JPS5848700A - 電解浴中の金属イオン濃度の制御方法 - Google Patents

電解浴中の金属イオン濃度の制御方法

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JPS5848700A
JPS5848700A JP14609881A JP14609881A JPS5848700A JP S5848700 A JPS5848700 A JP S5848700A JP 14609881 A JP14609881 A JP 14609881A JP 14609881 A JP14609881 A JP 14609881A JP S5848700 A JPS5848700 A JP S5848700A
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斎藤 隆穂
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山口 すすむ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属の連続電解析出をほどこす装置の電解液
の濃度をあらかじめ定められた値に自動的に制御する浴
濃度制御方法に関するものである。
電解析出とは電気エネルギーを用いて金属塩水溶液中の
金属イオンを、他の素地表面に析出させる方法をいい、
電解液とは該電解析出反応を行なわしめる液をいう。
かかる電解液において一1電解析出金属組成、析出効率
等の電解性能は電解液の組成に依存するもので、適正な
る電解液組成管理から必要となる。
電解液組成は該電析量と電解液が電析物表面に付着して
次工程へ持ち出される量(以下ドラッグアウト量と記す
)と、さらには被電析表面に付着して前工程より持ちこ
まれる夾雑イオン量および被電析金属体から電解液中に
溶出する量(以下溶出量と記す)等によって変動する。
しかるに不溶出陽極を用いて電解析出を行なう場合は、
電析lこよって消費される金属量の補給は該金属を別の
方法で該電解液に溶解するか、炭酸塩等金属と結合して
いる化学種が容易に系外に出てい°く物質によって補給
しなければならない。一方ドラッグアウトによって消費
される金属については、硫酸塩等電解液を構成する物質
で補給する必要がちる。
さらζこ、一般に金属を電解析出させる場合に、夾雑イ
オン(例えば被電析体として一般的fr、Fe)の影響
を受け、目標金属を高い電流効率でもって電解させる場
合は、夾雑イオンを何らかの方法で低下させるか、目標
電析金属イオン濃度を増大させて目標金属イオン濃度と
夾雑イオン濃度の比をある一定の値以上に保つ必要があ
る。
本発明者らは3波長比色計によって、目標金属イオン濃
度と夾雑イオン濃度が測定しうろことに4着目し、更に
はpH測定値と併せて演算回路tこより計算し、目標金
属イオン濃度番求め、電析金属消費量とドラッグアウト
消費量を求めて夫々番こ該当する該金属化合物を電解浴
中に補給するシステムを開発した。さらに3波長比色計
による目的金属イオン濃度と夾雑イオン濃度の求め方を
説明する。
吸光4度法にて複数の金属イオンの測定を行う場合、そ
れぞれの金属イオンの波長が重なり合って相互に干渉し
合い適切な吸光度が得られない。たとえば第2図に示す
様に、目的金属イオンの最適波長がI。で妨害金属イオ
ンの吸収波長がII + I2にそれぞれあったときI
O値は11 + I2の影響を受けて様に影響するかは
その測定物質によってその都度異なり、また、それぞれ
の測定物質の濃度によっても影響の度合は異なる。それ
故、測定元素とその濃度の組合せに応じて実験的に影響
の度合を考慮して測定方法を決める必要がある。
そこで本測定においては目的金属イオンが1元素と妨害
金属イオンが2元素であり、それぞれの金属イオンに適
したフィルターを設置した3波長比色計を用いた。その
測定方式は目的波長I。と妨害波長■1と12の関係よ
り、真の吸光度=■。±(■1十l2)−ブランク値 
の式で真の吸光度を求め、あらかじめ濃度既知の金属イ
オン量との吸光度の関係式から目的金属イオン量を求め
ることができる。
この様に電解析出液の組成の自動制御を行うことによっ
て、通電量さえ調節すれば、容易に電析金属量を制御す
ることができ、電析表面品質を極めて高く維持すること
ができるものである。
以下本発明を図面に従いNiを夾雑イオンFe”。
Fe   の存在下で電析する一実施例について説明す
る。第1図において、電解液1は電解槽2と循環タンク
3の間をポンプ4と4′を介して循環しており、温度コ
ントロー2−5により一定温度に制御されている。該循
環タンク3よりサンプリング用ポンプ6を介して電解液
1をサンプリングしてサンプル中に含まれるゴミ、懸濁
物等の妨害物を前処理装置7にて処理し清浄なサンプル
とする。
該前処理済電解液を連続式3波長比色計8に供給する。
該連続式3波長比色計8とは目的金属イオンであるニッ
ケル濃度と、ニッケル濃度を測定する上で妨害となるF
e2+イオン濃度とFe3+イオン濃度の3金属イオン
を測定する分析計である。ニッケルイオンを吸光4度法
で測定す′る場合、最も感度の良い最大吸収波長を選定
すると、必然的にFe2+(オン波長とFe3+イオン
波長がニッケルイオンの波長と重なり、ニッケルイオン
測定上の妨害元素となる。
また、実験の結果第3図に示すごとく、該Fe”イオン
はN+  イオンに対しては負誤差となり、re  イ
オノはN1  イオンに対して正誤差となって妨害する
。故にこの妨害を除き正確なニッケルイオン量を分析す
るためには、第4図に示すような光源21からの光をス
リット22にて方向性を与え回転式フィルター23に設
置した第5図に示すようなH12+用フィルター(A)
とFe2+用フイルター (B)とFe3+用フイルタ
ー(C)にょシ各イオンに適した波長に分離できるよう
にして、該回転式フィルター23を通過した波長の光を
連続フローセル24に導き、ここで吸光された光を検出
器25に供給し、それぞれの金属イオン量濃度信号とし
て第1図の演算部9に送る。該演算部9にて計算して、
表示部10に表示して、目的金属イオン濃度が設定値よ
シ低い場合は、制御部11からポンプ12を介してN 
H2+4オン補給タンクBからNi2+イオンをNiS
O4・6H,Oとして補給する。該前処理装置7で処理
された電解液1は連続−計14に供給し、州値を測定し
、−濃度信号を演算部9にて計算し、表示部10に表示
して所定…値より低い場合は、制御部11からの信号に
よシポンプ1zを介してpH補給タンク16′からNi
CO5を補給する。第1図中15は鋼板、16は電極、
17は通電ロールである。
また夾雑イオンとして電解液1中に蓄積する全Feイオ
ンは、ニッケル電解析時に同時にFeイオ/も電解析出
して、ニッケル電解析出効率を低下させる。この関係を
第6図に示す。それ故ニッケルイオン濃度と全鉄イオン
濃度比を一定範囲内(N i/Feとして2以上)に制
御することが必要である。
以上詳述した如く本発明によれば電解液の液濃度の変動
要因としての電析量、ドラッグアウト量。
夾雑イオン量を迅速に測定し自動的に制御でき電解液の
濃度管理がよシ一層安定的に可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブロック図であり、第2図は吸光4度
法で測定する際の目的波長と妨害波長の関係を示す。第
3図は妨害イオンの種類によ、り妨害の影響の仕方が異
なることを示すもので、第4図は連続式3波長比色計ブ
ロック図であり、第5図は第4図の回転式フィルター2
3の詳細図である。第6図はNiの電流効率とNi/F
eの関係を示したものである。 1 電解液     2 電解槽 3 循環タンク 4、4.6.12.17  ポンプ 5 温度コントローラー 7 前処理装置   85波長比色計 9 演雇部    10  表示部 11  制御部     12  Ni補給タンク13
pH補給タンク  14  pH計15  鋼板   
   16  電極17  通電ロール   21  
光源22  スリット    23  回転式フィルタ
ー24  フロー七ル  25  検出器第4回 給5面 第6区 手続補正誉 餡/FD57年4月30日 、爵許庁長官 島田要衝 殿 」事件の表示 11841156年特許w4第146098号2元明の
名著ト 重層浴中の金属イオン濃度の制御方法 3梱IE kする者 ◆注との関係  特許出願人 住 所  東示都十代田区犬デ町2丁目6番3号名杯 
(665)sr日本製鐵株式会社1徽者  武 1) 
  豊 4代 理 人 ′r′105電(503)4877住 
81T   東京都港区四ilr橋1−12〜1第l森
ビル8)嘴6梱正により種卵す/)発明の数 0 7補正の対象  y≦1)vの計1池な説1力8補正の
内容 (1)面細書第3頁8行におし)で。 「イオン濃度と夾雑イオン濃度力・」とl’ Qt11
ホしうることに看目し・・・」の間に1次の文皐’it
 hl1人−Tる。 「目的元素による着色勿直接」 (2)明a畜第4貞12行く=おしAて、「どの様に影
響する力1はその街1j″)Ji吻貝」と「によってそ
の都度・・・」 の間に次の文草を加入する。 「σ)組合せ」 (3)明#l蕾第4頁11行〜12h−お・(1て。 「・・・、真の吸光度−1O±(■、+1、) フラン
ク11+′iとあるを、 「・・・、真の吸光度−〔工。±(1,’+1.211
11±(lIIF2)、1と補正する・ (4)明細書第5貞第20行(二おし1−(。 「負誤差」とある盆。 「正誤差」と補正する。 (5)明細書第6貞第1行(二eし)て、「正誤差」と
あるを、 「負誤差」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属電解析出設備において、金属電解析出槽の処理浴の
    一部を連続3波長比色計に、該比色計の前処理装置を経
    て導き目的波長用フィルターAと妨害元素用フィルター
    B及びCからの信号と連続pH計からの信号を演算1回
    路に入れ、目的金属濃度と妨害元素濃度の比を計算して
    目的金属濃度設定値を求めるとともに、電解析出金属量
    とドラッグアウト金属量を計算し、夫々の金属消費量に
    見合う該金属化合物の補給量を制御することを特徴とす
    る電解浴中の金属イオン濃度の制御方法。
JP14609881A 1981-09-18 1981-09-18 電解浴中の金属イオン濃度の制御方法 Expired JPS6030759B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036686A (ja) * 1983-08-08 1985-02-25 Dowa Mining Co Ltd 銅電解系統のプロセス制御法
JPS60138096A (ja) * 1983-12-26 1985-07-22 C Uyemura & Co Ltd めつき方法
JPS6293647A (ja) * 1985-10-21 1987-04-30 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 溶液の電解還元状態検知方法
JPH05320997A (ja) * 1992-05-25 1993-12-07 Nkk Corp 亜鉛系合金電気めっき液中の金属イオン濃度の制御方法

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JPH05320997A (ja) * 1992-05-25 1993-12-07 Nkk Corp 亜鉛系合金電気めっき液中の金属イオン濃度の制御方法

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