JPS5847930Y2 - 加圧葉状「ろ」過機の「ろ」滓剥離機構 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加圧葉状濾過機における１葉に付着したｔ１滓
を剥離するための機構の改良に関する。

加圧葉状濾過機は沢過槽と、前記濾過槽内にほぼ垂直に
設けられた適宜枚数の１葉からなり、各１葉に付着した
１滓を剥離するため沢過槽の適宜位置に加振機が設けら
れ、連結棒により前記加振機の振動を濾過槽内の各１葉
に伝達するようになっているが、従来のこの種のｒ滓剥
離機構では各１葉の一端が連結棒に接続され、その一端
から１葉の全体を揺動するように構成されて釦り、１葉
は一般に剛性がないため１葉の全面に力が伝わりに＜＜
、沢滓厚の少ない場合や粘着性のあるｆ滓の場合にはｐ
葉全面から１滓を剥離するのが困難であった。

本考案は上記従来技術の問題点を解決するものであって
、それ数本考案の目的は濾過槽内のそれぞれの１葉の全
面を効果的に揺動し、それによってＰ葉全面にわたり１
滓の剥離を行い得る加圧葉状濾過機のＰ滓剥離機構を提
供することである。

上記目的を達成するため本考案による加圧葉状濾過機の
１滓剥離機構は、各１葉に訃ける１材の各側のほぼ中央
に取付部材が固定され、振動伝達用の連結棒は各取付部
材を貫通しかつ各取付部材は前記連結棒に固定され、そ
れによって各１葉はそれぞれ中央部から振動が伝達され
ることを特徴としている。

次に図面を参照のもとに本考案の実施例について説明す
る。

各図はいずれも本考案の実施例を示すものであって、１
は加圧葉状濾過機の濾過槽であり、沢過槽１の内部には
一連の、または適技枚数の１葉２がほぼ垂直に設けられ
ている。

図示の例では、１過槽１は横型に置かれた円筒状の槽か
らなっているが、円筒体を立型にしたものでもよく、ま
たは他の型の槽であってもよい。

各１葉２はｆ”過槽１の断面形状により適当な輪郭に構
成されている。

第２図に示すように、各１葉２は輪郭を構成する管材な
どの部材３と、内側に張られる芯４、および芯４を包囲
する１材５からなっているが、場合により第４図に示す
ように、さらに１材５を包囲する補助１材６を含むこと
もある。

Ｉは集液管であって、各ｆ葉２で濾過された液は１葉の
下端にあるノズルを介して集液管Ｉに集められ、そこか
ら外部に取出される。

８は伸縮継手である。

加圧葉状濾過機では、各１葉の１材５に付着したｐ滓を
剥離するため、１過槽１の適宜位置に設けられた加振機
１０と、各１葉２に振動を伝達するため一端が加振機１
０に接続された連結棒１１が含１れ、そのような加振機
１０ふ・よび連結棒１１によって１滓剥離機構が構成さ
れるが、本考案の１滓剥離機構では図示のように、各１
葉２におけるｔ１材５の各側のほぼ中央に固定された概
して平板状の取付部材１２を含み、連結棒１１はそれら
の取付部材１２を貫通し、加振機１０の反対側の端部に
おいである程度可動に取付けられている。

取付部材１２は通常、金属づ作られるが、樹脂などその
他の材料で作られてもよい。

そして各取付部材１２は溶接もしくは接着、または他の
方法によシ連結棒１１に固定され、好ましくはシール状
態で固定されている。

ｆ”葉２がＰ材５の外側に設けられる補助ｒ材６はその
１葉にある取付部材１２に固定される。

この場合、補助１材６は１材５の一部分を構成するもの
であり、Ｐ材５と補助Ｐ材６の両方を取付部材１２に固
定してもよいが、補助ｒ材６のみを取付部材１２に固定
してもよい。

本考案の沢滓剥離機構は上記の構成を有するものであり
、濾過時間の経過により、１葉２の各面のｒ材５にＰ滓
が付着してｐ過性能が低下すると、手動または適当な制
御系によって加振機１０が作動され、連結棒１１は軸線
方向に往復直線運動を行い、それによって各１葉２０沢
材５はその中央にある取付部材１２の位置を起点とした
振動（揺動）を受ける。

Ｐ材５の面に付着したＰ滓は七Ｃような１材５の振動に
よって、Ｐ材自体の伸縮ふよび芯８に対してｐ材５が反
復的に当りかつ接剤することにより、剥離される。

しかも振動の伝逼は１材の中央からなされるので、Ｐ材
が１布のように柔軟な材料からなるものであっても、１
材Ｃ全面に適切に行われ、その全面にわたってＰ滓Ｃ剥
離がなされる。

補助ｅ材６に付着した浮浮も陣様に剥離される。

従って、本考案によれば、１過槽内の各ｐ葉Ｃ全面にわ
たって適切にｒ滓の剥離を行うととがてき）Ｐ滓の厚さ
が少ない場合または粘着性のあるＰ滓であってもｐ材の
全面から剥離することがてきる。

そのため、１材の再生が比較的容易であ＝で）目づ渣り
を減少することができ、１過性能を著しく向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の１滓剥離機構を備えた加圧身状沢過機
の内部を図式的に示す図、第２図は第１図の沢過機を水
平面で切った部分的な断面図、芽３図は第１図の線Ａ−
Ａに沿って取った断面図、そして第４図は他の実施例を
示す第２図に類似の断面図である。 なお図中、１は沢過槽、２は１葉、５はｔ材、１０は加
振機、１１は連結棒、１２は取付部材、を示す。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 濾過槽内にほぼ垂直に適宜枚数の１葉が設置されている
   加圧葉状濾過機に釦ける各前記１葉に付着したｆ滓を剥
   離するため、前記濾過槽の適宜位置に設けられた加振機
   と、各前記１葉に振動を伝達するため一端において前記
   加振機に接続された連結棒を含むｒ滓剥離機構にｔ・い
   て、各前記１葉におけるＰ材の各側のほぼ中央に取付部
   材が固定され、前記連結棒は各前記取付部材を貫通しか
   つ各前記取付部材は前記連結棒に固定されていることを
   特徴とする加圧葉状濾過機の１滓剥離機構。