JPS58500068A - 金属切削工具の多層コ−ティング - Google Patents

金属切削工具の多層コ−ティング

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JPS58500068A
JPS58500068A JP50123281A JP50123281A JPS58500068A JP S58500068 A JPS58500068 A JP S58500068A JP 50123281 A JP50123281 A JP 50123281A JP 50123281 A JP50123281 A JP 50123281A JP S58500068 A JPS58500068 A JP S58500068A
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パダルカ・バレンテイン・グレボビツチ
シネルシコフ・アンドレイ・カルロビツチ
トロク・ウラジミル・タラソビツチ
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ブセソユズニイ ナウチノ−イススレドバテルスキイ インストルメンタルニイ インステイチユ−ト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属切削工具の多層コーティング 技術分野 本発明は金属加工、より詳しく述べるならば、金属切削工具の多層コーティング に関するものである。
背景技術 ひとつがy族金属の窒化物又は炭化物であって、他方が純金属である2つの構成 成分の層を重ねることによって構成した多層コーティングが当業者に知られてい る( R,F、Bunshan and 5hebaik、Re5earch/ Development、June+1975参照)。
■族金属の窒化物又は炭化物の層の微小硬度は2200ないし3000’に9/ rwn2であシ、そして純金属の層の微小硬度は600ないし900 kg/m m2である。純金属のソフトな層が脆い層のクラック発生を防止し、かつ全体と してコーティングの強さを高めるのに寄与する。このようなコーティングは構造 用鋼の加工中にかかる変動負荷での破損に対して高い抵抗力がありかつ工具がそ の切削表面のひとつに再ドレッシングを施こされるときにも割れない。しかしな がら無切削材料(高合金材料)の切削において、コーテイング材および切削され た部分の材料の粘着によって生じる付着摩耗のために工具の耐久性は低い。切削 領域での高温(前述の材料の低い熱伝導の結果でもある)および難切削材料の切 削についての低い切削速度特性が粘着プロセスを助長する。可塑性の活性純金属 はそのより硬くかつより不活発な化合物よりも切削した材料に容易に粘着する。
したがって、コーティング中の純金属層の包含物が全体としてコーティングのよ り速い付着摩耗に至る。
発明の開示 本発明の目的は、金属切削工具の多層コーティングを提供することであり、この コーティングが含んでいる構成成分はコーティングの高強度を保持し同時に難切 削材料をも含む各種材料の加工で低い粘着能力を特色としており、それによって コーティングの付着摩耗が最小にされかつコーティングの摩耗抵抗が全体として 高められる。
この目的は、金属切削工具が2つの構成成分の複数の層を重ねることによって構 成されており、構成成分のひとつが■族金属の窒化物又は炭化物でありそして他 方が本発明によると■族金属の窒化物、炭化物、硼化物又は珪化物でちることに よって達成される。
■族金属化合物の層厚さが0.05ないし0.5μmであり、そして■族金属化 合物の層厚さが■族金属化合物層の15ないし40%であることは好ましい。
本発明に係る構成成分を含んでなりかつ上述した層厚さを有する多層コーティン グは加工されている材料との付着相互作用の低いことを特徴としており、その結 果コーティングの摩耗は減少しかつこのようなコーティングを有する工具の摩耗 抵抗は増大する。
難切削材料の加工において、■族金属の炭化物および窒化物の高微小硬度がコー ティング表面に対して直角に向けられた塑性変形を防止する。強くなつ含んでな る。各界面は切削プロセスにおける上側層内のクラック形成中に解放されるエネ ルギーを弱めかつ実質的にクラックが下側層内へ伸びるのを抑える。
より薄い層を形成している■族金属化合物は摩耗抵抗を改善し、切削領域内で高 温にて酸化された摩耗生成物が硬い潤滑材として働き、このようにして工具切削 り7ツノの摩擦、切削力および温度を下げ、そしてモリブデン、クロムおよびタ ングステンの酸化物が不活性バリヤを形成し、このバリヤがコーティングと加工 されている材料との間の付着相互作用を防止しかつコーティングの摩耗を全体と して減らす0 金属化合物層の厚さは、最適の潤滑特性およびコーティングと材料との間の付着 相互作用のため対策を考慮して、実験によって定めた。
発明を実施するだめの最良の形態 本明細書中で提案した多層コーティングは簡単な技術によって、例えば、従来の イオン衝撃を伴なう材料の凝結方法によって作ることができる。
上述した構成成分の複数の層を単一プロセスサイクルによってコーティングする 。この目的のために金属切削工具を真空室内部の回転プラットホーム上に置く。
この真空室は■族および■族の耐火金属で作られたカソードを備えている。工具 を陰極としてアーク放電を工具とカソードとの間の空間に発生させる。その結果 、カソードから追い出された金属相原子がアーク領域内でイオン化される。結果 としてのグラスイオンが工具の陰極によって加速され、工具表面に衝突してこの 表面をクリーニングしかつ加熱する。
工具表面が必要な温度に加熱された後で、試薬ガス(窒素、メタン、7ランある いはぎロンなど)を真空室内へ導入して耐火金属の耐摩耗性かつ耐熱がある化合 物が工具表面に析出する。
本発明を良く理解するために下記実施例である本発明の特別な実施態様を説明す る。
実施例l l5OのP、M系の超硬合金で作られた三角形スローアウェイチップを使用して いる切削工具を前述した方法によって合計厚さ20μmの多層コーティングで被 覆した。多層コーティングはそれぞれの層厚さが0.05μmと0.015μm であるTiN−Mo2Nの重なっている層からなっていた。
組成(重量%)がCO,03−0,07%、84 (0,5%、Mn (0,4 %、Cr13−16%、Ni73%、Ti2.5%、A11.45−1.2チ、 Mo 2.8−3.2%、Co 1.9−2.2%およびFe残部である耐熱高 合金の旋削によってサンプルを試験した。
切削条件は、切り込み0.3−0.5mm、切削速度37.6yyx/min  %送り0.15 mm/ revであった。
多層コーティングを使用している工具の耐久度は20.2分に達した。
同様にして実施例2ないし9を本発明で規定した範囲で各ケースにおいて多層コ ーティングの構成成分およびそれぞれの厚さを変えて行なった。
実施例工ないし9の試験結果を第1表に示す。
加えて、実施例1にて述べた工具と同様であって合計厚さ20μmのチタン窒化 物およびチタンの重なっている層の先行技術のコーティングで被覆した切削工具 を比較データを得るために試験した。従来のコーティングを有する切削工具を試 験して得られた結果を第1表中に種類10および11で示した。
第 1 表 上記試験結果から、本発明に係る多層コーティングを有する切削工具の耐久度は 先行技術のチタン窒化物およびチタンの多層コーティングを有する切削工具の耐 久度よりも4ないし5倍良い。
実施例10 W18重量%、■ 2重量%、Co 8重量および残部Feの合金で作られたベ リングビーンカッター(直径80X45■)に上述した方法によって合創厚さ2 0μmでそれぞれの層厚さが0.05μmおよび0015μmであるTiN−M o2N多層コーティングを被覆した。
このカンタ−を、Cr 20重量%、Mn (1重量%、T1〈1重量%および Fe残部の合金サンプルを切削して試験した。切削条件は: (、)速度 ・・・・・・・・・18 rpm:(b)送り ・・・・・・・・ ・31.5 mm/ m1n(C)切り込み・・・・・・・・・4欄であった。
本発明に係るコーティングを有するカッターは44部品の切削に耐えることがわ かった。
TiN−Tiの重なっている層の従来のコーティングを有する同様なカッターを 試験して、このカッターはたったの8部の加工に耐えることがわかった。
実施例11 多層コーティングの構成成分をZrN−MoCとしそれぞれの層厚さを05μm および0.15μmとしたことのみを違えて実施例10と同じようにして試験を 行なった。試験から上述したコーティングを有するカッターが42部品の加工に 耐えるのに適すること、すなわち、このカッターの耐久度が先行技術の多層コー ティングを有するカッターの耐久度よシも約5倍良いことがわかった。
実施例12 多層コーティングの構成成分をHfC−WCとしそれぞれの層厚さが0.1μm および0.03μmであることだけを違えて実施例10と同じようにして試験を 行なった。試験から上述したコーティングを有するカッターが49部品の加工に 耐えるのに適すること、すなわち、耐久度が約6倍高いことがわかった。
及五旦ユニ W18重量%およびFe残部の合金で作られたブローチ(寸法150X25X3 0 )に上述した寸法によって合計厚さ20μmでそれぞれの層厚さが0.3μ mおよび0.1μmであるTiC−CrCの重なっている層からなる多層コーテ ィングを被覆した。
下記組成(重量%): CO,13−0,18%、 Si (0,6チ、Mn  (0,6%、Cr1l−13%、Ni 1.5−2.0%、W(1%、Mo 1 .35−1.65%、V O,18−0,3%、Nb0.3%およびFe残部か らなるステンレス鋼のサンプルを加工することによってブローチを試験した。
このブローチが197部品の加工に耐えるとわかった。
比較のために、TiN−Tiの従来の多層コーティングを有する同様なブローチ を試験した。先行技術のコーティングを有するブローチが45部品の加工に適す ること、すなわち、その耐久度が45分1と低いことがわかった。
実施例14 多層コーティングの構成成分をZ rN−Mo S i 2としそれぞれの層厚 さが02μmおよび003μmであることだけを違えて実施例13の場合と同様 に試験を行なった。このブローチは165部品の加工に耐えた、すなわち、ブロ ーチの耐久度は先行技術の多層コーティングを有するブローチと比較して3.1 倍高い。
産業上の利用可能性 本発明に係る多層コーティングは、ドリル、カッター、切削工具などのあらゆる 金属切削工具の耐久度を高めることを意図した処理に最も有利に使用することが できそして高合金鋼(難切削鋼)および高合金を加工するのに用いる工具の場合 に特に役立つ。
国際調査報告

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. ひとつが■族金属の窒化物又は炭化物であり、他方が■族金属の窒化物、 炭化物、硼化物又は珪化物である2つの構成成分の層を重ねることによって構成 した金属切削工具の多層コーティング。 2、IV族金属化合物の層厚さが005ないし05μmであり、そして■族金属 化合物の層厚さが前記■族金属化合物の層厚さの15ないし40%であることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の金属切削工具の多層コーティング。
JP50123281A 1981-01-26 1981-02-23 金属切削工具の多層コ−ティング Granted JPS58500068A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE1981/000019 WO1981002175A1 (en) 1980-01-25 1981-01-26 Procedure to raise a building and an arrangement carrying out the procedure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58500068A true JPS58500068A (ja) 1983-01-13
JPH0137475B2 JPH0137475B2 (ja) 1989-08-07

Family

ID=20342812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50123281A Granted JPS58500068A (ja) 1981-01-26 1981-02-23 金属切削工具の多層コ−ティング

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JP (1) JPS58500068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062937B2 (ja) * 1986-08-06 1994-01-12 住友金属鉱山株式会社 表面被覆鋼材の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152942A (en) * 1974-11-05 1976-05-11 Toyoda Chuo Kenkyusho Kk Daigoeezokugenso mataha chitanno tankabutsusoto kuromuno tankabutsusono nijuhifukusoojusuru kobuzai
JPS52110209A (en) * 1976-03-15 1977-09-16 Mitsubishi Metal Corp Coated hard alloy tool

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