JPS5848416B2 - ホウソウシヨクヒンノ サツキンソウチ - Google Patents

ホウソウシヨクヒンノ サツキンソウチ

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Publication number
JPS5848416B2
JPS5848416B2 JP75903A JP90375A JPS5848416B2 JP S5848416 B2 JPS5848416 B2 JP S5848416B2 JP 75903 A JP75903 A JP 75903A JP 90375 A JP90375 A JP 90375A JP S5848416 B2 JPS5848416 B2 JP S5848416B2
Authority
JP
Japan
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valve
conduit
retort
circulation
pot
Prior art date
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Expired
Application number
JP75903A
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English (en)
Other versions
JPS5180478A (en
Inventor
八郎 中村
則夫 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPS5180478A publication Critical patent/JPS5180478A/ja
Publication of JPS5848416B2 publication Critical patent/JPS5848416B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレトルト包装食品の殺菌を複数個のレトルト殺
菌釜を配設して連結することにより、一つの熱気源、冷
却水源、加圧空気源及び循環ポンプにより熱水を休ませ
ることなく連続的に殺菌を行うことのできる殺菌装置に
関するものである。
従来のバッチ式過熱殺菌装置に於いては殺菌釜の収容能
力が永い上に過熱水の循環をレトルト殺菌釜と過熱水タ
ンクによって行うものであった。
このような装置では短時間高温殺菌でサイクル短縮が可
能であるといっても可或り制限がある。
即ち過熱水タンクとレトルト殺菌釜の間で過熱水の移動
を行い殺菌が終了すると一時過熱水をタンクに戻して殺
菌釜を冷却し、製品の出し入れを行った後レトルト釜へ
の過熱水注入が行われる。
この場合過熱水がタンクに戻されてから次にレトルト釜
へ注入する1で少くとも15分は必要であって極めて非
能率的である。
本発明は過熱水用と殺菌用を兼ねた複数個のレトルト殺
菌釜間で過熱水の循環を行うため時間の短縮、サイクル
の短縮、従って生産能力を向上させることができるもの
である。
本発明の要旨とするところは2個lたはそれ以上複数個
のレトルト釜を並置して設け、かつ2本の熱水移送およ
び循環用連結導管によってそれらレトルト釜を開閉バル
ブを介して連結し、さらに連結導管の間を連結する導管
にはポンプを設け、1た別に蒸気用導管、加熱空気用導
管、冷却水用導管をそれぞれ開閉バルブを介して各レト
ルト釜に連結し、このようにすることによって熱水殺菌
処理、冷却処理および包装食品出し入れ操作からなる処
理サイクルの時間をずらせて順次に行わせるようにした
包装食品のレトルト殺菌装置の構或に存するものである
本発明を図を以って説明すれば第1図に示すように本発
明の装置は過熱水貯蔵用と殺菌用とを兼ねた第1レトル
ト釜1と第2レトルト釜2が設けられている。
これらのレトルト釜にはそれぞれの過熱水の量を制御し
、それによってバルブが動作するレベルスイッチ4がと
りつけられさらに加圧・空気導入のための加圧・空気用
導管30、排気、オーバーフローのための導管31、冷
却水導入のための冷却水用導管32、加熱用の蒸気導入
のための蒸気用導入管33、冷却水排水のための排水用
導管34に連結している。
又それぞれの導管にはバルブが設けられていて該バルプ
の開閉によってそれぞれ導入、排出、循環が行われるよ
うになっている。
先づ加圧空気用導管30には主バルブ13、第1空気用
14、第2空気用バルブ15が取付けられていて、その
開閉により第1耘よび第2レトルト釜の圧力が調整でき
るようになっている。
冷却水用導管32にはポンプ7お・よび主バルブ16、
第1冷却水用バルブ17、第2冷却水用バルブ18が取
付けられ、蒸気用導管33にはバルブ10、第1蒸気用
バルブ11と第2蒸気用バルブ12がとりつけられてい
る。
更に排水用導管34には第1排水用バルブ29、第2排
水用バルブ29が取付けられている6また第1レトルト
釜1と第2レトルト釜2とは連結導管40,41とによ
り連結されていて、連結導管40には循環用バルブ22
,21が連結導管41には移送循環用バルブ25,26
が設けられ、循環用バルブ22と21、循環用バルブ2
5と26の間を連結する導管には循環ポンプ3が設けら
れている。
更に連結用バルブ27と連結点42の間に移送、循環用
バルブ25と第1レトルト釜1との間を結ぶ補助導管4
4、循環用バルプ22と連結点42の間と移送、循環用
バルブ26と第2レトルト釜2との間を結ぶ補助導管4
5が取付けられ、それぞれの補助導管44.45にはそ
れぞれ移送用バルブ23,24が設置されている。
又蒸気用導管33と連結導管41とを結ぶ導管には吹込
用バルプ27,28を設け、第1レトルト釜1から第2
レトルト釜2、あるいはその逆に過熱水を移動する際該
吹込用バルブ27,28を開き蒸気を吹き込み所定の温
度より数度高い温度に保ちレトルト釜に過熱水を注入し
た時所定の温度より低くなることを防ぐことがより効果
的である。
上記バルブとポンプとはすべて本発明の装置に組込1れ
た温度計、圧力計(図示せず)により自動制御される。
本発明の運転法を図によって説明する。
先づ主バルブ16と第1冷却用バルブ17を開いてポン
プIにより第1レトルト釜1に加熱媒体である水を釜の
上端まで注入するとレベルスイッチ4が働き主バルプ1
6と第1冷却用バルブ17が閉じ、次に主バルブ10と
第1蒸気用バルブ11を開いて第1レトルト釜1内に水
が所定の殺菌温度より数度高い温度例えば約140℃の
過熱水として貯蔵する。
これと同時に第2レトルト釜2に被殺菌物を搬入し密閉
した後第1レトルト釜1を主バルブ13と第1加圧空気
用バルブ14を開いて圧力を約3@/crAにする。
次に第1レトルト釜1の過熱水を移送用バルブ23と移
送、循環用バルブ26を開き循環ポンプ3により第2レ
トルト釜2に注入し、第1レトルト釜1のレベルスイッ
チ4の下端に達すると注入は完了し、移送用バルブ23
を閉じる。
このとき第2レトルト釜2は130℃、3kf/cnt
に保たれ一定時間殺菌操作を行う。
伺殺菌の際循環用バルブ22と移送、循環用バルブ26
を開いてポンプ3にて過熱水を循環させ第2レトルト釜
2内の過熱水の温度を一定にする。
この時過熱水の温度と圧力は蒸気用バルブ、排気用バル
ブ訟よび空気用バルブ13.15によりコントロールさ
れる。
一方過熱水を注出した第1レトルト釜1に次の殺菌すべ
き被殺菌物を搬入し、主バルブ13と第1空気用バルブ
14により約3A−i7/crtt.に加圧して過熱水
が注入できるように準備する。
第2レトルート釜2の殺菌が完了したら主バルブ13と
第2空気用バルブ15釦よび排気バルブ20で圧力が約
3kq/crAになるように制御しながら移送用バルブ
24と移送、循環用バルブ25を開き、ポンブ3により
第1レトルト釜に過熱水を注入する。
この際吹込用バルブ27を開き移動する過熱水に蒸気を
吹き込み過熱水の温度が殺菌温度より数度高い温度13
5〜140℃になるようにする。
注入終了後補助移送用バルブ24を閉じ主バルブ10と
第1蒸気用バルブ11、第1排気バルブを操作し、約1
30℃、3kq/caまで加熱加圧する。
この際ポンプ3により第2レトルト釜2の最初の殺菌と
同様循環用バルブ21と移送、循環バルブ25を開きポ
ンプ3により過熱水を循環させる。
過熱水を注出した第2レトルト釜2は主バルブ13、第
2空気用バルブ15訟よび第2排気用バルブ20を操作
しながら主バルブ16と第2冷却用バルブ18を開きポ
ンプ7によって冷却水8が注入される。
第2レトルト釜2が冷却水8で満水になっても主バルブ
13、第2空気用バルブ15、主バルブ16、第2冷却
用バルブ18、第2排気用バルプ20で一定圧30kq
/caに操作して被殺菌物の中心温度が60〜80℃に
なるまでオーバーフローを続け、中心温度が60〜80
℃になったら主バルブ16を閉じ冷却水8の注入を停止
し、第2排水用バルブ29を開いて冷却水8を排水する
この際主バルブ13、第2空気用バルブ15、第2排気
用バルブ20を操作して3ky/crttの一定圧力の
加圧状態で排出を行う。
排水が終了したら主バルブ13、第2加圧空気用バルブ
15、第2排気用バルブ20を閉じ、降圧し大気圧に戻
してから扉を開けて殺菌が終了した被殺菌物を取り出す
さらに第2レトルト釜2は次の殺菌のため被殺菌物を搬
入し、3kq/crAの圧力にし次の殺菌のための準備
ができる。
以上を繰返すことにより効率よく各サイクルが進行し殆
んど休みが起らない。
もし中止したい場合は一方のレトルト釜を空の状態で加
圧し、他方からの過熱水の導入を受ければよい。
又極端に殺菌時間の短い場合には若干工程進行が難かし
くなるので更に第3のレトルト釜を設けて一時過熱水タ
ンクの役割を果させてもよい。
本発明につき上記の工程のプログラム、ダイアグラムを
示せば第2図の様になる。
本発明のレトルト殺菌装置により従来の加熱水タンク使
用のレトルト殺菌装置と比較すると、殺菌サイクルの短
縮、生産量の比較的小さ々釜で仕上げることができ、釜
が休むことなく連続的に稼動され、循環ポンプ、冷却水
ポンプ等が一基で2つのレトルト釜を稼動することがで
き、其の他の加圧装置も一基で充分能率が上がり一つの
パネルにレベルスイッチ4などのコントロール装置を設
置し一人で複数個のレトルト釜を操作することも可能で
ある等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示すもので第2図は本発明方法
のプログラムダイアグラムである。 1・・・・・・第1レトルト釜、2・・・・・・第2レ
トルト釜、3・・・・・・循環ホンフ、4・・・・・・
レベルスイッチ、5・・・・・・排気又はオーバーフロ
ー、6・・・・・・加圧空気、7・・・・・・冷却水ポ
ンプ、8・・・・・・冷却水、9・・・・・・蒸気。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2個のレトルト釜を有し、該レトルト釜間な2本の
    熱水移送、循環用連結導管で連結し、この2本の連結導
    管間に連結し、中間に循環ポンプを備えた導管釦よび該
    導管の両側に移送用バルブを備えた補助導管を設け、並
    びに前記2本の連結導管の上部の連結導管には2個のレ
    トルト釜と補助導管にそれぞれ循環用バルブ、かつ下部
    の連結導管には導管と補助導管間にそれぞれ移送、循環
    用バルブを設けさらに2個のレトルト釜にそれぞれバル
    プを備えた蒸気用導管、加熱空気用導管釦よび冷却水用
    導管を連結してなる熱水殺菌処理、冷却処理むよび包装
    食品の詰替処理をずらして順次行うことが可能々包装食
    品の殺菌装置。
JP75903A 1974-12-30 1974-12-30 ホウソウシヨクヒンノ サツキンソウチ Expired JPS5848416B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5180478A JPS5180478A (en) 1976-07-14
JPS5848416B2 true JPS5848416B2 (ja) 1983-10-28

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ID=11486629

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241349B2 (ja) * 1975-01-27 1977-10-18

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1165980B (de) * 1962-01-30 1964-03-19 Stock Hermann Maschinenfabrik Automatisch arbeitender UEberdruckautoklav zur Sterilisierung von Konserven und Verfahren zu seinem Betrieb
JPS4928626A (ja) * 1972-07-13 1974-03-14

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JPS4928626A (ja) * 1972-07-13 1974-03-14

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