JPH07275089A - 吊り布付きエアーマットの製造方法 - Google Patents
吊り布付きエアーマットの製造方法Info
- Publication number
- JPH07275089A JPH07275089A JP6072339A JP7233994A JPH07275089A JP H07275089 A JPH07275089 A JP H07275089A JP 6072339 A JP6072339 A JP 6072339A JP 7233994 A JP7233994 A JP 7233994A JP H07275089 A JPH07275089 A JP H07275089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- adhesive
- sheet
- sheet member
- air mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C27/00—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
- A47C27/08—Fluid mattresses or cushions
- A47C27/087—Fluid mattresses or cushions with means for connecting opposite sides, e.g. internal ties or strips
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 内部を平行に配置された複数条の吊り布によ
り分割されたエアーマットを製造する方法において、2
枚の同形シート部材の周縁部を接着して袋状体に形成す
るに先立って、各シート部材の対向する片面全体にわた
って吊り布を接着すべき接着剤を塗布したのち、その接
着剤塗布面における吊り布ののり代以外の部分を剥離シ
ートで被覆し、吊り布の接着を行うことを特徴とする方
法である。 【効果】 本発明方法によると、吊り布とシート部材の
接着を効率よく、しかも確実に行うことができる上に、
粉末等の飛散による作業環境の汚染を防止することがで
きるという利点があり、ゴムボートの船底部分や行楽用
携帯マットなどの製造に便利である。
り分割されたエアーマットを製造する方法において、2
枚の同形シート部材の周縁部を接着して袋状体に形成す
るに先立って、各シート部材の対向する片面全体にわた
って吊り布を接着すべき接着剤を塗布したのち、その接
着剤塗布面における吊り布ののり代以外の部分を剥離シ
ートで被覆し、吊り布の接着を行うことを特徴とする方
法である。 【効果】 本発明方法によると、吊り布とシート部材の
接着を効率よく、しかも確実に行うことができる上に、
粉末等の飛散による作業環境の汚染を防止することがで
きるという利点があり、ゴムボートの船底部分や行楽用
携帯マットなどの製造に便利である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴムボートの船底部分
や行楽用携帯マットとして用いられる吊り布付きエアー
マットの製造方法に関するものである。
や行楽用携帯マットとして用いられる吊り布付きエアー
マットの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴームボートの船底部分や行楽用携帯マ
ットとして使用されるエアーマットは、通常、気密性材
料から成る2枚の同形シート部材を周縁部で接着して袋
状体に構成し、その適所に設けられた空気吹き込み孔か
ら空気を吹き込んでマット状に膨張させて使用する構造
となっている。
ットとして使用されるエアーマットは、通常、気密性材
料から成る2枚の同形シート部材を周縁部で接着して袋
状体に構成し、その適所に設けられた空気吹き込み孔か
ら空気を吹き込んでマット状に膨張させて使用する構造
となっている。
【0003】ところで、このエアーマットにおいては、
図2に示すように、表面部の平坦性を確保するために、
袋状体内部に複数条の吊り布3,3′,3″…を平行に
配置して、2枚のシート部材1,2から成る内部空間を
分割し、膨張時において、表面を円弧状の凹凸に形成す
るのが普通である。
図2に示すように、表面部の平坦性を確保するために、
袋状体内部に複数条の吊り布3,3′,3″…を平行に
配置して、2枚のシート部材1,2から成る内部空間を
分割し、膨張時において、表面を円弧状の凹凸に形成す
るのが普通である。
【0004】従来、この吊り布の取り付けは、図3に示
すように2枚のシート部材1,2の各内面となる片面全
体にわたって、接着剤4を塗布したのち、吊り布ののり
代に相当する部分a以外の部分b(網目部分)に粉末例
えばタルクを散布して接着性を消失させたのち、吊り布
部材3,3′,3″…を各シート部材に貼付することに
よって行われていた。
すように2枚のシート部材1,2の各内面となる片面全
体にわたって、接着剤4を塗布したのち、吊り布ののり
代に相当する部分a以外の部分b(網目部分)に粉末例
えばタルクを散布して接着性を消失させたのち、吊り布
部材3,3′,3″…を各シート部材に貼付することに
よって行われていた。
【0005】しかしながら、この方法では、散布した粉
末が吊り布ののり代部分まで付着し、吊り布とシート部
材との円滑な接着を妨げる上に、作業時に粉末が飛散
し、周囲を汚染するという欠点がある。
末が吊り布ののり代部分まで付着し、吊り布とシート部
材との円滑な接着を妨げる上に、作業時に粉末が飛散
し、周囲を汚染するという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来方法の欠点を克服し、吊り布の取り付けを確実に行う
ことができ、かつ作業環境の汚染を伴わずに吊り布付き
エアーマットを製造しうる方法を提供することを目的と
してなされたものである。
来方法の欠点を克服し、吊り布の取り付けを確実に行う
ことができ、かつ作業環境の汚染を伴わずに吊り布付き
エアーマットを製造しうる方法を提供することを目的と
してなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、エアーマ
ット製造の際のシート部材に対する吊り布の取り付け方
法について種々検討した結果、前記した各シート部材の
接着剤塗布面の被覆を粉末付着に代えて剥離紙の貼付で
行うことによりその目的を達成しうることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明をなすに至った。
ット製造の際のシート部材に対する吊り布の取り付け方
法について種々検討した結果、前記した各シート部材の
接着剤塗布面の被覆を粉末付着に代えて剥離紙の貼付で
行うことによりその目的を達成しうることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明をなすに至った。
【0008】すなわち、本発明は、内部を平行に配置さ
れた複数条の吊り布により分割されたエアーマットを製
造する方法において、2枚の同形シート部材の周縁部を
接着して袋状体に形成するに先立って、各シート部材の
対向する片面全体にわたって吊り布を接着すべき接着剤
を塗布したのち、その接着剤塗布面における吊り布のの
り代以外の部分を剥離シートで被覆し、吊り布の接着を
行うことを特徴とする方法を提供するものである。
れた複数条の吊り布により分割されたエアーマットを製
造する方法において、2枚の同形シート部材の周縁部を
接着して袋状体に形成するに先立って、各シート部材の
対向する片面全体にわたって吊り布を接着すべき接着剤
を塗布したのち、その接着剤塗布面における吊り布のの
り代以外の部分を剥離シートで被覆し、吊り布の接着を
行うことを特徴とする方法を提供するものである。
【0009】
【実施例】次に添付図面に従って、本発明の実施の態様
を説明する。図1は本発明方法の工程を示す部分断面斜
視図であって、先ず下側シート部材1の上部表面全体に
わたって接着剤4を塗布したのち(イ)、吊り布のり代
に相当する部分a以外の部分bに剥離紙5を貼着し
(ロ)、次いで接着剤の露出している部分bに吊り布
3,3′,3″…ののり代部分を接着する(ハ)。
を説明する。図1は本発明方法の工程を示す部分断面斜
視図であって、先ず下側シート部材1の上部表面全体に
わたって接着剤4を塗布したのち(イ)、吊り布のり代
に相当する部分a以外の部分bに剥離紙5を貼着し
(ロ)、次いで接着剤の露出している部分bに吊り布
3,3′,3″…ののり代部分を接着する(ハ)。
【0010】そして、同様に剥離紙で部分的に被覆され
た接着層をもつ上側シート部材2と吊り布3,3′,
3″…とを同様にして接着させ、かつ下側シート部材1
と上側シート部材2とをそれらの周縁部で接着して
(ニ)、エアマットを製造する。
た接着層をもつ上側シート部材2と吊り布3,3′,
3″…とを同様にして接着させ、かつ下側シート部材1
と上側シート部材2とをそれらの周縁部で接着して
(ニ)、エアマットを製造する。
【0011】この際に用いるシート部材1、2として
は、基布の両面にゴム層を有する複合シートいわゆるゴ
ム引き布が好ましい。
は、基布の両面にゴム層を有する複合シートいわゆるゴ
ム引き布が好ましい。
【0012】また、吊り布材料3,3′,3″…として
は、上記シート部材と同一の材料を用いるのが有利であ
るが、必ずしも同じものを用いる必要はない。
は、上記シート部材と同一の材料を用いるのが有利であ
るが、必ずしも同じものを用いる必要はない。
【0013】次に、2枚のシート1、2と吊り布3,
3′,3″…とを接着するための接着剤としては、耐水
性、耐候性を有するもの、例えば市販されているイソシ
アネート系接着剤、合成ゴム系接着剤などが用いられ
る。
3′,3″…とを接着するための接着剤としては、耐水
性、耐候性を有するもの、例えば市販されているイソシ
アネート系接着剤、合成ゴム系接着剤などが用いられ
る。
【0014】さらに、接着剤塗布面に被覆する剥離シー
トとしては、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフ
イルム、ケイ素樹脂フイルム、フッ素樹脂フイルムなど
の非粘着性シートやパラフィン紙が好適である。
トとしては、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフ
イルム、ケイ素樹脂フイルム、フッ素樹脂フイルムなど
の非粘着性シートやパラフィン紙が好適である。
【0015】本発明方法における下側シート部材1と上
側シート部材2との接着は、接着剤による。
側シート部材2との接着は、接着剤による。
【0016】
【発明の効果】本発明方法によると、吊り布とシート部
材の接着を効率よく、しかも確実に行うことができる上
に、粉末等の飛散による作業環境の汚染を防止すること
ができるという利点があり、ゴムボートの船底部分や行
楽用携帯マットなどの製造に便利である。
材の接着を効率よく、しかも確実に行うことができる上
に、粉末等の飛散による作業環境の汚染を防止すること
ができるという利点があり、ゴムボートの船底部分や行
楽用携帯マットなどの製造に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法の工程を示す斜視図
【図2】 エアーマットの一般的構造を示す斜視図
【図3】 エアーマット製造の際にシート部材の接着剤
塗布状態を示す平面図
塗布状態を示す平面図
【符号の説明】 1,2 シート部材 3,3′,3″ 吊り布 4 接着剤 5 剥離紙
Claims (3)
- 【請求項1】 内部を平行に配置された複数条の吊り布
により分割されたエアーマットを製造する方法におい
て、2枚の同形シート部材の周縁部を接着して袋状体に
形成するに先立って、各シート部材の対向する片面全体
にわたって吊り布を接着すべき接着剤を塗布したのち、
その接着剤塗布面における吊り布ののり代以外の部分を
剥離シートで被覆し、吊り布の接着を行うことを特徴と
する方法。 - 【請求項2】 剥離シートがプラスチックフイルムであ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 剥離シートがパラフィン紙である請求項
2記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6072339A JPH07275089A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 吊り布付きエアーマットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6072339A JPH07275089A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 吊り布付きエアーマットの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275089A true JPH07275089A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13486448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6072339A Ceased JPH07275089A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 吊り布付きエアーマットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07275089A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6044629A (en) * | 1997-03-26 | 2000-04-04 | Takata Corporation | Method of manufacturing resin bag |
CN103043179A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-17 | 苏州益童游乐设备有限公司 | 一种充气浮排 |
KR101304978B1 (ko) * | 2011-12-27 | 2013-09-06 | 함의신 | 에어 매트리스 및 이것의 제조 장치 및 방법 |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP6072339A patent/JPH07275089A/ja not_active Ceased
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6044629A (en) * | 1997-03-26 | 2000-04-04 | Takata Corporation | Method of manufacturing resin bag |
KR101304978B1 (ko) * | 2011-12-27 | 2013-09-06 | 함의신 | 에어 매트리스 및 이것의 제조 장치 및 방법 |
CN103043179A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-17 | 苏州益童游乐设备有限公司 | 一种充气浮排 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20040527 |