JPS5849217B2 - 凍結処理用パンケ−スにおける離型材の取付方法 - Google Patents

凍結処理用パンケ−スにおける離型材の取付方法

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JPS5849217B2
JPS5849217B2 JP19602781A JP19602781A JPS5849217B2 JP S5849217 B2 JPS5849217 B2 JP S5849217B2 JP 19602781 A JP19602781 A JP 19602781A JP 19602781 A JP19602781 A JP 19602781A JP S5849217 B2 JPS5849217 B2 JP S5849217B2
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JP
Japan
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release material
bread case
mold release
pushing jig
bread
Prior art date
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JP19602781A
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JPS5898038A (ja
Inventor
敏勝 田中
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TANAKA SEKKEI KK
Original Assignee
TANAKA SEKKEI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鮮魚、その他生鮮食品や生鮮飼料等の凍結
処理に用いられる一般に魚画と称されるパンケースにお
いて、その内面に凝結防止用の合或樹脂シートからなる
離型材を被覆状態に貼着して取付ける方法に関する。
上記パンケースは最も一般的には亜鉛鍍鋼板製のものが
用いられ、鮮魚類を冷凍貯蔵する場合には、これを予め
パンケースに入れて凍結室に入庫し、例えば−30℃で
18時間程度凍結処理したのち、次いで塊状になった凍
結品をパンケースから取出して、それのみを紙箱で包装
したりあるいはそのままパレット等に積載して冷蔵庫に
入れて保管するのが一般的である。
しかるに、このような一連の処理工程のなかで、凍結処
理を終えた凍結塊をパンケースから取出す脱パン作業は
従来極めて困難なものであった。
即ち、パンケース内で凍結された収容物は、その結氷に
よってパンケース内面にかなり強固に凝着した状態とな
るため、単にパンケースを反転しても収容物たる凍結塊
を分離取出しすることができない。
このために、従来では、凍結処理後のパンケースを一旦
水槽中に浸漬して収容物とパンケース内面との凝着を解
いたのち、これを水槽から引き上げて脱パン台上で反転
させることにより凍結塊の分離取出しを行っていた。
このような脱パン作業は、いうまでもなく多犬の時間と
労力を要し、作業場面積や設備費の面でも不利であるの
はもとより、浸漬処理用の膨大な水を要する等、多犬の
不利益を余儀なくされるものであった。
このような問題点を解決するべく本発明者は、種々実験
と研究の結果、パンケース内面に発泡ポリエチレンシ一
ト等の合成樹脂シートからなる離型材を全面被覆状態に
取付けたものとすれば、収容物とパンケース内面との強
固な凍結凝着を防止でき、脱パン作業を単にパンケース
を反転させることによって極めて簡易に行いうろことを
見出し、先にかかる離型材層を備えたパンケースの構造
につきこれを実用新案登録出願した(実願昭56−16
5962号)。
ところが、実際上、これの実施においては、更に、パン
ケースの内面に離型材を取付ける作業において難のある
ことが判明した。
即ち、離型材付きのパンケースは、実際上新品を工場生
産する場合のほか、パンケース本体の寿命に対して内面
の離型材の寿命の方が相対的に短かいために、その貼り
替えを多くの場合現場で行わなければならず、しかもそ
の数量も和尚量にのぼるために、シート状の離型材を全
くの手作業によって個々のパンケース内面に貼り付げて
取付げることは大変な作業であり実情に即し難いという
点である。
そこで、この発明はかかる問題点に対して更にこれを解
決するべく、現場作業においても離型材の取付けを簡単
かつ能率的に行いうるその取付け方法を提供しようとす
るものである。
而して、この発明はパンケース1の内面形状に符合する
それと略相似形の押型面2aを有する押込治具2を用い
、該押込治具2の前記押型面2aに第1図に示すように
外面に感圧性接着剤4を有する合成樹脂シートからなる
離型材3を簡易剥離自在に仮着し、次いでこの押込治具
2を第2図に示すように前記パンケース1内に押し込ん
で前記感圧性接着剤4により離型材3をパンケース1内
面に強固は加圧接着せしめたのち、押込治具2のみを取
出して、第3図に示すように内面に離型材3の被覆状態
に貼着されたパンケース1を得ることを特徴とするもの
である。
押込治具2はその取扱いに便利なように可及的軽量なも
のとすることが望ましく、好適には発泡ポリスチロール
等の発泡材料でつくるのが良い。
かつ該押込治具2は、離型材3のパンケース1内面への
貼付工程において、その底面に離型材3の底面部の全体
が均等に加圧されて完全接着されるように、下面に厚さ
10mm程度の柔軟な発泡合成樹脂あるいはゴム等のク
ッション材5を取付けたものとすることが好ましい。
図中6は押込治具2((取付けられた塩ビパイプ等より
なる把手である。
離型材3は、結氷に対する離型性の良好な合戒樹脂シー
ト(ないしはフイルム)からなるものであれば良く、そ
の樹脂としては例えばポリエチレン、塩化ビニル、フッ
素系樹脂等のシートを挙げることができる。
なかでも特に、表面にポリエチレンフイルムをラミネー
トした厚さ2〜4山程度の独立気泡性発泡ポリエチレン
シ一トは、離型性、価格、強度、貼着作業性等の諸点で
最も好適に使用しうる。
かつ離型材3は、その展開状態のシートを用いて押込治
具2の押型面2aに折曲しつつ仮着するものとしても良
いが、好適には予めパンケース1の内面に冶う皿秋ない
しは容器状に真空戒形法等により予成形されたものを用
い、これを押込治具2の押型面2aに嵌合被覆状態にし
て仮着するものとするのが作業上便利である。
この離型材3の仮着は、これを押込治具2に一時的に付
着状態に保持せしめ得る程度に行われれば良く、むしろ
剥れにくい状態に装着することは有害である。
従って好ましくは例えば水性糊料を用いて離型材3を押
型面2aに部分的に僅かに接着するか、または離型材3
の伸縮性を利用して、押型面2aに脱落しない程度に嵌
合付着せしめるものとするのが良い。
離型材3は、その使用前は外面の感圧性接着剤層4を離
型紙で被覆保護したものとし、押込治具2に仮着したの
ち、この離型紙を剥し取って接着剤層4を露出せしめ、
然る後パンケース1に押し込んで接着せしめるものとす
るのが有利である。
この発明は上述の次第で、離型材3を予め押込治具2の
押型面2aに被覆状態に仮着したのち、これをそのまま
パンケース1内に押し込んでその内面に接着せしめるも
のであるから、パンケース内面に対する離型材の貼着を
、一挙動で全体に確実に行うことができ、作業能率が良
く、治具2も極めて簡易なものであることも相俟って、
パンケースの使用現場での離型材の貼り替えをも簡単か
つ確実に行うことができ、離型材付きパンケースの実用
化に大きく貢献しうるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施態様を示すもので、第1図は離型
材を押込治具に装着した状態を示す斜視図、第2図は押
込治具をパンケース内に押し込んだ状態の縦断面図、第
3図は離型材取付後のパンケースの一部破砕斜視図であ
る。 1・・・・・・パンケース、2・・・・・・押込治具、
2a・・・・・・押型面、3・・・・・・離型材、4・
・・・・・感圧性接着剤、5・・・・・・クッション材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パンケースの内面形状に符合するそれと略相似形の
    押型面を有する押込治具を用い、該押込治具の前記押圧
    面に、外面に感圧性接着剤層を設けた合成樹脂シートか
    らなる離型材を簡易剥離自在に仮着し、次いでこの押込
    治具を前記パンケース内に押し込んで前記感圧性接着剤
    により離型材をパンケース内面に強固に加圧接着せしめ
    たのち、前記押込治具のみを取外すことを特徴とする凍
    結処理用パンケースにおける離型材の取付方法。 2 パンケースの内面に沿う形状に予め成形された離型
    材を用いてこれを押込治具に仮着することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の凍結処理用パンケースにお
    ける離型材の取付方法。 3 離型材が、独立気泡ポリエチレンシ一トからなる特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の凍結処理用パン
    ケースにおける離型材の取付方法。
JP19602781A 1981-12-04 1981-12-04 凍結処理用パンケ−スにおける離型材の取付方法 Expired JPS5849217B2 (ja)

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JPS5898038A JPS5898038A (ja) 1983-06-10
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JPH0569363B2 (ja) * 1986-02-03 1993-09-30 Elsag Int Bv

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62136179U (ja) * 1986-02-21 1987-08-27
JP6574394B2 (ja) * 2016-03-07 2019-09-11 三菱重工業株式会社 放射性物質収納容器

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