JPS58500905A - 屋根又は壁の被覆と樋ブラツケツトのための取付部材 - Google Patents
屋根又は壁の被覆と樋ブラツケツトのための取付部材Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
屋根又は壁の被覆と樋プラン
ケラトのための取付部材
技術分野
本発明は、シート材料からつくられ、そして外方に向いた面が凹状と凸状であっ
て、相互に係合する折曲げられた縦縁区域を有する交互の広い帯片と狭い帯片と
から成る屋根又は壁の被覆と、この被覆を下部支持構造体へ固定する固定部材と
に係るものである。
背景技術
デンマーク特許第134.789号にはこの種の屋根被覆が開示され又いて、そ
れには凹状帯片の縁区域の横断形状はU字形であり、凸状帯片の形状はC字形で
ある。
被覆を組立てるため各凸状の帯片は2枚の隣り合う凹状の帯片と縦方向に滑り係
合させ、凸状帯片の各縁区域は凹状帯片のU字形縁区域の脚部との間にある。凸
状帯片は凹状帯片の間に水笛な接続乞つくり、これらの凹状帯片はこの特許明細
書によれば詳細に示していない普通の方法で下部支持構造体へ取付けられている
。
発明の開示
本発明による上述の種類の屋根又は壁の破僚は、凹状帯片の縦縁区域の断面形状
はS字形であり、そして帯片の中央部分に接続していて中央部分の凹面に向つて
わん曲して第1の曲率半径を有する内方部分と、反対方向でわん曲していて第2
の小さい曲率半径を有する中間部分と第1の曲率半径よりも大きな第3の曲率半
径を有する外方部分とを備えていること;固定部材は全体としてU字形ブランケ
ツトであり、下部支持体へ固定されるウェブ部分と2つの横のフランジとを有し
、それの自由縁区域の形は凹状帯片の縁区域と相補的であり、そして各フランジ
の接続部分へ移行する処でUの中心線に向って内方へ引っ込められていること;
凸状帯片の縁区域は凹状帯片の縁区域の中間と外方部分とに対して相補的である
こと;
そして凸状帯片の巾は固定プランケットの全外巾と両側からプランケットに挿入
された2枚の凹状帯片の縁区域との和よりも小さいことを特徴としている。
本発明は幾つかの利点を有し、その1つは凸状帯片が固定プランケットの実質的
な部分と中間の凹状帯片の縁区域とを包み込み、そして力がか\つていない状態
から取付けて組立てられた状態へ変形することによってしっかりと凹状帯片を保
持するので支持体へ帯片を非常に効率よく固定できる。被覆の外側から下部支持
体に向かって凹状帯片に働く力は凸状帯片を更に変形させて−1それによりこれ
らの帯片が働かす反作用の力が増大する。被覆の外側に作用する吸引力は1.ブ
ランケツトの縁区域と凹状帯片のS字形縁区域との間の相互係合の結果としてブ
ランケットにより吸収される。
帯片を組立てることは非常に簡学な作業であり、各凹状帯片の一方の縁区域を列
になっているプランケットの横フランジに側方から押し込み、それから帯片を横
方向に圧縮していってそれの他方の縁区域にプラツケット列を通過させそして帯
片のはね戻りでそのプランケットの横フランジにばちつとはめる。2列のプラン
ケットの間隔は全く力がか\らない状態の帯片の巾に一致する間隔よりもいくら
か小さく選ばれるが、帯片の弾性により選択した間隔が少し変動することは許さ
れる。同じ一列のプランケットに2つの凹状帯片を挿入してから、凸状帯片を凹
状帯片の縁域を越して押し下げるだけで取付け、それにより縁域はプランケット
と緊密に接触する。屋根を被覆する場合屋根に対して行なう作業の数を減らすこ
とになるが建物に支持体を取付ける前に所望ならば、例えば釘もしくはねじ釘に
より前もって下部支持体へプランケットを取付けておくことができる。この場合
あらかじめ取付けられたプランケットに帯片を取付けるのに工具は必要ではない
ということも都合のよいことである。凹状帯片と凸状帯片との間のかなりの接触
区域に沿って緊密に接触していることにより雨、雪等が継面に浸透して(るのを
防げる。凸状帯片の下向き縁は水切りとして働き1.従って被覆は傾斜のゆるい
屋根に利用でき、そして不均一な下部支持体の上でも帯片の間の継目に別の密封
要素を必要とはしない。帯片の弾性と帯片とブランケットとの間の継目の弾性と
は後で下部支持体を横へ移動することがあってもその移動を補償することができ
る。
どの帯片も支持体へ直接に一固定されていないので支持体と帯片との間の全空間
の通気は良好である。
凹状帯片の縁区域の形は、内方部分を中間部分と接続し゛そして中間部分を外方
のわん曲した部分と接続する2つの平行の直線もしくは実質的に直線の移行部分
を含んでいる。わん曲部分の曲率半径を適当なものとするとこの特徴は、凹状と
凸状の帯片の間−と凹状帯片とブランケットとの間の保合面を大きな面積となる
ようにする。
本発明は、その主たる発明の屋根被覆と関連し又いる樋プラツケットもしくは同
様の要素、例えば雪よけを取付けるための部材にも係るものである。固定部材の
縁区域の外方部分と同じ形の2つの縁区域とクランプボルトのための貫通孔を有
する中間部分とを有するシート材料のブランケットと、こ゛の中間部分に弾性的
に結合しておりそして凸状帯片の中間部分の曲率と一致するよう上に向って曲が
っているクランプとから取付部材を構成しても、・ることを特徴としている。主
発明を技術づげている扱他の3つの要素の形状は取付部材の先行要件となってお
り、それの主な利点は屋根被覆を取伺けた後に樋ブランケットを取付けることが
できるということであり、そして各ブランケットは凸状帯片とそれと係合する2
つの凹状帯片との間でしっかりと保持されることができるということである。各
樋プラッケットはシート材料のブランケットととクランプとの間に挿入されてお
り、そしてそれを固定しているのは締付はボルトであり、それは樋プラツケット
のねじつき孔を通してねじ込んで、それによりそれはクランプを凸状帯片に押し
つげ、同時にシート材料ブランケットは、樋プラツケントを介して下方に向って
凹状帯片の縁区域に押し込−められる。屋根被覆が葺かれてから樋プラツケット
を設置するということにより樋プラソケットの設置後直ちに行なわれる樋の取付
を簡単化でき、そして屋根の下縁に対する樋の正確な位置ぎめは各取付部材の適
正配置により保証されることができる。
図面の簡単な説明
本発明による屋根被覆の例を略図的に示している添付図を参照して本発明を更に
詳しく説明する。
第1図は屋根被覆の一部分とそれに関連している樋の一部とを示す。
第2図は屋根被覆を構成している3つの構成部分を拡大し展開して示す。
第3図は第1図の線m−■に沿う拡大断面図である。
第4図は第1図又は第5図の線IV−IVに沿う断面図であって第3図と同じス
ケールである。
第5図は第4図の線■−■に沿う断面図である。
第6図は樋プラツケットの取付部材と樋プラツケットの部分の展開斜視図である
。
発明を実施するための最良の形態
添付図に示す屋根被覆は下方帯片1と上方帯片2とを交互にして構成されており
、これらの帯片は一緒に接続され、そしてブランケット3により屋根へ固定され
ている。比較的薄い弾性のシート材料、好ましくは金属からつ(られているこれ
らの帯片は上に凹となつ工いる面と上に凸となっている面とをそれぞれ有してい
る。図に示すように帯片1は帯片2よりもかなり巾が広い。大抵の場合、帯片を
屋根の峰から樋まで重ねないでのばせるだけの長さにすることができる。
帯片1.2を固定する下部支持構造体は第3図に水平な水霧4として簡単に示さ
れており、この水霧に例えば釘5によって示されるようにブランケット3を水霧
へ固定する。ブランケット3の水平又は横の間隔もしくはピッチは屋根の「基本
」寸法、すなわち続く2つの上方帯片2の中火線と中央線との間の間隔に一致す
る。帯片の長さ方向のグラソケット30間隔はシートの厚みと水霧4の所望間隔
とにより決まるが、はソ1mである。上述の基本寸法は約30cInである。
下方の帯片1の各縦縁域6は断面てS字形となつ℃・いて第1の部分7を含み1
、この部分は中心で180°まりもや\大きい角度に一致する円弧に正確に又は
大体沿って帯片の凹面に向かって内側にわん曲している。
この第1の部分7に続いて短かい直線部分8があり、この部分は反対に曲がって
いるわん曲部分9に終り、この部分9はブランケット3の厚みに一致する曲率半
径とその中心で180°の角度を有している。部分9の後は短かい、直線の部分
8′があり、この部分は直線部分8に実質的に平行にのび、そして曲線部分10
に終り、この曲線部分はわん曲部7の短かい区分へ大部分平行にのびている。
凸状の上方帯片2の各縁域11は、内袖の曲率半径が縁域6の中央部分9の外側
の曲率半径に一致しており、そして中心で180e′の角度を有する円弧として
形成されている。
図示するように、帯片1,2よりも厚みのあるシート材料からつくったブランケ
ット3は全体としてU字形をしており、そのウェブ部分12は木舞4ヘブラツケ
ットを固定する役をし、そして2つの上方にのびる横のフランジ又は突出部13
を有している。各横フランジ13の自由な上縁域14は曲げられて、それの形は
帯片1の縦縁域6の形と相補的となっており、そして上縁域はブランケットの中
心線に向かって内方に引き込められ、その断面は上向きの口の処で狭くされてい
る。
屋根被覆を取付けるときは1、適当数のブランケット3を、上に述べたように水
霧4へ固定する。、7(れかも、。
凹状の下方帯片lを取付け、それにより各帯片の一方の縁域6をブランケット3
の縁域14の対向した外の凹みに先ず挿入する。力をかけないで自由にした状態
では2列のブランケットの間の距離よりもいくらか広くなっている帯片1を横に
押圧して反対の縁区域6が並んでいる他方のブランケット3に押し込めるように
する。帯片1の巾をこのような寸法としているので、帯片を挿入した後も2列の
ブランケットの間で帯片は弾性的に保持されている。
下方帯片の挿入後凸状の上方帯片2を取付ける。これらの帯片の最大中はそれら
が取付けられたときよりも力をかけられていない状態でいくらか小さい。従って
、各帯片2を弾性的に拡張して2枚の下方の帯片上に押し下げて、最後にはね戻
させるとそれは下方の帯片を弾性的にしめつけて、ブランケット3としつかり係
合している下方帯片を保持する。
凹状の下方帯片1に弾性があるので、下方帯片の寸法は決まっていても、順次の
列のブランケットの間隔がいくらか変更しても支障はなく、実際にはその開隔の
最大と最小との差は約3−4%であってもよい。又、帯片に弾性があるのでや\
不規則な下部構造t、の上でも水を侵入させることのないように屋根を被覆する
ことができ、セして被覆(土工部構造体の沈下や移動が後で生じてもそれを吸収
することができる。例えば、平行でない端壁を有する建物の場合所望ならば、被
覆を平面でみてや\扇形にすることもできる。「正常」の場合のように平行にす
る代りに、順次のブランケットの列の間に小さい角度をもたせることができるか
らである。
第4−6図は、上に説明した屋根被覆自体の要素の形態が屋根の下縁より下に樋
20を設置するのにどのように利用できるかを示している(第1図も参照)。
樋は適正に間隔をあげた樋ブラケット21に配置され、これらのブラケットは凸
状の上方帯片2とそれに続く凹状の下方帯片1との間の空間で固定ブランケット
の各列の一番下の固定ブランケット3より軒先へ向って下がった位置に固定され
る。樋ブラツケットを固定するために使用する取付部材は第6図に示すように、
平らな中間部分23とブランケット3の縁域14の外側部分と同じ断面形状の2
つの縁域24とを備えている。
ヘアピンブランケットの形に曲げられたストラップ25を介して一体になってい
る上にかぶされるクランプ26の上面は凸状となっていて、上方帯片2の下側の
わん曲面と一致する。樋プラツケット21の内端においてねじ孔27はブランケ
ットをのびてクランプボルト28をうけるようになっており、このクランプボル
トはブランケット22の中央部分23の孔29を通し1下がら挿入される。
第4.5図から判るように、ボルト28をねじ込むと、それはクランプ26の下
側に係合し、クランプを上方に押して帯片2の下側と係合させ、同時に樋プラツ
ケット21はブランケット22の中央部分23に締めつげられ、ブランケットの
縁域24は下方に押されて下方帯片1の縁区域の上に開いている凹みに入る。
樋ブランケット21を横方向に案内するため2つのタブ30は第6図に示すよう
にブランケット22の中央部分23から上方にのびている。樋プラツケットを挿
入してから、これらのタブの端が下方に曲げられ樋プラツケットの上にpるよう
にして、それが持上がらないようにする。
樋プラソケット21を固定するためのこの手段により屋根被覆後にすべての樋プ
ラツケットの正確なアライメントはそれらが最終的に固定される前に実施でき、
それにより屋根の下方縁に対しての樋20の正確な配置を保証する。
m5
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 外側に向いている面が凹状と凸状となっていて、相互に係合するよう折り 曲げられている縦縁区域(6,11)を有する交互の広いそして狭い帯片のシー ト材料からつくられる屋根もしくは壁被覆とこの被覆を下部支持構造体(4)へ 固定するための固定部材(3)とであって、゛ 凹状帯片(1)の縦縁区域(6)の横断面の形はS字形であり、そして帯片の中 央部に続き、そしてこの中央部の凹面に向ってわん曲し、第1の曲率半径を−も つ内方部分(7)、反対方向にわん曲していて第2の小さい曲率半径を有する中 間部分(9)及び第1の曲率半径よりも大きな第3の曲・率半径を有する外側部 分(10)を有している゛こと; 固定部材(3)は全体としてU字形ブランケットであり、各ブ、ラッケットは下 部構造体(4)へ固定されたウェブ部分(12)と2つの横のフランジ(13) とを有し、それの自由縁区域(14)は凹状の帯片(1)の縁区域(6)と相補 的であり、そして各横フランジの接続部分への移行何処でUの字の中心線に向か って内方に引っ込められていること: 凸状の帯片(2)の縁区域(11)は凹状の帯片(1)の縁区域(6)の中央と 外側部分(9,10)と相補的な形となっていること; そして凸状の帯片(2)の巾は固定ブランケット(3)の全外巾と両側からプラ ンケットに挿入された2枚の凹状の帯片(1)の縁区域(6)との和よりも小さ いこと を特徴とする屋根もしくは壁被覆と固定部材。 2 凹状の帯片(1)の縦縁の形は2つの平行で直線の移行部分(8,8勺を含 み、この部分は内側部分(7)を中間部分(9)と接続し、そして中間部分(9 )を外側のわん曲部分(10)と接続していることを特徴とする請求の範囲第1 項に記載の屋根もしくは壁被覆。 3、 固定プランケット(3)の縁区域(14)の縁と凹状の帯片(1)の縁区 域の中間部分(9)との間に隙間があることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の屋根もしくは壁被覆。 4 屋根被覆と組合せて樋ブラツケット(21)を取付ける部材が、固定部材( 3)の縁区域(14)の外方部分の形と同じ2つの縁区域(24)を有するシー ト材料のプラツケツ) (22)と、締め付はポル) (28)のための貫通孔 (29)をもつ中間部分(23)と、この中間部分(23)へ弾性的に接続され そして凸状の帯片(2)の中間部分の曲率と一致する上に向かって曲がっている 部分とをMするクランプ(26)とから成ることを特徴とする請求の範囲1−3 項のいずれかに記載の屋根被覆と組合せて樋ブラソケット(21)を取付けるた めの部材。 5 シート材料のブランケット(22)がクランプ(26)と一体に狭い、ヘヤ ピンの形に曲げたストラップ(25)により接続されていることを特徴とする請 求の範囲4項に記載の取付部材。
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