JP2516375B2 - ノズルの噴射法 - Google Patents
ノズルの噴射法Info
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- JP2516375B2 JP2516375B2 JP62202729A JP20272987A JP2516375B2 JP 2516375 B2 JP2516375 B2 JP 2516375B2 JP 62202729 A JP62202729 A JP 62202729A JP 20272987 A JP20272987 A JP 20272987A JP 2516375 B2 JP2516375 B2 JP 2516375B2
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- JP
- Japan
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- nozzle
- threading
- weft
- fluid
- main nozzle
- Prior art date
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F222/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
- C08F222/36—Amides or imides
- C08F222/40—Imides, e.g. cyclic imides
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明はノズルの噴射法、更に詳しくは織機におい
てノズルに糸通しをする際のノズルの噴射制御法に関す
るものである。
てノズルに糸通しをする際のノズルの噴射制御法に関す
るものである。
《従来技術及びその問題点》 流体噴射式織機において緯糸を搬送するメインノズル
への糸通し作業はメインノズルから噴射される流体によ
って発生する緯糸入り口(スレッドガイド)側の負圧現
象を利用するものであることは良く知られている。
への糸通し作業はメインノズルから噴射される流体によ
って発生する緯糸入り口(スレッドガイド)側の負圧現
象を利用するものであることは良く知られている。
近時メインノズルは使用流体の効率化やコンパクト化
の要請から形状が小さくされており、スレッドガイドの
緯糸入り口は通常約φ5mm程度と極く狭いものである。
このため、第4図に示すようにメインノズル1のスレッ
ドガイド11に緯糸Yを通す際には、例えば、緯糸Y先端
を折り曲げ(ヘヤーピン状にして)るとともに先端を細
くして負圧とともに通すものである。
の要請から形状が小さくされており、スレッドガイドの
緯糸入り口は通常約φ5mm程度と極く狭いものである。
このため、第4図に示すようにメインノズル1のスレッ
ドガイド11に緯糸Yを通す際には、例えば、緯糸Y先端
を折り曲げ(ヘヤーピン状にして)るとともに先端を細
くして負圧とともに通すものである。
この場合充分な負圧を利用することができず、また折
り曲げられた緯糸先端が復帰しようとし、スレッドガイ
ド内壁に密着して糸通しが行われないといったことがあ
る。
り曲げられた緯糸先端が復帰しようとし、スレッドガイ
ド内壁に密着して糸通しが行われないといったことがあ
る。
これを回避するためにはメインノズルの噴射圧力を増
大させてやれば良いが、これでは仮に糸通しが行われて
も噴射流体によって紡績糸は撚り戻り現象によって切断
してしまうことになる。
大させてやれば良いが、これでは仮に糸通しが行われて
も噴射流体によって紡績糸は撚り戻り現象によって切断
してしまうことになる。
また、特開昭56−134235号公報に開示された発明のよ
うに、インサートにノズル手段を設けインサート先端の
糸係合とともに該ノズルから噴射流を吹き出してやり、
これによってメインノズルへの糸通しを行ってやるもの
がある。
うに、インサートにノズル手段を設けインサート先端の
糸係合とともに該ノズルから噴射流を吹き出してやり、
これによってメインノズルへの糸通しを行ってやるもの
がある。
しかし、このものにあってはインサート先端を小さく
する必要があり、またインサートから噴射された噴射流
がスレッドガイド内部で反発して逆流現象が起こり緯糸
が確実にメインノズルを通されることができない。
する必要があり、またインサートから噴射された噴射流
がスレッドガイド内部で反発して逆流現象が起こり緯糸
が確実にメインノズルを通されることができない。
《発明の目的》 この発明は上記従来の糸通し法の欠点に鑑みて提案さ
れたもので、メインノズルの噴射圧力を強くせずとも確
実に糸通しが行えるノズルの噴射法を提供することを目
的とする。
れたもので、メインノズルの噴射圧力を強くせずとも確
実に糸通しが行えるノズルの噴射法を提供することを目
的とする。
《発明の基本的構成》 この発明は上記目的を達成するため、糸通し時におけ
る噴射指令信号が出力された後の一定の期間中にノズル
からの流体噴射が断続的に行われるように制御してやる
ものである。
る噴射指令信号が出力された後の一定の期間中にノズル
からの流体噴射が断続的に行われるように制御してやる
ものである。
《実施例》 第2図に示すように、ソレノイドバルブ3を作動制御
するドライバー5の入力側に制御器7を設けておく。該
制御器7は例えば発振器により構成されており、第1図
に示すように糸通し時において図示しないフットペダル
スイッチ等からメインノズル1の流体噴射指令信号が入
力されている期間中に周期的にON/OFFを繰り返す断続信
号を出力せしめる。
するドライバー5の入力側に制御器7を設けておく。該
制御器7は例えば発振器により構成されており、第1図
に示すように糸通し時において図示しないフットペダル
スイッチ等からメインノズル1の流体噴射指令信号が入
力されている期間中に周期的にON/OFFを繰り返す断続信
号を出力せしめる。
ドライバ5は該断続信号のON期間中、ソレノイドバル
ブ3を開にし、流体供給源9、圧力計2、圧力調整器4
を経た圧力流体はメインノズルから断続的に噴射され
る。
ブ3を開にし、流体供給源9、圧力計2、圧力調整器4
を経た圧力流体はメインノズルから断続的に噴射され
る。
なお、この発明はこれに限定されるものではなく、噴
射指令の期間長さに拘らず制御器7に噴射指令が入力さ
れると、自動的に所定の時間及び回数だけON/OFFを繰返
すような構成としておいても良い。要するに糸通し時に
メインノズルが断続的な噴射を繰返し行うように構成し
てあれば良いのである。
射指令の期間長さに拘らず制御器7に噴射指令が入力さ
れると、自動的に所定の時間及び回数だけON/OFFを繰返
すような構成としておいても良い。要するに糸通し時に
メインノズルが断続的な噴射を繰返し行うように構成し
てあれば良いのである。
また、上記実施例はメインノズル1への糸通しを行わ
せるものであるが、本発明は、これに限定されず、その
他の吸引作用によるノズルへの糸通しにも適用できるの
である。即ち、本発明は例えば特開昭61−47849号のよ
うな新たな給糸体からの緯糸吸引時や、特開昭61−1197
46号、実開昭62−46677号のようなメインノズルへの自
動糸通し時、更には特願昭62−62290号のような糸案内
装置の緯糸引き通し時にも利用できるものである。
せるものであるが、本発明は、これに限定されず、その
他の吸引作用によるノズルへの糸通しにも適用できるの
である。即ち、本発明は例えば特開昭61−47849号のよ
うな新たな給糸体からの緯糸吸引時や、特開昭61−1197
46号、実開昭62−46677号のようなメインノズルへの自
動糸通し時、更には特願昭62−62290号のような糸案内
装置の緯糸引き通し時にも利用できるものである。
《発明の作用及び効果》 この発明のノズルの噴射法によれば、噴射指令が出力
されても、メインノズルは断続的な流体噴射を行う。即
ち、第3図に示すように、最初の噴射で従来のものと同
様に緯糸はのヘヤーピン状先端部ある程度までスレッド
ガイド11に引き込まれ、その先端R部は直線状に戻ろう
とする復元力をもち、しかもスレッドガイド11の内部径
よりも大きい位置では壁面に付着する。こうして、負圧
による吸引力が摩擦抵抗を引き起し、緯糸はそれ以上奥
へ進まない状態となる。そして、噴射が瞬間的であるが
一時的に停止すると吸引力がなくなり緯糸は壁面から離
れ摩擦抵抗が減少する。次の噴射の吸引力で緯糸は更に
引き込まれ壁面に付着する。そしてまた流体噴射が停止
すると緯糸は壁面から離れ摩擦抵抗が減少する。このよ
うな流体の噴射・停止を繰返し行うことにより緯糸は順
次スレッドガイド内に引き込まれ容易に糸通しが行える
ことになる。即ち、低い流体噴射圧力の下でも確実容易
に糸通しが行え、糸通しの際に緯糸が切断されるといっ
たこともなくなる。
されても、メインノズルは断続的な流体噴射を行う。即
ち、第3図に示すように、最初の噴射で従来のものと同
様に緯糸はのヘヤーピン状先端部ある程度までスレッド
ガイド11に引き込まれ、その先端R部は直線状に戻ろう
とする復元力をもち、しかもスレッドガイド11の内部径
よりも大きい位置では壁面に付着する。こうして、負圧
による吸引力が摩擦抵抗を引き起し、緯糸はそれ以上奥
へ進まない状態となる。そして、噴射が瞬間的であるが
一時的に停止すると吸引力がなくなり緯糸は壁面から離
れ摩擦抵抗が減少する。次の噴射の吸引力で緯糸は更に
引き込まれ壁面に付着する。そしてまた流体噴射が停止
すると緯糸は壁面から離れ摩擦抵抗が減少する。このよ
うな流体の噴射・停止を繰返し行うことにより緯糸は順
次スレッドガイド内に引き込まれ容易に糸通しが行える
ことになる。即ち、低い流体噴射圧力の下でも確実容易
に糸通しが行え、糸通しの際に緯糸が切断されるといっ
たこともなくなる。
第1図;この発明のノズルの噴射法のタイミングを示し
た説明図。 第2図;この発明の方法を実施するための装置の一例を
示した説明図。 第3図;この発明の作用を示した説明図。 第4図;従来のノズルの噴射法により糸通しを行う場合
の説明図。 1……メインノズル、3……ソレノイドバルブ 5……ドライバー、7……制御器 9……流体供給源
た説明図。 第2図;この発明の方法を実施するための装置の一例を
示した説明図。 第3図;この発明の作用を示した説明図。 第4図;従来のノズルの噴射法により糸通しを行う場合
の説明図。 1……メインノズル、3……ソレノイドバルブ 5……ドライバー、7……制御器 9……流体供給源
Claims (2)
- 【請求項1】ノズル内への糸通し時においてノズル噴射
指令が出力された後の予め定められた一定期間、ノズル
を断続的に噴射させる ことを特徴とするノズルの噴射法。 - 【請求項2】上記断続的流体噴射が通常の緯入れ噴射流
体よりも低圧または低流量にて行われることを特徴とす
る特許請求の範囲第[1]項記載のノズルの噴射法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62202729A JP2516375B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | ノズルの噴射法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62202729A JP2516375B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | ノズルの噴射法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6445848A JPS6445848A (en) | 1989-02-20 |
JP2516375B2 true JP2516375B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=16462194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62202729A Expired - Lifetime JP2516375B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | ノズルの噴射法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516375B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007239164A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Tsudakoma Corp | エア噴射織機 |
JP2007239163A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Tsudakoma Corp | エア噴射織機 |
-
1987
- 1987-08-13 JP JP62202729A patent/JP2516375B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6445848A (en) | 1989-02-20 |
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