JPS5848350Y2 - 高炉原料装入装置 - Google Patents

高炉原料装入装置

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JPS5848350Y2
JPS5848350Y2 JP5437780U JP5437780U JPS5848350Y2 JP S5848350 Y2 JPS5848350 Y2 JP S5848350Y2 JP 5437780 U JP5437780 U JP 5437780U JP 5437780 U JP5437780 U JP 5437780U JP S5848350 Y2 JPS5848350 Y2 JP S5848350Y2
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JP
Japan
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raw material
chute
bunker
blast furnace
furnace
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Expired
Application number
JP5437780U
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JPS56156858U (ja
Inventor
勉 藤田
繁幸 橋爪
剛 福武
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高炉原料装入装置に係り、特に高炉炉頂へ原料
を搬送するベルトコンベアーを有するベルレス高炉にお
いて炉頂バンカー内の原料の堆積状況を左右の炉頂バン
カー間において均等にして炉内の原料の粒度偏析の偏り
を生じないような高炉原料装入装置に関する。
近年、大型高炉においては鉱石、コークス等の原料を装
入するため、原料装入ベルトコンベアーと、ベルレス装
入装置を組み合わせて使用する場合が多くなってきてい
る。
その構成は第1図に示す如くである。
すなわち、原料装入ベルトコンベアー2の端部はヘッド
シュート4内に位置し装入原料はへラドシュートの原料
落し口前縁6で縁取りされたストンボックス8を介して
落下装入される。
ストンボックス8より落下した装入原料は移動自在なレ
シービングシュート(またはシャツトルシュー))10
により■側バンカー16又はII側バンカー18へ導び
かれ各バンカー内に落下堆積する。
例えば鉱石を■側バンカー16へ入れる場合レシービン
グシュート10が■側バンカー16の方へ移動する。
II側バンカー18にコークスを入れる場合レシービン
グシュート10がII側バンカー18の方へ移動する。
■側、II側バンカーにそれぞれ堆積した鉱石とコーク
スは、各バンカー下部のゲート20と下部シール弁22
旋回シュート24を介して交互に高炉内へ装入される。
その結果は高炉内では鉱石とコークスは交互に層状をな
している。
前記バンカーにおいて、コークスの使用バンカーを一方
的に固定すると、上部シール弁14および下部シール弁
22の摩耗が鉱石と比較してコークスの方が激しく通常
1〜3ケ月の休風周期中にガス洩れを生じて使用に耐え
なくなり休風を頻繁に行うことになる。
このような場合一方の炉頂バンカーの使用をコークスに
固定しないで、コークスから鉱石への切り換えを繰返す
ことにより対処する。
従来の高炉原料装入装置はこのようなバンカー振替えを
行なっても以下に示すような欠点がある。
すなわち第1図、第2図A、Bに示す如く、ヘッドシュ
ート4の原料落し口30とレシービングシュート10の
原料落し口32の設置位置によってヘッドシュートの落
し口となる平面的露出部34とレシービングシュートの
落し口32の重なる面積が異なる。
このため第2図Bに示すシュー)II側では原料の落下
が炉芯36より図中右側に多量に落ち第1図のII側バ
ンカー18に示すように原料が上部シール弁ソケット1
2に当ってはね返る割合が多く、そのためバンカーの外
壁近くに堆積する。
一方策2図Aに示すI側バンカーでは、ヘッドシュート
の平面的露出部34とレシービングシュートの落し口3
2の重なる面積が少ないため、単位時間当りの落下量が
II側バンカーの場合より少なくなり、第1図I側バン
カー16に示すように原料はレシービングシュート10
の内壁傾斜面を滑落して上部シール弁ソケット12には
当らず直接バンカー16に落下する割合が多いため炉芯
36側に堆積する。
この落下状態を焼結鉱で調べた実験結果を第3図に示す
測定にあたっては春の縮尺模型を用い、原料の落下部に
複数の仕切りを設けた受皿を高さ方向に4ケ所設置し一
定時間の間に堆積した各仕切り内の原料量を調べた。
横軸の数値は各仕切り内の量的割合を示す。
これでみる如く、原料は巾をもって落下していき、実線
表示のI側バンカーからの落下原料は破線表示のII側
バンカーに比して炉芯方向へ大きくずれて落下していく
ことがわかる。
これはコークスの場合でも同じである。このように■側
、II側バンカー16.18内の原料堆積状態が異なる
と、原料の粒度分布が変化し■側、II側バンカーから
原料を排出するとき排出時間に対応して、下部の旋回シ
ュートから装入分配される炉内の装入物分布に粒度偏析
の状態の差異を生じさせることになる。
原料堆積時の状況を第4図に示す。
原料装入直後は堆積山形状を呈し、−たび山ができると
、山頂部周辺に細粒、山裾部に粗粒が堆積することは一
般的に知られていることである。
この場合■側で落下軌跡は排出口直上部に集す、II側
で排出口直上部をはなれる。
従って■側では排出口直上部は細粒、II側では排出口
直上部は■側に比べ比較的粗粒である。
このような状態で排出口ゲート50を開けると、排出口
直上部がまず流出し始める。
従って■側では細粒が初により出やすくなっており、排
出順の粒度変化はII側と相違している。
その一例を第5図に示す。このことは炉内のガス通気性
が炉内半径方向で異なりηCO〔CO2/(CO+C0
2)〕×100%で表わされるガス利用率の変動をもた
らすことになり高炉操業を不安定にしている。
本考案の目的は、上記した従来装置の欠点を解消し、高
炉の■側、II側両バンカーに原料を同一の堆積状態で
投入し炉内における原料偏析の相違を生じないような効
果的な高炉原料装入装置を提供せんとするものである。
本考案の要旨とするところは次の如くである。
すなわち、炉頂に設けられた装入原料を鉱石、コークス
別に収容する炉頂バンカーと、炉頂最上部に設けられた
ヘッドシュート内に端部を有し、前記炉頂バンカーへ装
入原料を搬送するベルトコンベアーと、前記ヘッドシュ
ートの下方に設けられた上部シール弁ソケットと、前記
上部シール弁ソケットを介して前記ベルトコンベアーに
て装入された原料を移動自在に前記ヘッドシュートより
炉頂バンカーへ誘導するレシービングシュートと、前記
炉頂バンカーより排出された装入原料を、該炉頂バンカ
ーの下端に設けられたゲートおよび下部シール弁を介し
て鉱石、コークス別に交互に受ける旋回シュートとを有
して成る高炉原料装入装置において、長手方向の中心線
を高炉炉芯に配置した原料装入ベルトコンベアーと、前
記原料装入ベルトコンベアーの長手方向の中心線と直交
し、さらにベルト中心部を搬送される原料が前記へラド
シュートの原料落ち口に斜に設けられたストーンボック
スに入り反転して高炉炉芯方向に落下して行くように配
置されたヘッドシュートの原料落し口前縁を有すること
を特徴とする高炉原料装入装置である。
本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
第6図Aは本考案の実施例を示す平面図であり、第6図
Bはその正面図である。
第6図Aにおいて、原料装入コンベアー2の長手方向の
中心線を高炉炉芯36を通るように配置する。
またへラドシュート4の原料落し口前縁6を前記原料装
入ベルトコンベアー2の中心線と直交し、なおかつ原料
装入ベルトコンベアーの長平方向位置は、第6図Cにて
示す如く装入原料が、ストーンボックス8に衝突反転し
て、炉芯を通過して落下して行くような位置に配置する
上記のように原料装入ベルトコンベアー2とヘッドシュ
ートの原料落し口前縁6の位置を決めることによって、
装入原料は、■側、II側バンカーに対して炉芯36を
中心とする点対象で装入される。
第7図に本考案による原料の落下状況を示す。
図中の実線で表示される■側バンカーからの落下原料は
破線で表示のII側バンカーからの落下原料とほとんど
同様の経路をとっていく。
炉頂バンカー自体は中心線A−Aに対して対称構造であ
るため、装入原料が炉頂バンカーから切出される場合、
時間に関して装入原料の粒度変動と、その粒度変動に起
因する組成変動に対して■側、II側バンカー間の差異
は解消できる。
このことにより炉頂バンカーからの排出順により粒度変
動はI、II側間において差異がなくなった。
結果を第8図に示す。
かくの如く、本考案によれば、従来I側、II側バンカ
ー内の原料堆積状態に相異があり、高炉操業が不安定で
あったが、炉芯に点対象で原料を装入することで両バン
カー内での堆積状態を同一にすることか゛できる。
このことは鉱石用とコークス用のバンカーを振替えても
炉内における鉱石層、コークス層の粒度偏析のバンカー
振替による差異は発生せず、ガス利用率の変動を防止し
、高炉操業をきわめて安定化することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のベルレス高炉における原料装入装置の断
面図、第2図A、Bはそれぞれ従来の■側およびII側
の原料装入装置におけるヘッドシュートの原料落し口と
レシービングシュートの原料落し口の関係位置を示す平
面図、第3図は従来の原料落下状態を示す説明図、第4
図は従来のバンカー内への原料の落下と粒度偏析の状態
を示す図、第5図は従来のバンカー排出時の平均粒子径
の変化を示す説明図、第6図A、B、Cはそれぞれ本考
案の実施例を示す平面図、斜視図および側断面図、第7
図は本考案の原料落下状態を示す説明図、第8図は本考
案のバンカー排出時の平均粒子径の変化を示す説明図で
ある。 2・・・・・・原料装入ベルトコンベアー、4・・・・
・・ヘッドシュート、6・・・・・・原料落し口前縁、
8・・・・・・ストーンボックス、10・・・・・・レ
シービングシュート、12・・・・・・上部シール弁ソ
ケット、14・・・・・・上部シール弁、16・・・・
・・■側バンカー、18・・・・・・II側バンカー、
20・・・・・・ゲート、22・・・・・・下部シール
弁、24・・・・・・旋回シュート、50・・・・・・
排出口ゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉頂に設けられ装入原料を鉱石、コークス別に収容する
    炉頂バンカーと、炉頂最上部に設けられたヘッドシュー
    ト内に端部を有し、前記炉頂バンカーへ装入原料を搬送
    するベルトコンベアーと、前記へラドシュートの下方に
    設けられた上部シール弁ソケットと、前記上部シール弁
    ソケットを介して前記ベルトコンベアーにて装入された
    原料を移動自在に前記へラドシュートより炉頂バンカー
    へ誘導するレシービングシュートと、前記炉頂バンカー
    より排出された装入原料を該炉頂バンカーの下端に設け
    られたゲートおよび下部シール弁を介して鉱石、コーク
    ス別に交互に受ける捲回シュートとを有して成る高炉原
    料装入装置において、長手方向の中心線を高炉炉芯に配
    置した原料装入ベルトコンベアーと、前記原料装入ヘル
    ドコンヘアーの長手方向の中心線と直交し、さらにベル
    ト中心部を搬送される原料が前記へラドシュートの原料
    の落ち口に斜に設けられたストーンボックスに衝突し反
    転して高炉炉芯方向に落下して行くように配置されたヘ
    ッドシュートの原料落し口前縁を有することを特徴とす
    る高炉原料装入装置。
JP5437780U 1980-04-21 1980-04-21 高炉原料装入装置 Expired JPS5848350Y2 (ja)

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JP5437780U JPS5848350Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 高炉原料装入装置

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Publication Number Publication Date
JPS56156858U JPS56156858U (ja) 1981-11-24
JPS5848350Y2 true JPS5848350Y2 (ja) 1983-11-04

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JPS56156858U (ja) 1981-11-24

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