JPS5833762Y2 - 固液分離装置 - Google Patents
固液分離装置Info
- Publication number
- JPS5833762Y2 JPS5833762Y2 JP1980102953U JP10295380U JPS5833762Y2 JP S5833762 Y2 JPS5833762 Y2 JP S5833762Y2 JP 1980102953 U JP1980102953 U JP 1980102953U JP 10295380 U JP10295380 U JP 10295380U JP S5833762 Y2 JPS5833762 Y2 JP S5833762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid
- porous member
- screen
- mixed fluid
- liquid mixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は簡単な構造により固液混合流体の性質、状態の
如何に拘らず、連続的にしかも能率よくその固形物と液
体の分離を行うことができる固液分離装置に関するもの
である。
如何に拘らず、連続的にしかも能率よくその固形物と液
体の分離を行うことができる固液分離装置に関するもの
である。
本考案の実施の一例を図面により説明する。
1は後板、2は底板、3は天井板、4は天井板3と底板
2の前部両端をそれぞれ連結する支柱、5は側板で、6
はその端縁である。
2の前部両端をそれぞれ連結する支柱、5は側板で、6
はその端縁である。
また7はスクリーンで、彎曲形状の有孔板の内面に金網
等を張設した多孔部材として形成することができ振動に
よって全体が一体として運動できるようになっている。
等を張設した多孔部材として形成することができ振動に
よって全体が一体として運動できるようになっている。
このスクリーン7の上端は一端を天井板3に固定された
剛体性材料からなる吊持部材8の他端に取付けられ、ま
たスクリーン7の下端に近いところは、天井板3に一端
を固定された可撓性材料からなる吊持部材9の他端に取
付けられ、これらの吊持部材8,9によりスクリーン7
が全体として装置1内で傾斜面を形e、され、かつ該傾
斜面がその上部:において急傾斜で下部に至るに従って
順次緩やかな傾斜となるように支持される。
剛体性材料からなる吊持部材8の他端に取付けられ、ま
たスクリーン7の下端に近いところは、天井板3に一端
を固定された可撓性材料からなる吊持部材9の他端に取
付けられ、これらの吊持部材8,9によりスクリーン7
が全体として装置1内で傾斜面を形e、され、かつ該傾
斜面がその上部:において急傾斜で下部に至るに従って
順次緩やかな傾斜となるように支持される。
またスクリーン7の下端は装置外に突出し、ここに振動
発生器12の支持部材としての門型枠10が固定され、
この門型枠10上に座板11を介して適宜の振動発生器
12が載置して取付けられている。
発生器12の支持部材としての門型枠10が固定され、
この門型枠10上に座板11を介して適宜の振動発生器
12が載置して取付けられている。
13は天井板3に固定された固液混合流体の流入ノズル
で、スクリーン7の上端附近にこれと適宜の間隔をおい
てかつ固液混合流体が多孔部材に直角に近い角度で衝突
するように対設される。
で、スクリーン7の上端附近にこれと適宜の間隔をおい
てかつ固液混合流体が多孔部材に直角に近い角度で衝突
するように対設される。
14は底板2に設けられた排液口、15はスクリーン7
下端の下方に設けられた固形物の受器である。
下端の下方に設けられた固形物の受器である。
次にこの実施例の作用及び効果を説明する。
流入ノズル13から固液混合流体を流入させスクリーン
7の上端附近に衝突させる。
7の上端附近に衝突させる。
この衝突はスフノーン7が垂直に近い急傾斜面となって
いる部分に対し直角に近い状態で行われるので、固形物
と液体との分離が良好に行われ、7〜8割程度の液体が
一挙に分離される。
いる部分に対し直角に近い状態で行われるので、固形物
と液体との分離が良好に行われ、7〜8割程度の液体が
一挙に分離される。
分離されない固液混合流体はスクリーン7上を、流下し
つつ液体はスクリーン7を通過して装置内の下部に貯留
し排液口14から順次装置外へ排出される。
つつ液体はスクリーン7を通過して装置内の下部に貯留
し排液口14から順次装置外へ排出される。
固液混合流体は次第に液体を減少しつつスクリーン7上
を移動流下し逐にスクリーン7上には固形物のみとなり
最後に門型枠10を通過して受器15に排出される。
を移動流下し逐にスクリーン7上には固形物のみとなり
最後に門型枠10を通過して受器15に排出される。
スクリーン7上において液体と分離された固形物は、上
方から順次流入する固液混合流体に押されるのと固形物
自身の重量とによりスクリーン7上を下方に向けて順次
移動するが、その移動を促進するために、また固形物の
性状によってはその移動がうまく行われないのでこれを
スムーズにするために、スクリーン7の下端に固定した
門型枠10に載架した振動発生器12によってスクリー
ン7に振動を与えるようにする。
方から順次流入する固液混合流体に押されるのと固形物
自身の重量とによりスクリーン7上を下方に向けて順次
移動するが、その移動を促進するために、また固形物の
性状によってはその移動がうまく行われないのでこれを
スムーズにするために、スクリーン7の下端に固定した
門型枠10に載架した振動発生器12によってスクリー
ン7に振動を与えるようにする。
スクリーン7゛はその上端を剛体性材料からなる吊持部
材8でまたその下端を可撓性材料(弾性部材をも含む)
からなる吊持部材9でそれぞれ支持されているので、吊
持部材8の下端を固定点として振動し、スクリーン7の
下部に至るほど振幅が大きくなり、スクリーン7の下部
に至るにしたがって移動のにぶくなり勝ちな固形物が能
率よく下方に向けて移動流下させられ、受器15への排
出が滞りなく行われることになる。
材8でまたその下端を可撓性材料(弾性部材をも含む)
からなる吊持部材9でそれぞれ支持されているので、吊
持部材8の下端を固定点として振動し、スクリーン7の
下部に至るほど振幅が大きくなり、スクリーン7の下部
に至るにしたがって移動のにぶくなり勝ちな固形物が能
率よく下方に向けて移動流下させられ、受器15への排
出が滞りなく行われることになる。
なお振動発生器12による振動の与え方はスクリーン7
の支持形式や振動発生器の振動の性質によって適宜設計
変更することができる。
の支持形式や振動発生器の振動の性質によって適宜設計
変更することができる。
このように本考案は彎曲形状の多孔部材が傾斜面を形成
しかつ該傾斜面が上部において急傾斜で下部に至るに従
って順次繰やかな傾斜となるように前記多孔部材の上端
を剛体部材でまた下端を可撓性部材でそれぞれ支持し、
多孔部材の上端附近にはこれと適宜の間隔をおきかつ固
液混合流体が多孔部材に直角に近い角度で衝突するよう
に固液混合流体の流入ノズルを対設し、多孔部材の下方
には排液口を設け、多孔部材の下端に固定した支持部材
には振動発生器を載架し、また多孔部材の下端を固形物
の排出部とした固液分離装置であるから、多孔部材上部
において固液混合流体よりの液体の分離が能率よく行な
われ、また多孔部材の下部における固形物の移動にも支
障がなく構造が簡単であるに拘らず多孔部材の傾斜面全
体にわたり液体の固形物との分離が連続的に良好に行わ
れる。
しかつ該傾斜面が上部において急傾斜で下部に至るに従
って順次繰やかな傾斜となるように前記多孔部材の上端
を剛体部材でまた下端を可撓性部材でそれぞれ支持し、
多孔部材の上端附近にはこれと適宜の間隔をおきかつ固
液混合流体が多孔部材に直角に近い角度で衝突するよう
に固液混合流体の流入ノズルを対設し、多孔部材の下方
には排液口を設け、多孔部材の下端に固定した支持部材
には振動発生器を載架し、また多孔部材の下端を固形物
の排出部とした固液分離装置であるから、多孔部材上部
において固液混合流体よりの液体の分離が能率よく行な
われ、また多孔部材の下部における固形物の移動にも支
障がなく構造が簡単であるに拘らず多孔部材の傾斜面全
体にわたり液体の固形物との分離が連続的に良好に行わ
れる。
第1図は本考案装置の正面図、第2図は第1図のI−I
線における縦断面図である。 7・・・・・・多孔部材としてのスクリーン、8・・・
・・・剛体部材としての吊持部材、9・・・・・・可撓
性部材としての吊持部材、10・・・・・・支持部材と
しての門型枠、11・・・・・・支持部材としての座板
、12・・・・・・振動発生器、13・・・・・・流入
ノズル、14・・・・・・排液口。
線における縦断面図である。 7・・・・・・多孔部材としてのスクリーン、8・・・
・・・剛体部材としての吊持部材、9・・・・・・可撓
性部材としての吊持部材、10・・・・・・支持部材と
しての門型枠、11・・・・・・支持部材としての座板
、12・・・・・・振動発生器、13・・・・・・流入
ノズル、14・・・・・・排液口。
Claims (1)
- 彎曲形状の多孔部材が傾斜面を形成しかつ該傾斜面が上
部において急傾斜で下部に至るに従って順次緩やかな傾
斜となるように前記多孔部材の上端を剛体部材で下端を
可撓性部材でそれぞれ支持し、多孔部材の上端附近には
これと適宜の間隔をおきかつ固液混合流体が多孔部材に
直角に近い角度で衝突するように固液混合流体の流入ノ
ズルを対設し、多孔部材の下方には排液口を設け、多孔
部材の下端に固定した支持部材には振動発生器を載架し
、また多孔部材の下端を固形物の排出部としたことを特
徴とする固液分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980102953U JPS5833762Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 固液分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980102953U JPS5833762Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 固液分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725703U JPS5725703U (ja) | 1982-02-10 |
JPS5833762Y2 true JPS5833762Y2 (ja) | 1983-07-28 |
Family
ID=29464365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980102953U Expired JPS5833762Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 固液分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833762Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019042183A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
JP2020171800A (ja) * | 2020-07-28 | 2020-10-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS496550A (ja) * | 1972-03-24 | 1974-01-21 | ||
JPS5236373B2 (ja) * | 1972-05-08 | 1977-09-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5236373U (ja) * | 1975-09-06 | 1977-03-15 |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP1980102953U patent/JPS5833762Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS496550A (ja) * | 1972-03-24 | 1974-01-21 | ||
JPS5236373B2 (ja) * | 1972-05-08 | 1977-09-14 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019042183A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
JP2020171800A (ja) * | 2020-07-28 | 2020-10-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
JP2022058983A (ja) * | 2020-07-28 | 2022-04-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725703U (ja) | 1982-02-10 |
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