JPS58501533A - 煙草フイルタ−素子の製造法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 煙草フィルター素子の製造法 及び装置 背景技術 本発明は煙草フィルターないし他の喫煙具の如き筒状体に望む形状を付与するた めの方法及び装置に関するものである。より詳しくは、そうした対象に於て、成 るべくは圧力と熱との組合せによって如何なる望む形状にも変形せしめるための 方法と装置とに関するものである。

醋酸セルローゼないし他の適当なｔ適用材を含む煙草フィルターは良く公知であ る。タバコの煙の濾過は、−過棒の外部周辺表面内に種々の形状と大きさの溝を 設けるととｋよってより効率的に行いうる。例えば、Ｂｅｒｇｅｒのタバコ煙用 フィルター、１９７４年５月２１日付、米国特許第３８１１４５１号には、活性 炭の如きより高度に収着性材料で満した小袋を含んでいて、フィルターの長さの 大半に伸びている複数本の縦みぞを有する醋酸セルローゼ製フィルターが開示さ れている。

同じ（Ｂ＠ｒｇ＠ｒの米国特許第４０２２２２１号には、一実施態様に於て、そ れの外表面の軸中心部に複数本の縦みぞまたは溝が形成されているフィルターを 開示している。別の実施態様では、縦溝はタバコ棒に隣るフィルターの端からフ ィルターの口の端に近い点迄伸びている。そして第三の実施態様ではフィルター の周辺表面内にらせん状溝が設けられている。

（２） Ｋ１６ｆ＠ｒその他の、タバコ煙フィルターに対する１９７３年１０月３０日付 米国特許第３７６８４８９号には、醋酸セルローゼなど製のフィルターが開示さ れていて、それの沖過特性は、フィルターの外部に二本の縦溝が設けられて改良 されている。二本の溝は互に直径的に反対で、軸方向に互に喰い違っている。別 の実施態様では、二本の縦溝はお互に軸方向に一線上にあり、フィルターの端ら はそれの軸に斜めに切断されている。第三の実施態様では、複数本の周辺で隣っ ている溝が、フィルターの各側止に設けられている。また、第四の実施態様では 、扇形窪みが、フィルターの各側に溝の代りに形成されている。

米国特許第３７６８４８９号、第３８１１４５１号及び第４０２２２２１号の開 示は参照にここに含めである。

フィルターに於て、溝、縦溝及びその他の外部変形を形成する種々の方法が公知 である。例えば、米国特許第３８１１４５１号では、型付けにより縦溝は形成さ れている。米国特許第４０２２２２１号には、それに示されているものの如き、 型付けによって縦溝を形成することが同じく考えられている。

Ｌａｂｓｔによる「タバコフィルターの横流れを送る法」１９７９年８月１４日 付、米国特許＄４１６４４３８号では、フィルター栓の反対側部らに溝を形成す る方法と装置とが開示されである。

フィルター栓は先ず高温水蒸気に曝すか、または、高周波電磁輻射で、例えば、 それらがそれで作られている醋酸セルローゼを可塑化するように加熱される。加 熱後、フィルター栓は平行軸の周りに回転している三個のドラムから成る装置で 造形される。各個のドラムは、フィルター栓を受けるようＫ、その軸に手行なそ の周辺表面中に形成された溝を有している。

各フィルター栓は、加熱状態にある間に第一ドラムに供給され、これがそれを周 辺溝に受けて、第−及び第ニドラムが最も近接してる点まで運搬する。第−及び 第ニドラム間の間隙はご（小さく、フィルター栓がこの点に近ずくにつれて、第 ニドラムの周辺溝内に置かれた捺印器により変形され、第一ドラムは対抗パンチ として役立っている。このような具合にフィルター栓が変形さ屯る際、同時に第 一ドラムから第ニドラムへ移送され、これにより第三ドラムへ運搬され、それに もまた捺印器が置かれである。フィルター栓が第二と第三ドラムの間の間隙に達 するにつれ、第三ドラム上の捺印器の一つで二回目に変形される。この操作に対 して第ニドラムは対抗パンチとして作用する。

フィルター栓は二度目にパンチされた後では、第ニドラム上に残っていて、これ が第四のドラムへと運搬し、これが第ニドラムから吸引によってそれを取外し、 それから排出シュート中へ放出する。

この方法により、フィルター棒は一連の非常に迅速なパンチ操作で造形されるが 、その各操作は一方のドラム上に置かれたパンチで行われ、他方、別のドラムで フィルター栓を運搬しているものが、対抗パンチとして役立つ。望む（４） 形状がフィルター栓上Ｋ１足するように印字されるようにするためには、変形さ るべき表面部分が、加熱された形成用素子と成る最小期間接触していなければな らぬが、″これはフィルター栓の材料の関数である。従って、谷溝をフィルター 栓内に形成するためにＬｅｂｅｔにより割当てられた短かい時間では、許容しう る速度でフィルター栓を造形することは不可能だろう。

フィルター棒を造形する他の方法と装置とは、１９７９年４月１７日付のＬｕｋ ｅ等の「タバコ煙フィルターの生産」の米国特許第４１４９５４８号に開示され である。この特許の開示では、回転しているドラムを使用し、フィルター栓を、 ドラムの周辺表面上に隣って置かれた弧状固定子の内部表面により形成されてい て、それから均一の距離間をあけている弧状固定子の内部表面により形成されて いる静止加熱形成用装置を過ぎて動かす。フィルター栓はドラムによって、それ ら自身の縦軸の周りに回転しうるような具合にして、担われている。ドラムの回 転は各フィルター栓を固定子の長さに沿って運搬する。これが起るにつれ、フィ ルター栓は自由に回転しつるので、固定子の内表面に沿って回転し、固定子の形 状がフィルター栓に付与される。

Ｌｕｋｅ等により開示された方法を使用して、毎分２００−３００個以上の割合 でフィルター栓を造形することは不可能であると信ぜられる０巻煙草製作者は普 通は毎分４０００本位の巻煙草を製造するから、この低速は受け入れ得ない。

問題と信ぜられることは、この方法を使うと、もしもドラ（５） ムが比較的低速度で回転される時にのみ、正しく造形されるために充分長時間加 熱形成用素子と接触して止まらねばならぬということである。

Ｈｌｎｚｃａｎｎの１９７９年１２月１６日付米国特許第３４８３８７３号［タ バコ棒等に孔を作る方法］は、或装置を開示し、これでは、タバコ棒が隣接して いる無限ベルトによりその周りを回転しているドラムの周辺に設けられたビンに より孔が形成される。

発明の開示 従って、本発明の主たる目的は、煙草フィルタ一部品の如き円筒形物体を先行技 術の欠点がなしで形成するための方法と装置とを提供することである。

より詳しくは本発明の目的は、煙草製造機械によって煙草が製造されると同じよ うな速度で煙草フィルタ一部品を作りつるような方法と装置とを提供するにある 。

本発明によれば、少くとも一個の回転可能ドラムの周辺の周りには、筒状体を形 成する複数台の装置が設けられる。

各形成用装置ないし形成機は望む縦溝を形成する一つ以上の加熱された素子か含 まれている。物体を素子へと押しつける手段もまた設けられている。

筒状体は形成用装置ないし形成機に接触して置かれ、そこで、それの一部分内に 一つ以上の縦溝ないし他の変形による望むパターンが生ずるまで充分に長い時間 留っている。

物体はそれから第一の形成機から取外され、別の形成機と接触して置かれ、それ の表面の他部分が望む具合に造形さ（６） れる。第二の形成機は第一の形成機と同じドラム上か、興るドラム上にあっても よい。もしも望むならば、対象は順次二台以上の形成機と接触するようにされ得 る。

本発明の一つの好ましい実施態様によれば、二つの回転ドラムが各々、それらの 周辺の周りに置かれた等しい数の形成機を有し、各形成機は、筒状体をそれの軸 をドラムの軸に平行にして受けることができるように配向されている。

造形されている物体は成機部に於ては、ドラムの内部より働かされる真空吸引に よって維持されていることか好ましい。無限ベルトが各ドラムに隣接して設けら れていて、物体を形成機へ対し圧するが、成形機は熱と圧力との組合せで物体上 に操作する型のものである。ベルトにより物体上へ加えられる圧力の量は成るべ く調整可能にする。

物体が形成用装置と接触している間は物体がそれの縦軸の周りに転がらぬことが 望ましい。作らるべき変形がその軸に対して必しも対称的ではないからである。

従って、ベルトは隣るドラム表面に平行に、物体を転がらぬように防ぐような速 度で動（ようにさせられる。

形成機を担っている二つのドラムは平行な軸の周りに反対方向に回転するようＪ Ｃ仕組まれ、小距離離れて間をあけている。ドラムらの回転は同期化されていて 、物体が第一ドラム−こより二つのドラムの間の間隙へと輸送された時には、短 時間各ドラム上の形成機と同時接触になる。物体はこの点で第ニドラムへと移さ れ、成るべくは第一ドラムにより物体上に働かされる真空吸引か終らされ、同時 に第二（７）　特表昭５８−５０１！ｉ３３　（４）ドラムが吸引を働かして物 体を第ニドラム上の形成機へと引張るようにする。第ニドラムは物体の側部で、 前に第一ドラム上の形成機により造形されたものとは反対の側を造形する。

物体の第二の側が望む形状を与えられた時に、物体は既定の場所で解放され、次 の仕事場へと運搬される。

第二の好ましい実施態様によれば、形成機はすべて唯一つの回転可能ドラムの周 辺上に置かれている。二本の圧力ベルトが設けられ、ドラムの周縁の周りでお互 から周辺的に間をあけて居り、各々、ドラムの周辺表面の異なる部分に隣って置 かれている。ロールブロックがドラムの傍らとベルトの間に置かれている。ロー ルブロックは、ドラムの回転で物体かそれを過ぎて形成器上に運ばれる際、ロー ルブロックは物体を形成器の外へ、かつ、ドラムの表面上へと押しつける。物体 はドラムと静止ロールブロックとの間のドラム表面に沿って、次の隣接形成器へ と転がる。形成器らは、各物体が一つの形成器から次へと動くのに、それの軸の 周りに半回転の奇数倍に等しい全体角度を回転するように、ドラムの表面に沿っ てそれだけの距離間をあけて置かれている。それで、第一の形成器で造形されな いで残された物体側部が、第二形成器の加・熱された素子に面する。

本発明の第三の好ましい実施態様は、それの周辺表面に溝が設けられている第一 のドラムを含んている。ドラム周辺内には個々の加熱された縦溝形成用素子が装 着されていて、各二個のドラム溝の間の縦溝形成用素子の数は成るべ（８） くは各フィルター棒中に形成さるべき凹みの数に等しくなっている。フィルター 栓をドラム周辺に対して圧するために圧力ベルトが設けられている。フィルター 栓がドラムに供給され、かつ、ドラム溝中に受けられている。ベルトはドラムが 回転する速度よりも僅かに異り、なるべくはそれより小さい速度で動かされる。

その結果、ドラムの回転により運搬されるにつれ、フィルター栓はドラム表面に 対して緩（、ドラムの回転の方向とは反対に転がるようにされる。速度差違は、 各フィルター栓が−ドラム溝後方へ転がるよう番どなるように選ばれ、従って、 ドラムにより解き放たれる前に縦溝形成用素子の一つの完全な組上を転がるよう にされる。このような具合にして、もしも各二個のドラム溝の間に四つの縦溝形 成用素子が置かれているとすると、各フィルター栓は四本の周辺縦溝が設けられ る。

加熱された形成器は、フィルター栓を輸送するドラムな二のみである。このこと は、フィルター栓が、正し°（・造形されるに充分長く、加熱された形成用素子 と接触して留ましい実施態様の場合に特に真実で、これらでは形成器ら自身がフ ィルター栓を担っている。ドラムの周辺が大きければ大きい程、一層多くの形成 器がその上に置かれることができるし、一層多くのフィルター栓が毎分処理され つる。

（９） ドラムを充分に大きくすることで、すなわち、その上に充分な形成器を設けるこ とで、望むだけ高速が達成されうる。

図面の簡単な説明 本発明の上記及び他の目的と利点とは、それらを果す成る目下好ましいやり方も また、付図に関連して理解される、好ましい実施態様の以下の詳細な記述から、 一層充分に理解され評価されるであろう。付図に於ては、同じような部品は、− 貫して同じような参照文字で示されている。

第１図は、本発明の原理に従って構成される装置の一つの好ましい実施態様の等 素因である。

１３２図は、第１図の実施態様の詳細の透視図である。

第３図は、第１図の実施態様の他の詳細の側部略図である。

９Ｊ４図は、第２の好ましい実施態様の肝要な特徴を示す側部略図である。

第５図は、第３の好ましい実施態様の側部略図である。

好ましい実施態様の詳細な記述 第１図に示されている如く、本発明の方法を実施するための装置の一つの好まし い実施態様は独立して立つ装置１０である。物体形成用装置その物はテーブル１ ４上に支持されている垂直の枠ないしパネル１２上に装着されている。

以下に説明する目的用の真空吸引を行う真空ファン１６、制御ボックス１８及び 装置と真空ファン１６に動力をつける主駆動電動機２０もまた設けられている。

装置はまた、ホッパー・ドラム２２、二つの加熱されたドラム２４．２６（１０ ） で形成器２Ｂを担っているもの、及び最終移送ドラム３０をも含み、総てパネル １２上に装着され、それぞれの水平軸の周りにモーター２０により駆動ベルト３ ２とギヤ３４の従来装置（詳細図示せず）により回転するようになっている。

煙草フィルター材料、例えば醋酸セルローゼ製のフィルター栓３６がホッパー３ ８内に貯えられ、そこから一時に一つ宛、ホッパー・ドラム２２へ分けられる。

従来デザインの雑踏検知器（図示せず）がホッパー・ドラム２２上に設ケラれ、 フィルター栓３６かホッパー３８内に詰って来る場合にフィルター供給の操作を 停止する。ホッパー・ドラム２２はそれの周辺表面の周りに置かれた、その軸に 平行な溝ないし縦溝を有し、フィルター栓３６を受ける。栓は、その目的のため に溝中に設けられた小さい隙間（図示せず）を経て、ホッパー・ドラム２２の内 部から真空ファン１６によって公知の具合に加えられる真空吸引によって溝中に 維持される。真空吸引は、他のドラム２４．２６及び３０上で、フィルター栓３ ６を場所に維持するにも同じ（使用される。

ホッパー・ドラム２２はフィルター栓３６をＡ点に運び、そこで第一の加熱され たドラム−上へ移す。こＱ移送は、フィルター栓３６をホッパー−ドラム２２上 に保持し、かつ、真空吸引を加えてそれをドラム２４へ付着するようにさせてい る真空吸引を同時に終らせて成るべく行うようにする。

この目的を達成するために真空吸引を制御する方法は斯界技術熟達者には良く公 知である。

加熱されたドラム２４．２６は各々、示された実施態様では、四拾個の縦溝形成 器２８をつけて設けられて居り、それの一つを第２図に一層はっきりと示した。

（便宜によって形成器数は変えうることは理解されよう。）図から判るように、 また、以下に説明するように各縦溝形成器２８は床を画っていて、その上にフィ ルター栓３６が受けられるようになっている。各々のフィルター−プラグ３６が Ａ点に達すると、ホッパー・ドラム２２により解放されて、第一加熱ドラム２４ の縦溝形成器２８の一つにより形成された床上に受けられる。ドラム２４か回転 するにつれ、フィルター栓３６の一方の側は加熱された形成器との接触によって 造形される。

フィルター栓３６は第一の加熱されたドラム２４によりＢ点迄運搬され、そこで 上述したような具合に第二の加熱されたドラム２６上の縦溝形成器２８へと移さ れる。後者はフィルター栓３６の他の側を、それを０点に運ぶ間に造形し、それ から最終移送ドラム３０へと転送する。これは縦溝フィルター栓３６をＤ点で解 放する。コンベヤー・ベルト（図示せず）ないし、他の従来状の手段をＤ点に設 けうにできる。これらの移送はホッパードラム２２からドラム２４へのものと同 じ具合に行われる。

第−及び第二の調整可能無限圧力ベル）４０．４２がローラー４４．ｄ、と４６ 　ａ−ｄのそれぞれの上に装着されてい（１２） る。図から見られうるようＫ、ベルト４０．４２は加熱されたドラム２４．２６ のそれぞれの周辺表面の一部に追従し、ドラム２４．２６により担われている各 フィルター栓３６を、それを運んでいる縦溝形成器２８へ向は押しつける。ベル ト４０．４２によりフィルター栓３６上へ働かされる圧力は圧力ローラー５８（ 第３図中に略図的に示す）により調整され、これはベルト４０．４２中の弛みを とり上げるようになっている。加つるに、シャフト５２と５４とにより、パネル １２上には把握ローラー４８．５０が装着されていて、シャフト５２と５４の軸 の周りに回転可能にスプリングでバイヤスされていて、ベルト４０と４２とを駆 動口〜ラー４４ｄと４６ｄとに向けて把握し、正しいベルト速度を確保する具合 になっている。スプリングでバイヤスすることの量は従来状の手段（第３図中５ ６にて略示した如（）により調整可能である。

縦溝形成器２８は第２図に示す構造を有する。各縦溝形成器２８は耐熱性セラミ ック挿入物６０を含み、これは例えばアルミナ耐火物でもよく、また、加熱され るドラム２４．２６の周辺の窪み６２内薯こ受けられている。セラミック挿入物 ６０は総体的に丁字型の断面を有し、テの十字片は窪み６２中に受け°られてい る。〒・の幹の自由端は凹状で、フィルター栓３６を受ける床として役立ってい ること第２図に示される如くである。電気的耐性材料製の把手（図示せず）とね じ（図示せず）とが挿入物６０をドラム２４と２６に固定するに使われている。

（１３） 第１−３図に示された好ましい実施ｔ！様では、フィルター栓は４上１０８、す なわち、フィルター栓は長さが１０８粍で、四本の長さ２７粍の紙煙草フィルタ ーに各々切断される。この実施態様では、形成さるべき縦溝は縦のもので、フィ ルターの長さに沿う途の一部をそれの一端から伸びている。

フィルター棒３６か形成器２８上に置かれると、加熱された縦溝形成用素子６６ により四本の真直な軸方向溝ないし縦溝がそれの一方の側に形成される。この素 子は各々、例えばニクローム線を作らるべき縦溝の形状に曲げた成長さのもので ある。縦溝形成用素子６６の数と配置、更にまたそれらの形状は必要なように変 えることができる。ニジローム縦溝形成用素子６６の片は、より太い直径の銅線 の長尺６８に半日付けして、各形成器２８の四本のニクローム線６６を互に直列 に接続する具合にする。銅線６８はドラム２４又は２６の他の縦溝形成器２８の 銅線へ把手６４（第２図に示されたもの）で電導性材料製のものにつなぎ、単一 のドラム上の総てのニクローム線６６が第３図に示したように直列につなかれる ようにする。

形成器２８に対する上述のデザインは、銅線６８とニクローム線６６とを、単一 の太さと材料の線、例えば、ニクローム線で置換えて単純化できよう。しかしな がら、実施上、この配置は第２図に示されたものよりもずっと満足しにくい。何 故なら、ニクローム線を曲げて望む形状にすることは、それの中に（びれを生ぜ しめることが判った。く（１４） びれは線の残部よりもより小さい断面を有し、比較的に高抵抗の区域になる０曲 り目で生じたオーム的加熱は、従って、線の長さの残部で生ずるものよりも可成 りに大きい゛。

これの結果、フィルター栓３６内に不満足な縦溝ができる。

第２図に示した構造は、この問題を排除する。

異なる直径を有する二つの型の線を用いることは更に別の利点がある。銅線は、 ニクローム線６６のものよりも大きい直径を有するのに加えて、更にまたそれよ りも低抵抗性を有するから、銅４１６８の単位長毎の電圧降下は、ニクローム線 ６６内で起るものより可成り小さい。従って、ニクローム線６６０単位長毎に発 生する熱は銅線６Ｂの単位長毎に生ずる熱よりも可成り大きい。熱はそれが有用 である区域に集中される、すなわち、縦溝が形成さるべき区域に集中する。第２ 図に示される設計は、かくして、本発明の装置の動力消費を減小する。

縦溝形成用素子６６は、注記した如くに、それらを通じ電流を通過することで生 ずる。電流をそれらに通ずる手段は第３図に示されである。（明瞭にするために 、第３図では、実際の数たる約４０よりも、単に１２個の形成器２８のみを示す ）。

ドラム２４と２６は各々、絶縁性本体７０を含み、それの周辺表面に、セラミッ ク挿入物６０を受ける窪み６２が形成されである。二個の環状電導性スリップリ ング７２と７８が絶縁体７０内及び同心に置かれ、また、絶縁材料製環状区域７ ６により半径方向に間をあけて置かれている。

（１５）　特表昭５８−５０１５３３（６）二本のニクローム線７８と８０とが 、縦溝形成用素子６６を含む直列回路ループの二つの端をスリップリング７２と ７４のそれぞれへと電気的につないでいる。電力は縦溝形成用素子６６へ動力線 ８２により供給され、また、二つの電導性プラッシュ８４と８６とに接続されて いて、これらがそれぞれ、動力線８２の導体をスリップリング７２と７４につな いでいる。この配置が電流を縦溝形成用素子６６へ通し、それらを加熱する。

制御箱１８は［成６、＜、第−及び第二。ツーヶー、８と９０とを備えていて、 それらがそれぞれ、どんな瞬間にでも、第−及び第二の加熱されるドラム２４と ２６（これらの二つの電流は成るべくは独立に制御しつるようにする）の縦溝形 成用素子６６を通って流れる電流を示す。真空ゲージ９２もまた、例えば、垂直 パネル１２上に装着され、フィルター栓３６をドラム２２，２４．２６及び３０ の溝中に維持するの耐使われる真空吸引の強さを示すようになっている。

加うるに、デジタル速度ゲージ９４と生産計数器９６とが設けられていて、それ ぞれ、毎分処理されているフィルター栓の数とシフトの最初からの積算生産とを 示すように運転には、造形さるべきフィルタープラグ３６がホッパー３８からホ ッパードラム２２へと供給され、これがそれを第一の加熱されたドラム２４へ移 送する。ドラム２４はフィルター栓をＡ点からＢ点へ第１図番ご示された如くｌ こ運（１６） び、それの運搬中にそれの一方の側に四本の縦溝を形成する。（第２図参照）そ れからフィルター栓３６はＢ点で第二の加熱されたドラム２６へと移され、これ が更に四本の縦溝をフィルター栓３６の他の側に、それを０点に運びながら形成 し、ここで、最終移送ドラム３０へと通す。フィルター栓３６はそれからＤ点へ 運ばれ、ドラム３０により解放され、次の作業場所へ持って行かれる。

もしも総ての縦溝形成用素子６６が同直径ならば、各フィルター栓３６中に形成 される最初の四本の縦溝は、形成さるべき最後のものよりも僅かに大きいことが 見出された。

これに対する原因は、第一の四つの縦溝の形成の間に、紙巻きのゆるみの大部分 が戚程度の縮みを起して取去られてしまうものと信ぜられる。その結果として、 最後の四つの縦溝が形成される特には、フィルター栓の皮はより張っていて、従 って、前よりも変形が一層難しくなっている。

この問題を克服するために、第一の四つの縦溝を形成するに使用される縦溝形成 用素子６６が、最後の四つの縦溝を作るに使われるものよりも直径が僅力刈こ小 さいことが好ましい。第一ドラム２４上の縦溝形成器のニクローム緑６６には、 例えば、７に２０番線、第ニドラム２６の形成器２８のニクロム１ｉ６６’には 例えば１８番線が特に適しでいることが見出された。この配置はフィルター桂皮 の収縮を補償し、等しい大きさの縦溝を形成する結果となることが見出された。

毎分２８００個のフィルター栓までが上記のダブルドラ（１７） ム装置１０を用いて造形出来る。各フィルター栓は後に二つから六つのフィルタ ー（示された実施態様では四つ）に切断されるから、ここに記した装置は紙煙草 メーカーが紙煙草を作るのと少なくとも同じに速くフィルターを処理しつること は明かであろう。

第４図は本発明の他の好ましい実施態様を示して居り、それでは、唯一つの加熱 されたドラム２４か、第１図の実施態様で使用された二つのそうしたドラムの代 りに使用さ部が単一の加熱されたドラム２４で造形される。これは構造が上記の 加熱されたドラム２４と同一であり、よって、ここには詳細を記さない。二本の 圧力ベルト４０．４２がドラム２４の周辺に隣って配置され、フィルター栓３６ を縦溝形成用索子６６に向けて押しつけている。上述の如き圧力ベルト４０と４ ２ではあるが、第４図の実施態様では、それらは双方共に同じ加熱されたドラム ２４に隣って置かれていることが異る。ロールブロック９８の形になった蹴り出 し機構が圧力ベルト４０と４２の間にドラム２４に隣って置かれている。ロール ブロック９８の端で、入って来るフィルター栓３６の流れに°而している方は、 ドラム２４に向けて伸びているフランジ１００を有し、それの目的は下記する。

フィルター栓３６はホッパードラム（第４図には示していない）によりドラム２ ４に供給される。各フィルター栓（１８） ３６は形成器２８上に受けられ、そこに真空吸引で保持されること、第１図の実 施態様での如くである。ドラム２４か右廻り（第４図の図で）に回転し、フィル ター栓３６をＥ点に運ぶと、それか上に静止している縦溝形成素子６６はそれの 一側に四本の縦溝を形成する。Ｅ点で、フィルター栓３６はフランジ１００に突 当り、それによって強制されて縦溝形成器２８を離れる。この過程は、フィルタ ー栓３６がＥ点に達する時に、フィルター栓に加・＼られている真空吸引を不活 性化することで容易化しうる。

ドラム２４に面しているロールブロック９８の側部はドラム２４の表面から、フ ィルター栓３６の直径に等しい距離だけ均等に間をあけて置く。従って、ロール ブロック９８は、フィルター栓３６がフランジ１００により形成機２８から叩き 出されて後、ドラム表面に沿って転がるようにさせる。フィルター栓３６はこの ような具合にして次の縦溝形成器２８上へ転かされ（第４図で右向きに数えて） 、それからロールブロックフランジ１００は、それを前に占領していたフィルタ ー栓３６をその間に投棄しである。

この実施態様では、隣接する形成器２８間の間６−いは、各フィルター栓３６か 、一つの縦溝形成器２８から次へロールブロック９８により動かされてい−る間 に正回転の奇数倍に等しい総角度を回転されるようになっている。Ｅ点に動いて いる間に既に縦溝がつけられたフィルター栓３６の側部は、フィルター栓３６が １点から右廻りのドラム回転により動かされている際、今は圧力ベルト４０に接 触し、フィルター栓３６の他の側が造形される。フッイルター栓３６はそれから 最終移送ドラム（第２図に図示せず）に移され、これがそれを解放して第１図の 実施態様に於ける如く、次の作業場所へ運搬する。

本発明の第三の好ましい実施態様が第５図に略図的に示されている。この実施態 様では、第４図のものの如くに、単一の加熱されたドラム１０２か使用されてい る。ドラム１０２は比較的大数の、例えば、４０本の溝がそれの周辺に等しく間 隔をあけて設けられている。（明瞭にするために、そうした溝は１０本だけ第５ 図には実際に示されていない。）この実施態様では、形成器２８は各々、ドラム 周辺内の窪み１１０内に設けられたセラミック挿入体中に装着された四本の電気 加熱されたニクローム線１０６ＪＬ。

１０６ｂを含んでいる。各ニクローム線は成るべくは、銅ないし他の低抵抗線に より９ｉ２及び３図に示されているような具合に電源に接続されている。そうし た形成器２８の一つはドラム溝１０４の各二本の間に設けられていて、第１−３ 図の実施態様に関連して上に説明した理由によって、各形成器２８の二本の前方 線１０６ａは成るべくは２０番線にし、二本の後方線１０６ｂは１８番線にする 。

ホッパードラム２２と取り出しドラムないし最終移送ドラム３０とは双方共、加 熱されたドラム１０２に隣って置かれている。双方共、第１−３図の実施態様に 関連して記した如くにほぼなっているので、従って、再び記述しない。

単一の圧力ベルト１１２がドラム１０２に隣って設けら（２０） れている。ベルトは数本のローラー上に装着されて居り、そのうち二つのローラ ー１１４ａと１１４６が示されて居り、ドラム１０２の周辺の略々３００°の周 りに巻きついている。装置（第５図には示されていないが、第３図に示されたも のに似ているもの）がベルト１１２内の弛みを取るためと、ベルト１１２がフィ ルター栓３６上へ働らかす圧力を調整するために設けられている。ベルト１１２ は、ドラム１０２の回転速度とは僅かに異る速度で駆動されている。

フィルター棒３６は、上述の実施態様に於ける如くに、ドラム１０２ヘホツパー ドラム２２により供給されている。

各フィルター栓３６はそれぞれの溝１０４中に受けられ、そこで真空吸引で保持 されている。ドラム１０２が回転するにつれ、それとベルト１１２との間の僅か な速度差違がフィルター栓３６をドラム１０２の表面に沿って転がるようにさせ る。成るべくは、ベルト１１２はドラム１０２より一層遅く動き、フィルター栓 ３６がドラム表面に対して後方向に転がるようにする。フィルター栓３６とドラ ム１０２とのこの相対運動は、各フィルター栓３６が形成器２８上を後方へ転が るようにさせる。速度差違は、各フィルター栓が、ドラム１０２にて運搬されて いる間に、四つのニクローム１ｌ１０６＆、１０６ｂの四本上を転がる過程に於 て、−ドラム溝１０４だけ後方に転がるようになっている。その結果、各フィル ター栓３６は、それが加熱されたドラム１０２から取出しドラム３０へと移され る時Ｋ。

（２１） 四本の等しく間をあけた縦溝１２０を有している。

好ましい実施態様を参照して示しかつ記述した真直な二クローム線は、どんな望 む形状を有する縦溝形成素子で置換えることも出来つることははっきりと認めら れよう。加うるに、数種の異る形状の形成器を一つのドラム上に設けることも出 来よう。例えば、第５図の実施態様では、ｎ個の異る形状の形成器らが、各二つ の隣接ドラム溝間に一個宛、ドラム周辺上に続いて置かれることか出来よう。こ の場合に、ドラム周辺とベルト１１２との間の速度の差は、各フィルター栓３６ をドラム表面に沿ってｎ個の溝の距離転がすようなものであろう。

斯界技術熟達者は、独り立ちする機械を使用する代りに、本発明の方法は、上述 の実施態様のどれか一つを、縦溝付フィルター栓を更に処理する機械内に内蔵さ せることでも実施出来ることがよく判ろう。例えば、最終移送ドラムはフィルタ ー栓を直接にカッターへ配送し、ダブル、すなわち、二本のフィルターが端と端 でついたものを含む分節にするように使用することも出来よう。ダブルはそれか らタバコ棒に取付けられて、仕上げた巻煙草を産するに役立て代りに、それらは どんな望む既定の径路に沿って、運搬されるように支持することも出来よう。も しも、フィルター栓が、形成器と接触している間に、望む変形が起ることを確実 ならしめるように充分な圧力が維持されうるならば。

（２２） とこく記した特殊実施態様は単に本発明の説明的なものであって、本発明の真の 範囲は付属する特許請求の範囲に出されて決められている。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．８状体を第一の既定の途に沿って搬送する搬送手段と、該搬送手段上に置か れて、筒状体の一部を熱的に変形してそれに既定の望む形状を付与するための複 数個の加熱された形成器手段と、 少くとも一個の該形成器手段と筒状体を操作的接触にして充分な長さの時間維持 し、該搬送手段が筒状体を該第−の既定の経路番と沿って運搬している間に該既 定の形状が筒状体に付与されるようにさせる維持手段とから成る筒状体の造形用 の装置。 ２、　該維持用手段が、筒状体を該形成器手段の少くとも一つに向けて調整しつ る圧力で圧するための調整可能無限ベルト手段を含むところの、請求の範囲第１ 項記載の装置。 ３、　該形成器手段の各々が、電流をそれを通し通過させることｋより加熱され る電導性素子を含んでいるところの、請求の範囲ｇ！Ｓｆ項記載の装置。 ４、該電導性素子は筒状体に付与さるべき形状を有する高抵抗部分と、該高抵抗 部分よりも単位長当りより低い電気抵抗を有する低抵抗部分を含んでいるところ の、請求の範囲第３項記載の装置。 ５、該高抵抗部分は第一の切断面積と第一の抵抗性を有するニクローム線部分を 含み、該低抵抗部分は該第−切断面積より大きい第二の切断面積を有し、かつ、 該第−の低抗性よりも低い第二の抵抗性を有する銅線部分を含んでいるところの 、請求の範囲第４項記載の装置。 有する第二の搬送手段を更に含み、該第二搬送手段は、筒状体を該第−搬送手段 から受け、かつ、それを第二の既定経路に沿って搬送するようになって居り、該 維持用手段は、筒状体を、該第二搬送手段上に置かれた該形成器手段の少くとも 一つと操作的接触にして維持し、それに望む形状を付与するように更になってい るところの、請求の範囲第１項記載の装置。 ７、該第−及び第二の搬送手段が、筒状体を、該第−搬送手段上に置かれた該形 成器手段の一つから、該第二搬送手段上に置かれた該形成器手段の一つへと、筒 状体が該第−搬送手段で運ばれている開−こ一方の側止で変形され、かつ、該第 二搬送手段で運ばれている間に他方の側止で変形されような具合にして直接に移 送されることが出来るように仕組まれているところの、請求の範囲第６項記載の 装置。 ８、　該形成器手段の各々が電流をそれ・を通し通過させて加熱され電導性素子 を含み、該電導性素子は筒状体内に縦溝を形成するための形状を有する線を含ん で居り、該第−搬送手段の該形成器手段の鎖線は、該第二搬送手段の該形成器手 段の鎖線よりも直径に於てより小さくなっているところの、請求の範囲第６項記 載の装置。 ９、　該第−及び第二搬送手段それぞれの該形成器手段を通して流れる該電流の 大きさが、互に独立に制御可能であるところの、請求の範囲第６項記載の装置。 　、（２５） の周辺上に置かれているものを有するそれぞれの回転ドラムを含んでいるところ の、請求の範囲第６項記載の装置。　□１１、該搬送手段に隣って置かれていて 、筒状体を、それが一方の細土でそれにより変形された後に該形成器羊ｍ’ａ： ＞一つから取外し、そしてそれを第二の該形成器手段内に置いてそれの他の側が 変形されるようにする蹴り出し手段を更に含んでいるところの、請求の範囲第１ 項記載の装置。 １２、該蹴り出し装置は、該搬送手段から、筒状体の直径にほぼ等しい距離だけ 間をあけて置かれている静止ロールブロックを含んでいるところの、請求の範囲 ８１１項記載の装置。 １３、該搬送手段が、それの周辺上に置かれた該形成器手段を有する回転ドラム を有するところの、請求の範囲第１１項記載の装置。 １４、該第−搬送手段は、それの周辺表面に、筒状体を受ける複数個の溝を有す るドラムであり、かつ、該形成器手段の各々は、該溝の隣るもののそれぞれの対 の間に置かれているところの、請求の範囲第１項記載の装置。 １５、該形成器手段が総て同一であるところの、請求の範囲第１４項記載の装置 。 １６、該形成器手段の各々が四本の線を含み、綾線の各々は筒状体内に単一の縦 溝を形成するための形状を有しているところの、請求の範囲ＩＪ１４項記載の装 置。 １７、筒状体を、第一の加熱された形成器と操作的接触にして、かつ、それに対 して静止的に維持して、筒状体の一方（２６）　特表昭５８−５０１！ｉ；３３ （２）の部分に既定の望む形状を付与するよう維持している間ｋ、第一の既定の 経路に沿って動かす段階と、それから、筒状体を第二の加熱された形成器と操作 的接触にして、かつ、それに対し静止して維持して既定の望む形状を筒状体の他 方の部分に付与するようにす葛＊＊に筒状体を第二の既定の経路に沿って動かす 段階とを含むところの、筒状体を造形する方法。 １８、該第−及び第二の経路は単一の円上に横わる円形の弧であり、かつ、筒状 体を該第−形成器から取除き、かつ、それが該第−形成器により造形された後で 、該第二形成器により造形される前に、それを核用に沿って該第二形成器へと動 かす段階を更に含むところの、請求の範囲第１７項記載の方法。 １９、該第−及び第二形成器は第−及び第ニドラム上に該第−及び第二経路のそ れぞれに沿って動くように支持されて居り、また、筒状体を該第−形成器から直 接に該−第二形成器へ移送する段階を更に含むところの請求の範囲第１７項記載 の方法。 加、筒状体を既定の経路に沿い第一の速度で動かすことと、加熱された形成器を 該経路に沿い、該第−速度とは異る第二速度で動かすことと、筒状体を動かして いる間、それを該加熱された形成器と操作的接触に持って行き、筒状体に望む形 状を付与することとの段階らを含むところの筒状体造形の方法。 ２１、該第二速度は第一速度より大であるところの請求の範（２７） 間第２０項記載の方法。 ｎ　該経路は円形のものであり、該形成器はドラム上に支持されて該ドラムの回 転により該経路に沿って動くよう番どなって居り、また、筒状体はドラムの速度 とは興る速度で動いている無限ベル）Ｋより該ドラムの周辺表面に沿って転がさ れて、筒状体を該加熱された形成器と操作的接触に持来すようになっているとこ ろの、請求の範囲第２０項記載の方法。 （１）