JPS5849420B2 - シヤリヨウヨウアンチスキツドソウチ - Google Patents

シヤリヨウヨウアンチスキツドソウチ

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Publication number
JPS5849420B2
JPS5849420B2 JP7469075A JP7469075A JPS5849420B2 JP S5849420 B2 JPS5849420 B2 JP S5849420B2 JP 7469075 A JP7469075 A JP 7469075A JP 7469075 A JP7469075 A JP 7469075A JP S5849420 B2 JPS5849420 B2 JP S5849420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake pressure
output
wheel
deceleration
vehicle speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP7469075A
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English (en)
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JPS51149488A (en
Inventor
美之 朝日
忠 二出川
紘二 片山
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Sogo Jidosha Anzen Kogai Gijutsu Kenkyu Kumiai
Original Assignee
Sogo Jidosha Anzen Kogai Gijutsu Kenkyu Kumiai
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Publication date
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Publication of JPS51149488A publication Critical patent/JPS51149488A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は過制動時に発生する車輪のロックを防止する
車輌用アンチスキツド装置に関するものである。
車輌の急制動時に、車輪またはプロペラシャフトの回転
状態すなわち車輪の減速度あるいはスリツプ率を検出し
、この検出値に応じて車輪が約20%のスリップ率を保
つようにブレーキ圧力を制御し、車輌の最大減速度と横
方向安定性を得ようとする車輌用アンチスキツド装置は
すでに公知である。
第1図は従来のアンチスキッド装置の一例を示すブロッ
ク図である。
図中1,2は左右の車輪速度に比例した周波数の車輪速
度信号を発生するシグナルジエネレータ、3,4は周波
数・電圧交換器、5は左右の車輪のうち高速側(SH:
セレクトハイ)と低速側(SL:セレクトロー)を選別
するSL/SH選別器、6は車体の減速度を検出するG
センサ、7は上記選別器5とGセンサ6の各出力に接続
され車体速度の近似値を発生する近似車体速度発生器、
8は係数器、9はコンパレータ、10は微分器、11は
減速度検出器、12は加速度検出器、13は論理回路、
14は図示しないブレーキ信号に接続される入力端子、
15,16,17はそれぞれブレーキ圧力減少、緩増加
、急増加信号出力端子であり、図示しない電力増幅器を
介して図示しないブレーキ圧力調節器に接続される。
シグナルジエネレータ1,2で発生した車輪速度信号は
、周波数一電圧変換器3,4により車輪速度に比例した
電圧に変換し、SL/SH選別器5でSLとSHを選別
する。
近似車体速度発生器7はSL/SH選別器5のSH出力
と、Gセンサ6の出力から近似車体速度を合或し、係数
器8で0.8を掛けて上記近似車体速度に対してスリッ
プ率20%の理想車輪速度パターンを発生する。
コンパレータ9はSL/SH選別器5のSL出力と上記
理想車輪速パターンとの大小比較を行ない、SLのスリ
ップ率が20%を越えると出力を発生する。
一方、微分器10によりSL/SH選別器5のSL出力
を微分して車輪減(加)速度に比例した電圧信号を発生
し、減速度検出器11と加速度検出器12はそれぞれS
L車輪減速度および加速度が所定値を越えると出力を発
生する。
論理回路13はコンパレータ9減速度検出器11、加速
度検出器12の各出力と、入力端子14に加えられるブ
レーキ信号から車輪の回転状態を総合的に判断して、図
示しないブレーキ圧力調節装置の作動モードに応じた出
力信号を出力端子15,16,17に発生する。
すなわち、論理回路13はコンパレータ9と減速度検出
器11の出力によりブレーキ圧力減少モードを、主とし
て車輪加速度検出器12の出力によりブレーキ圧力急増
加モードを、その他の期間はブレーキ圧力緩増加モード
を与える。
上記出力端子15,16,17の各出力信号は図示しな
い電力増幅器で増幅したのち、上記ブレーキ圧力調節装
置に作用してブレーキ圧力を制御する。
第2図は上記従来装置の動作を示す波形図である。
図中20は近似車体速度、21は理想車輪速度パターン
、22は車輪速度(SL)、23はブレーキ圧力、24
は第1図減速度検出器11の出力、25は第1図加速度
検出器12の出力、26は第1図コンパレータ9の出力
、27.28,29はそれぞれブレーキ圧力減少、緩増
加、急増加信号で第1図の出力端子15,16,17の
出力波形である。
今、時間0で急ブレーキをかけるとブレーキ圧力の増加
につれて車輪減速度が増えていき、A点で所定の減速度
を越えるとブレーキ圧力減少信号27が発生し、この信
号に応じてブレーキ圧力調節装置が働らきブレーキ圧力
を減少させる。
ブレーキ圧力が減少すると車輪は減速から加速へ移行す
るが、B点で車輪減速度が所定値以下になるとブレーキ
圧力減少信号27が消滅して、ブレーキ圧力緩増加信号
28が発生しこれに応じてブレーキ圧力は緩増加する。
車輪が加速状態に入り、C点で車輪加速度が所定値を越
えるとブレーキ圧力急増加信号29が発生し、同時にブ
レーキ圧力緩増加信号28は消滅し、これに応じてブレ
ーキ圧力は急増加する。
上記ブレーキ圧力の急増加あるいは車輪速度22が実車
体速度に近ずいた事により、D点で車輪加速度が所定値
以下になるとブレーキ圧力急増加信号29は消滅し再び
ブレーキ圧力緩増加信号28が発生し、これに応じてブ
レーキ圧力は緩増加して第1の制御サイクルが終る。
もし車輪の急加速が起らなければ上記CD区間は存在せ
ずブレーキ圧力はB点より緩増加していく。
第2の制御サイクルは伺らかの理由で車輪のスリップ率
が犬になった場合の例を示している。
EF区間で車輪減速が所定値を越えたためにブレーキ圧
力を減少させるのは上記第1制御サイクルと同様である
が、GH区間で車輪のスリップ率が過大となり車輪速度
22が理想車輪速パターン21よりも低くなると第1図
コンパレーク9でこれを検出し、この区間も連続してブ
レーキ圧力を減少させる。
次にIJ区間で車輪の急加速が起ってもIH区間はブレ
ーキ圧力は増加させず、HJ区間のみブレーキ圧力を急
増加させる。
上記と同様車輪の急加速が起らなければHJ区間のブレ
ーキ圧力急増加は存在せず、ブレーキ圧力はH点より緩
増加していき第2の制御サイクルを終る。
以後車輌が停止するまで車輪の回転状態に応じて上記と
ほぼ同様の制御サイクルを繰返す。
上記のごとく構威された従来装置はタイヤと路面間の摩
擦係数μが均一な場合はスキツド防止装置として有効な
動作を行うが、μの変化が大きい場合、特に低μから高
μに急変したような場合応答性が悪い欠点があった。
第3図は車輌が制動中にμが低μ(アイスバーン、μ′
F0.1)から高μ(乾燥アスファルト、μ−=0.9
)に急変した場合の従来装置の応答の様子を示す波形図
である。
図において、30はタイヤと路面間の摩擦係数、31は
最適ブレーキ圧力、32は実車体速度、33は理想車体
速度である。
車輌がブレーキをかけなから低μ路を走行中P点でμ3
0が0.1から0.9に急変したとすると最適ブレーキ
圧力31もこれに応じて急増加する。
しかしブレーキ圧力23は急増加するよう制御されない
ため最適ブレーキ圧力31を越えるまでP点から緩増加
していく。
したがって、ブレーキ圧力が不足する期間PQが長くな
り、この期間はほとんどブレーキがきかず、理想車体速
度33で制動された場合に比較して図中斜線を施した部
分の面積に相当する距離だけ制動距離が伸びる結果とな
る。
このような現象はコンクリート路面が部分的に凍結して
いたり、部分的に水たまりがある場合など比較的頻繁に
発生し、特に高速走行中に起れば制動距離が等しく長く
なり極めて危険である。
また、Gセンサで車体減速度を検出しその出力で制御装
置の制御パラメータを変化させる方式のアンチスキツド
装置では、路面のμが低いために車体減速度が小さい場
合と、高μ路であっても制動不足のために車体減速度が
小さい場合との区別がつかず,いづれの場合にもブレー
キ圧力を比較的低い圧力範囲に保つため特に高μ路面で
制動距離が極端に長くなる危険性があった。
この発明は車輪の近似車体速に対するスリップ率が所定
値以下になる期間は圧力急増加モードを保つことにより
上記従来装置の欠点を除去しようとするものである。
以下この発明の一実施例を図に従って説明する。
すなわち第4図はこの発明の一実施例を示すブロック図
である。
図において、18は係数器、19はコンパレータ、11
3は論理回路である。
近似車体速発生器7の出力に係数器18により係数0.
98を掛けて、上記近似車体速に対してスリップ率2%
の微少スリップ率車輪速パターン(以下△Sパターンと
よぶ)を発生する。
コンパレータ19はSL/SH選別器5のSL出力と上
記△Sパターンとを比較してSL出力が△Sパターンよ
り犬、すなわちSLの近似車体速に対するスリップ率が
2%以下である時出力を発生する。
論理回路113は第1図論理回路13の内容にコンパレ
ータ19の出力の処理能力を追加したものであり、コン
パレータ19の出力発生時に出力端子17にブレーキ圧
力急増加信号を発生する。
第5図はこの発明の上記実癩例の動作を示す波形図、第
6図は第5図の主要部分の詳細図である。
図中、34は第4図に示すコンパレータ19の出力、3
5は△Sパターンである。
第3図による従来装置の動作説明と同様に第5図に示す
P点でμが0.1から0.9に急変したとするとブレー
キ圧力が不足しブレーキがきかない状態になり、車輪は
路面から駆動されて車輪速22は急激に実車体速度32
に近ずく。
しかし、車輪速22がR点で図示しない△Sパターン3
5より犬となるとブレーキ圧力は急増加するよう制御さ
れ、Q点でブレーキがきき始め、S点で車輪速22が△
Sパターン35より小となるとブレーキ圧力急増加は止
んでブレーキ圧力は緩増加して行き以後通常の制御を行
なう。
したがって、ブレーキ圧力が不足する期間PQは短時間
となり、制動距離の理想値からの伸びは図中斜線を施し
た部分の面積に相当する距離だけですむ。
上記実施例においては△Sパターン35のスリップ率を
2%としたが、実験によれば1〜5%の間のスリップ率
に設定すれば良好な動作が行なわれることが分っている
この発明は近似車体速発生器を有するアンチスキツド装
置であればいかなる方式の装置にも応用することができ
る。
特にGセンサにより車体減速度を検出し、その出力によ
り制御パラメータを変化させる方式の全輪制御アンチス
キツド装置に応用すれば、μの急増加だけでなく制動中
の荷重移動による前輪の最適ブレーキ圧力急増加に対し
ても追従することができその効果は顕著である。
このようにこの発明によれば従来のアンチスキツド装置
に比較的簡単な電気回路を付加することにより、いかな
る最適ブレーキ圧力の変化に対しても追従できる優れた
アンチスキツド装置を容易に実現することができる効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の例を示すブロック図、第2図は従来
装置の動作を示す波形図、第3図は従来装置の応答の様
子を示す波形図、第4図はこの発明の一実施例を示すブ
ロック図、第5図はこの発明の一実施例の動作を示す波
形図、第6図は第5図の主要部分の詳細図である。 図中、7は近似車体速度発生器、15はブレーキ圧力減
少信号出力端子、16はブレーキ圧力緩増加信号出力端
子、17はブレーキ圧力急増加信号出力端子、19はコ
ンパレータ、113は論理回路である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも近似車体速度発生手段を有し、車輪また
    はプロペラシャフトの回転状態に適応してブレーキ圧力
    を少なくとも減小、緩増加、急増加の3モードで制御す
    る方式のアンチスキツド装置において、上記車輪または
    プロペラシャフトの上記近似車体速度発生手段の出力に
    対するスリップ率が所定値以下になる期間はブレーキ圧
    力急増加モードを保つようにしたことを特徴とする車輌
    用アンチスキツド装置。
JP7469075A 1975-06-18 1975-06-18 シヤリヨウヨウアンチスキツドソウチ Expired JPS5849420B2 (ja)

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JPS51149488A JPS51149488A (en) 1976-12-22
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JPS51149488A (en) 1976-12-22

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