JPS5848739A - 電子制御エンジンの吸入空気量補正方法 - Google Patents

電子制御エンジンの吸入空気量補正方法

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JPS5848739A
JPS5848739A JP13730881A JP13730881A JPS5848739A JP S5848739 A JPS5848739 A JP S5848739A JP 13730881 A JP13730881 A JP 13730881A JP 13730881 A JP13730881 A JP 13730881A JP S5848739 A JPS5848739 A JP S5848739A
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fuel ratio
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fuel
engine
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Takehisa Yaegashi
八重樫 武久
Toshimi Murai
村井 俊水
Hiroyuki Domiyo
道明 博之
Hiroki Matsuoka
松岡 広樹
Yukio Kinugasa
衣笠 幸夫
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • F02D31/005Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle by-pass

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子制御エンジンの吸入空気量補正方法に係
り、特に、三元触媒を用いて排気ガス浄化対策が施され
た自動車用エンジンに用いるに好適な排気ガスの二次空
燃比から求められる実空燃1′ 比と目標空燃比との偏差に応じて、混合気の空燃比をフ
ィードバック制御すると共に、フィードバック制御時の
実空燃比と予め設定された混合気の基本空燃比との偏差
に応じて、混合気の空燃比を補正するための空燃環フィ
ードバック補正係数、吸入空気量を大気圧補正するため
の高地補正係数、吸入空気量の検出誤差を補正するため
の検出誤差補正係数等を学習補正するようにし九電子制
御エンジンの吸入空気量補正方法の改良に関する。
内燃機関(エンジンと称する)の燃焼室に所定空燃比の
混合気を供給する方法の1つに、いわゆる電子制御式燃
料噴射装置を用いるものがある。
これは、エンジン内に燃料を噴射するためのインシェフ
タラ、例えば、エンジンの吸気マニホルド戚いはスロッ
トルボディにエンジン気前数個或いは1個配設し、該イ
ンジェクタの開弁時間をエンジンの運転状態に応じて制
御することにより、所定の空燃比の混合気がエンジン燃
焼室に供給されるようにするものである。このような電
子制御式燃料噴射装置としては、種々あるが、特に近年
は、電子制御回路がデジタル化されたデジタル電子制御
式燃料噴射装置が開発されている。このような電子制御
式燃料噴射装置において、遡常は、エアフローメータ等
を用いて検出されたエンジンの吸入空気量とディストリ
ビュータ等から入力されるエンジン回転信号から検出さ
れたエンジン回転数に応じて算出される基本の燃料噴射
量に、エンジン各sK配設されたセンサから入力される
エンジン状態等に応じ比信号による補正を加え、エンジ
ン回転と同期して常に同じクランク位置で噴射する同期
噴射と、始動性或いは加速直後の応答性を向上するため
、通常の同期噴射とは別に、走行状態に合わせてセンサ
からの信号が入った直後だけ所定量の噴射を行なう非同
期噴射が行なわれている。
前記同期噴射に対応してインジェクタを開いている同期
噴射時間は、例えば、エアフローメータからの吸入空気
量とディストリビュータからの回転信号を用いて算出さ
れる基本噴射時間に、各センナからの信号により、冷間
時、加速時等その時のエンジン状態に応じて噴射時間を
補正するための補正係数を乗算し、更に、電圧変動によ
るインジェクタの作動遅れを補正するための無効噴射時
間を加えることによって決定されている。前記基本噴射
時間け、例えば、エンジン始動性の向上を図るため、エ
ンジン始動時には吸入空気量、エンジン回転数に拘らず
所定時間とされることによって、始動時補正され、又、
始動直後のエンジン回転を安定させるため、エンジン始
動後の一定時間は声量されることによって、始動後増量
補正され。
更に、吸入空気温が低い時に、空気密度が大きくなって
空気量が増大することによる空燃比のすれを防止するた
め、吸入空気温が低い時に増量されることによって、吸
入空気温補正され、又、冷間時の運転性確保の几め、冷
却水温の低い時は増量されることによって、暖機増量補
正され、更K、加速直後のもたつきの防止及び加速性能
の向上を図る友め加速直後の一定時間は増量を行なうこ
とによって、暖機時加速増量補正され、又、高負荷\ 時にエンジン出力を増大させる几め、絞り弁開度が例え
ば60°以上の高負荷時に増量を行なうことによって、
出力増量補正され、更に、混合気の空燃比を所定空燃比
、例えば理論空燃比近傍とするため、排気ガス中の酸素
濃度に応じて増量比を変化させることによって、空燃比
フィードバック補正されている。又、触媒コンバータの
過熱防止及び燃費節減のため、或いは、車速を強制的に
押えるため、エンジンブレーキ時、或いは、車速か規定
最高速を越えた時には、燃料噴射を停止して燃料カット
を行なうようにされている。
このような電子制御式燃料噴射装置、特にデジタル化さ
れたデジタル電子制御式燃料噴射装置によれば、燃料噴
射量を極めて精密に制御することが可能となるという特
徴を有する。
このような電子制御式燃料噴射装置を備えた電子制御エ
ンジンにおいて、エア70−メータ等により検出される
吸入空気置け、燃料噴射量、点火時期出力増量、加減速
時の増減量、排気ガス再循環量等の制御に用いられ、重
要なパーラメータとなっている。しかし、空気密度は、
自動車が走行する高JIK関係して変化し、又、エアフ
ローメータ等の吸入空気量検出手段の出力特性は、例え
ば、吸入空気流に関係して揺動する測定板の周辺からの
吸入空気の漏れの流量が、エアフローメータの吸気壁へ
の汚れの付着に伴なって変化することにより変化するの
で、正確な燃料噴射蓋或いは点火時期等管算出するため
には、エアフローメータの出力を補正して吸入空気量を
算出する必要がある。
従って、排気ガスの二次空燃比から求められる実空燃比
と目標空燃比との偏差に応じて、混合気の空燃比tフィ
ードバック制御するようにした電子制御エンジン′にお
いては%フィードバック制御時の実空燃比(目標空燃比
と一致)と予め設定され食混金気の基本空燃比との偏差
に応じて、混合気の空燃比を補正する友めの空燃比フィ
ードバック補正係数を学習補正するだけでなく、吸入空
気量を大気圧補正するための高地補正係数、エア70−
メータにおける吸入空気量の検出誤差を補正するための
エアフローメータ補正係数等を学習補正することが提案
されている。
コノヨうな学習補正を採゛用することによって、吸入空
気量尋の補正精度が高められ、空燃比等の制御精度が高
められるものであるが、従来は、学習補正される補正係
数に対して、適切なカードが設定されておらず、誤補正
により、エンジンストール、始動不能等を生じる恐れが
あった。尚、各補正係数のそれぞれに上下限ガードを設
けることも考えられるが、補正係数の全てが上限値或い
は下限値をとった場合、ガードの意味をなさないことが
あった。
本発明は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、学習補正される補正係数に対して、適切衣ガードが
設けられ、従って、誤補正によるエンジンストール、始
動不能等を生じることがない電子制御エンジンの吸入空
気量補正方法を提供することを目的とする。
本発明は、排気ガスの二次空燃比から求められる実空燃
比と目標空燃比との偏差に応じて、混合気の空燃比をフ
ィードバック制御すると共に、フィードバック制御時の
実空燃比と予め設定された混合気の基本空燃比との偏差
に応じて、混合気の空燃比を補正するための空燃比フィ
ードバック補正係数、吸入空名量を大気圧補正するため
の高地補正振数、吸入空気量の検出誤差を補正するため
の検出誤差補正係数等を学習補正するようにした電子制
御エンジンの吸入空気量補正方法において、前記空燃比
フィードバック補正係数、高地補正係数、吸入空気量補
正係数等の学習補正される補正係数のうち、少なくとも
2個以上を組合せた値に対して、カードを設けることに
より、前記目的を達成したものである。
又、前記ガードを、前記空燃比フィードバック補正係数
と高地補正係数を組合せた値に対して設けたものである
本発明は、空燃比学習制御において基本空燃比のずれが
大きい場合、学習が十分に行なわねると、学習による補
正値が大きく、フィートノ(ツク補正値が小さくなり、
一方、学習が十分性なわれていない場合には、学習によ
る補正値が小さく、フィードバック補正値が大きくなる
ことに着目してなされたものである。
以下図面を参照して1本発明の実施例を詳細に説明する
本発明に係る吸入空気量補正方法が採用された電子制御
エンジンの実施例は、第1図及び第2図に示す如く、エ
ンジン10の吸気通路12のエアクリーナ14より下流
側に配設され友、エンジンの吸入空気量を検出する九め
のエアフローメータ16と、皺エアフローメータ16内
に配設され友、吸入空気温音検出するための吸気温上ン
サ18と。
エンジン回転に応じて回転する軸2oat有するディス
トリビュータ20に内蔵され、エンジン回転に応じてパ
ルス信号を発生するクランク角センサ22と、エンジン
ブロック24に配設された、エンジン冷却水温を検出す
るための冷却水温センサ26と、吸気通路12に配設さ
れ念、アクセルペダルと連動して開閉される吸気絞り弁
28の開度及び開度変化速度を検出するためのスロット
ルポジションセンサ30と、排気ガスの二次空燃比を検
出するための、混合気の燃焼によって形成された排気ガ
スが流入する排気マニホルド32の下流側に配設された
、触媒、例えば三元触媒が充填された触媒コンバータ3
4に流入する触媒流入ガス中の残存酸素濃Ifを感知す
る酸素濃度センサ36と、混合気の空燃比を制御するt
めに、エンジンlOの吸気マニホルド42内に燃料を噴
射するインジェクタ44と、吸気通路12の途中のサー
ジタンク46に配設された、アイドル時に前記吸気絞り
弁2.8をバイノ(スする空気流量を制御するための、
パルスモータ、電磁作動弁等からなるアイドル回転速度
制御弁48と、エンジンの吸入空気量とエンジン回転数
に応じて基本の燃料噴射時間を算出すると共に、算出さ
hw基本の溶料噴射時間に対して、排気カスの二次空炉
比がら求めらハる実空燃比と目標空燃比との偏差に応じ
て空燃比フィードバック補正を行なうと共に、フィード
バック制御時の実空燃比、即ち目標空燃比と予め設定さ
れた混合気の基本空燃比との偏差に応じて、混合気の空
燃比を補正するための空燃比フィードバック補正係数、
吸入空気it&大気圧補正するための高地補正係数、エ
アフローメータにおける吸入空気量の検出誤差を補正す
るためのエアフローメータ補正係数等?学習補正し、梃
に、前記空燃比フィードバック補正体数、高地補正係数
、エアフローメータ補正係数等の学習補正される補正係
数の各々に対して上下限ガードを設け、且つ、前記空燃
比フィードバック補正係数と高地補正係数全組合せ比値
に対して上下限ガードを設け、前記インジェクタ44に
燃料噴射信号を出力するデジタル電子制御回路50とか
ら構成されている。
第1図に−おいて、52は点火プラグであり、第2図に
おいて54はバッテリである。
前記デジタル電子制御回路50は、第2図に畦細に示す
如く、エアフローメータ16、吸気温センサ18.冷却
水漏センサ26.酸素myセンサ36、及び、バッテリ
54出力のアナログ信号をデジタル信号に変換するため
の、マルチプレクサ機能を有するアナログ−デジタル変
換器6oと、前記クランク角センサ22、スロットルポ
ジションセンサ30出力のデジタル信号を入力すると共
に、演算結果をインジェクタ44及びアイドル回転速度
制御弁48に出力するのに適し几タイミングで出力する
、バッファ機能を有する入出力インタ−7エース回路6
2と、水晶発振器64aを備えた中央演算処理回路64
と、リードオンリーメモリ66と、ランダムアクセスメ
モリ68と、電源バックアップ用のランダムアクセスメ
モリ7゜とから構成さ・れている。
以下動作を説明する。まず、デジタル電子制御回路50
t−j、エアフローメータ16出力の吸入空気量Qとク
ランク角センサ22出力から算出されるエンジン回転速
度Nにより、次式を用いて燃料の基本噴射時間TP  
を算出する。
ここでKは係数である。
f(て、各センサからの信号に応じて、次式を用いて前
記基本噴射時間TP  を補正することにより、有効同
期噴射時間τ、?算出する。
τ+ =Tp −f (A/F )・、/’(WL)・
−f (THA )X(1+/(ASE)十/(#)+
f(OTP))X(1−7(R8))−(2)ここで、
f(A/FltJ空蛤比フィードバック情正係数、f(
WL)は暖機増蓋補正係数、f(THA)は吸気@補正
係数1.f(hsE>は始励後瑠重補正IL/(AEW
)は暖機時加速増凪補正係数、f (OTP )はオー
バーヒート(出力)増蓋係数、f(R8)は減量係数で
ある。
このようにして求められる有効向期噴射時闇τ1に、次
式に示す如く、バッテリ電圧が低下した際のインジェク
タ44の応答遅れ時間に対応する無効噴射時間τVを加
えることにより、同期噴射時間τ畠を算出する。
t8=τ1+τv  ”””“−°°−(3)この同期
噴射時間τBに対応する燃料噴射信号が、インジェクタ
44に出力され、エンジン回転と同期してインジェクタ
44が同期噴射時間T8 だけ開かh−て、エンジンの
吸気マニホルド42内KIe料が噴射される。
本実施例における、各補正係数を学習補正するための学
習補正用データは、第3図のようにして算出される。即
ち、まず、ステップ101で、エアフδ−タ16の検出
信号がら空燃比フィードバック制御2サイクル当りの吸
入空気t−の平均値Q’を算出する。ついで、ステップ
102で、ステップ101の2サイクルと同じ2サイク
ルにおける平均フィードバック空燃比の目標空燃比に対
する偏差Dt−算出する。この偏差りの単位は例えばチ
とし、目標空燃比に対して希薄側の偏差りは正、目標空
燃比に対して過濃側の偏差りは負とする。
更ニ、ステップ103で、スロットルポジションセンサ
30の出力に応じて、絞シ弁28が全閉状態であるか否
かが判別され、絞シ弁28が全閉状態である場合にはス
テップ104に進み、一方、絞り弁28が開かれている
ときにはステップ105に進む。ステップ104では、
吸入窒気曖の平均値Qがアイドル時に対応する第1の領
域Ql″−Q2(Ql<C2)内にあるか否かを判別し
、mlの領域内にある場合にはステップ106へ進み、
一方、第1の領域内にない場合にはこの10グラムを終
了する。ステップ106では、次式で示す如く、第1の
領域のために設けられている第1の記憶sMIの学習補
正用データMAと、偏差りの和の−を新念なデータMA
とする。
このデータMAは、エンジンの運転を停止しt時、或い
は、後述のステップ214(第4図)を実行し九時にク
リヤされる。ここで偏差りをそのまま新たなデータMA
とせず MA+D−を新たなデーりMAとしているのけ
、不測の原因によりデータMAが全く関係のない値とな
るのを防止して、データMAの信頼性を高めるためであ
る。ステップ107では、第1の領域のために設けられ
ている第10カウンタの値c1を1だけ加算する。この
第1のカウンタの値C1は、エンジンの運転を停止し九
時、或いは、後述のステップ214(第4図)を実行し
た時にクリアされる。続いて、ステップ108では、第
1のカウンタの値C1が3以上であるか否かを判別し、
C1が3以上であわばステップ109へ進み、C1が3
未満であればプログラム、を終了する。ステップ109
では、第1の領域のデータの使用許可フラグFAを0か
らIKする。ここで、フラグFAが1となっている状態
は、学習が進み、データMAが十分に信頼できる状態に
なつ几ことを意味している。
一方、ステ、ツブ105では、吸入空気量の平均値Qが
、エンジンの低負荷時に対応する第2の領域Q3〜Q4
(C2<C3<C4)内にあるが否かを判別し、第2の
領域内にある場合にはステップll0K進み、一方、第
2の領域内にない場合にはステップIIIK進む。ステ
ップ110.112.113.114は、前述のステッ
プ106゜107.108,109に対応している。即
ち、゛ステップ110では、次式に示す如く、第2の領
域のために設けられている第2の記憶部M2の学なデー
タMBとする。
このデータMBは、エンジンの運転を停止し九時、或い
は、後述のステップ214(@4図)を実行した時にク
リヤされる。ついで、ステップ112では、第2の領域
の念めに設けられている第2のカウンタの値C2に−1
だけ加算する。この第2のカウンタの値C21j、エン
ジンの運転を停止した時、或いは、後述のステップ21
4(第4図)を実行した時にクリヤされる。更に、ステ
ップ113では、!2のカウンタの値C2が3以上であ
るか否かを判別し、C2が3以上であればステップ11
4へ進み、C2が3未満であればこのプログラムを終了
する。ステップ114では、嬉2の領域のデータの使用
許可フラグFBを0から1にする。
又、ステップ111では、吸入空気量の平均値Qが、エ
ンジンの高負荷時に対応する第3の領域Q5〜Q6 (
C4<C5<C6)内にあるが否かを判別し、1M3の
領域内にある場合にはステップ115へ進入、一方、第
3の領域内にない場合にはこのプログラムを終了する。
ステップ115.116.117.118Fi、前述ノ
ステップ106゜107.108.109にそわそれ対
応している。
即ち、ステップ115では、次式に示す如く、第3の領
域のために設けられているwc3の記憶部Mを祈念なデ
ータMCとする。
このデータMCFi、エンジンの運転を停止した時、或
いは、後述のステップ214(@4図)を実行した時に
クリヤされる。つい・で、ステップ116では、第3の
領域のために設けられている第3のカウンタの値C3を
1だけ加算する。この第3のカウンタの値C3F!、エ
ンジンの運転管停止した時、或いは、後述のステップ2
14(第4図)を実行しに時にクリヤされる。更K、ス
テップ117でけ、第3のカウンタの値C3が3以上で
あるか否かを判別し、C3が3以上であわばステップ1
18へ進み、C3が3未満であればこのプログラムを終
了する。ステップ118では、@3の領域のデータの使
用許可フラグFCtOから1にする。
次に、第3図に示し友ような流ね図によって算出さ7″
Iた第1乃至第3の記憶部Ml、M2、M3のデータM
A、MB、MCに基づいて、高度補正値FHAC及びエ
アフローメータ補正値FAFM管算出する方法を、第4
Vt参照して説明する。
まず、ステップ201では、フラグFA、FBが共に1
であるか否かを判別し、フラグFA、FBが共にlであ
ればステップ202へ進み、フラグFA、FBの少なく
ともいずわが一方が0であれば、ステップ203へ進む
。ステップ202では、データMA%MBが共に2チ以
上、であるか否か。
即ち、目標とする理論空燃比に対して基本空燃比が希薄
側へ2チ以上ずれているか否かを判別し。
2チ以上ずれていればステップ204に進み、ずわが2
−未満である場合にはステップ205に進む。ステップ
204では、次式に示す如く、現在の高度補正値FHA
CにデータMAを加算して新たな高度補正値FHACと
し、ステップ206に進む。
FHAC+MA−+FHAC・・・・・・・・・・・・
(7)ステップ203では、フラグFB、FCが共に1
であるか否かを判別し、フラグFB、FCが共Klであ
ればステップ207へ進み、フラグFB。
FCの少なくともいずれか一方が0であればこのプログ
ラムを゛終了する。ステップ207では、偏差データM
B、MCが共に2チ以上であるか否か、即ち、!l理論
空燃比対して基本空燃比が希薄側へ2s以上ずれている
か否かを判別し、2チ以上ずれている場合KViステッ
プ208へ進み、ずれが2−未満である場合にはステッ
プ205へ進tr。
ステップ208では1次式に示す如く、現在の高度補正
値FHACKデータMC,を加算し、新たな高度補門値
FHACとして、ステップ206へ進む。
FHAC+MC−+FHAC・・・・・・・・・(8)
自動車が高地から平野部へ移る場合、実空燃比は、第1
.籐2及びtM3の領域のいずれにおいても希薄側へ所
定値以上ずれる。しかし場合によりエンジンが第3の領
域で運転されず、第1及び第2の領域だけで運転され、
即ち自動車bt高負荷で走行することなく高地から平野
部へ移る場合、或いは、エンジンが第1の領域で運転さ
れず、第2及び第3の領域だけで運転され、即ち、自動
車b=途中で止まることなく高地から平野部へ下る場合
がそれぞれ予想される。従って、ステップ202、ステ
ップ207のように偏差データMA、MIl’共に2−
以上であるか、或いは、偏差データMB。
MCが共に2%以上であれば、高度カー下降したと判断
して高度補正値FHACt更新する。ステップ204,
208における高度補正値FHACの!新のためにデー
タMBが用いられず、データMA或いはMCが用いられ
ているのは、データMB′に比べてデータMA或いはM
 Cbt燃料蒸発ガスの放出から受けている影響bt非
常に少ないためである。
更に、ステップ205では、フラグFA、FB。
FCがいずれもlであるか否かを判別し、フラグFA、
FB、FCがいずれも1である場合にはステップ209
に進み、フラグFA、FB、FCの多層くともいずれか
1つが0である場合にはこのプログラムを終了する。ス
テップ20りでは、データMA、MB、MCがいずれも
−3−以下であるか否か、即ち、理論空燃比に対して過
濃側へ3慢以上ずれているか否かを判別し、3%以上ず
れている場合にはステップ210へ進み、ずれb’−3
−未満である場合には、ステップ211に進む。
ステップ21pでは、次式に示す如く、データMA、M
B、MCのうち、最も零に近いものを現在の高度補正値
FMACに加算し、祈念な高度補正値FHACとする。
Fi(AC+min(MA1MB%MC)→FHAC−
・・・(9)ここで零に最も近いデータを採用している
のは。
高度変化以外の燃料蒸発ガスの放出勢の他の影響を受け
ている可能性が一番少ないからである。
ステップ206では、高度補正値FHACが5−より小
さいか否かを判別し、5%未満であればステップ212
へ進み、5%以上であればステップ213へ進む。ステ
ップ212では、高度補正値FHACが一20%を越え
ているか否が全判別し、−20チを越えていればステッ
プ214に進み、−20’1以下である場合にはステッ
プ215へ進む。ステップ213では高度補正値FHA
CK上限ガードをかけ、高度補正値FHACの上限値を
591とする。又、ステップ215では、高度補正値F
HACK下限ガードをかけ、高度補正値FHACの下限
値fニー20%とする。ここで高度補正値FHACの範
囲を制限しているのは、酸素製置センサ36の故障等の
突発原因による高度補正値FHACの異常な変化を防止
する九めであり基準値Osに対して、上限ガードの絶対
値が下限ガードの絶対値より小さくされているのは、平
野部における高度補正値F)IACが基準値として採用
されているからである。
更に、ステップ211では、データMCを基準に、デー
タMAに1,5嘩を加えて得られた値(MA+1.5%
)が、データMBK0.5%加えて得られた値(M B
 + 0.5%)より小さく、且つ、データMBに0.
5−管加えて得られ几値(MB+0.5%)が、データ
MCより小さいが否かを判別し、(MB+0.5q6)
の値が、(MA+1.5チ)とMCの間にあれば、ステ
ップ216に進み、(MB+0.5%)の値が前記範囲
にない場合にはステップ217へ進・む。ステップ21
6では1次式に示す如く、現在のエアフローメータ補正
値FAFMに−1,5−を加え、新九なエアフローメー
タ補正値FAFMとする。
FAFM−1,51−+FAFM  −−−−・−・−
(M))ステップ217ではデータM(l基準として。
データMAK−1,5チを加えて得られた[(MA−1
,5チ)が、データMBに−0,5−を加えて得られた
慎(M B −0,5チ)より大きく、且つ、デーpM
BK−0,5%加して得られ7’j値(MB−O,S 
S >が、データMCよシ大きいか否かを判別し% (
MB−0,5%)の値が1MC’と(MA−1,5%)
の間にあればステップ218に進み、(M B −0,
5チ)の値が前記範囲にない場合はこのプログラムを終
了する。ステップ218では、次式に示す如く、現在の
エアフローメータ補正値FAFMに1.5チを加えて、
断念なエアフローメータ補正値FAFMとする。
FAFM+1.51−+FAFM  −−−−・−・・
−(u)ここでに、吸入空気流蓋が減少するほど、実空
燃比が理論空燃比から大きくずれるような特性がデータ
MA%MB、MCに表われているが否かを判別し、表わ
れていれば、エアフローメータ補正値FAFMに1.5
%或いは−1,5%管加えて、実空燃比が理論空燃比に
近づくようにエアフローメータ補正値FAFMを補正し
ている。この際に、エア70−メータ16の出力誤差に
起因する空燃比の偏差は、アイドリンク時に最も大きく
、且つ、エア70−メータ補正値FAFMの変化による
空燃比の偏差の変化は、吸入空気量が大きい場合には小
さいので、エアフローメータ補正値FAFMは、アイド
リング時の偏差が小さくなるように、ステップ216,
218において、アイドリンク時の偏差に合せて±1.
5%と大きく補正される。
更に、ステップ219ではエアフローメータ補正値FA
FMが5%未満であるか否かを判別し、5チ未満であれ
ばステップ220へ進み、5チ以上であればステップ2
21へ進む。ステップ220では、エアフローメータ補
正値FAFMが−20−紮越えているか否かを判別し、
−20嘔を越えていればステップ214へ進み、−20
%以下であればステップ222へ進む。更に、ステップ
221では、エアフローメータ補正値FAFMに上限ガ
ードをかけ、エアフローメータ補正値FAFMの上限値
を5−とする。一方、ステップ222では、エアフロー
メータ補正値FAFMに下限ガードをかけ、エアフロー
メータ補正値FAFMの下限値?ニー20%とする。こ
こで、下限ガードの絶対値が上限ガードの絶対値より大
とされているは、汚れのない新品のエアフローメータを
基準としている几めである。
ステップ214では、第1乃至第3の記憶部M1″″−
M3%訳!乃至tX3のカラン、り、及び、第1乃至第
3のフラグFA、FB、FCの内容をクリアして、この
プログラムを終了する。
前記のようなプログラムによれば、高度補正値FHAC
KFi、下限値−20%、上限値5チのガードがかけら
れており、又、図示していないが、一般に空燃比フィー
ドバック補正係数FAFの下限ガードIfi−20%、
上限ガードは+201p程度とされており、従って、高
度補正値FHACと空炉比フィードバック補正係数FA
Fの和に対する下限ガードはそのままでは−401、上
限ガードU+251となるが、このように大きいガード
では、カードが有効々意味を持たず、誤補正によりエン
ジンストール、始動不能等が生じる可能性がある。従っ
て、本発明においては、第5図に示す如く、空燃比フィ
ードバック補正係数FAFと高度補正値FHACの和を
レジスタAに入れ、このレジスタAに入れられた値に対
して、上限ガード+10’jl、及び下限ガード−25
1のガードをかけてから1次式によゆ、燃料噴射時間r
ft−算出するようにしている。
r=τo×(1+尤ぜAFM 、  ・・・・・・・・
・ (I2)00 従って、エンジンストールに至るような驕補正が確実に
防止される。
尚、前記実権例においては、ガードが互いに相反する特
性を有する空燃比フィードバック補正係数と高度補正係
数の和に対して設けられていたので、効果的に誤補正を
防止できるものであるが。
ガードを設ける組合せはこれに限定されず、他の学習さ
れる補正係数の組合せに対して設けることも勿論可能で
ある。
又、前記実施例においては、本発明に係る吸入空気量の
補正が、燃料噴射時間の制御、即ち、空燃比の制御のみ
に適゛用されていたが、本発明に係る吸入空気量補正方
法の適用範囲はこれに限定されず1点火時期等他の項目
の制御にも同様に適用できる仁とは明らかである。
以上説明した通り1本発明に、よれば、学習補正される
補正係数に対して適切なカードが設定され、従って、誤
補正によるエンジンストール、始動不能等を確実に防止
できるという優れた′効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る吸入空気量補正方法が採用さh
た電子制御エンジンの構成を示す、一部ブロック線図を
含む断面図、第2図は、前記実施例におけるデジタル電
子制御回路の回路構成を含むブロック線図、第3図は、
前記実施例における各補正係数の学習補正に用いられる
データを算出して1憶するプログラムを示す虞れ図、第
4図は、同じく前記実施例における、記憶され念データ
に基づいて高度補正値及びエアフローメータ補正値を算
出するプログラムを示す流れ図、第5図は、同じく前記
実施例における、溶料噴射時間を算出するプログラムの
一部を示す流れ図である。 10・・・エンジン、16・・・エアフローメータ。 22・・・クランク角センサ、36・・・酸素濃度セン
サー44・・・インジェクタ、50・・・デジタル電子
制御回路。 代理人  高 矢、   論 (ほか1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  排気ガスの二次空燃比から求められる実空燃
    比と目標空燃比との偏差に応じて、混合気の空燃比をフ
    ィードバック制御すると共に、フィードバック制御時の
    実空燃比と予め設定された混合気の基本空燃比との偏差
    に応じて、混合気の空燃比を補正するための空燃比フィ
    ードバック補正係数、吸入空気量を大気圧補正するため
    の高地補正係数、吸入空気量の検出誤差を補正するため
    の検出誤差補正係数等を学習補正するようにした電子制
    御エンジンの吸入空気量補正方法において、前記空燃比
    フィードバック補正係数、高地補正係数、検出誤差補正
    係数等の学習補正される補正係数のうち、少なくとも2
    個以上を組合せた値に対して、ガードを設けたことを特
    徴とする電子制御エンジンの吸入空気量補正方法。
  2. (2)前記ガードを、前記空燃比フィードバック補正係
    数と高地補正係数を組合せt値に対して設は几特許請求
    の範l!l第1項に記載の電子制御ニンジンの吸入空気
    量補正方法。
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