JPS5849837Y2 - 浄化槽の消毒器 - Google Patents
浄化槽の消毒器Info
- Publication number
- JPS5849837Y2 JPS5849837Y2 JP16851480U JP16851480U JPS5849837Y2 JP S5849837 Y2 JPS5849837 Y2 JP S5849837Y2 JP 16851480 U JP16851480 U JP 16851480U JP 16851480 U JP16851480 U JP 16851480U JP S5849837 Y2 JPS5849837 Y2 JP S5849837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- septic tank
- disinfectant
- cylinder
- sterilizer
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は小型浄化槽において、消毒室内の薬剤筒の設
置高さを調整し、消毒薬溶解量を調整する浄化槽の消毒
器に関する。
置高さを調整し、消毒薬溶解量を調整する浄化槽の消毒
器に関する。
従来、浄化槽の消毒薬を溶解注入する消毒器は、底部に
開口を形成した薬剤筒の内部に消毒薬を挿入し、消毒薬
を処理すべき汚水と接触させて、溶解注入する構造であ
った。
開口を形成した薬剤筒の内部に消毒薬を挿入し、消毒薬
を処理すべき汚水と接触させて、溶解注入する構造であ
った。
そして、薬剤筒の底部を、摺動可能な2重筒とし、両者
の開口を合せることによって開口量を調整していた。
の開口を合せることによって開口量を調整していた。
しかしながら、このような方法だと、開口量の調整が非
常に難しく、また位置の固定ができず、開口量がかわっ
てしまったりし、その結果、必要以上の消毒薬が溶解注
入されて公害の原因となったり、また消毒薬が注入され
ず消毒されていない汚水が放流してしまう等の欠点があ
った。
常に難しく、また位置の固定ができず、開口量がかわっ
てしまったりし、その結果、必要以上の消毒薬が溶解注
入されて公害の原因となったり、また消毒薬が注入され
ず消毒されていない汚水が放流してしまう等の欠点があ
った。
この考案は、上記欠点を解消し、消毒室内の薬剤筒の設
置高さを調整し、消毒薬の溶解量を調整することによっ
て適量の消毒薬の溶解ができる浄化槽の消毒器を提供す
ることを目的とする。
置高さを調整し、消毒薬の溶解量を調整することによっ
て適量の消毒薬の溶解ができる浄化槽の消毒器を提供す
ることを目的とする。
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本考案の実施例を示す消毒器を適用した浄化槽
の概略縦断面図、第2図は本考案の実施例を示す消毒器
の拡大縦断面図、第3図は、消毒器の突起の平面図、第
4図は、消毒器の横断面図、第5図は消毒器の薬剤筒の
横断面図、第6図は消毒器の薬剤筒の側面図、第7図は
他の実施例の薬剤筒の側面図を示す。
の概略縦断面図、第2図は本考案の実施例を示す消毒器
の拡大縦断面図、第3図は、消毒器の突起の平面図、第
4図は、消毒器の横断面図、第5図は消毒器の薬剤筒の
横断面図、第6図は消毒器の薬剤筒の側面図、第7図は
他の実施例の薬剤筒の側面図を示す。
第1図に示すように、例えば下RP等で形成された浄化
槽本体1の内部はセパレータ2によって曝気室3および
沈澱室4に区画され、該沈澱室4内の液面近くに消毒室
5が設けられている。
槽本体1の内部はセパレータ2によって曝気室3および
沈澱室4に区画され、該沈澱室4内の液面近くに消毒室
5が設けられている。
また上記浄化槽本体1の側壁には、上記曝気室3に連設
して汚水の流入口6が、上記消毒室5と連設して汚水の
流出ロアが形成されている。
して汚水の流入口6が、上記消毒室5と連設して汚水の
流出ロアが形成されている。
上記曝気室3内には整流板8を有するテ゛フイーザ9が
送気管10の先端に取付けられ、このテ゛フイーザ9か
ら放出される空気によって汚水の曝気処理が行なわれる
。
送気管10の先端に取付けられ、このテ゛フイーザ9か
ら放出される空気によって汚水の曝気処理が行なわれる
。
そして第1図、第2図に示すように消毒器は、上記消毒
室5内の薬剤前設置部11に突設された突起12と、こ
の突起12に支持された薬剤筒13とから構成されてい
る。
室5内の薬剤前設置部11に突設された突起12と、こ
の突起12に支持された薬剤筒13とから構成されてい
る。
上記薬剤前設置部11は第2図に示すように上記消毒室
5内の液面上の内壁に水平に固定され、この薬剤前設置
部11の上面には複数の薬剤筒支持用の突起12か゛突
設されている。
5内の液面上の内壁に水平に固定され、この薬剤前設置
部11の上面には複数の薬剤筒支持用の突起12か゛突
設されている。
また上記突起12に支持された薬剤筒13は、第2図、
第6図に示すように有底筒状をなし、底部には複数のス
リット状の開口1′4が開設され、該開口14を介して
汚水が底内部に侵入する。
第6図に示すように有底筒状をなし、底部には複数のス
リット状の開口1′4が開設され、該開口14を介して
汚水が底内部に侵入する。
またこの薬剤筒13の周面には、上記突起12と対向し
て、軸方向と平行に、底部から頭部に向けて、それぞれ
高さの異なった複数の溝15が穿設されている。
て、軸方向と平行に、底部から頭部に向けて、それぞれ
高さの異なった複数の溝15が穿設されている。
従って畝溝15の任意の1つを上記突起12に保合支持
させて、上記薬剤筒13の設置高さを調整できる。
させて、上記薬剤筒13の設置高さを調整できる。
そして、上記薬剤筒13の頭部開口部にはキャップ16
が開閉可能に嵌合され、内部には消毒薬17が複数個積
層されている。
が開閉可能に嵌合され、内部には消毒薬17が複数個積
層されている。
以上記載の構成によれば、処理すべき汚水は、上記流入
口6から上記曝気室3内へ流入し、上記デフイーザ9か
ら吹き込まれた空気によって曝気され、この間に好気的
な生物処理を受ける。
口6から上記曝気室3内へ流入し、上記デフイーザ9か
ら吹き込まれた空気によって曝気され、この間に好気的
な生物処理を受ける。
曝気された液体は、上記セパレータ2の下方を通って上
記沈澱室4内に流入し、固定物は沈澱して再び上記曝気
室3の底部へ移行する。
記沈澱室4内に流入し、固定物は沈澱して再び上記曝気
室3の底部へ移行する。
一方、上澄薬(処理水)は上記消毒室5の越流ぜき5a
を越えて上記消毒室5内へ入り、上記薬剤筒13の開口
14を介して該薬剤筒13の底内部に流入し、上記消毒
液17は徐々に溶解され、処理水中に混入される。
を越えて上記消毒室5内へ入り、上記薬剤筒13の開口
14を介して該薬剤筒13の底内部に流入し、上記消毒
液17は徐々に溶解され、処理水中に混入される。
そして消毒薬17の混入溶解した汚水は薬剤筒設置部の
両側から消毒室5に流入したあと上記流出ロアより放流
される。
両側から消毒室5に流入したあと上記流出ロアより放流
される。
この際、上記薬剤筒13の底部からの高さの異なった上
記溝15の任意の1つを上記突起12に保合支持させれ
ば、汚水の液面に対して、該薬剤筒13の設置高さが調
整できるので、上記消毒薬17の溶解量を適宜調整する
ことができ、必要以上の消毒薬17が処理水に溶解注入
されて公害の原因となったり、また未消毒の処理水を放
流してしまう恐れはない。
記溝15の任意の1つを上記突起12に保合支持させれ
ば、汚水の液面に対して、該薬剤筒13の設置高さが調
整できるので、上記消毒薬17の溶解量を適宜調整する
ことができ、必要以上の消毒薬17が処理水に溶解注入
されて公害の原因となったり、また未消毒の処理水を放
流してしまう恐れはない。
第7図は他の実施例を示し、上記薬剤筒13の周面に底
部から高さの異なった複数の突出部18を形威し、この
突出部18を上記突起12に係合支持させて、該薬剤筒
13の設置高さを調整する。
部から高さの異なった複数の突出部18を形威し、この
突出部18を上記突起12に係合支持させて、該薬剤筒
13の設置高さを調整する。
また溝15をスリット穴にしてもよい。
尚、上記実施例に限定されることなく、処理水の液面に
対して、上記薬剤筒13の設置高さを調整し、消毒薬1
7の溶解量を調整できるものならば、いかなる手段であ
ってもよい。
対して、上記薬剤筒13の設置高さを調整し、消毒薬1
7の溶解量を調整できるものならば、いかなる手段であ
ってもよい。
以上のようにこの考案の浄化槽の消毒器は、処理水の濃
度に対応して、消毒薬の溶解量を調整し、適量の消毒薬
の溶解防止および消毒薬の浪費防止等極めて優れた実用
的効果がある。
度に対応して、消毒薬の溶解量を調整し、適量の消毒薬
の溶解防止および消毒薬の浪費防止等極めて優れた実用
的効果がある。
第1図は本考案の実施例を示す消毒器を適用した浄化槽
の概略縦断面図、第2図は本考案の実施例を示す消毒器
の拡大縦断面図、第3図は消毒器の突起の平面図、第4
図は同消毒器の横断面図、第5図は同消毒器の薬剤筒の
横断面図、第6図は同消毒器の薬剤筒の側面図、第7図
は他の実施例の薬剤筒の側面図を示す。 1・・・・・・浄化槽本体、3・・・・・・曝気室、4
・・・・・・沈澱室、5・・・・・・消毒室、6・・・
・・・汚水の流入口、7・・・・・・処理水の流出口、
11・・・・・・薬剤筒設置部、12・・・・・・突起
、13・・・・・・薬剤筒、14・・・・・・開口、1
5・・・・・・溝、17・・・・・・消毒薬。
の概略縦断面図、第2図は本考案の実施例を示す消毒器
の拡大縦断面図、第3図は消毒器の突起の平面図、第4
図は同消毒器の横断面図、第5図は同消毒器の薬剤筒の
横断面図、第6図は同消毒器の薬剤筒の側面図、第7図
は他の実施例の薬剤筒の側面図を示す。 1・・・・・・浄化槽本体、3・・・・・・曝気室、4
・・・・・・沈澱室、5・・・・・・消毒室、6・・・
・・・汚水の流入口、7・・・・・・処理水の流出口、
11・・・・・・薬剤筒設置部、12・・・・・・突起
、13・・・・・・薬剤筒、14・・・・・・開口、1
5・・・・・・溝、17・・・・・・消毒薬。
Claims (1)
- 浄化槽の内部に形成した沈澱室の液面近傍に設けられた
消毒室と、この消毒室内部に形成された突起と、この突
起に支持された薬剤筒とを備え、上記薬剤筒の底部から
異なった高さ位置に形成された2つ以上の係止部の1つ
を上記突起に支持させて、上記薬剤筒の設置高さを調整
することを特徴とする浄化槽の消毒器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16851480U JPS5849837Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 浄化槽の消毒器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16851480U JPS5849837Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 浄化槽の消毒器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5790794U JPS5790794U (ja) | 1982-06-04 |
JPS5849837Y2 true JPS5849837Y2 (ja) | 1983-11-14 |
Family
ID=29527093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16851480U Expired JPS5849837Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 浄化槽の消毒器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849837Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10293310B2 (en) * | 2016-11-14 | 2019-05-21 | Innovative Water Care, Llc | Apparatus and method of forming a chemical solution |
-
1980
- 1980-11-25 JP JP16851480U patent/JPS5849837Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5790794U (ja) | 1982-06-04 |
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