JPS5849832A - 加熱調理器の扉開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、本体内に配設された加熱室の開口部を開閉
する加熱−容器の扉開閉装置に関する。

一般に加熱１理器の扉開閉装置にあっては、フック体を
採用した係脱１ｋＴｈが用いられている。

そして、そのはとんどの扉開閉装置には、フック体を扉
体に設けた操作ハンドルに連動させる構造、いわゆる可
動操作ハンドル形態が採用されている。既に知られてい
る扉−閉装置としては、第１図で示す電子レシジの扉開
閉装置がある。この扉開閉装置は、図面で示すように、
扉体畠の自゛由端側の表面１１１に可動形の操作ハンド
ルｂｔ殻け、また同じく扉体１の裏面翻に可動“形のフ
ック体ｃｔ設け、このフック体Ｃと上記操作ハンドルｂ
とを扉体ａ内に内装されたりンり等の連動機構ｄで連絡
して構成されるものであり、フック体Ｃを本体・側に設
けたロック部材ｆで構成される保合受部ｇに係脱自在に
係合させることによシ、閉じた扉体ａを本体・側ヘロッ
クさせることができるようになっている。

しかしながら、このよう表操作ノ・ンドルｂにフック体
Ｃを連動させる連動機構ｄを採用した扉開閉装置ね、機
構的に複雑化を伴い、また部品点数も多くなることから
、コスト的に高価になるといった問題がある。しかも、
連動機構ｄを扉体ａ内に配置するために、扉体ａは組立
性およびデザイン的に制約され、さらにスイース的にも
制約され、扉体ａの製作における設計に困難が伴うとい
った問題がある。ｔｆＣ操作面においては、連動機構ｄ
の採用によって扉体ａの開操作にＦｉ「ロック解除」お
よび「扉開」とい−）た２モ一シ曹ン操作が要求され、
操作性は良いものではなかった。

この発明は上記事情に着目してなさねたもので、その目
的とするところは、扉体の裏面１１１にアーム部材を介
してロック用の係合溝を備える偏心回動体を設け、本体
側に偏心回動体の偏心動を伴いながら上記係合−を係合
して扉体をロックさせる傷口部材を設け、連動機構を不
敬にした簡単な構造で、操作性に優ｉｆｃ扉体の開閉操
作を行なうことかできるようにした加熱Ｖ〜理容器扉開
閉装置を提供することにある。

以下、この発明を図面に示す第１の実施例にもとづいて
説明する。第２図中１は、加熱調理２０本体で、この本
体１内には加熱室３が設けられている。さらに、本体１
内には、高周波発振装ｆｉｔ（図示しない）および加熱
ヒーター（図示しない）などの各種加熱機器が配設され
ておシ、加熱室ｓ内に収容される調理物（図示しない）
を高周波的あるいは熱的に加熱することができるように
なっている。また本体１の前面側には、右側部に位置し
て、調理選択釦群、調理時間設定タイマーおよび調理ス
タートスイッチなどの各柚操作＄　４　ｍを備える操作
・臂ネル４が設けられており、操作部４ａの操作で所望
とする各種加熱調理を行なうことができるようになって
いる。さらに本体１の前面側には、操作パネル４に隣接
して左側部に、たとえば横開き式の扉体５が回動自在に
枢着されておシ、加熱室３の開口部を開閉することがで
きるようになっている。そして、この扉体６の自由端側
の裏面およびこの裏面側の部分と対応する加熱室３の前
面１ｉ　３　ｍにこの発明の黴旨である扉開閉装置６が
設けられる。そして、この扉開閉装置６の詳細な構造が
第３図（ａ）、負）　、　（、）に示されている。

この扉開閉装置６について説明すれば、扉体５側の構造
としては、次のようにかっている。

すなわち、図中１はたとえば板状に構成されたアーム部
材（以下、アームと称す）で、このアーム１０基端部に
はアームストッパー１１が備えられ、全体としてほぼＬ
字状を呈している。

そして、このアーム１は、基端側か扉体６を構成する外
側＊５＆に取着された回転軸８に回動自在に軸支され、
先端側が扉体５を構成する内側＠５ｂを通して本体１側
へ突出している。なお、９Ｆｉ内側壁５ｂｒｃｙけたア
ーム挿通口である。またアーム７Ｆｉ、アーム復帰用の
スゲリング部材１０で時計方向へ付勢され、アーム１の
アームストッパー１１と併゛せて水平位の状態から反時
計方向へのみ回動変位できる構成となっている。なお、
１ｌｌｄスプリング部材１０を支持するためのスプリン
グ支持部材である。一方、図中１２ｆｉ偏心回動体であ
る回転キーで、この回転キー１２Ｆｉたとえば円板状に
構成されている。ｔたこの回転キー１２の面部には、は
ぼ９０＠の扇形切欠部で構成されるロツ冬用の係合溝１
３およびその係合溝１３をたとえｔｆ２分する４５°の
線上に偏心回動支点１４が設けられている。そして、こ
の回転キー１２は、偏心回動支点１４が回転軸１５を介
してアーム７の先端側の側面に回動自在に連結さね、回
転軸１５を中心として偏心動するようになりている。ｔ
たアーム７と回転キー１２との間に露出した回転軸１６
の周面には、キー復帰用のねじりスプリング部材１６か
巻装される。そして、このねじ夛スプリング部材１６で
アーム７と回転キー１２とを連結し、アーム１Ω先端側
の側面に設けたストッパ一部材１１と併せて、回転キー
１２の保合＠１３が側方に向いた状態、つｔシロツクが
可能な初期の状態に復帰させることができるようになっ
ている。すなわち、復Ｍ徐禍１８が構成される。

つぎに本体１＠の構造について説明すれば、図中１９は
上述した扉体５側の回転キー１２に対応して加熱室３の
前面壁３ａに設けたキー挿通口であシ、このキー挿通口
１ｇの内側に杖、保合部材であるビン体２０が配設され
ている。

このビン体２０は、先端に円弧部２０ｍを備えて構成さ
れていて、この円弧部２０島が上述した回転キー１２の
係合溝１３の初期の状態と対向してキー挿通口１９ＶＣ
臨み、キー挿通口１９を通して挿入される回転キニ１２
の係合溝１３ところがル保合し表から、扉体５のロック
あるいはそのロックを解除することができるようになり
ている。ｔたビン体２０の内側には、上記を介して連絡
する安全スイッチ）１が配設さゎていて、扉体５のロッ
クと同時に回転キー１２で安全スイッチ２１を閉成し、
また扉体５のロック解除で開成して、扉体５の開閉にか
かる加熱機器の動作を制御することができるようになっ
ている。なお、２２は加熱室３の側壁の外面に取着さね
、ピン体２０および安全スイッチ２１を支持するための
支持部材である。

また、図面において２３Ｆｉ、扉体５の表面側に設けら
れた扉体５を開閉操作するための固定形の操作ハンドル
である。

しかして、このように構成された＃ＩＭ閉装叡６で加熱
調理器２の扉体５を閉じるときＫは、操作ハンドル２３
を把持して扉体５を閉じ側へ回動操作する。この操作に
よって、回転キー１ｊはキー挿通口１ｇを通して本体１
内に挿入され、まずピン体２０の先端部に係合溝１３が
当接する。（亀３図（、）で示す如く）ついで、回転キ
ー１２は扉体５の操作力を受けてピン体２０の円弧部２
０ｍの周囲を係合しながら偏心動し、初期の保合状態か
らビン体２００円弧部２０１の頂部における保合状態に
推移する。（第３図（ｂ）で示す如く）このときの回転
キー１２の偏心回動支点１４の状態としては、′＃！４
図（、）で示す偏心回動支点１４が右側にある状態から
、ＪＲ４図伽１で示す回動支点１４が中央へ位置する状
態になり、ピン体２００円弧５２０１の中心と回動支点
１４とを結ぶ距離は、ｔｌからｔ寓に変化Ｃ１１＜Ｌ璽
　）し、アーム７は最大限に回動変位する。そして、こ
の状態では、アーム１０回動変位に伴って扉体５の操作
に抵抗を生むとともにその抵抗分アームＩＫ一旦、力が
蓄えられることになる。ついで、このビン体２０の頂部
における係合状態からさらに係合状態が進むと、中央ぞ
の保合を境界としてアーム７に蓄積された力で、回転キ
ー１２は、円弧部１０ｍの周囲を係合しながら偏心動し
て、第４図（・）で示す偏心回動支点１４がピン体２０
の後方に位置する、つｔｐ円弧部２０ｍの中心と目動支
点１４との距離が１．からｔｌへ変化（ＡＩ寥ＡＩ　＞
ＬＢ　）をとげて、アーム１における規制で回転キー１
２とビン体２０との最終的な保合状態が構成される。し
かして、回転キー１２とピン体２０との規制力を付加し
たクイック動作的な、保合で、扉体５の表面が加熱室３
の前面壁３ａに密着した状態での扉体６のロックが行な
わｔ＋、ｉた同時に回転キー１２で安全スイッチ２１を
閉成動作させて加熱調理の可能状態が形成される。（第
３図（、）で示す如く）ｔた扉体５を開けるときには、
操作ハンドル２３を把持して扉体６を開き情へ回動操作
することによシ、上述したアーム７および回転子１２の
逆側の作用を伴いクイック動作的な保合解除にもとづい
て、ロックが解除され、扉体５の開放が行なわれること
になる。

したがって、扉体５の開閉にかかる押しあるいは引き操
作の１モーシ曹ンで扉体６のロックおよびロック解除を
行なうことができるもので、操作性に優れる。しかも、
扉体５の開閉力には、扉体５を閉じる直前と開時る直前
とにクイックアクシ盲ン効果が働くので、扉体５は開け
やすく、ｉた扉体５を閉じたときＫ１−１そのクイック
アクシ曹ンの力で扉体５と加熱室３の前面壁３１とを密
着させることになって確実な密着性が確保され、電波リ
ークおよび熱リークを防止することができる。また、構
造に関しては、扉体５の内部に連動機構が一切不喪なア
ーム７および回転キー１２で構成される部品点数の少な
い簡単なロック機構でロックおよびロック解除を行なう
ことができるので、扉体６においては部品点数の削減に
伴って簡素化され、組立性の向上および製作コストの軽
減を図ることができる。さらに同時に従来の連動機構を
占めるスペース分、扉体５の内部には自由度が増すため
、扉体５のデザインを含む設計は容易である。また連動
機構を不要としたととＫより、操作ハンドル２３は形状
、大きさの制約がなくなり、小形で、かつ扉体５からの
出張りの少ないものを採用することができ、一層の操作
性の向上を図ることかできる。

なお、この発明は上述した第１の実施例に限定されるも
のでは力＜、第５図に示す第２の実施例、第６図に示す
第３の実施例のようにしてもよい。

すなわち、第２の実施例は、アーム３０に回転キー３１
を２個設け、本体１偶に回転キー３１．３１と対応して
ピン体３２および安全スイッチ３３を２個設けて扉開閉
装置６を構成したものである。詳しくは、アーム３０を
グラスチックなどの弾性を有した弾性体で構成して、ス
プリング部材を要しない回動変位性能を形成し、仁のア
ーム３０の先端側の側面上部およびｗ面下部に回転キー
ｓｌ、３１を回動自在に設け、これら回転キー３１．３
１の係合溝３４゜３４に対応して本体側にピン体３２．
３２および、安全スイッチｓｓ、ｓｓを配したものであ
る。

このように扉開閉装置６を構成しても、上述した菖１の
実施例と同様に、簡単な構成で、かつ扉体５の閉じおよ
び開き操作の１つのモーシ璽ンで、扉体５のロックおよ
びロック解除を行なうことができる。またこの扉開閉装
置６では、扉体５を閉じるときに、組立誤差等によって
１７体３２．３１の上下方向の位置が多少ずれても、ア
ーム３０は各回転キー！１１．３１の相互の規制によっ
てピン体３２．３１の間に案内されることになり、各回
転キー３１．３１の係合溝３４．３４とビン体ｓｚ、ｓ
ｚ七はクイックアクタ１ン効果を伴ってロックに至る保
合が行なわれ、ピン体ｓｚ、ｓｚ側における調整を不要
とすることができるものである。なお、ピン体３２．３
２と係合溝３４，３４との保合に際し、各回転キー３１
．３１の偏心した回動支点ｓｓ、ｓｓの距離ｔＩの変化
はアーム３０の弾性に吸収さね、この吸収した力および
アーム３０のスゲリング的効果によって上述したＩｆ！
１の冥施例のように扉体５のロックが行なわれることは
いうまでもない。

ｉた第３の実施例は、扉体５の裏面側に、アーム４０お
よび回転キー４１を上下方向に２個設け、かつアーム４
０．４０および回転キー４１　’、　４１を互いに内側
に向き合う一対の構成とし、また各アーム４０．４０を
スどリング部材４２で連結してアームストラ／”−４０
ｍ、４０＊と併せて水平位の状態から上・下方向へのみ
回動変位で龜るように扉開間装＠６を構成したものであ
る。なお、４３ｆｆｉ本体ＩＩＩＩＩに上記回転キー４
１．４１の係合溝４４．４４に対応して設けたピン体で
あり、４４．４４は安全スイッチである。

このように扉開閉装置６を″構成しても、上述した第１
の実施例と同様な効果を奏するとともに、１次第２の実
施例と同様なピン体４３側の調整を不要とする効果を奏
する。

なお、上述したいずれの実厖例でもこの発明を横開き式
の扉体に適用したが、上下間色式の扉体にも適用できる
ことはいうまでもない、ｔた上述した実施例では、レン
ジおよびオープン機能を有した加熱調理器にこの発明を
適用したが、これはたんなる−例であシ、レンジ機能、
あるいはヒーター、ガス等の加熱機能を有した加熱調理
器などにも適用できることはもちろんである。

この発明は以上説明したように、扉体の裏面側に、回動
変位可能なアーム部材を介して保合溝な備える偏心回動
体を回動自在に突設し、この偏心回動体と対応する本体
側に扉体を閉じたとき偏心回動体の偏心動に伴って保合
溝と係脱自在に係合して扉体をロックする保合部材を設
けたから、連動機構を不要にした部品点数の少ない構成
で、かつ扉体の開閉にかかる押しあるいは引き操作の１
モーシ曹ンで扉体のロックおよびロック解除を行表うこ
とかできる。

したがって、扉体の開閉にかかる操作性の向上を図ゐこ
とができ、また部品点数の削減に伴って扉体における組
立性の向上および自由ｔ。

増大を酌れ、製作ブス）Ｏ軽減および扉体のデザインを
含む設計を容謳にすることができる。

またアームの回動変位可能表構成によって、一体を閉じ
る直前と開ける直前とにクイックアクシ璽ン効果が生み
出され、扉体は開けやすく、ｔた閉じたときＶｃ社その
クイックアクシｌン効果の力で扉体の裏面が本体側に密
着され、確実な密着性を確保することができる。しかも
、アーム部材および偏心回動体の採用によシ、操作ハン
ドルの形状、大きさなどの制約をなくすことができ、操
作ハンドルは小形で、かつ扉体からの田張シの少ないも
のを採用することができ、一層の操作性の向上を図るこ
とができるといった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の扉開閉装置を示す断面図、第２＠はとの
発明にかかる加熱調理器を示す斜視図、第３図（畠）、
伽）　、　（ｃ）はこの発明の第１の実施例の扉開閉装
置の構造および扉体が本体にロックされるまでの推移状
況を示す側面図、第４図＜＆）、　（ｂ）　、　（ｅ）
はその扉体の開閉の際の偏心回動体と保合部材との保合
状況を示す状態図、第５図はこの発明の第２の実施例の
扉開閉装置を示す側面図、第６図は同じく第３の実施例
の扉開閉装置を示す側面図である。 １・・・本体、３・・・加熱室、５・・・扉体、６・・
・扉開閉装置、７１．３０．４０・・・アーム（アーム
部材）、１２．３１．４１・・・回転キー（偏心回動体
）、１Ｂ、３４．４４・・・保合溝、１０．３１．４４
・・・ピン体（保合部材）。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱室を備えた本体の前記加熱室の開口部を開閉
   する扉体と、この扉体の裏面１ｉ１に突設され九回動変
   位可能なアーム部材と、このアーム部材の先端側に回動
   自在に設けられたロック用の係合溝を備える偏心回動体
   と、この偏心回動体と対応する上記本体側に設けられ上
   ｌｌｃ＃体を閉じたとき前記偏心回動体のロック用の保
   合溝を受は偏心回動体の偏心動に伴い係合溝と俳自在に
   係合して扉体をロックする保合部材とを具備、したこと
   を特徴とする加熱論理器の扉−閉装置。
2. （２）偏心回動体は、弾性部材およびストッ／皆一部材
   で構成される復＃ｌ）機構で初期の状態に後帰されて表
   ることを特徴とする特許請求の範囲８１項に記載の加熱
   調理器の扉開閉装置。
3. （３）偏心回動体は、扉体のロックと同時に本体側に配
   備された加熱機器の動作を制御する安全スイッチを動作
   させてカることを特徴とする特許請求の範〒ｊ１１ｊＪ
   Ｋ記載の加熱ｐｌｌ容器扉開閉装置。