接して管材に造管する成型機と、該成型機から搬出
される管材をほぼ水平面内で巻き取り、該巻き取り力を
もって前記成型機内における素材搬送力を実質的に担う
巻き取り機とを具備することを特徴とする引張り式造管
装置を提供することにより、前記目的を達成するもので
ある。
【0008】また、前記巻き取り機を、前記成型機から
搬出される管材を押さえローラとの間に挟持してほぼ水
平面内で回転駆動され、該管材を1周に満たない範囲に
巻き付けて引張るテンションドラムと、該テンションド
ラムにほぼ隣接して配設され、該テンションドラムに巻
き付けられて巻癖の付いた管材が、該テンションドラム
から離脱した後に巻癖と自重によって巻き付く巻き取り
ボビンとを設けて構成することにより、前記目的を達成
する。
【0009】さらにまた、前記成型機を、帯状素材を各
段ごとに管状にロール成型する複数段のロールスタンド
と、管状にロール成型された前記素材の継ぎ目部分を予
熱してタングステン・イナートガス溶接する溶接手段と
を設けて構成することにより、前記目的を達成する。
【0010】
【作用】上記構成に基づき、アンコイラにより送り出さ
れた帯状素材を、成型機が搬送過程で管状に成型し継ぎ
目を溶接して管材に造管するとともに、成型機から搬出
される管材を巻き取り機がほぼ水平面内で巻き取り、そ
の巻き取り力をもって成型機内における素材搬送力を実
質的に担うことにより、帯状素材の板厚のバラツキに関
係なく精度の高い造管を可能にする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1,2を
参照して説明する。図1,2は、それぞれ本発明の引張
り式造管装置の一実施例を示す側面図及び平面図であ
る。図1,2に示す造管装置21は、横巻引張り式であ
り、鉛直面内で回転するアンコイラ2に巻回された帯状
素材3を、成型機22にて管状に成型溶接しながら搬送
し、最後に素材搬送力を一元的に担う横巻式の巻き取り
機23に巻き取る構成としたものである。
【0012】アンコイラ2は、巻回された帯状素材3を
巻き取り機23に引張られて送り出す。成型機22は、
従来の成型機4と同様、アンコイラ2により送り出され
た帯状素材3を、搬送過程で管状に成型するとともに継
ぎ目を溶接して管材3aに造管する。巻き取り機23
は、成型機22により成型された管材3aをほぼ水平面
内で巻き取り、その巻き取り力をもって成型機22内に
おける素材搬送力を実質的に担う。このため、成型機2
2は、素材3の先端が巻き取り機23に達するまでは各
スタンドの成型ロールを駆動するも、素材3の先端が巻
き取り機23に達した後は、成型ロールに対するモータ
動力の伝達を停止し、成型ロールをフリー回転状態に放
置する。従って、成型ロールの回転動力源となるモータ
24は、素材3の先端を巻き取り機23に結び付けるま
での初期段階でごく一時的に動作するだけである。
【0013】素材3の先端を巻き取り機23に結び付け
終わり、モータ24の駆動を停止した成型機22は、ア
ンコイラ2から送り出された素材3を本体ベッド6上の
入口ガイドローラ7に導き、続くフープガイド8を介し
て5段のロールスタンド9及び4段のサイドロールスタ
ンド10に順次搬送する。シームガイドスタンド11を
通過してスクイズスタンド12に至った素材3は、溶接
箇所を予熱されたのち溶接トーチ13により継ぎ目部分
を溶接される。実施例では、高周波加熱により予熱して
おいた継ぎ目部分をタングステン・イナートガス溶接法
を用いて溶接する方式を採用しており、このため素材3
に対する急熱急冷が防止され、高品位の溶接が可能とな
る。継ぎ目を溶接された管材3aは、アイロニングのた
めのロールスタンド14を通過し、本体ベッド6上を離
れて巻き取り機23に巻き取られる。
【0014】巻き取り機23は、モータ25の回転動力
をベルト掛け伝動により伝えられて回転駆動されるテン
ションドラム26と、テンションドラム26に対し管材
搬送方向右方に隣接させて配設した巻き取りボビン27
を有する。テンションドラム26は、成型機22から搬
出される管材3aを押さえローラ28との間に挟持し、
水平面内で回転駆動される。実施例では、管材3aをテ
ンションドラム26に対し3/4周ほどに巻き付けて引
張るため、円周方向に90度ずつずらして4箇所に押さ
えローラ28が配設してある。巻き取りボビン27は、
テンションドラム26に隣接して配設されており、テン
ションドラム26を離脱した管材3aを自然に巻き付か
せるため、テンションドラム26よりも若干小径のコア
27aが下端フランジ27bの中央部に立設してある。
【0015】アイロニングのためのロールスタンド14
を離れた管材3aは、まず巻き取り機23の入口部分の
ガイドローラ29を経由し、テンションドラム26の側
面に案内される。ここで、管材3aは最初の押さえロー
ラ28によりテンションドラム26の周面に押さえ付け
られ、テンションドラム26に巻き付き始める。テンシ
ョンドラム26の周面に巻き付いた管材3aは、さらに
テンションドラム26の周面に沿って90度ずつ離間し
て3箇所に配設された押さえローラ28により、テンシ
ョンドラム26を3/4周する間緊密に巻き付けられ
る。そして、最後の押さえローラ28を離れた管材3a
は、そのままテンションドラム26を接線方向に離脱す
る。テンションドラム26を離脱した管材3aは、テン
ションドラム26を3/4周する間に付いた巻癖と自重
でもって斜め下方に案内され、巻き取りボビン27のコ
ア27aにそのまま自然に巻き付く。巻き取りボビン2
7のコア27aはテンションドラム26よりも小径であ
るため、管材3aは巻癖の弾性範囲内で柔軟に対応しな
がら無理なく巻き取りボビン27に巻き取られる。
【0016】このように、上記引張り式造管装置21
は、アンコイラ2により送り出された帯状素材3を、成
型機22が搬送過程で管状に成型し継ぎ目を溶接して管
材3aに造管するとともに、成型機22から搬出される
管材3aを巻き取り機23が水平面内で巻き取り、その
巻き取り力をもって成型機22内における素材搬送力を
実質的に担う構成としたから、成型機22内を搬送され
る板状素材3の搬送は、成型段ごとの成型ロールによる
ものではなく、すべて巻き取り機23の巻き取り力によ
って行われる。従って、ロールスタンド9,10,14
ごとに設けられた成型ロールはあくまで素材3側の搬送
力によって受動的に回転させられるだけであり、成型ロ
ールのロールクリアランスに多少余裕を持たせることに
よって、板厚にバラツキのある帯状素材3についても、
帯状素材3を傷つけることなく安心してロール成型する
ことができる。また、ロールスタンド9,10間で素材
3を押し引きする力に差異が発生しないので、例えば弱
電用超精密銅管や超精密銅管等に用いる柔らかな素材3
を成型するにしても、搬送過程で圧延や或いは座屈が生
ずることはない。従って、圧延や或いは座屈によってエ
ッジ部に発生したウェブが溶接不良を招くといったこと
もなく、所要寸法の管材3aを精度よく造管することが
できる。
【0017】さらにまた、巻き取り機23は、成型機2
2から搬出される管材3aを押さえローラ28との間に
挟持しほぼ水平な面内で回転駆動され、管材を1周に満
たない範囲に巻き付けて引張るテンションドラム26
と、テンションドラム26にほぼ隣接して配設され、テ
ンションドラム26に巻き付けられて巻癖の付いた管材
3aが、テンションドラム26から離脱した後に巻癖と
自重によって巻き付く巻き取りボビン27とから構成し
たので、テンションドラム26は常に同じ径で管材3a
を引張ることができ、従って同じ角速度で回転する限り
テンションドラム26の巻き取り速度が変動することは
なく、また成型機22の搬送速度は巻き取り機23の巻
き取り速度によって一元的に決定されるため、成型機2
2と巻き取り機23との間で圧延や座屈又はこれに近い
ものが発生することはなく、従って特別な速度調整手段
は不要である。また、テンションドラム26により引張
られるさいに巻癖の付いた管材3aは、その巻癖と自重
によって巻き取りボビン27に自然に巻き付くため、巻
き取りボビン27には巻き径を余り気にすることなく最
少巻径から最大巻径まで十分な量の管材3aを巻き付け
ることができ、これにより1巻の巻き取りボビン27に
回収できる管材3aの量を飛躍的に向上させることがで
きる。
【0018】また、成型機22に帯状素材3を各段ごと
に管状にロール成型する多段のロールスタンドを設け、
管状にロール成型された素材3の継ぎ目部分を予熱して
タングステン・イナートガス溶接するようにしたので、
帯状素材3から最終形状である管材3aまでを何段階か
に亙って徐々に成型することができ、1段ごとに成型負
荷を分散することにより、無理な成型に伴う素材の変形
やエッジ部分のウェブ形成等を排除することができ、ま
た溶接箇所を予熱したのちにタングステン・イナートガ
ス溶接するため、急熱急冷によって溶接箇所及び周辺が
不均一に変形するのを防止し、高品質の溶接をもって継
ぎ目部分を溶接することができる。
【0019】なお、上記実施例において、成型機22の
成型段数は4段或いは5段に限定されず、他の段数であ
ってもよい。また、巻き取り機23のテンションドラム
26に対する管材3aの巻き付け角度は270度以外の
角度であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アンコイラにより送り出された帯状素材を、成型機が搬
送過程で管状に成型し継ぎ目を溶接して管材に造管する
とともに、成型機から搬出される管材を巻き取り機がほ
ぼ水平面内で巻き取り、その巻き取り力をもって成型機
内における素材搬送力を実質的に担う構成としたから、
成型機内を搬送される板状素材の搬送は、成型段ごとの
成型ロールによるものではなく、すべて巻き取り機の巻
き取り力によって行われ、ロールスタンドごとに設けら
れた成型ロールはあくまで素材側の搬送力によって受動
的に回転させられるだけであるため、成型ロールのロー
ルクリアランスに多少余裕を持たせることによって、板
厚にバラツキのある帯状素材についても、帯状素材を傷
つけることなく安心してロール成型することができ、ま
たロールスタンド間で素材を押し引きする力に差異が発
生しないので、例えば弱電用超精密銅管や超精密銅管の
ごとく柔らかな素材を成型するにしても、搬送過程で圧
延や或いは座屈が生ずることはなく、従って圧延や座屈
によりエッジ部に発生したウェブが溶接不良を招くこと
もなく、所要寸法の管材を精度よくロール成型すること
ができる等の効果を奏する。
【0021】さらにまた、巻き取り機は、成型機から搬
出される管材を押さえローラとの間に挟持しほぼ水平な
面内で回転駆動され、該管材を1周に満たない範囲に巻
き付けて引張るテンションドラムと、テンションドラム
にほぼ隣接して配設され、該テンションドラムに巻き付
けられて巻癖の付いた管材が、該テンションドラムから
離脱した後に巻癖と自重によって巻き付く巻き取りボビ
ンとから構成したので、テンションドラムは常に同じ径
で管材を引張ることができ、従って同じ角速度で回転す
る限りテンションドラムの巻き取り速度が変動すること
はなく、また成型機の搬送速度は巻き取り機の巻き取り
速度によって一元的に決定されるため、成型機と巻き取
り機との間で圧延や座屈又はこれに近いものが発生する
ことはなく、従って特別な速度調整手段は不要であり、
またテンションドラムにより引張られるさいに巻癖の付
いた管材は、その巻癖と自重とによって巻き取りボビン
に自然に巻き付くため、巻き取りボビンには巻き径を余
り気にすることなく最少巻径から最大巻径まで十分な量
の管材を巻き付けることができ、これにより1巻の巻き
取りボビンに回収できる管材の量を飛躍的に向上させる
ことができる等の効果を奏する。
【0022】また、成型機は、帯状素材を各段ごとに管
状にロール成型する複数段のロールスタンドと、管状に
ロール成型された前記素材の継ぎ目部分を予熱してタン
グステン・イナートガス溶接する溶接手段とを設けて構
成したので、帯状の素材から最終形状である管材までを
何段階かに亙って徐々に成型することができ、1段ごと
に成型負荷を分散することにより、無理な成型に伴う素
材の変形やエッジ部分のウェブ形成等を排除することが
でき、また溶接手段が溶接箇所を予熱したのちにタング
ステン・イナートガス溶接するため、急熱急冷によって
溶接箇所及び周辺が不均一に変形するのを防止し、高品
質の溶接をもって継ぎ目部分を溶接することができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引張り式造管装置の一実施例を示す側
面図である。
【図2】図1に示した引張り式造管装置の平面図であ
る。
【図3】従来の引張り式造管装置の一例を示す側面図で
ある。
【図4】図3に示した引張り式造管装置の各ロール成型
段における成型形状を示す正面図である。
【符号の説明】
2 アンコイラ 3 帯状素材 3a 管材 9,14 ロールスタンド 10 サイドロールスタンド 21 引張り式造管装置 22 成型機 23 巻き取り機 26 テンションドラム 27 巻き取りボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−78622(JP,A) 特開 平1−133610(JP,A) 特開 昭59−82112(JP,A) 特開 昭47−22356(JP,A) 特開 昭50−80256(JP,A) 特開 昭59−163017(JP,A) 特開 昭58−122116(JP,A) 特開 昭49−73362(JP,A) 実開 平1−38116(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 37/06 - 37/30 B21C 47/00 B21D 5/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻回された帯状素材を送り出すアンコイ
    ラと、該アンコイラにより送り出された帯状素材を、搬
    送過程で管状に成型し継ぎ目を溶接して管材に造管する
    成型機と、該成型機から搬出される前記管材をほぼ水平
    面内で巻き取り、該巻き取り力をもって前記成型機内に
    おける素材搬送力を実質的に担う巻き取り機とを具備す
    ることを特徴とする引張り式造管装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の引張り式造管装置におい
    て、前記巻き取り機は、前記成型機から搬出される管材
    を押さえローラとの間に挟持してほぼ水平面内で回転駆
    動され、該管材を1周に満たない範囲に巻き付けて引張
    るテンションドラムと、該テンションドラムにほぼ隣接
    して配設され、該テンションドラムに巻き付けられて巻
    癖の付いた管材が、該テンションドラムから離脱した後
    に巻癖と自重によって巻き付く巻き取りボビンとを具備
    することを特徴とする引張り式造管装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の引張り式造管装置におい
    て、前記成型機は、帯状素材を各段ごとに管状にロール
    成型する複数段のロールスタンドと、管状にロール成型
    された前記素材の継ぎ目部分を予熱してタングステン・
    イナートガス溶接する溶接手段とを備えたことを特徴と
    する引張り式造管装置。
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