JPS5849017B2 - 半導体用高圧拡散、酸化装置 - Google Patents
半導体用高圧拡散、酸化装置Info
- Publication number
- JPS5849017B2 JPS5849017B2 JP12587678A JP12587678A JPS5849017B2 JP S5849017 B2 JPS5849017 B2 JP S5849017B2 JP 12587678 A JP12587678 A JP 12587678A JP 12587678 A JP12587678 A JP 12587678A JP S5849017 B2 JPS5849017 B2 JP S5849017B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- gas
- pressure
- pipe
- container
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、半導体製造に使用される高圧拡散、酸化装置
に関する。
に関する。
一般に半導体製造工程で、シリコン・ウエハの表面を酸
化するためにHCt,アンモニアなどのガスが、また拡
散の際にはPH3などのガスが高圧下で使用されている
。
化するためにHCt,アンモニアなどのガスが、また拡
散の際にはPH3などのガスが高圧下で使用されている
。
このような酸化・拡散ガスに使用されるガスは、半導体
装置を腐食して、該ガスが漏れてオペレータに害を及ぼ
す危険が生ずる。
装置を腐食して、該ガスが漏れてオペレータに害を及ぼ
す危険が生ずる。
さらに拡散工程においては、高圧下で拡散を行なわせる
ことが望ましいが、一般に反応容器には石英管が使用さ
れているため内圧を高くすることが困難であるため、該
容器を収納するタンクを設け、該容器の内圧と、タンク
の内圧を同時に高圧に平衡に保つ方法が行なわれている
が、上述した拡散・酸化後のガスを容器の内圧とタンク
内圧の平衡をくずすことなく優先的に排出できる装置は
、この種の半導体装置において開発されていなかった。
ことが望ましいが、一般に反応容器には石英管が使用さ
れているため内圧を高くすることが困難であるため、該
容器を収納するタンクを設け、該容器の内圧と、タンク
の内圧を同時に高圧に平衡に保つ方法が行なわれている
が、上述した拡散・酸化後のガスを容器の内圧とタンク
内圧の平衡をくずすことなく優先的に排出できる装置は
、この種の半導体装置において開発されていなかった。
本発明の目的は、拡散・酸化に使用されるガスを優先的
に排気できると同時に、反応容器とタンク内のそれぞれ
の内圧の平衡に保つことができる高圧拡散・酸化装置を
提供することにある。
に排気できると同時に、反応容器とタンク内のそれぞれ
の内圧の平衡に保つことができる高圧拡散・酸化装置を
提供することにある。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を詳述する
。
。
図において、符号1は、石英ガラスの密封容器であって
、この容器1内のほぼ中央位置に設けられた試料台2上
に複数個のシリコン・ウエハ3が設置されている。
、この容器1内のほぼ中央位置に設けられた試料台2上
に複数個のシリコン・ウエハ3が設置されている。
そして、このシリコン・ウエハ3を加熱するための加熱
コイル4が容器1を囲繞して配設されている。
コイル4が容器1を囲繞して配設されている。
この容器内に設置されたシリコン・ウエハ3を高圧下で
酸化するための、酸化用ガス、例えば02, HCt.
l−リクレン、及び拡散用のドーピングガスを容器
内へそれぞれ供給するための供給バイプ5a,5bが容
器1の一端側壁から延出して設けられており、そして、
その終端には前記ガスの流量を調節するための二一ドル
・バルプ6a,6bと、圧力調整器7 a p7bとが
設けられている。
酸化するための、酸化用ガス、例えば02, HCt.
l−リクレン、及び拡散用のドーピングガスを容器
内へそれぞれ供給するための供給バイプ5a,5bが容
器1の一端側壁から延出して設けられており、そして、
その終端には前記ガスの流量を調節するための二一ドル
・バルプ6a,6bと、圧力調整器7 a p7bとが
設けられている。
更に、前記容器1の底部の一個所に、前記酸化ガスの排
出用パイプ8が石英キャップ9を介して延出して設けら
れており、乙のパイプ8の延出の終端は前記酸化ガスを
トラップするための水槽10内に位置している。
出用パイプ8が石英キャップ9を介して延出して設けら
れており、乙のパイプ8の延出の終端は前記酸化ガスを
トラップするための水槽10内に位置している。
また、前記容器1を収納する密封タンク11が設置され
、このタンク11の一方の側部には、容器1を操作する
ための操作キャップ12が、また他方の側部には、ふた
13が取付けられている。
、このタンク11の一方の側部には、容器1を操作する
ための操作キャップ12が、また他方の側部には、ふた
13が取付けられている。
このタンク内を加圧するための不活性ガスを導入するた
めの導入パイプ14がそのタンク11の上側に設けられ
、このガスの流量は、このノくイプ14に取付けられた
二一ドルバルプ15で、また、その圧力は、圧力調整器
16で調整される。
めの導入パイプ14がそのタンク11の上側に設けられ
、このガスの流量は、このノくイプ14に取付けられた
二一ドルバルプ15で、また、その圧力は、圧力調整器
16で調整される。
このタンク11内には、何時もその内圧を一定に保持す
るに必要なガスが供給される。
るに必要なガスが供給される。
さらに、このタンク11には、サブタンク17が離間し
て設けられており、このタンク11と、サブタンク17
とはパイプ18と19とによって連結されている。
て設けられており、このタンク11と、サブタンク17
とはパイプ18と19とによって連結されている。
一方のパイプ18には、ジェット・オリフイス20が設
けられ、しかもこのパイプ18において、ジェット・オ
リフイス20とタンク11との間には二一ドル・バルプ
20又はパイプキャリハー(細いパイプをだ行し′C長
く形成して逆拡散を防止できる。
けられ、しかもこのパイプ18において、ジェット・オ
リフイス20とタンク11との間には二一ドル・バルプ
20又はパイプキャリハー(細いパイプをだ行し′C長
く形成して逆拡散を防止できる。
)が配設され、一方、パイプ19には逆止弁22が配設
され、この逆止弁22は、不活性ガスのサブタンク17
からタンク11内へのガスの流れを防止し、サブタンク
内の圧力がある値まで低下すると、作動してタンク11
内からのガスを通す。
され、この逆止弁22は、不活性ガスのサブタンク17
からタンク11内へのガスの流れを防止し、サブタンク
内の圧力がある値まで低下すると、作動してタンク11
内からのガスを通す。
また、前記酸化ガスのトラップ用水槽10内から放出さ
れる酸化ガスを前記パイプ18のジェット・オリフイス
20へ導びくためのパイプ23が配設されている。
れる酸化ガスを前記パイプ18のジェット・オリフイス
20へ導びくためのパイプ23が配設されている。
このパイプ23は、前記パイプキャリパーを用いた時は
、直接サブタンク17内に導びかれる。
、直接サブタンク17内に導びかれる。
前記サブタンク17には、該ガスを放出するためのパイ
プ24が設げられ、そして、こノハイプ24Kは流出流
量を調節するためのニ一ドル・バルプ25が配設されて
いる。
プ24が設げられ、そして、こノハイプ24Kは流出流
量を調節するためのニ一ドル・バルプ25が配設されて
いる。
上述では、ガスの流量を調節する装置として二一ドル・
バルブを使用したが、マスフローを使用してもよい。
バルブを使用したが、マスフローを使用してもよい。
以下、上述した実施例の高圧拡散酸化装置の作用を述べ
る。
る。
石英ガラスの容器1内の圧力、及び供給流量を、それぞ
れPI z Vl とし、タンク11内の圧力、及び供
給流量を、それぞれ、P2 s V2 とし、及び、サ
ブタンク17の圧力、及び排出流量を、それぞれP3,
V3 とする。
れPI z Vl とし、タンク11内の圧力、及び供
給流量を、それぞれ、P2 s V2 とし、及び、サ
ブタンク17の圧力、及び排出流量を、それぞれP3,
V3 とする。
まず、供給パイプ5a,5bから容器1内へ酸化及び拡
散ガスを導入する。
散ガスを導入する。
一方、供給パイプ14からタンク11内へ不活性?スを
導入する。
導入する。
この際、前記ガスの圧力P1、流量v1 と不活性ガス
の圧力P2,v2 との関係はP1〉P2,v<V2
となるようにそれぞれの二一ドル・バルブ6,15、
及び圧力調整器7,16を調節する。
の圧力P2,v2 との関係はP1〉P2,v<V2
となるようにそれぞれの二一ドル・バルブ6,15、
及び圧力調整器7,16を調節する。
そして、高圧下でシリコン・ウエハの表面を酸化・拡散
した後の該ガスは、該ガスをトラツプする水槽10内へ
導びかれ、この後パイプ23に供給される。
した後の該ガスは、該ガスをトラツプする水槽10内へ
導びかれ、この後パイプ23に供給される。
一方、タンク11内へ導入された不活性ガスは、パイプ
18の二一ドル・バルプ21を通ってジェット・オリフ
イス20から噴出される,この場合、逆止弁22は、作
動していない。
18の二一ドル・バルプ21を通ってジェット・オリフ
イス20から噴出される,この場合、逆止弁22は、作
動していない。
かくして、サブタンク17からの排出用パイプ24に設
けられた二一ドル・バルブ25を調節して、排出流量v
3をV1+v2 より若干多めにすれば、サブタンク1
7内の圧力P3は、タンク11内の圧力P2 より小さ
くなるため、酸化・拡散後のガスがパイプ23を通りジ
ェット・オリフイスの負圧により強制的に排出される。
けられた二一ドル・バルブ25を調節して、排出流量v
3をV1+v2 より若干多めにすれば、サブタンク1
7内の圧力P3は、タンク11内の圧力P2 より小さ
くなるため、酸化・拡散後のガスがパイプ23を通りジ
ェット・オリフイスの負圧により強制的に排出される。
そして、排出流量が何らかの理由で多くなりすぎサブタ
ンク17内の圧力P3 が異常に小さくなれば、タンク
内の不活性ガスが逆止弁22を通ってサブタンク17内
へ自動的に流入するようになり、サブタンク内の圧力P
3を上昇させ安全に運転することができる。
ンク17内の圧力P3 が異常に小さくなれば、タンク
内の不活性ガスが逆止弁22を通ってサブタンク17内
へ自動的に流入するようになり、サブタンク内の圧力P
3を上昇させ安全に運転することができる。
かくして、拡散・酸化反応を行なわせる容器の内圧と、
該容器を収納したタンクの内圧との平衡をくずすことな
く、該拡散・酸化に使用される有害ガスを優先的に排出
できると共に、更に高度なHCt酸化又はトリクレン酸
化、不純物拡散を行うことができる。
該容器を収納したタンクの内圧との平衡をくずすことな
く、該拡散・酸化に使用される有害ガスを優先的に排出
できると共に、更に高度なHCt酸化又はトリクレン酸
化、不純物拡散を行うことができる。
図は、本発明に係る高圧拡散・酸化装置の概略図である
。 1・・・容器、6a,sb,15,21,25,7a,
7b,16・・・流量及び圧力調整装置、11・・・タ
ンク、17・・・サブタンク、20・・・ジェット・オ
リフイス、22・・・逆止弁、23・・・拡散・酸化後
のガス放出用パイプ。
。 1・・・容器、6a,sb,15,21,25,7a,
7b,16・・・流量及び圧力調整装置、11・・・タ
ンク、17・・・サブタンク、20・・・ジェット・オ
リフイス、22・・・逆止弁、23・・・拡散・酸化後
のガス放出用パイプ。
Claims (1)
- 1 シリコン・ウエハを酸化・拡散するための容器及び
該容器を収納したタンク内へのそれぞれのガスの流量及
び圧力を調整するための装置と、該タンク内のガスを排
出するジェット・オリフィスと、前記容器内の排出ガス
をジェット・オリフィス内へ導びくためのパイプと、該
ジェット・オリフイス及び該パイプからのガスを貯めて
排気するサブタンクと、該サブタンク内の圧力が=定以
下に低下した時、タンク内のガスを該サブタンク内へ導
通ずる逆止弁とを備えた半導体用高圧拡散、酸化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12587678A JPS5849017B2 (ja) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | 半導体用高圧拡散、酸化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12587678A JPS5849017B2 (ja) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | 半導体用高圧拡散、酸化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5552222A JPS5552222A (en) | 1980-04-16 |
JPS5849017B2 true JPS5849017B2 (ja) | 1983-11-01 |
Family
ID=14921101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12587678A Expired JPS5849017B2 (ja) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | 半導体用高圧拡散、酸化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849017B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58124226A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-23 | Toshiba Corp | 半導体熱処理装置 |
DE3721636A1 (de) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Aixtron Gmbh | Quarzglasreaktor fuer mocvd-anlagen |
-
1978
- 1978-10-13 JP JP12587678A patent/JPS5849017B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5552222A (en) | 1980-04-16 |
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