JPS5848781Y2 - 集束組立電線 - Google Patents

集束組立電線

Info

Publication number
JPS5848781Y2
JPS5848781Y2 JP10735577U JP10735577U JPS5848781Y2 JP S5848781 Y2 JPS5848781 Y2 JP S5848781Y2 JP 10735577 U JP10735577 U JP 10735577U JP 10735577 U JP10735577 U JP 10735577U JP S5848781 Y2 JPS5848781 Y2 JP S5848781Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bundled
electric wire
wires
connector
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10735577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5434080U (ja
Inventor
誠 横田
正信 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP10735577U priority Critical patent/JPS5848781Y2/ja
Publication of JPS5434080U publication Critical patent/JPS5434080U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5848781Y2 publication Critical patent/JPS5848781Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等においてその電気系統の接続に使用さ
れる集束組立電線に関するものであり、更に詳しくは電
線に接続されたコネクタ端子を収容するコネクタケース
内における電線とコネクタ端子との接続部、及び該コネ
クタケース外における近傍の電線自由部分のみを、合成
樹脂等により一体成形被覆したことを特徴とする集束組
立電線に関するものである。
集束組立電線は一般に第1図に示すように、複数の電線
より成る集束電線(集束部)の端部から所定長さ延び出
た各電線3aの端部にそれぞれ接続せしめたコネクタ端
子をコネクタケース1または2内に収容してなるコネク
タを有しており、自動車等において所定の位置に配設後
、雌雄のコネクタを嵌合することにより電気的な接続が
集合的に行なわれ得るようになっている。
しかしこのような集束組立電線を構成する各電線3a間
には一般に寸法的な差(バラツキが)が存在し、またそ
の配設経路に従って湾曲せしめて配設する等されるため
、集束電線3が端末部の塩ビテープ3bなどによって集
束されない電線部分4(以下単に自由部分という)にお
いて、各電線3a間に寸法差を生じることは避け難い。
このため、集束組立電線を所定の位置に配設する際に加
わる引張力等の外力は自由部分4における長さの最も短
い電線部分に集中的に作用することとなり、該電線部分
がコネクタケース1または2内の端子との接続部におい
て切断する幣害を招いている。
こうした不具合に対して、従来は電線径を太くすること
によりコネクタ端子との結合強度の増大を計って対処し
てきた。
即ち、所定の配設位置で通電される電流に適応した径の
電線(以下単に必要電線という)よりもはるかに大きい
電線、例えば自動車にあっては少なくとも2mmの電線
を使用して引張力等の外力に耐え得る接続部を形成して
いるのである。
しかしこの場合には必要以上に太い電線を使用している
ため、集束本数が増加すると非常に重量のある且つ太い
集束電線となり、それ故狭い空間内での配設組付作業が
著しく困難になるのみならず、著しく非経済的でもあり
、また電線を収容するコネクタケースも必要以上に大き
くなる問題が生じている。
また、この他にも例えばキャブタイヤ等に使用する成形
電線(ケーブル)においては、コネクタ端子と導体とを
接続後、熱可塑性樹脂により成形した同時成形プラグが
使用されるが、集束組立電線のように端子数、電線径が
それぞれ異なり、自由部分における寸法的なバラツキが
大きいものには成形プラグのような射出成形を行なうこ
とは不可能である。
本考案はこうした事情を背景にして為されたものであり
、その目的とするところは引張力等の外力が作用しても
電線が切断(断線)することのない、結合強度の大きい
集束電線を提供することにある。
このような集束組立電線は、コネクタケース内部におけ
る電線とコネクタ端子との接続部を含む空間部分、及び
該接続部から最大限集束部の端部に至るまでの電線自由
部分を含むコネクタケース外近傍部分のみを、合成樹脂
またはゴムにより一体成形被覆することにより得られる
以下本考案の一実施例を示す図面に基づき更に詳述する
第2図及び第3図において、11は一つの集束組立電線
の端末部に設けられた硬質ナイロン製六極雄コネクタケ
ース(以下単に雄コネクタケースという)、12は他の
一つの集束組立電線の端末部に設けられた硬質ナイロン
製六極雌コネクタケース(以下単に雌コネクタケースと
いう)である。
これらコネクタケース11及び12内において各電線(
ここでは必要電線)13aは、カシメ等によりコネクタ
端子15及び16にそれぞれ接続されて、接続部17及
び18を形成している。
尚、雌雄のコネクタに関して事情は同様であるので以下
雄コネクタ部分についてのみ述べる。
電線13aに接続されたコネクタ端子15をコネクタケ
ース11内のコネクタ端子挿入部19 b内の正規の位
置に固定した後、合成樹脂またはゴムからなる被覆部材
20を挿入口19 aより注入して、前記接続部17を
含む挿入部19 b内を充填するとともに、接続部17
に至る電線13 aの自由端部14のうちコネクタケー
ス11近傍の各電線間の寸法差の大きい部分を一体成形
被覆する。
これにより、一方において電線13aとコネクタ端子1
5との接続部17、及び電線13aの自由部分14のう
ちコネクタケース11近傍の先端部は、被覆材料20を
介してコネクタケース11と一体に固着されることとな
り、他方成形被覆されない自由部分の根元部においては
各電線13aは次第に集束しているため、各線間の寸法
差は殆んど存在しなくなる。
従って、所定の配設経路に従って湾曲せしめられる等し
て配設されることにより、集束電線(集束部)13にか
かる引張力をはしめとする外力の大半は、各電線の自由
部分14の根元部から被覆材料20端面にほぼ均一に分
散して伝わり、更に該被覆材料20を経てコネクタケー
ス11に伝わることとなるため、前記接続部17に外力
が及ぶことはなくなり、且つ短い電線部分にのみ力がか
かることもなくなる。
また配設位置の都合等により電線の自由部分が曲げて使
用される場合にいても、本考案に従えば自由部分におけ
る各電線間の寸法差を極めて小さいものとし得るため、
前記同様外力は分散され、接続部1Tや特定の電線にの
み大きな力がかかることはなくなる。
更に自由部分14の被覆長さを延長して第3図において
二点鎖線で示すように、自由部分14全体及び集束電線
13の集束端部(被覆集束材13bの端末部)を含むよ
うに、合成樹脂またはゴムによって成形被覆すれば、各
電線13aの自由部分14及び集束電線13は被覆部材
20を介してコネクタケース11と一体に固着されるこ
ととなるため、引張力等の外力の大半は集束電線13か
ら被覆材料20を介して直接コネクタケース11に伝わ
り、それ故自由部分14における各電線133間の寸法
差は全く問題とならず、電線の切断の問題は更に良好に
解消され得るのである。
尚、上記実施例では合成樹脂材料としてポリウレタン樹
脂組成物を使用し、形成された半硬質ウレタンフオーム
(密度: 0.5)にて所定の部分を一体成形被覆して
いるが、特にかかるポリウレタン樹脂組51!2物の使
用が本考案の目的を達成するうえにおいて望ましく、ま
た該組e:、物は低温にて成形可能であるために電線及
びコネクタケースを変質させることが少ない特徴も有す
る。
勿論、本考案に使用する被覆材料は前記ウレタンフオー
ムに限定されるものではなく、電化ビニール樹脂若しく
はゴムを用いても目的は十分に達成される。
また、コネクタについても六極(電線が六本)に限らず
多極のコネクタ一般についても有効であり、更にコネク
タケース自身の形状も適宜に選択可能である。
以上詳述り、たように、本考案はコネクタケース内部及
び外部近傍の電線が合成樹脂等により一体成形被覆され
るように構成することにより、配設作業時等に加わる引
張力等の外力が特定の電線にのみかかる事態を解消し、
且つコネクタ端子と電線の接続部に及ぶことのないよう
にしたものである。
このため、各電線の断線を効果的に防止し得ることは勿
論、従来接続部の結合強度の確保に主眼をおいて選定さ
れていた電線を、電気的な要求を満足する最小の線径ま
で細線化することが可能になり、集束組立電線の軽量化
及びこれに伴う組み付は作業の容易化が達成されるとと
もに、経済的にも大幅なコストダウンが可能となる等の
効果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の集束組立電線の一例を示す説明図、第2
図は本考案にかかる集束組立電線の一例を示す説明図、
第3図は本考案にかがる集束組立電線の断面図である。 1.11 :雄コネクタケース、2,12 :雌コネク
タケース、3j3 :集束電線、13a:電線、4,1
4:(電線の)自由部分、15:雄コネクタ端子、16
:雌コネクタ端子、17.18:接続部、20:被覆材
料、19a:コネクタ端子挿入口、19b:コネクタ端
子挿入部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)複数の電線を集束せしめて一体化し、所定の配設
    線路に従って湾曲せしめられ得るように構成した集束部
    の端部から、各電線の端末部分を所定の長さにおいて延
    び出させて、集束されない自由部分を形成すると共に、
    該各電線の自由部分の端部をそれぞれ所定のコネクタ端
    子に接続して、該各コネクタ端子をコネクタケースに収
    容するようにした集束組立電線において、 該コネクタケース内における電線とコネクタ端子との接
    続部の位置する空間部分、並びに該接続部から最大限前
    記集束部の端部に至るまでの電線自由部分を含むコネク
    タケース外近傍部分のみを、合成樹脂若しくはゴムにて
    一体成形被覆したことを特徴とする集束組立電線。
  2. (2)前記合成樹脂がポリウレタン樹脂組成物であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の集
    束組立電線。
JP10735577U 1977-08-11 1977-08-11 集束組立電線 Expired JPS5848781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10735577U JPS5848781Y2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11 集束組立電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10735577U JPS5848781Y2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11 集束組立電線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5434080U JPS5434080U (ja) 1979-03-06
JPS5848781Y2 true JPS5848781Y2 (ja) 1983-11-08

Family

ID=29051388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10735577U Expired JPS5848781Y2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11 集束組立電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5848781Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9000604B2 (en) 2010-04-30 2015-04-07 Clean Current Limited Partnership Unidirectional hydro turbine with enhanced duct, blades and generator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9000604B2 (en) 2010-04-30 2015-04-07 Clean Current Limited Partnership Unidirectional hydro turbine with enhanced duct, blades and generator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5434080U (ja) 1979-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150090490A1 (en) Waterproof structure of wire harness with connector
JPH04102172U (ja) 端子金具と防水栓の固定構造
US5132489A (en) Shielded electric cable
JP5136259B2 (ja) ワイヤハーネス用のプロテクタ
JPH065327A (ja) 防水コネクタ
JPS5848781Y2 (ja) 集束組立電線
GB2085242A (en) An improved electric connector assembly
JP3711261B2 (ja) 差込プラグ
US11367544B2 (en) Grommet and wire harness
JP3147219B2 (ja) 高圧ケーブル
JP3018893B2 (ja) 電源コード
CN222839191U (zh) 强弱电线一体成型的双公头连接器
US11705647B2 (en) Assembly of an electric cable with a cable terminal
JPH09153387A (ja) ジョイントコネクタの取付方法及び取付構造
JPH0621179U (ja) ワイヤーハーネス用接続部品
JP2004362907A (ja) Utpケーブル用介在及びutpケーブル
JPH08164804A (ja) フラットケーブルとリード線の接続器
KR960004952Y1 (ko) 꽂음플럭용 캡타이어 전원코드
JP2544085Y2 (ja) ケーブルの分岐接続部
JPS628093Y2 (ja)
JPH0540485Y2 (ja)
JP2963039B2 (ja) モジュラーコネクタ
JPH02976Y2 (ja)
JPH0323784Y2 (ja)
JPS6331510Y2 (ja)