JPS584852A - 流体噴射式織機用ノズルとその流体噴射方法 - Google Patents

流体噴射式織機用ノズルとその流体噴射方法

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JPS584852A
JPS584852A JP10265581A JP10265581A JPS584852A JP S584852 A JPS584852 A JP S584852A JP 10265581 A JP10265581 A JP 10265581A JP 10265581 A JP10265581 A JP 10265581A JP S584852 A JPS584852 A JP S584852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
weft
fluid
weft insertion
injection
Prior art date
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Pending
Application number
JP10265581A
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English (en)
Inventor
浜 悠二
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は流体噴射式織機用ノズルとその流体噴射方法
に関するものである。
流体噴射式織機にあっては緯入れ時に緯糸噴射用のノズ
ルから流体を噴射させ、流体の搬送力によって緯糸を牽
引し、緯入れを行っている。
緯糸がノズルから噴射される速度は、水噴射式織機を例
にとれば、噴射水圧、及びワンビックあたりの噴射水量
及びノズルの身体噴射口面積によって決定され、これら
は緯糸の種類、太さなどの緯入条件に合わせて適宜設定
されている。
ところで、ノズルから噴射された緯糸の飛走速度は、空
気抵抗あるいは噴射水の飛散による搬送力低下などの原
因によって時間とともに漸次減少する。従って緯入れ期
間中前記設定条件がすべて一定であると緯糸先端部の飛
走速度の減衰が後続部に比べて犬きくなシ緯糸先端部の
速度が緯糸後続部の速度に比べて遅くなってしまう。そ
してこの速度差によって経糸開口中に緯入れされた緯糸
にゆるみが生じ、強撚糸などのようにピリの入り易い糸
の場合には特に緯欠点が生じ易くなる。
このため、一般には噴射ポンプにバネを設け、バネり弾
撥力あるいは押圧力によって水を圧送する構造としてお
り、これによって噴射水圧を緯、入れの進行に伴なって
漸次減少させている。
ところが緯糸の飛走速度の減衰はかなり大きいために、
緯糸先端部の速度と緯糸後続部の速度とを正しくマツチ
ングさせようとすると、極端にバネ定数の大きいバネを
用いなければならない。またこの場合には、ノズルの初
期噴射水圧と終期噴射水圧との差が大きくなり、初期噴
射水圧をかなり高くしなければならない。従って必然的
にポンプ、ノズル更にはリンク機構を強度の高いものに
しなければならず、これらをコンパクト化することがで
きない。
また噴射水の飛散による搬送力の低下が緯糸速度の減衰
の大きな原因であることから、ワンピックあたりの噴射
水量を増やし、また流体噴射口面ルからの噴射水量を増
やすことによって、緯糸先端部の搬送力の低下をある程
度防ぐことはできる。
しかしこの場合には使用する水量が多くなってしまうた
め、省エネルギーの要請に反する。
この発明はこのような事情に鑑みなされたもので、上記
欠点がなく、シかも緯糸ゆるみのない緯入れを行なうこ
とのできるノズルとその流体噴射方法を提供することを
目的としたもので、緯入れの進行と共にノズルの流体噴
射口の面積を漸次減少させることを要旨とする。
以下添付の図面に示す実施例を用いてこの発明について
詳細に説明する。
この緯糸噴射用ノズルはノズル本体1とノズル本体1に
螺合されたノズルナツト2.ノズルボルダ3及び、ノズ
ル本体1の内部に設けられたニードル4から構成されて
いる。ニードル4の左端には動力伝達機構5の一端5a
が取り付けられている。
コノ動力伝達機構5餘、他端K カムo−ラ5 b @
有しており、カムローラ5bはカム6の外周に接してい
る。カム6のカムリフトは、緯入開始時より緯入終了時
に至るまで漸増し、次いで漸減して元にもどるように設
計されている。動力伝達機構5の一端5aが連結された
ニードル4の一端41とノーズル本体1の左端部1aと
の間には、バネ7が設けられている。またカム6は織機
の1回転毎に1回転する。この動力伝達機構5は固定軸
5e。
5dを有して構成されており、その他端に取り付けられ
たカムローラ5bがカム6のリフト量を検知して回転移
動するに伴ないその一端5aは第1図中を左右に移動す
る。
更にノズル本体3には水供給路3aが設けられており、
水供給路3aには図示しない水供給源が接続されており
、緯入れ時にはこの水供給源から水供給路3aを介して
、ノズル本体lの内部に一定の圧力で水が供給される。
次に以上の構成を有するこの緯糸噴射用ノズルの動作に
ついて説明する。
第2図(A)に示すのは緯糸噴射ノズルの緯入れ開始前
の状態を示したものである。この状態で緯入れのタイミ
ングになると図示しない水供給源より水供給路3aから
水がノズル内に圧送されて緯入れが開始される。
緯入れの開始と共にカムローラ5bはカム6の回転とと
もに第1図中矢印で示す様に左まわりに回転しはじめる
。するとニードル4の一端4aが図中矢印の方向に押さ
れるので、ニードル4はバネ7の弾撥力に抗しつつノズ
ル本体1内で図中右方向に移動しはじめる。この時ニー
ドル4のノーズ4bとノズル本体1の内周面1bとの間
隔及び噴射口8の面積が漸次狭くなる。
緯入れの進行と共にカムローラ5bは更に矢印の方向に
少しずつ回転するので、ニードル4も矢印の方向に少し
ずつ移動する。この時ニードル4の先端のノーズ4bと
ノズル本体1の内周面1bとの間隔が少しずつ狭くなる
。従って噴射口8の面積が緯入れの進行と共に漸次小さ
くなる。
ガムローラ5bの移動は緯入れが完了するまで続行され
、緯入れ完了寸前には噴射口8の面積は第2図CB)に
示すようになる。
緯入れが完了した後カムローラ5bはカム6の最大リフ
)6aを越え、バネ7の弾撥力によってカムロー25b
は第1図において矢印と反対の方向に回転するようにな
る。この時ノーズ4bとノズM本体1の内周面1bとの
間隔は広くなるので、噴射口8の面積は漸次広くなり遅
くとも次の緯入開始時までにノーズ4b及び噴射口8の
面積は第2図(A)に示した状態に戻る。
このようにして緯入れの進行に伴って緯入れ開始から緯
入れ終了までの間に漸次ノズルの噴射口面積を小さくす
ることができ、従って噴射水量を緯入れの進行と共に次
第に少くすることができる。
同以上の実施例においては水供給源の圧力を一定として
説明したが、従来のようにバネなどによって水供給圧を
緯入れの進行と共に減少させる形式のものにこの発明を
用いてもよく、この場合には使用するバネのバネ定数が
小さいものでよいので緯糸噴射ノズルの周辺機器を大き
くすることなく適正な緯入れを行なうことができる。
また以上の実施例にあっては動力伝達機構によってニー
ドルを緯入れの進行と共に漸次移動させているが、これ
に限定されず、例えばノズル本体の内周面に漸次流体噴
射口に向かう螺旋状の溝を形成し、この溝にニードルに
固定したビンを係合させ、緯入れの進行と共にニードル
を回転させることによシニードルを移動させ、流体噴射
口の面積を漸次減少させる構造としてもよい。
ところで以上の説明においてはこの発明を水噴射式織機
に用いたものについて説明したが、空気噴射式織機にも
この発明を用いることができる。
即ち空気噴射式織機においても空気噴射圧などの緯入れ
条件が緯入れ期間中同じであると空気抵抗により、また
噴射空気の飛散によって緯糸の先端速度が後続部の速度
よりも遅くなって緯糸がゆるんでしまう。従ってこの場
合にも水噴射式織機の場合と同様に緯入れの進行と共に
空気の噴射口面積を漸次減少させてやればよい。また空
気噴射式織機においては一般に緯入れが完了した場合で
も緯糸を切断する際に生ずる緯糸のスプリングバック現
象によるノズル抜けを防ぐため、また切断後の緯糸端を
伸ばしておくために、緯入れ期間経過後においても噴射
圧を落としてノズルから常時空気を噴射させている。従
ってこの場合には空気噴射圧を変えることなく、ノズル
の噴射口面積を小さく−することにより空気噴射量を少
なくすればよい。即ちこの場合には緯入れの進行と共に
ノズルの噴射口面積を漸次減少させ、緯入れ完了後はそ
のままの噴射口面積でノズルより空気を噴射させ、緯入
れを開始する前に噴射口面積を再び広げるようにしてや
ればよい。
以上のようにこの発明によれば、緯入れの進行と共に流
体噴射ノズルの噴射口面積を漸次小さくすることにより
緯糸の先端部と後端部の速度を一致させることができる
ので緯ゆるみのない適正な緯入れを行なうことができ、
また従来のもののようにバネ定数の大きいバネを用いる
必要がないので噴射ノズル周辺の機器をコンノくクト化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示した一部断面図、第2
図(A)、(B)はそれぞれ緯入れ開始前及び緯入れ終
了時の第1図におけるA −A’線断面図である。 1・・・ノズル本体    2・・・ノズルナツト3・
・・ノズルホルダ   4・・・ニードル5・・・動力
伝達機構   6・・・カム7・・・バネ      
 8・・・流体噴射口Y・・・緯糸 特許出願人 津田駒工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕  緯入れ時に流体噴射口から流体を噴射するこ
    とにより緯糸を飛走させる形式であって流体噴射口(8
    )がニードル(4)のノーズ(4b)とノズル本体(1
    )の内周面とによって画定されており 前記ノーズ及び内周面が流体の噴射方向に向って収斂状
    であり、 緯入れの進行と共に前記ノーズを所定の位置から前記内
    周面に向って漸次移動させる動力伝達機構(5)を有し
    て成る ことを特徴とする流体噴射式織機用ノズル。 〔リ 緯入れ時に流体噴射口から°流体を噴射すること
    により緯糸を飛走させる方式であって緯入れの進行と共
    に流体噴射口面積を漸次小さくする ことを特徴とする流体噴射式織機用ノズルの流体噴射方
    法。
JP10265581A 1981-06-30 1981-06-30 流体噴射式織機用ノズルとその流体噴射方法 Pending JPS584852A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10265581A JPS584852A (ja) 1981-06-30 1981-06-30 流体噴射式織機用ノズルとその流体噴射方法

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JPS584852A true JPS584852A (ja) 1983-01-12

Family

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JP10265581A Pending JPS584852A (ja) 1981-06-30 1981-06-30 流体噴射式織機用ノズルとその流体噴射方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927820U (ja) * 1972-06-13 1974-03-09
JPS55132741A (en) * 1979-04-05 1980-10-15 Nissan Motor Wefting apparatus for air jet type loom

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927820U (ja) * 1972-06-13 1974-03-09
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