JPS5849908B2 - 画像信号の2値化方法 - Google Patents

画像信号の2値化方法

Info

Publication number
JPS5849908B2
JPS5849908B2 JP12260078A JP12260078A JPS5849908B2 JP S5849908 B2 JPS5849908 B2 JP S5849908B2 JP 12260078 A JP12260078 A JP 12260078A JP 12260078 A JP12260078 A JP 12260078A JP S5849908 B2 JPS5849908 B2 JP S5849908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
image signal
output
signal
binarized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12260078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5549777A (en
Inventor
靖彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12260078A priority Critical patent/JPS5849908B2/ja
Publication of JPS5549777A publication Critical patent/JPS5549777A/ja
Publication of JPS5849908B2 publication Critical patent/JPS5849908B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコントラストの低い微細な回路パターン等をT
Vカメラ等で撮像して、それから得られる画像信号の2
値化方法に関するものである。
画像信号の2値化は通常第1図Aに示すように、画像信
号1の最大電圧レベルの約1/2に2値化レベル2を設
定し、画像信号1が2値化レベル2と比較して犬である
か小であるかにより、おのおの画像信号を゛1゛′ある
いct ” o ”に設定する。
3は第1図Bに示すようにこのようにして2値化した画
像信号を示したものである。
しかしながらこの2値化方法によれば第2図に示すよう
に2値化レベル2にまで達しないコントラストの低い微
小なパターンに相当する画像信号の凹凸4.4’Lt2
値化できない問題を有していた。
この問題点を解決する方法として第3図に示す浮動2値
化装置によって処理する方法が考えられる。
即ちこの浮動2値化装置は、画像信号1′を遅延回路5
およひ減衰回路6に入力し、第4図Aに示す波形の出力
信号7により比較器13の比較レベルを設定して第4図
Aに示す波形の画像信号1lを第4図Bに示す如く2値
化信号3′に2値化するものである。
このようにして低いコントラストの画像信号の凹凸4,
4′も2値化することができる。
しかしながら第5図に示すように撮像器12のラスタ走
査方向8と平行方向に長くかつ細いパターン9をレンズ
14によって結像して撮像した場合、画像信号1′が第
6図Aに示すようにコントラストの低い長い凹形状にな
るため、比較器13によって減衰回路6の出力信号7′
と画像信号1′を比較して2値化しても第6図Bに示す
ような2値化信号11しか得られず、正しい2値化信号
が得られない欠点を有する。
このように浮動2値化方法では、撮像器12のラスク走
査方向より平行方向に長く、かつ細く、低いコントラス
トのパターン9が存在した場合正しく2値化することが
できない欠点を有していた。
本発明は上記した従来技術の欠点をなくシ、低いコント
ラストの微細なパターンを撮像器のラスク走査方向かか
わらず常に均等に正確に2値化できるようにした画像信
号の2値化方法を提供するにある。
即ち本発明は、撮像装置によって撮像して得られる画像
信号を少くとも高レベル、中レベル、低レベルの3種類
のスライスレベルをもって2値化し、各々を同時にnX
mの絵素に切出して記憶させ、この高レベル及ひ低レベ
ルの記憶回路で両側の絵素に対し中央の1〜数絵素・が
異なっているか否かを2次元的に均等に検知し、その中
央の複数の絵素信号を出力させ、上記中レベルで2値化
して記憶回路に記憶された2値化絵素信号と上記絵素信
号とを重ね合せて2値化するように構成したことを特徴
とするものである。
以下本発明を図に示す実症例にもとづいて具体的に説明
する。
第7図は本発明の画像信号の2値化方法を実施する装置
の一実施例を示したブロック図である。
即ち撮像器12からの画像信号1を比較器13a,13
b,13cにより2値化する。
比較器13a,13b,13cの2値化レベルは第8図
に示すように、各々高いレベル2b,低いレベル2c画
像信号の最大電圧レベルの約1/2のレベル2に設定す
る。
おのおのの比較器13a,13b,13cの出力はシフ
トレジスタ(1、●●、na・・n)、(1、●●、n
b●●n)(1、●●、nC,●n)に次々に入力する
各々のシフトレジスタ10a,10b,10cは撮像器
12のラスク走査8画像信号の分解能と同じビット数を
持っている。
nj番目(j=a,b,c)のシフトレジスタの出力は
nj+1番目のシフトレジスタに入力する。
各々のシフトレジスタの出力は読出し町能なメモ1川a
ij}、{bij}、{cij}、i,j−1、●●、
n+1にシフトしつつ入力する。
画像信号1′が第7図に示す電気回路に入力すると、撮
像された画像は( n+1 ) X ( n+1 )の
要素を持つ局所的な画像{aij}、(bij}、{c
ij}にて全面を走査することになる。
(aij)、{bij}、{ciJ}は読出し可能なメ
モリであるのでおのおののメモリから並列に信号を出力
し演算回路17a ,17b,17cにて{aij}、
{bij)、{cij}の内部で内容を相互に演算処理
することにより、画像を2次元的に処理することができ
る。
即ち本発明では、比較器13.bの出力にて画像信号の
小さな凹部4、比較器13cの出力にて画像信号の小さ
な凸部4′を2値化することを目的としている。
以下これを行うための具体的な演算回路17b ,17
cの構造を示す。
演算回路17bの構造を具体的に第9図、及び第10図
に示す。
即ち第9図a(j、{bij}のうち、(ij):(2
.2)、(3.2)、(4,2)、(2.5)(3.5
)、(4.5)の内容が全て゛1″で、(ij):(3
.3)、(3,4)の内容が共に゛0″のとき出力m1
8aが41 1 14となるように構成した回路である
第9図b!j{bij}のうち(ij):(2.2)、
(3.2)、(4.2)、(3.4)、(2.5)、(
3.5)、(4.5)の内容が全て゛1′′で、(ij
):(3.3)の内容が゛0″のとき、出力端18bが
゛1″となるように構或した回路である。
第9図Cは、{bij}のうち、( i j ):(2
.1)、(3 . 1)、(4.1)、(3.2)、(
2.4)、(3.4)、(4.4)の内容が全て゛1″
で(ij):(3,3)の内容が゛0″のとき出力端1
8cが゛1′”となるように構威した回路である。
第9図dGj{bij}のうち、(ij):(1.2)
、(4.2)、(1.3)、(4.3)、(1.4)(
4.4)の内容が全てf+ 1 11で(i j):(
2.3)、(3.3)の内容が共に゛0′”のとき出力
端18dが゛1″となるように構威した回路である。
第9図eは{bij}のうち、(ij):(1.2)、
(1.4)、(1.3)、(2.3)、(2.4)、(
1.4)、(4 . 4)の内容が全てII 1 1+
で(ij):(3.3)の内容が゛O″のとき出力端1
8eが゛1′′となるように構成した回路である。
第9図fは{bij}のうち、(ij):(2.2)、
(5,2)、(2.3)、(4.3)、(5 . 3)
、(2.4)、(5.4)の内容が全て+1 1 11
で(ij):(3.3)の内容が゛0″のとき出カ端1
8fが゛1″となるように構或した回路である0 なお、20はAND回路、21はNOR回路である。
そして第10図に示すように各出力端18a〜18fの
出力をOR回路22に入力し、その論理和をとって出力
信号15bとして出力する。
更に演算回路17cの構造は、具体的に第11図;及び
第12図に示す。
即ち第11図aは、(cij)のうち、(ij):(2
.2)、(3,2)、(4,2)、(2.5)、(3,
5)、(4.5)の内容が全て゛’O”(ij):(3
.3)、(3.4)の内容が共に41 1 I+のとき
、出力端19aが゛1″となるように構成した回路であ
る。
第11図bは{cij}のうち、(ij):(2,2)
、(3.2)、(4.2)、(3 . 4)、(2.5
)、(3.5)、(4.5)の内容が全゛O′”、(i
j):(3.3)の内容が゛1″のとき、出力端19b
が゛1″となるように構威した回路である。
第11図Cは{cij}のうち、(ij):(2.1)
、(3.1)、(4.1)、(3.2),(2.4)、
(3.4)、( 4 . 4)の内容の全てがQ 0
11で、(i』):(3,3)の内容が11 1 11
のとき出力端19cが゛1”となるように構或した回路
である。
第11図dは、{cij}のうち(ij):(1.2)
、(4,2)、(1 .3)、(4.3)、(1.4)
、(4.4)の内容が全て゜゛0″で(ij):(2.
3)、(3.3)の内容が共に゜゛1″のとき、出力端
19dが゛゜1”となるように構威した回路である。
第11図eは、{cij}のうち(ij):(1.2)
、(4.2)、(1.3)、(2.3)(4.3)、(
1.4)、(4.4)の内容が全て゛O″で、(ij)
:(3.3)の内容が゛1″のとき、出力端19eが゛
1″となるように構成した回路である。
第11図fは{cij}のうち、( ij):(2.2
)、(5,2)、(2.3)、(4.3)、(5 ,
3)、(2 . 4)、(5 . 4)の内容が全て゛
O″で( ij): (3 .3)がf+ 1 11の
とき出力端19fが11 1 11となるように構或し
た回路である。
なお、28はNOR回路、29はAND回路である。
そして第12図に示すように各出力端19a〜19fの
出力をOR回路24に入力し、その論理和をとって出力
信号15cとして出力する。
そこで第14図A−Dに示すようにX軸方向、またはY
軸方向に(bij)に切出される絵素幅の2倍以下の微
小な黒パターン、例えばAに示す黒スポット、またはB
に示すY軸方向に延ひた2絵素以下の微細幅の黒パター
ン、またはCに示すX軸方向に延びた2絵素以下の微細
幅の黒パターン、またはDに示す傾斜した2絵素以下の
微細幅の黒パターンの場合、18a〜18fのうちどれ
かに゜゛1′′なる信号が検知され、OR回路22の出
力端15bから゛1″なる信号が出力される。
そして第15図A−Dに示すようにX軸方向、またはY
軸方向に{ciJ}に切出される絵素幅の2倍以下の微
小な白パターン、例えばAに示す白スポット、またはB
に示すY軸方向に延ひた2絵素以下の微細幅の白パター
ン、またはCに示すX軸方向に延ひた2絵素以下の微細
幅の白パターン、またはDに示す傾斜した2絵素以下の
微細幅の白パターンの場合、19a〜19fのうちどれ
かに゛1″なる信号が検知され、OR回路24の出力端
15cから゛1゛′なる信号が出力される。
更に第13図に示すように出力端15aからはスレツシ
ョルトレベル2で2値化され、{aij}のメモリに絵
素として切出されて記録された通常の2値化信号が出力
される。
そして第7図に示すようにこれらの出力信号15aを出
力信号15cとをOR回路25によって論理和をとり、
このOR回路25の出力を出力信号15bをインバータ
した出力とをAND回路26によって論理積をとり、所
望の2値化信号出力27を得ることができる。
この過程を図で示すと第16図のようになる。
即ち撮像したパターンに白もしくは黒の微細なパターン
9がある場合、従来通常に行なわれている2値化法では
3に示すように2値化できないが、上記実施例によれば
演算回路1 7a ,17b ,17cの出力15a,
l5+),15cは微細な白または黒のパターンを検知
し、その合成2値化信号2bはこれらのパターンを全て
2値化している。
以上説明したように本発明によれば、従来正しく2値化
できなかった微細なパターン即ち微細な欠陥を等方2次
元的に2値化できるようになり、製品の歩留り、信頼性
を大幅に向上させることができる顕著な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは撮像器から得られる画像信号の波形を示した
図、第1図Bは第1図Aに示す画像信号を通常の2値化
方法によって得られる2値化信号波形を示した図、第2
図は微小なパターンを撮像した場合に得られる画像信号
を示す図、第3図は従来の浮動2値化によって2値化す
る回路のブロック図、第4図Aは画像信号と遅延回路及
ひ減衰回路を通して得られる信号とを示した図、第4図
Bは浮動2値化法によって得られる2値化信号波形を示
した図、第5図は、撮像器のラスク走査とパターンの関
係を示した図、第6図はラスク走査の方向に長い微細な
パターンを撮像した場合に得られる画像信号と、従来の
浮動2値化法によって2個化した場合の不適当な2値化
結果を示す図、第7図は本発明の画偉信号の2値化方法
を実施する装置の一実症例を示す構或ブロック図、第8
図は画像信号を設定した3個の2値化レベルを示した図
、第9図及び第10図は第7図に示す高レベルに対応し
た演算回路を示す具体的構成図、第11図及ひ第12図
は第7図に示す低レベルに対応した演算回路を示す具体
的構戊図、第13図は第7図に示す中レベルに対応した
演算回路を示した図、第14図及ひ第15図は本発明に
より2値化できる微細なパターンの例を示した図、第1
6図は本発明による2値化の働きを説明するため図であ
る。 符号の説明、1,1’・・・・・・画像信号、12・・
・・・・撮像器、9・・・・・・微細パターン、13a
,13b,13c・・・・・・比較器、17a,17b
,17c・・・・・・演算回路、15a ,15b ,
15c・・・・・・出力端、20 , 29・・・・・
・AND回路、21 .28・・・・・・NOR回路、
2 2 . 2 4−・−・・O R回路、{aij}
,{bij},{cij}・・・・・・切出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ラスタ走査形の撮像器でパターンを撮像し、この撮
    像器から得られる画像信号を少くとも、高、中、低の3
    種類のレベルによって2値化し、これら2値化信号の各
    々をmXnの切出回路の各々に切出して一時記憶させ、
    高レベルに対応する切出回路及ひ低レベルに対応する切
    出回路で両側の絵素に対して中央の1〜数絵素が異なっ
    ているか否かをX軸方向及ひY軸方向に亘って検知し、
    異なっているとき得られるその中央の絵素信号と、中レ
    ベルに対応する切出回路より出力される2値化絵素信号
    とを重ね合せて2値化信号に形戊することを特徴とする
    画像信号の2値化方法。
JP12260078A 1978-10-06 1978-10-06 画像信号の2値化方法 Expired JPS5849908B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12260078A JPS5849908B2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 画像信号の2値化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12260078A JPS5849908B2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 画像信号の2値化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5549777A JPS5549777A (en) 1980-04-10
JPS5849908B2 true JPS5849908B2 (ja) 1983-11-07

Family

ID=14839935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12260078A Expired JPS5849908B2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 画像信号の2値化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5849908B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138401U (ja) * 1984-12-29 1985-09-13 株式会社 サカシタ 履物
JPS6128073A (ja) * 1984-07-16 1986-02-07 ユニチカ株式会社 偏在吸水性織編物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108377A (ja) * 1985-11-06 1987-05-19 Nec Corp 画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128073A (ja) * 1984-07-16 1986-02-07 ユニチカ株式会社 偏在吸水性織編物
JPS60138401U (ja) * 1984-12-29 1985-09-13 株式会社 サカシタ 履物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5549777A (en) 1980-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2702928B2 (ja) 画像入力装置
JPH05227425A (ja) 自動画像セグメンテーションの改良
JP3088010B2 (ja) 線画分離方法および装置
JPS62172867A (ja) 画像処理装置
EP0502334B1 (en) Image scanner
JPS5849908B2 (ja) 画像信号の2値化方法
JP2616386B2 (ja) 画像処理装置
US6181437B1 (en) Image processing apparatus capable of producing images without jaggies at edges
JP3118469B2 (ja) 像域分離装置
US6995802B2 (en) Image binarization method and binary image creation method
JP3336046B2 (ja) 像域分離装置
JP3036244B2 (ja) 画像信号処理装置
JP2853140B2 (ja) 画像領域識別装置
JP2956151B2 (ja) 画像処理方法及びその装置
JPS6170673A (ja) 画像処理装置
JPS619765A (ja) 画像処理装置
JP3080110B2 (ja) 画像読取装置
JP3320124B2 (ja) 画像読取装置
JP2853141B2 (ja) 画像領域識別装置
JPS59226978A (ja) スキユ−補正方式
JPS6318776A (ja) 画像処理装置
JPH0351026B2 (ja)
JPH04144360A (ja) 画像読取装置
JPH01161582A (ja) 画像処理装置
JPH02120989A (ja) 撮像された画像情報の2値化方法