JPS58500020A - 半導体化合物単結晶の形成と生長を行うための方法と装置 - Google Patents

半導体化合物単結晶の形成と生長を行うための方法と装置

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JPS58500020A JP50060682A JP50060682A JPS58500020A JP S58500020 A JPS58500020 A JP S58500020A JP 50060682 A JP50060682 A JP 50060682A JP 50060682 A JP50060682 A JP 50060682A JP S58500020 A JPS58500020 A JP S58500020A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 半導体化合物単結晶の形成と 生長と容行うための方法と装置 本発明は、半導体単結晶を生成させるだめの方法と装置とに関し、特に化合物か ら成立つ元素反応物と化合物の種結晶とを採用して形成したm−v族、あるいは II−Vl族の化合物を生長させる方法に関する。
発光ダイオード、トランジスタ、ダイオード、ならびに同様なデバイスの基板と して使用されるべき単結晶半導体化合物を生成するためには、さまざまな試みが なされている。これらの化合物は、周期率表の■族の元素と■族の元素、あるい は夏族の元素と■族の元素の組合わせにより形成される。これらの元素は、与え られた温度で全く異なった蒸気圧を有するだめ、特に市販の量産半導体デバイス 用の基板として使用するに十分な大きさの化合物単結晶を形成することは極めて 困難である。さらに、先行技術のプロセスでは再現性がほとんどない。
垂直形温度勾配式凍結法によるほか、ツオクラルスキーCzochra l s k i結晶生長法とブリッジマン−ストックバーガーB口dgeman −St ockbarger法とを含む種々の技術が結晶の生長に採用されている。
米国特許第3,615,203号では、l−■族化合物単結(2) 晶の形成と生長の方法を開示している。しかしながら、1−V族化合物の単結晶 種材料は採用されていなく、この方法を使って得られた単結晶の方位は予知でき ない。結晶の種の材料から予知できる方位を有する単結晶においては、その元素 から希望する化合物を形成できる技術が希望される。
1−V族、あるいはII−Vl族の単結晶を生長させるだめのツオクラルス牛− Czochralski法では、これらの化合物の組成と、それらの構成元素の 蒸気圧の相違とにより、ある範囲内で成功を納めているにすぎない。
米国特許第4 、0B3 、748号では、希望する半導体化合物を同時に合成 し、It−Vl族、あるいはI−V族から成立つ半導体化合物単結晶を生長させ るための方法と装置とを記載したものである。ここに開示した方法は■族あるい は■族から成立つ牙1の反応物の近傍に半導体化合物単結晶の種を配置して成立 つものである。
■族あるいはV族の元素の矛2の反応物から得られた保護ブランケットは、矛1 の反応物から溶解した結晶の種を保護するための温度領域の範囲内で結晶の種全 体にわたって形成されでいる。上記温度領域の範囲内で矛1の温度における融成 物を形成するため、ならびに上記温度領域の範囲内で矛2の温度における結晶の 種の上の融成物から単結晶を合成して成長させるために反応物に!合している。
この方法により、予知可能(3) な方位を有する単結晶を合成して成長させることができる。しかしながら、不完 全な合成は出発材料の浪費を招き、例えばガリウム燐の場合には、成長された結 晶に散乱された金属状ガリウムが組合さることが、数限られた結果から示されて いる。
本発明は従来方式の装置を変え、比較的転位密度が低く、多くの実例では広面積 に転位が本質的に全く存在しないIN−V族、ならびにII−Vl族化合物の単 結晶を得るために使用される熱プロフィールを変えるものである。捷だ、この新 技術は単結晶を成長させるのに使用されるが、化合物の合成には使用されないも のであり、従来技術よりもさらに再現性に優れ、少なくとも最初ツロ時間の後に 完了に至らしめることができる。
半導体化合物は種づけ法による垂直傾斜式凍結法によって成長される。この技術 によれば、るつぼは床面に結晶種の井戸を有し、結晶種の井戸から傾斜円錐状の 首部が延伸しており、首部領域の頂部から主円筒部分が延伸している。支持部は 円錐状の首部に沿ってるつぼを支持している。結晶種の井戸の領域、ならびに生 長用るつぼの首部領域における垂直方向、あるいは軸方向への熱流を強めながら 、半径方向への熱流を弱めるため、事実上、結晶種の井戸の底の近傍の深さにま で、頂部から延伸した少くともひとつの軸方向同心円垂直状スロットの形で支持 部の手段が具備されてい賛表昭58−500020(3) る。
上に示したように支持脚を崩する装置、ならびに希望するヒータ構成を採用する ことにより、結晶種の井戸の領域においてプロフィールは最も大きな温度勾配を 有し、傾斜した円錐状首部、すなわち遷移領域においてはこれより小さな温度勾 配を有し、生成結晶の主円筒部分においては、さらに小さな温度勾配を有するが 、ここで結晶成長に対して希望する非線形垂直温度プロフィールを得ることがで きる。この形の熱プロフィールを保有することにより、るつぼの絶対温度をゆっ くり減少させながら改良された結晶成長法を保有することができる。
通常のメニスカスの形状を反転するか、あるいは平滑化するために種となる結晶 と液体との境界で初期溶解を制御することにより、あるいは遷移領域における平 滑化あるいは反転されたメニスカスの形状を保有しながら制御冷却して単結晶を 生長せしめることにより希望する結果を得ることができる。
図面の簡単な説明 矛1図は本発明による単結晶半導体化合物を生長させるための装置の部分的等軸 図である;牙2図は第1図の装置の容器部分を上げた断面図である; 牙ろ図は本発明の新しい方法に採用されている典型(5) 的な熱プロフィールを示す図である; そして、 3・4図は新しい装置において採用されている新しいヒータを上げた断面図であ る。
本発明は主としてGaPを生長させる見地から記述する。しかしながら、かかる 記述は単に典型であることにとどめ、記述しである発明の考え方は他の■−V族 化合物、あるいはII−Vl族化合物の生長に等しく適用されるものと理解され る。本発明の装置は上記米国特許子4,085,748号に記載されている装置 と類似しているが、その装置に比べていくつかの改良点を有するものであること も注目できる。
いま、牙1図を参照すれば、対象とする発明を実現するために有用な装置を示す ものである。装置はオートクレーブ10に含まれている元素に必要な貫通体と共 に、スタンド11上にセットされている適当な高温オートクレーブ10から成立 つ。典型的には、オートクレーブ10は強度の大きいステンレス鋼ライナ13を 具備した鋼製のシェル12から成立つものである。
取水口15と排水口16とをそれぞれ具備した水冷チャネル14を与えるように 、ステンレス鋼ライナ13は形成されている。取水口15と排水口16とは鋼製 のシェル12を通って延伸し、チャネル14に通じている。チャネル14は取入 口15から排水口16の方(6) 向へ下方にライナ13の周囲に螺旋状に延伸している。
オートクレーブ10は頂部と底部とにキャンプ17゜18を備えである。頂部子 ヤツプ17はそれぞれ取入口19と排水口20を介して供給されている内部流水 チャネル(図示されていない〕により冷却されている。
オートクレーブ10の内側と通ずるように、圧力真空バルブ21も頂1部キャッ プを貫通して具備しである。
調整可能な複数の直立支持棒22はオートクレーブ10の府に具備しである。支 持棒22は、どちらかというと揮発性の■族あるいは■族の元素を加熱するため の矛1のヒータ2ろを支持するものである。このヒータ23はベース24と、ベ ース24に据えである円筒状容器25とから成立つ。中央に貫通孔を有するセラ ミック絶縁物26が容器25の内部の中央にあって、ベース24へ据えである。
円筒状のグラファイトの加熱コア27は絶縁物26上に支持されている。加熱コ ア27は、コア27の長手方向に沿って軸方向に延びている溝の状態で、熱電対 源28と共に具備されている。
加熱素子29.50はグラファイトの加熱コア27の周囲を取巻いている。この ヒータ23の個々の加熱素子29.30により、ヒータ26に近接した異なった 領域は異なった温度にすることができる。カーポランダム カンパニー(Car borundum Company )により製造されたフィーバフラックス( Fiberfrax[F]〕のよう(7) た絶縁物31は抵抗加熱素子29と容器25との間に具備されている。頂部にグ ラファイトの脚ろ6を有する圧力封止した回転、ならびに軸方向移動が可能な棒 32はオートクレーブ1oの底から圧力/真空形ブッシング(図示されていない )を通り、オートクレーブの内部に延び、下側ヒータ23の絶縁物26に具備さ れた孔を通って行くものである。ベース板24の孔は電力を抵抗加熱素子に加え るため、抵抗加熱素子用電線34のために具備されたものである。
容器ろ5は脚ろ3の上に据置しである。矛2図を参照すれば、容器ろ5をよく見 ることができる。■−■族あるいは四〜■族化合物の合成や単結晶成長をするた めに採用すべき温度と圧力とにおいて、たとえば、ガリウムと燐、亜鉛と硫黄、 インジウムと燐などの反応性物気、ならびにその結果生成され−る、たとえば、 GaP、 ZnS、 InPなどの化合物に対して不活性な材料から容器65が 成立っている。容器35に適した好ましい材料は熱分解、去による窒化硼素、あ るいは水晶である。容器35は外室ろ6と、外室66の上部で支持された結晶生 長用るつぼ37とから成立ち、画室36゜ろ7とも熱分解法による窒化硼素から 成立つことが好ましい。成長用るつぼ67はその頂部近傍で支持円板38により 支持されている。熱分解法による窒化硼素で作られることが好ましい成長用るつ ぼ37は多結晶荷衣昭58−500020(4) 半導体出発材料42を収容するものである。それは主円筒部と、傾斜円錐状首部 すなわち遷移領域と、その底部における長手状の結晶種の井戸ろ9とから成立つ 。
成長用るつぼに含まれている多結晶半導体化合物42と通ずるだめ、ならびに成 長している結晶の化学量論係数を制御するために半導体化合物42の融成物上に 存在する気相ブランケットを与えるために、■族あるいはV族の元素のような牙 2の材料41の蒸気を入れることができるチャネル55を具備し、且つアルミナ あるいはBNから成立つ特殊に設計された不活性スペーサ支持具40により、容 器35の内部で成長用るつぼろ7は支持されている。
再び牙1図を参照して特殊に設計された、好ましくはグラファイトのヒータ43 により容器35は取巻かれている。ヒータ43は次に、ヒータ43の長手方向に 延び、ヒータ43の下にある軸射シールド44により取巻かれている。牙2の輻 射シールド45は反応容器35全体にわたって具備されている。反応容器35は 、その頂部が保持ピン47を備えたBNキャップ46によりキャップされている 。複数の熱電対はヒータ46の温度を監視するために備えである。かかるひとつ の熱電対48は結晶種の井戸39の頂部に近接した領域において、ヒータ4ろの 内部へ延伸しているのが示されている。熱電対の出力は動作温度を制御するだめ の(9) 温度制御装置(図示されていない〕に対して入力信号を与えるものである。ヒー タ4ろに電気的接触を与える接触体のひとつを成す電気バス棒49はライナ13 に近接し、しかも電気接触を与える装置1oの底部を介して延伸しているのが図 示しである。牙2のバス棒(図示されていない)もヒータ45を活性化するに必 要な電気回路を完成させるために具備しである。
牙2図を参照すれば、不活性スペーサ支枝部品4゜をより詳細に見ることができ る。軸方向に延伸していて円錐状頂部54がら素子4oの周囲0円周上に間隙を 保っておかれた複数のチャネル5ろと共に図示されたような支持具4oが具備さ れ、円錐状頂部54には成長用るつぼ37の円錐状部分が据えてあり、支持具4 0の中央のくぼみの内部に据えた結晶種の井戸69の底部の下に近接した深さ捷 で下方に据置かれている。
この支持具40の構成は輻射熱流を弱め、成長用るつぼ57の結晶種の井戸ろ9 と遷移領域54とにおける垂直方向、すなわち軸方向の熱流を強める。溶融化合 物と成長単結晶との間の固体−液体境界において、溶融材料42にょシ形成され た固体−液体境界形態51は、チャネル53の存在しないときに得られた牙2図 における点線として示しである通常の形態、あるいは境界の形態52に比較して 逆であるのが図示しである。
この境界形態の逆転は温度勾配、ならびに素子4oに(10) おけるチャネル53により生成された熱流によるものである。改良されて転位密 度の低い大形の半導体化合物結晶はかかる構成を採用したときに生長することが できる。事実、CaPの成長において、軸方向の熱流が希望する液体一固体の境 界形態を得るのに十分ではない場合には、多結晶の生長が観察されることが多い 。
熱流に関係し、且つ、熱流ゆえに達成しうる希望した高品質結晶を得ることの極 めて重要な点は、遷移領域における温度勾配をさげ、さらに容器37の主部、す なわち成長部における温度勾配をさげている結晶種の井戸の領域において急峻な 温度勾配が達成されていることである。典型的にはこれらの領域のそれぞれに好 ましい温度勾配は結晶種の井戸の領域で10[]−130’C,/ 2.54  crn、惜移領域で80−100 c、/2.54cm。
ならびに前部で15−20 c、/2.54uである。一般に、各領域に有用な 温度勾配は60−130 c、/2.54傭、15−110C,/2.54ぼ、 15−55 C,/2.54儂であり、結晶種の井戸の領域における温度勾配は 常に首部、あるいは遷移領域における温度勾配よシも大きい。
温度勾配の好ましい極限は結晶種の井戸の領域において5oc−2ooc、遷移 領域において50cm15DC1主成長領域:(おいて5cm50Cである。
牙ろ図はガリウム燐を成長させるだめの成長用るっ(11) ぼろ7の長手方向に沿った典型的な、温度プロフィールを示すものである。牙ろ 図における縦軸O高さは絶対値である必要はなく、容器全体の高さに対する相対 値であることに注意しなければならない。温度変化率の最高の値(1:、7cm 、)は結晶種の井戸の領域で起るものであり、成長用のるつぼろ7の長手方向に 行くに従って消滅するものであることを知ることができる。
グラファイト製のヒータ46のふくらみを示す牙4図は、長手方向に清って異な った厚さを有する円筒形ヒータであることを示すものである。例えば、ヒータの 各領域63.64.65.66はそれぞれ異なった断面厚さを有するものである 。ヒータ4ろの端にばそこへ電気的接触をするようにフランジ手段60.61が 設けられている。さらに、ヒータ43は典型的には゛ビケットフェンス゛構造の もので、そこへ長手方向に切込んだスロットを有するグラファイトの円筒であり 、それぞれ矛2のスロットは円筒の底部で終端している。この構造のヒータを与 え、且つ、長手方向に異なった厚さを有することにより、加熱素子4ろの異なっ た部分から、あらかじめ定められ可変できる熱流を得ることができる。次に、こ れは成長用るつほにおいて望ましい温度勾配を得るために大きな制御を行うもの である。ヒータ4ろは本質的に結晶種の井戸69の底の近暖から容器ろ5の頂部 に至るか、これを越えて羽衣昭58−500020(5) 延伸している好ましいものでちる点に注目すべきである。
結晶種の井戸に置かれた単結晶種材料は希望する結晶軸に沿って切断し、好まし くは角部をなくし、結晶種の井戸に適したように小さくまとめられている。この 小さくまとめて形作られたものは、期待を越えて成長用結晶の品質を向上させた 。
実施例では図示したように結晶種の井戸を有するが、これを支持体40に具備さ れた孔の内部へ延伸させて据えておき、成長用るつぼの下の部分は円錐状遷移領 域の延長であって一点で終端するようにでき、底部の近傍の領域は本発明の目的 に対して結晶種の井戸であると考えられることは注目すべきである。
さらに、スロット5ろはGaPの成長に対して示されているように、雰囲気ガス に対する以外空であることが好ましいが、成長用るつぼから軸方向、半径方向の いずれか、あるいは両方の熱流の量を変えることができる種々の材料でスロット を満たすことも考えられる。
例えば、希望する軸方向熱流を得るために熱特性を変化させるひとつ以上のスロ ットにおいて、ガリウムのような金属、または金属と石英との積層のような複合 物、あるいはグラファイトのような耐火物を採用することができる。
作業においては、燐のようなV族あるいは■族の元(1ろ) 素を室ろ5の底に置き、結晶種の井戸39の内部へ希望する種結晶を小さくまと めて入れ、成長用るつぼの残りの部分には希望する半導体化合物の多結晶材料を 適当な量たけ入れる。そこで、牙1に真空に引き、続いてアルゴンあるいは窒素 のような不活性ガスで一般に1気圧を越える希望圧力まで加圧する装置10の内 部へ容器を置く。次に、ヒータに電気を入れ、希望する指示温度で定常状態に至 らしめ、シャフト62と脚53とにより室を好ましく回転させる。ヒータに取付 けた熱電対により指示された温度は一般に成長用のるつぼの内部の実際の温度よ りも高いことは注目される。
しかしながら、指示された温度は未だ正確に温度勾配を示すものであり、成長用 るつぼの実際の温度の尺度である。
揮発性材料41の定常温度においては、その材料が(jar’融成物を覆う蒸気 を形成する。定常温度に至った後で、初期生長に対して清浄な表面を与えるよう に種結晶の一部分を元に溶融するため、上部ヒータ4ろの温度をわずかにあげる 。この時点で、種結晶において成長を始めるように、あらかじめ定められた冷却 速度でゆっくりと冷却をするのに続いて温度ソーキング期間を与え、さらに単結 晶材料が連続して成長するのを促進するために成長用のるつぼを自動的)で制御 している。成長が完了した時点で電源を切ればよい。
(14) 当業者によれば、特定の温度、圧力、冷却速度等は、成長されている特定の半導 体化合物に依存するものと理解されよう。これらのパラメータは、ここに含まれ ている開示内容にもとづいて容易に確認できる。
実例 実例により、約3.81.の種結晶の井戸と2.51711.の円錐状遷移領域 を有する2 2.86Cm、のるつぼに入れた単結晶GaPを成長させるために 採用したパラメータは次のとおりである。<111ン方位を有する角部のない単 結晶種を結晶種の井戸に小さく捷とめて入れ、成長用るつぼをi、oioyの多 結晶GaPで満たした。赤燐(μm00g)を外室の底に置いた。容器は装置の 中に置き、装置を封じた。
そこで、装置を76μmにまで真空に引き、その後、アルゴンを55.847X 10’ パスカル(abS )にまで導入して加圧した。燐用(下部)ヒータと ()aP用(上部〕ヒータとは、それぞれ590ごと1525Cとの指示定常温 度に達するように電力を加えた。約1/2時間にわたってこれらの温度において ソーキングを行った後、GaPヒータの指示温度は1時間にわたって1530C にまであげ、種結晶の小部分を溶融して元にもどすだめに次の約1時間にわたっ て1535Cにしておいた。完全に種結晶が溶融してしまわないように注意しな ければならない。この時点で、OaPヒータ(15) の冷却を次の速度と次の時間間隔で開始した。すなわち、 a)、15C,7時間で11時間;次にb)、aU、7時間で12時間:次に c)、6C,7時間でろ0時間;そして最後に d)、 100C,、7時間で 5時間その後ですべての電源を遮断した。生長 用のるつぼをゆっくりと回転させながらソーキングさせる過程を含む全成長過程 を実行した。新しい装置を使用することにより、結晶種の井戸では、井戸の底で ほぼ170C/ 2. s 4cm、の温度勾配が存在し、遷移領域において平 均はぼ11o U、 /’ 2.54cm0、成長用るつぼの主部で平均はぼ5 D C,/2.54鍋、へと下降している。
!l)衣n25 S −5[10(120(6)F!G−2 FIG、 3 FIG、4 手続補正書(方式) %式% 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (1、発明の名称」を正確に記載した明細書の翻訳文10を提出致します。
(2) (1) 明 細 書 半導体化合物単結晶の形成と生長を 行うための方法と装置 本発明は、半導体単結晶を生成させるための方法と装置とに関し、特に化合物か ら成立つ元素反応物と化合物の種結晶とを採用して形成したI−V族、あるいは II−Vl族の化合物を生長させる方法に関する。
発光ダイオード、トランジスタ、ダイオード、ならびに同様なデバイスの基板と して使用されるべき単結晶半導体化合物を生成するためには、さまざまな試みが なされている。これらの化合物は、周期率表の■族の元素と■族の元素、あるい は■族の元素と■族の元素の組合わせ(二より形成される。これらの元素は、与 えられた温度で全く異なった蒸気圧を有するため、特に市販の量産半導体デバイ ス用の基板として使用するに十分な大きさの化合物単結晶を形成することは極め て困難である。さらに、先行技術のプロセスでは再現性がほとんどない。
垂直形温度勾配式凍結法(二よるほか、ツォクラルスキ−Cznch r a  I sk i結晶生長法とブリッジマン−ストックバーガーBridgeman −8tnckbarger法とを含む種々の技術が結晶の生長に採用されている 。
米国特許第3,615,203号では、I−V族化合物単結補正書の写しく翻訳 文)提出書 (特許法矛184条の7才1項) 昭和57年9月 2日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1特許出願の表示 PCT/US81101776 2発明の名称 3特許出願人 5補正書の提出年月日 1982年 6 月 2 日6添付書類の目録 1衣閘58−5DOO20(8) (補 正 後) 請求の範囲 1、(補正後) オートクレーブの中で温度勾配帯凍結法によりII−Vl族、 あるいはI−V族の半導体化合物の単結晶を生長させるだめの方法であって、生 長用るつぼが結晶種の井戸の内部の種結−晶とるつぼの遷移領域ならびに主成長 領域の両方において種結晶を覆った化合物揮発性成分を含んだ多結晶の形の化合 物とを含有し、 種結晶のすべてから逆に溶融することなく多結晶材料を溶融し、且つ、揮発性成 分を揮発させるだめの温度に1でるつぼの内容物を加熱し、 種結晶と溶融材料との液相−固相境界において通常生起しているメニスカスが反 転、あるいは平滑化を起すように温度が制御され、且つ 種結晶と液体との境界において単結晶の生長を生起せしめ、さらに少なくとも遷 移領域を介して平滑化または反転をしたメニスカスを保有しながら、るつぼの遷 移領域と主成長領域とを介して生長を続行させるように制御した速度でるつぼが ゆっくりと冷却されることを特徴とした方法。
2、 請求の範囲第1項記載の方法であって、結晶生長期間中に、るつぼからの 軸方向熱流を強めながら、るつぼからの通常の半径方向熱流を弱めるこ(2) とにより温度制御を行うことを特徴とした方法。
6、請求の範囲第1項あるいは第2項記載の方法であって、 種結晶の井戸の領域において80−200℃の急峻な温度勾配、遷移領域におい て、50−150℃の上記より小さな温度勾配、ならびに主成長領域において5 −50°Cのさらに小さな温度勾配を形成して保持するためのるつぼを具備した ことを特徴とした方法。
4、請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 化合物の揮発性が強い成分の蒸気を含む不活性雰囲気において成長が行われるこ とを特徴とした方法。
5、請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 初期冷却速度が6℃、/時間−15°C,/時間であることを特徴とした方法。
6、 請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 化合物がI−V族捷たはII−Vl族の化合物であることを特徴とした方法。
Z 請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 化合物がGaPであることを特徴とした方法。
8、(補正後) オートクレーブを含む温度勾配帯凍(6) 結法によりn、 −Vl族、あるいは■−■族半導体化合物の単結晶を生長させ るだめの装置であって、種結晶を収容するための下部結晶種井戸領域と、遷移領 域と、化合物荷電材料を収容するための遷移領域から延伸している主成長領域と を備えた成長用るつぼを具備し、且つ るつぼ(67)を支持するための支持手段(40)を具備し、成長期間内に少な くともるつぼの結晶種井戸(69)の領域と遷移領域(54)との周囲で半径方 向の熱流を弱め、軸方向の熱流を強めさせるような構成を支持手段が有すること を特徴とした装置。
9 請求の範囲第8項記載の装置であって、結晶種の井戸(69)が円錐形遷移 領域(54)の底から延伸している幅の狭くて長さの長い部材であることを特徴 とした装置。
10、(補正後) 請求の範囲オ8項または牙9項記載の装置であって、 支持手段(40)が成長用るつぼの軸に並行して延伸している少くともひとつの 垂直なスロット(53)から成立つことを特徴とした装置。
11、請求の範囲第10項記載の装置であって、結晶種の井戸(69)が支持手 段(40)に具備された孔の中に置かれた幅の狭くて長さの長い部材であり、支 持手段の頂部表面から事実上前記結晶種の井戸(4) の底の近傍の深さまで垂直なスロット(56)が延伸していることを%徴とした 装置。
12、請求の範囲オ8項から第11項までのひとつに記載の装置であって、 支持手段(40)がグラファイトあるいは窒化硼素て成立つことを特徴とした装 置。
13、 請求の範囲オ8項から第12項までのひとつに記載の装置てらって、 支持手段(40)が遷移領域においてるつぼ(37)を支持し、その支持表面か ら下方に延伸している複数の同心円上で軸方向へ延びているスロットと共に具備 されていることを特徴とした装置。
14、請求の範囲オ8項から第13項までのひとつに記載の装置であって、 動作時に長手方向に沿って、あらかじめ定められた温度勾配を与えるように、長 手方向に沿って厚さの変化するグラファイトヒータ(43)でるつぼ(67)が 構成されていることを特徴とした装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 半導体化合物の単結晶を生長させるだめの方法であって、 成長用るつぼが結晶種の井戸の内部の種結晶とるつほの遷移領域ならびに主成長 領域の両方において種結晶を覆った多結晶の形の化合物とを含有し、種結晶のす べてから逆に溶融することなく、多結晶材料を溶融するための温度にまでるつぼ の内容物を加熱し、 種結晶と溶融材料との液体一固体境界において通常生起しているメニスカスが反 転、あるいは平滑化を起すように温度が制御され、且つ、 種結晶と液体との境界において単結晶の生長を生起せしめ、さらに少なくとも遷 移領域を介して平滑化または反転をしたメニスカスを保有しながら、るつぼの遷 移領域と主成長領域とを介して生長を続行させるように制御した速度でるつぼが ゆっくりと冷却されることを特徴とした方法。 2、 請求の範囲第1項記載の方法であって、結晶生長期間中に、るつぼからの 軸方向熱流を強めながら、るつぼからの通常の半径方向熱流を弱めることにより 温度制御を行うことを特徴とした方法。 6、 請求の範囲第1項あるいは第2項記載の方法であって、 (17) 種結晶の井戸の領域において80−200°Cの急峻な温度勾配、遷移領域にお いて、50−450℃の上記より小さな温度勾配、ならびに主成長領域において 5−50℃のさらに小さな温度勾配を形成して保持するためのるつぼを具備した ことを特徴とした方法。 4、請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 化合物の揮発性が強い成分の蒸気を含む不活性雰囲気において成長が行われるこ とを特徴とした方法。 5、請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 初期冷却速度が6℃、7時間から15°C,7時間であることを特徴としだ方法 。 6、請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 化合物がI−V族またはII−Vl族の化合物であることを特徴とした方法。 2 請求の範囲前記各項のひとつに記載の方法であって、 化合物がGaPであることを特徴とした方法。 8、 温度勾配帯凍結法により半導体化合物の単結晶を生長させるだめの装置で あって、 種結晶を収容するための下部結晶種の井戸領域と、遷移領域と、化合物荷電材料 を収容するため遷移領域(18) から延伸している主成長領域とを備えた成長用るつぼを具備し、且つ るつぼ(37)を支持するための支持手段(4o)を具備し、成長期間内に少な くともるつぼの結晶種井戸(39)の領域と遷移領域(54)との周囲で半径方 向の熱流を弱め、軸方向の熱流を強めさせるような構成を支持手段が有すること を特徴とした装置。 9 請求の範囲オ8項記載の装置であって、結晶種の井戸(39〕が円錐形遷移 領域(54)の底から延伸している幅の狭くて長さの長い部材であることを特徴 とした装置。 10、請求の範囲オ8項またはオ9項記載の装置であって、 支持手段(40)が少なくともひとつの軸方向へ同心円上に配置された垂直なス ロ゛コト(53)から成卒つことを特徴とした装置。 11、請求の範囲第10項記載の装置であって、結晶種の井戸(69)が支持手 段(40)に具備された孔の中に置かれた幅の狭くて長さの長い部材であり、支 持手段の頂部表面から事実上前記結晶種の井戸の底の近傍の深さまで垂直なスロ ット(53)が延伸していることを特徴とした装置。 12、特許請求の範囲オ8項から第11項までのひとつに記載の装置であって、 (19) 特衣昭58−500020(2) 支持手段(40)がグラファイトあるいは窒化硼素で成立つことを特徴とした装 置。 16、請求の範囲オ8項から第12項までのひとつに記載の装置であって、 支持手段(40)が遷移領域においてるつぼ(67)を支持し、その支持表面か ら下方に延伸している複数の周心円上で軸方向へ延びているスロットと共に具備 されていることを特徴とした装置。 14、請求の範囲オ8項から第16項までのひとつに記載の装置であって、 動作時に長手方向に沿って、あらかじめ定められた温度勾配が与えられるように 、長手方向に沿って厚さの変化するグラファイトヒータ(46)でるつぼ(67 )が構成されていることを特徴とした装置。 (1)
JP50060682A 1981-01-05 1981-12-31 半導体化合物単結晶の形成と生長を行うための方法と装置 Granted JPS58500020A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012126644A (ja) * 2001-07-05 2012-07-05 Axt Inc 炭素ドーピング、抵抗率制御、温度勾配制御を伴う、剛性サポートを備える半導体結晶を成長させるための方法および装置

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