JPS6031065Y2 - 複数個の上部ホツパーを持つベルレス装入装置 - Google Patents
複数個の上部ホツパーを持つベルレス装入装置Info
- Publication number
- JPS6031065Y2 JPS6031065Y2 JP67483U JP67483U JPS6031065Y2 JP S6031065 Y2 JPS6031065 Y2 JP S6031065Y2 JP 67483 U JP67483 U JP 67483U JP 67483 U JP67483 U JP 67483U JP S6031065 Y2 JPS6031065 Y2 JP S6031065Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- storage hopper
- charging
- charging device
- raw material
- Prior art date
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- Expired
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は炉内に旋回シュートを有する高炉炉頂装入装置
における原料装入装置に関するものである。
における原料装入装置に関するものである。
高炉の炉頂装入装置としては、ベル式のものが広く採用
されているが、ベル式のものに代わり炉内に旋回シュー
トを設けたベルを有さない形式の炉頂装入装置（以下ベ
ルレス装入装置と云う）が開発され、実施されている。
されているが、ベル式のものに代わり炉内に旋回シュー
トを設けたベルを有さない形式の炉頂装入装置（以下ベ
ルレス装入装置と云う）が開発され、実施されている。
ベルレス装入装置は第１図に例示するように、高炉８の
炉内頂部に旋回シュート５を設け、装入原料（以下単に
原料と云う）をこの旋回シュート５により傾動角度θを
調整すると共に炉芯９を中心に旋回させて炉内に装入す
る形式の装入装置である。
炉内頂部に旋回シュート５を設け、装入原料（以下単に
原料と云う）をこの旋回シュート５により傾動角度θを
調整すると共に炉芯９を中心に旋回させて炉内に装入す
る形式の装入装置である。
このベルレス装入装置では、ベルトコンベア１によって
原料を炉頂へ輸送し、シュート２を介して固定貯蔵ホッ
パー３に一時貯留した後該旋回シュート５へ落下させ炉
内へ装入するものであるが、固定貯蔵ホッパー３，３か
ら原料を炉内に装入する際、原料粒の水平方向の速度ベ
クトルが生じ旋回シュート５を連続旋回させて装入して
も旋回シュートの傾動角度θが一定の場合は、炉内の原
料装入軌跡に差が生じ炉頂での、装入物分布６が不均等
になり炉内に装入された原料の粒度に偏析が生じるとい
う問題がある。
原料を炉頂へ輸送し、シュート２を介して固定貯蔵ホッ
パー３に一時貯留した後該旋回シュート５へ落下させ炉
内へ装入するものであるが、固定貯蔵ホッパー３，３か
ら原料を炉内に装入する際、原料粒の水平方向の速度ベ
クトルが生じ旋回シュート５を連続旋回させて装入して
も旋回シュートの傾動角度θが一定の場合は、炉内の原
料装入軌跡に差が生じ炉頂での、装入物分布６が不均等
になり炉内に装入された原料の粒度に偏析が生じるとい
う問題がある。
そこでベルレス装入装置においては、以上の水平方向の
速度ベクトルを旋回シュート５への落下点において消去
するべく第２図に示すように貯蔵ホッパーを炉芯と同心
に複数段１７．１７Ａ設置するなどを行っている。
速度ベクトルを旋回シュート５への落下点において消去
するべく第２図に示すように貯蔵ホッパーを炉芯と同心
に複数段１７．１７Ａ設置するなどを行っている。
これは貯蔵ホッパーから排出される原料が、常に炉芯と
同心に流れることを意味しており、旋回シュートへは、
炉芯に垂直に落下することから、炉内の原料分布は円周
均一に分配される。
同心に流れることを意味しており、旋回シュートへは、
炉芯に垂直に落下することから、炉内の原料分布は円周
均一に分配される。
しかしながらこのような設備は、コンベアーから原料を
受ける貯蔵ホッパー１７と、旋回シュートを通して原料
を炉内へ装入するため、炉内と同じ圧力にする均圧装置
を有する貯蔵ホッパー１７Ａと、夫々専用の役割を果す
貯蔵ホッパーを各々単数しか有しないため、装入量を確
保する上で制約が生ずる、即ち、必要な装入能力を確保
するために装入コンベアー能力及び各ホッパー排出能力
の増大が必要となり、特に大容量高炉への採用が難しい
などの問題があった。
受ける貯蔵ホッパー１７と、旋回シュートを通して原料
を炉内へ装入するため、炉内と同じ圧力にする均圧装置
を有する貯蔵ホッパー１７Ａと、夫々専用の役割を果す
貯蔵ホッパーを各々単数しか有しないため、装入量を確
保する上で制約が生ずる、即ち、必要な装入能力を確保
するために装入コンベアー能力及び各ホッパー排出能力
の増大が必要となり、特に大容量高炉への採用が難しい
などの問題があった。
本考案は、原料を炉芯と同心に導く特色を生かしながら
装入能力力の制約をなくすためになされたものである。
装入能力力の制約をなくすためになされたものである。
以下図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
第３図は本考案の実施態様を示す断面図である。
上段の貯蔵ホッパー１７の内部を隔壁１８で仕切ること
によって複数の室１９．２０に区分し、それぞれの室１
９．２０には上部に切替弁１４、と下部に切替弁１５．
１６を設け、原料の流路の開閉機能を貯蔵ホッパー１７
Ａに充填する際には、切替弁１４を室１９側に開とし、
ベルトコンベアー１より原料が装入される。
によって複数の室１９．２０に区分し、それぞれの室１
９．２０には上部に切替弁１４、と下部に切替弁１５．
１６を設け、原料の流路の開閉機能を貯蔵ホッパー１７
Ａに充填する際には、切替弁１４を室１９側に開とし、
ベルトコンベアー１より原料が装入される。
充填が完了した後は該弁１４を室２０側に開とすること
により、貯蔵ホッパー室１９と１７Ａ内の圧力を均等に
した後、切替弁１５を開き原料を下段貯蔵ホッパー１７
Ａ内に落下させる。
により、貯蔵ホッパー室１９と１７Ａ内の圧力を均等に
した後、切替弁１５を開き原料を下段貯蔵ホッパー１７
Ａ内に落下させる。
その間、室２０には、ベルトコンベア１より原料が充て
んされる。
んされる。
従って、室１９から、下段貯蔵ホッパーへの装入作業完
了後、上記と同じ方法で、室２０から下段貯蔵ホッパー
へ原料を装入することができる。
了後、上記と同じ方法で、室２０から下段貯蔵ホッパー
へ原料を装入することができる。
以上述べたように本考案によればベルレス装入装置にお
いて、上段の貯蔵ホッパーを複数の室に区分して、各室
から交互に下段貯蔵ホッパーへの原料装入装置を行うこ
とにより、装入装置の高さを増やすことなく装入能力を
増大することが可能であり、ベルトコンベアー、旋回シ
ュート能力及び各ホッパー排出弁口径を小さくできると
共に、大容量高炉へも複数段ホッパーを有するベルレス
装入装置の適用が可能となる。
いて、上段の貯蔵ホッパーを複数の室に区分して、各室
から交互に下段貯蔵ホッパーへの原料装入装置を行うこ
とにより、装入装置の高さを増やすことなく装入能力を
増大することが可能であり、ベルトコンベアー、旋回シ
ュート能力及び各ホッパー排出弁口径を小さくできると
共に、大容量高炉へも複数段ホッパーを有するベルレス
装入装置の適用が可能となる。
第１図、第２図はベルレス装入装置を例示する断面図、
第３図は本発明の実施態様を示す断面図、である。 １・−◆・◆・ベルトコンベア、２・・・・◆・シュー
ト、３◆・◆・・・固定貯蔵ホッパー ４・・・・・・
垂直シュート、５・・・・・・旋回シュート、６・・・
・・・装入物分布、８・・・・・・高炉、９・・・・・
・炉芯、１０． １１． １２・・・・・・弁、１３・
・・・・・紋り、１４・・・・・・上部切替弁、１５．
１６・・・・・・下部切替弁、１７，１７Ａ・・・・・
・貯蔵ホッパー、１訃・・・・・隔壁、１９．２０・・
・・・・室。
第３図は本発明の実施態様を示す断面図、である。 １・−◆・◆・ベルトコンベア、２・・・・◆・シュー
ト、３◆・◆・・・固定貯蔵ホッパー ４・・・・・・
垂直シュート、５・・・・・・旋回シュート、６・・・
・・・装入物分布、８・・・・・・高炉、９・・・・・
・炉芯、１０． １１． １２・・・・・・弁、１３・
・・・・・紋り、１４・・・・・・上部切替弁、１５．
１６・・・・・・下部切替弁、１７，１７Ａ・・・・・
・貯蔵ホッパー、１訃・・・・・隔壁、１９．２０・・
・・・・室。
Claims (1)
- 装入原料をベルトコンベアにより炉頂へ輸送して炉頂に
設けた頂蔵ホッパーに一時頂留した後、炉内に設けた旋
回シュートにより原料を炉内に装入する形式の炉頂装入
装置において、該貯蔵ホッパーを炉芯と同心に多段に設
置すると共に上段の貯蔵ホッパーを隔壁により仕切るこ
とによって複数の室に区分し、それぞれの室の上部及び
下部に切替弁を設けたことを特徴とする複数個の上部ホ
ッパーを持つベルレス装入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP67483U JPS6031065Y2 (ja) | 1983-01-07 | 1983-01-07 | 複数個の上部ホツパーを持つベルレス装入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP67483U JPS6031065Y2 (ja) | 1983-01-07 | 1983-01-07 | 複数個の上部ホツパーを持つベルレス装入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59109755U JPS59109755U (ja) | 1984-07-24 |
| JPS6031065Y2 true JPS6031065Y2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=30132423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP67483U Expired JPS6031065Y2 (ja) | 1983-01-07 | 1983-01-07 | 複数個の上部ホツパーを持つベルレス装入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031065Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| LU85811A1 (fr) * | 1985-03-15 | 1986-10-06 | Wurth Paul Sa | Installation de chargement d'un four a cuve |
-
1983
- 1983-01-07 JP JP67483U patent/JPS6031065Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59109755U (ja) | 1984-07-24 |
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