JPS584782B2 - チロキシンを定量するための放射免疫測定方法 - Google Patents

チロキシンを定量するための放射免疫測定方法

Info

Publication number
JPS584782B2
JPS584782B2 JP51074595A JP7459576A JPS584782B2 JP S584782 B2 JPS584782 B2 JP S584782B2 JP 51074595 A JP51074595 A JP 51074595A JP 7459576 A JP7459576 A JP 7459576A JP S584782 B2 JPS584782 B2 JP S584782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyroxine
bound
bottle
radioactive
antibody
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51074595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS523820A (en
Inventor
サルバトーレ・セバステイアン・マルゲリータ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mallinckrodt Inc
Original Assignee
Mallinckrodt Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mallinckrodt Inc filed Critical Mallinckrodt Inc
Publication of JPS523820A publication Critical patent/JPS523820A/ja
Publication of JPS584782B2 publication Critical patent/JPS584782B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/26Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against hormones ; against hormone releasing or inhibiting factors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/74Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving hormones or other non-cytokine intercellular protein regulatory factors such as growth factors, including receptors to hormones and growth factors
    • G01N33/78Thyroid gland hormones, e.g. T3, T4, TBH, TBG or their receptors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/582Recycling of unreacted starting or intermediate materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10S436/804Radioisotope, e.g. radioimmunoassay

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射免疫測定方法に関し、更に特定するならば
、未抽出血清中のL−}リョードチロニンおよびチロキ
シンを試験管内測定するための放射免疫測定方法、試薬
及びパッケージ式試験キットに関する。
L−4リョードチロニン(3,5.3’一L−}リョー
ドチロニン又はT3)は1952年に発見されて以来ず
つと注目されてきた。
何故なら、この天然産ホルモンは、たとえ血清中に存在
するその濃度がチロキシン(T4)よりはるかに低くて
もその生物学的効力がT4より大きいからである。
或る時期、T4は、血液中の有機よう素含有物質の約9
0%を構成すると認められた。
血漿中のT4が最初に実証された後、T3が第二の循環
ヨードーアミノ酸として同定された。
そして、T3はT4と同様に通常の甲状腺分泌物である
ことが示された。
T3とT4は放射性よう素で容易に標識され、而してそ
の容易さにより、実験動物はもとより人におけるこれら
化合物の代謝に関する詳細で且つ多くの動力学的研究が
可能になった。
T3は、その血清中でのレベルがT4と比べて低いにも
かかわらず甲状腺ホルモンの熱生産効力の大部分を与え
ることで評価されている。
更に、T3は有効甲状腺ホルモンであるがT4は前駆体
又はプロホルモンとして働くにすぎないとさえ示唆され
てきた。
いずれにせよ、甲状腺障害の診断においては、T3レベ
ルの定量を考慮せねばならない。
初期の血漿中のT3測定は、抽出及び精製、そしてこれ
に続くペーパークロマトグラフィー、気液クロマトグラ
フイー又は置換分析によっていた。
これら各種の方法で遭遇される技術上の大きな問題及び
方法間の矛盾のために、得られた値は仮りのものにすぎ
ぬと考えられた。
最近、放射免疫測定(RIA=radioirrmun
oassay)方法が未抽出血清中のT3を直接定量す
べく開発された。
この方法は、たん白質結合剤として競合的に抗体とたん
白結合する(CPB=competitive pro
tein−binding)の原理に基いており、他の
試験管内甲状腺試験よりも大きい固有の特異性及び感度
を示す方法を可能にするものである。
放射免疫測定の競合的抑制の原理に従えば、未知の血清
試料中の標識されてない又は非放射性の抗原(T3)が
標識された放射性抗原(T3)と競合して抗体と結合し
而してそれにより標識された抗原の結合が減少する。
未知試料中のT3抗原の濃度を定量するためには、未知
試料中で観察される競合的抑制の度合が、既知の標準溶
液で得られたものと比較される。
文献(SeKadde等、CIin.Chem. 19
/9、1016〜1021(1973))に報告されて
いるように、T3を定量するための既知の放射免疫測定
方法は、一定量のT3抗体に標識されてないT3の標準
物又は未知溶液を添加し次いで一定量の標識された放射
性T3を添加することに基いている。
また、この混合物には、T3がチロキシン結合性グロプ
リンに結合するのを抑制する禁止剤が具合よく添加され
る。
得られた混合物は普通4℃で16〜72時間温置され、
続いて抗体に結合したT3が、多くの方法のいずれかに
よって未結合T3から分離される。
SeKadde等が報告せるT3の放射免疫測定方法に
おいては、チロキシン結合性グロプリンにT3が結合す
るのを抑制する禁止剤8−アニリノー1−ナフタリンス
ルホン酸(ANS)を含む緩衝溶液がピペットで一連の
試験管に入れられる。
また、試験管の或るものには、既知量のT3を含有する
一連の標準溶液が夫々添加され、他の試験管には未知の
血清試料が添加される。
更に、標準溶液を入れた試験管全てに、T3を含まない
血清が添加される。
次いで、緩衝溶液、抗体及び放射性T3がこれら試験管
に加えられ、得られた混合物は37℃で30分間温置さ
れる。
冷却後、ポリエチレングリコール溶液が加えられて抗体
結合T3錯体を沈澱させ、上澄み流体がアスピレータで
除去され、そしてこの沈澱がガンマ線シンチレーション
計数管によりカウントされる。
次いで、T3値が記述の如く算出される。著者はT3を
含まない血清は毎週調製すべきであり、且つ8−アニリ
ノー1−ナフタリンスルホン酸の緩衝溶液は毎日調製す
べきであることを述べている。
Mitsuma等は、ガラス管への未知血清試料又は標
準T3−T4溶液、放射性T3及びT4の溶液、禁止剤
溶液及び抗体溶液を順次添加し続いて検定混合物の37
℃、90分間を温置することを包含する。
未抽出血清中のT3及びT4の同時定量のための放射免
疫測定を説示している。
[Biochemical and Biophysi
cal Research Communicatio
ns Vol.46、A6、P2107〜2113(1
972)工この温置後、抗体結合T3と未結合T3の分
離がデキストランー炭の溶液を使用して行なわれ、生じ
た二つの面分はガンマ線計数管でカウントされる0 また、類似の処理工程を含む未抽出血清中のT3を定量
するための他の放射免疫測定方法が文献に報告されてい
る。
〔例えば、Hufer等、Acsa Endocrin
o1ogica,72(1973)、464〜474;
Hufner等、ClinicaChimica Ac
ta,44(1973)、101〜107;Hesch
等、British Medical Journal
、1973、1、645〜648及びDocter等、
Europ−J−Clin.Invest.Abstr
acts,Vot.3、A3(1973)、224−2
25)。
未抽出血清中のT3を定量するための知られた或る種の
放射免疫測定方法は臨床用途に適するかもしれないが、
これらの方法は、時間がかかり且つ(又は)技術者側に
多くの手順操作を要求しそのため誤差が生じやすく測定
結果の精度及び再現性に影響するのでその有用性には限
りがある。
したがって、T3放射免疫測定方法を実施するのに用い
られる市販の試験キットは典型的には多数の試薬を含み
、それらの臨床的な使用は、試薬の調製及び(又は)放
射免疫測定の実施に多くの時間を費す操作を必要とする
前述のように、斯界においては、チロキシン結合性グロ
プリンによるT3の結合を抑制する禁止剤を用いること
が普通で、文献にもサリチル酸ナトリウム、メルチオレ
ートジランチン及びテトラクロルチロニンのような各種
の禁止剤の使用が報告されている。
また、8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸が禁止
剤として使用されることが前出のMitsuma等によ
り提案された。
しかしながら、この化合物はチロキシン結合性グロプリ
ンによるT3の結合の有力な禁止剤であり、また今まで
に試験された中で最も有効な禁止剤として報告されてき
たけれども、それはT3の抗体結合性を抑制するという
重大な欠点を有している。
(Hufner等、Clinica Chimica
Acta 44(1973)、101〜l07]。
さらに、8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸は、
最高純度のものでなければ有効な禁止剤として機能しな
いか又は再現性ある結果を生じないことがわかった。
また、T4の放射免疫測定の知られた方法は、チログロ
プリンに対する抗血清(Chopra,I.J.J.C
Iin.Endocr.34:938(1972)〕、
T4と牛血清アルプミン(BSA)との結合体及び人血
清アルプミン(HAS)と卵白アルプミン(OA)との
結合体に対するT4一特異性抗体(Meinhold,
H.及びWenZel,K.W.,Horm−Meta
b.Res.6(1974)169〜170〕、並びに
T4アルプミン結合体の注射に呼応して産生される抗体
の使用を包含してきた。
しかしながら、特異性及びアビデイテイ(avidit
y)の高いT4抗血清を使って、T4定量のための放射
免疫測定方法に高い感度と改善された再現性をもたらす
ようにすることが望ましい。
本発明の目的をいくつか挙げるなら、それは比較的迅速
に実施することができ、しかも測定を行なう技術者の側
の所要手順操作が少ない未抽出血清中のL−トリヨード
チロニンを定量するための改良された放射免疫測定方法
を提供すること;測定結果の感度、精度又は再現性に影
響することなく所要手順操作を少くした如上の方法を提
供すること;未抽出血清中のL−}リョードチロニンを
定量するための放射免疫測定方法の実施を容易にする新
規な組合せ試薬を提供すること:放射免疫測定によって
未抽出血清中のL−}リヨードチロニンを敏感に定量す
るための実用的且つ簡便な手段を与える新規なパッケー
ジ式試験キットを提供すること;未抽出血清中のチロキ
シンを定量するための改良された放射免疫測定方法を提
供すること;高い特異性および感度ならびに改善された
再現性を示す上記測定方法を提供すること;チロキシン
の放射免疫測定に用いられる新規な抗血清および抗血清
を産生ずる新規なインムノーゲンを提供することである
その他の目的は一部は明らかであり、また一部は以下に
おいて指摘する。
概括するに、本発明は、放射性L−}リヨードチロニン
とL一トリョードチロニンのチロキシン結合性グロプリ
ンに対する結合を抑制する禁止剤とを含有する緩衝溶液
から本質上なる試薬にL−トリョードチロニン含量を定
量しようとする血清試料を混合し、この混合物にL−}
リョードチロニンと免疫反応できる抗体を含有する抗血
清を添加し、得られた混合物を抗体結合L−}リヨード
チロニンと未結合L一トリョードチロニンとの実質的平
衡をもたらすのに十分な時間或る温度で温置し、抗体結
合L−}リョードチロニンから未結合L−}リョードチ
ロニンを分離し、抗体結合放射性L−}リョードチロニ
ンと未結合放射性L−トリョードチロニンとの相対量を
決定する諸工程を包含する、未抽出血清中のL−}リョ
ードチロニンを試験管内定量するための放射免疫測定方
法に関する。
本発明のT3放射免疫測定方法の他の具体例においては
、血清試料と混合する試薬が、放射性L一トリョードチ
ロニン、L−}リョードチロニンのチロキシン結合性グ
ロプリンに対する結合を抑制する禁止剤及びL−}リョ
ードチロニンと免疫反応できる抗体を含有する抗血清を
含む緩衝溶液から本質上なる。
また、本発明は、本発明のT3放射免疫測定方法に用い
られる上記試薬に関する。
さらに、本発明は、(a)放射性L−}リヨードチロニ
ントL−}リヨードチロニンのチロキシン結合性グロプ
リンに対する結合を抑制する禁止剤とを含有する緩衝溶
液、(b)L−}リョードチロニンと免疫反応できる抗
体を含む抗血清を含有する緩衝溶液、及び(c)イオン
交換樹脂より本質上なる膜の複数個の比較的薄いストリ
ップの組合せよりなる、前記放射免疫測定方法に用いら
れるパッケージ式試験キット、並びに緩衝溶液(a)が
さらにL−トリョードチロニンと免疫反応できる抗体を
含有する抗血清を含むパッケージ式試験キットに関する
さらに、本発明の他の特色は、L−}リョードチロニン
のチロキシン結合性グロプリンに対する結合を抑制する
禁止剤として8−アニリノー1ーナフタリンスルホン酸
のマグネシウム、カルシウム及びアルカリ金属塩を使用
することにある。
本発明のT4放射免疫測定方法において、その方法は、
牛血清アルプミンに結合したチロキシンのN−アセチル
誘導体と1−エチル−3−(3−ジメチルアミノブロビ
ル)カルボジイミドとの結合体を含むインムノーゲンか
ら産生された、チロキシンと免疫反応できる抗体を含有
する抗血清を使って実施される。
この新規な抗血清とこれを産生ずるインムノーゲンは本
発明のこの具体例の別の特徴を構成する。
第1図は、L−}リョードチロニンのナノグラムパーセ
ント(ng%)として表わしたL−}リョードチロニン
の標準溶液濃度に対し結合放射性L−}リヨードチロニ
ンのバーセント(%)をプロットすることにより得られ
た標準曲線の例を示すグラフである。
第2図は、チロキシンのミクログラムパーセント(μt
%)として表わしたチロキシンの標準溶液濃度に対し結
合放射性チロキシンのパーセント(%)をプロットする
ことにより得られた標準曲線の例を示すグラフである。
本発明に従えば、前記の目的及び他の目的は、未抽出血
清中のT3を定量するための知られた放射免疫測定方法
を修正変更することによって達成される。
本発明のT3放射免疫測定方法の一具体例(第一具体例
)において、放射免疫測定方法の第一工程は、L−}リ
ョードチロニン含量を測定しようとする血清試料に組合
せ試薬を混合することよりなる。
本発明に従うこの組合せ試薬は、放射性T3とT3のチ
ロキシン結合性グロプリン(TBG)に対する結合を抑
制する禁止剤とを含有する緩衝溶液から本質上なる。
しかして、緩衝剤、放射性T3及び禁止剤が溶液形態で
混合され且つ冷凍状態で相当長い期間(例えば3ケ月)
貯蔵してもその活性を保持できることが見出された。
このような組合せ試薬の使用は、技術者側のいくつかの
手順工程を有利に排除し而して該工程に付随する誤差の
可能性をなくする。
かかる望ましい試薬の組合せは技術者側に課される時間
浪費型操作を排除するだけでなく測定の精度、感度又は
再現性に悪影響を与えずにこの目的を達成することがわ
かった。
この組合せ試薬は、知られた有効量のべロナール緩衝溶
液、放射性T3及びT3がTBGに結合するのを抑制す
る禁止剤を含有する。
試薬中の放射性T3の初期定量は試薬の初めにガンマ線
計数管で行なわれる。
放射性T3はよう素−125を含有するT3が好ましい
が、よう素−131又は他の放射性同位体を含有するT
3も本発明の実施に用いられうる。
ベロナール緩衝溶液はナ}リウムバルビタールを用いて
調製されるが、またこのものは望ましくない金属イオン
をキレート化するためにエチレンジアミン四酢酸のよう
なキレート剤を含有し且つまたナトリウムアジドの如き
保存剤も含有する。
好ましくは、この緩衝溶液は8.6〜8.8のpHを有
する。
試薬の禁止剤成分としては、斯界に知られた各種禁止剤
の任意のものが用いられうるが、就中サリチル酸ナトリ
ウム、メルチオレート、ジランチン、テトラクロルチロ
ニン及び8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸を挙
げることができる。
しかしながら、後者の禁止剤は、T3の抗体結合性を抑
制するものとして報告されてきた。
また、8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸は、高
純度でないと再現性のない結果を生じる。
然るに本発明に従えば、8−アニリノー1−ナフタリン
スルホン酸のマグネシウム、カルシウム及びアルカリ金
属塩はTBGに対するT3結合性を抑制する有効な禁止
剤であるが、T3の抗体結合性を有意には抑制しないこ
とがわかった。
かくしてこれらの塩類は8−アニリノー1−ナフタリン
スルホン酸の精製形と見なすことができる。
マグネシウム塩は、本発明の放射免疫測定方法及び試薬
に使用するのに好ましい禁止剤であるが、その他の塩類
も同様に使用されうる。
後記する如く、8−アニリノー1−ナフタリンスルホン
酸マグネシウムの製造では、遊離酸出発物質はタール状
生成物を含むべきでない。
同様の態様でカルシウム及びアルカリ金属塩(例えば、
ナトリウム及びカリウムが製造されうる。
8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸のマグネシウ
ム塩は、−20℃のデシケータ中で貯蔵するときは少な
くとも4ケ月安定である。
血清の未知試料と組合せ試薬との混合後、このものに、
T3と免疫反応できる抗体を含有する抗血清が加えられ
る。
存在する抗体はT3に対する特異性を有するが、しかし
それは、T4又はモノ及びジョードチロシンと試験管内
で免疫反応できない。
かくして、所定量の抗体により結合された放射性T3の
量は標識されてないT3の存在で未知の血清試料から減
少し、而してその効果は標識されてないホルモンの濃度
に正比例する。
本発明に用いられるT3と免疫反応できる抗体を含有す
る抗血清を製造するのに斯界で知られた方法が使用され
うる。
例えば、T3に対して非常に特異的な抗体を含有する抗
血清はHesch及びHufnerがEuropean
Thyroid Association,Bern
(1971)及びActa biol−med.ger
manica 28(1972)、351並びにAct
a endocr.72(1973)、464〜474
に報告した方法によって製造することができる。
この抗血清は、斯界に知られた1−エチル−3−(3−
ジメチルアミンプロピル)カルポジイミド方法によって
牛血清(BSA)に結合させたT3−メチルエステル塩
酸塩を兎に注射することにより産生される。
T3に対して優れた特異性を示す抗体を有する抗血清は
、カルボジイミドで牛血清アルプミンに結合したT3を
兎に注射することにより産生される。
[Siegel等、J.CIin−Endoc.37、
526〜532(1973))。
また、T3と免疫反応できる抗体を含有する有用な抗血
清は、カルボジイミドで牛血清アルブミンに結合したT
3のN−アセチル誘導体を用いても産生されうる。
この結合体又はT3−メチルエステル塩酸塩一BSA結
合体を有用な抗血清産生のためのインムノーゲンとして
使用することは好ましい。
なぜなら、かかる結合体は、T3の遊離アミン基又は遊
離カルボキシル基を除去することによってT3−T3錯
体の形成を防止するからである。
T3に対し特異性を示す抗体を含有する他の抗血清例え
ばT3一人血清アルプミン結合体を用いて産生されたも
のも本発明の実施に使用されうろことは理解されよう。
抗血清を本発明の放射免疫測定方法に用いるには、トレ
ーサー量の放射性T3が60〜75係結合している程度
に抗血清を希釈することが好ましい。
即ち、このための希釈度は1:100より太きい。
抗血清が血清試料と前記組合せ試薬との混合物に加えら
れたなら、それによって生じた混合物は、抗体結合T3
と未結合T3との実質的平衡をもたらすに十分な時間或
る温度で温置される。
温置の間、希釈された抗血清中の抗体は放射性T3及び
血清T3(又はT3標準溶液)の存在下で免疫性錯体を
形成する。
T3e定量するための放射免疫測定方法では上記混合物
は4℃で16〜72時間慣例的に温置されるけれども、
37℃でのさらに短い温置時間が報告されている(Se
kadd#7)前出文献)。
本発明を実施するのに従来の温置時間及び温度が用いら
れうるが、温置工程は37℃でほゞ1時間行なわれるこ
とが好ましく、しかる後抗体によるT3の結合が実質的
平衡に達するとわかった。
温置工程が完了したならば、未結合のT3が抗体結合T
3から分離される。
分離は斯界に知られた種々の方法で実施され得る。
かくして未結合T3と抗体結合T3は、例えば、混合物
を別の抗体とともに温置して抗体結合画分を沈澱させる
ことにより分離されうる。
この抗体結合画分はまた、硫酸アンモニウム、硫酸ナト
リウム及びトリクロル酢酸の如き物質並びにジオキサン
、エチルアルコール、アセトン又はポリエチレングリコ
ールの如き溶剤により非特異的に沈澱せしめられうる。
さらに、結合T3と遊離放射性T3の分離は、粒形陰イ
オン交換樹脂、デキストラン被覆炭、タルク及びカオリ
ンの如き物質による吸着によって達成されうる。
本発明の好ましい具体例では、分離は室温でほぼ1時間
にわたり、混合物をイオン交換樹脂より木質上なる膜の
比較的薄いストリップと接触させることによって具合よ
く行なわれる。
本発明に用いられうるイオン交換樹脂膜は、解離性陽イ
オン基又は陰イオン基の結合した不溶性重合体マトリッ
クスよりなる固体含水ゲル(好ましくは、或る種の適当
な繊維質材料で補強されている)の比較的薄いストリッ
プ、シート又はフィルムである。
この種の有用な樹脂膜は多数知られている。
例えば、これらのものに米国特許第2730768号同
2780604号、同2800445号及び同2860
097号に記載されているものがある。
例えば、本発明に有用な市販の陰イオン選択性樹脂は、
商品名[AR−111」(Massachusetts
州Water−town所在のIonics Inco
porated社製)として市販されているものである
この樹脂ストリップを試験びん及び標準又は対照びんに
入れたならば、これらのびんに栓をし、室温で1時間回
転させるが如くしてその内容物を温置する。
回転時間は未知試料と対照試料とで同じくすべきである
温置工程の終了後、樹脂ストリップは鉗子によって取出
し、廃棄する。
しかして抗体結合放射性T3と未結合放射性T3の相対
量が決定される。
好ましくは、これは各びん中の放射性T3をガンマ線計
数管で測定することにより達成される。
T3の血清濃度は、樹脂ストリップを取り出しタ後のび
ん内成分のカウント数によって示される。
抗体結合した放射性T3の百分率は次のようにして算出
される。
非放射性T3(患者又は標準試料)の増量に伴って、抗
体に結合した放射性T3の係は減少する。
この原理に基いて、一連のT3標準試料の各々と結合し
た放射性T3の係をその個々のT3濃度に対しプロット
することによって標準曲線が作製される(第1図の例示
的な標準曲線を参照)。
而して、患者の血清試料中の結合放射性T3のi標準曲
線と比較することにより、患者の全循環血清T3濃度が
容易に決定される。
本発明のT3放射免疫測定方法の別の具体例(第二具体
例)においてT3の放射免疫測定の第一工程として未知
の血清試料と混合される組合せ試薬は、放射性T3、T
3のチロキシン結合性グロプリンに対する結合を抑制す
る禁止剤及びT3と免疫反応できる抗体を含有する抗血
清を含む緩衝溶液より構成される。
この測定方法の残る後続工程は、前掲の第一具体例に関
して記述した通りである。
この第二具体例の放射免疫測定方法は、放射免疫測定方
法による数多くのT3定量を毎日又は毎週行なう病院、
臨床研究所などで用いるのに特に有利である。
緩衝剤、放射性T3、禁止剤及びT3抗血清を有効且つ
正確な量で含有する新規な組合せ試薬は、1日又は1週
間の如き所定の期間病院又は研究所などの需要を満すに
十分な容量で大量調製することができる。
しかして、放射免疫測定方法は、T3含量を定量しよう
とする血清試料を単に試薬と混合するだけで開始され、
後は既述の如きこの方法の後続工程を以て進められる。
かくして、組合せ試薬を用いることによって、個々の試
薬の調製と(例えば、ピペットによるが如き)混合での
技術者側の手順工程が省かれ、それによって技術者が出
す誤差の重要原因が排除される。
従来技術は、T3とT3抗体との間の反応が不可逆的で
あるという一般に認められた前提の下に操作されてきた
それ故、実際にT3放射免疫測定を行なうまでは、抗血
清を試験系の他の成分に添加し又は混合することはなか
った。
しかしながら、本発明に従って、抗血清を放射性T3及
び禁止剤を含有する緩衝溶液と組合せるならば、該組合
せ試薬に未知の血液試料を混合し且つこの混合物を例え
ば(そLて好ましくは)37℃でほぼ1時間温置すると
き、T3と抗血清中に含有される抗体との間で依然免疫
反応が進行することが期せずして見出された。
特に、これらの好ましい温置条件下如上の組合せ試薬が
該試薬の調製後約10日までの期間本発明の放射免疫測
定方法に効果的に使用されうろことがわかった。
この期間を過ぎると、未知血清試料と組合せ試薬との混
合物を長期間(例えば3時間以上)温置することが必要
となる。
本発明の放射免疫測定方法の実施で使用すべく、必要な
試薬及び材料を含むパッケージ式試験キットが提供され
る。
既述の第一具体例を実施するのに好ましいパッケージ式
試験キットの必須成分には、放射性T3と禁止剤を含有
する緩衝溶液、抗血清を含有する緩衝溶液及びイオン交
換樹脂膜の複数個の比較的薄いストリップが包含される
既述の第二具体例を実施するのに好ましいパッケージ式
試験キットには、緩衝剤、放射性T3、禁止剤及び抗血
清を含む組合せ試薬並びに複数個のイオン交換樹脂膜ス
トリップが包含される。
また、いずれのキットもT3を種々の量で含有する複数
個のT3減少血清溶液を包含し得、且つまた8.6〜8
.8のpHを供するに適したバルビタール緩衝溶液を包
含しうる。
本発明のT4放射免疫測定方法に従えば、牛血清アルブ
ミンに結合したチロキシンのN−アセチル誘導体と1−
エチル−3−(3−ジメチルアミノプロビル)カルボジ
イミドとの結合体よりなるインムノーゲンから産生され
る抗血清を用いることによって改良結果が得られるとわ
かった。
この抗血清を以てすれば、他のT4抗体より高い特異性
が得られ、加えて高いアビディティすなわち抗血清中の
抗体と抗原との強靭な結合がもたらされる。
また、このことによって、高い感度と再現性の高い試験
結果が得られる。
以下に説示する如く、本発明によって産生される新規な
抗血清及びインムノーゲンは、向上せる感度並びに再現
性の高い試験結果を実現可能なものとする。
例えば、本発明の抗血清を、チロキシンのN−アセチル
誘導体よりはむしろ遊離チロキシンを以て産生された抗
血清と比較研究した結果、前者は後者のおよそ五分の一
の標準偏差を与えることが示された。
而して、本発明の新規な抗血清を用いるとき、T4の回
収値の変動は低い。
本発明のT4放射免疫測定方法を実施するに当り、先ず
、チロキシン含量を定量しようとする血清試料が、放射
性チロキシンとチロキシンのチロキシン結合性グロプリ
ンに対する結合を抑制する禁止剤とを含有する緩衝溶液
から本質上なる試薬と混合される。
この禁止剤としては、T3試験方法に関連して先に示し
た禁止剤のいずれもが使用されうる。
次いで、上記混合物に、後述の如く牛血清アルブミンに
結合したチロキシンのN−アセチル誘導体と1−エチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
との結合体を含む新規なインムノーゲンから産生される
本発明の前記新規な抗佃清が加えられる。
それによって得られる混合物は、抗体結合T4と未結合
T4との実質的平衡をもたらすに十分な時間或る温度で
温置される。
本発明のT4放射免疫測定におけるこの温置工程は、好
ましくは、37℃の温度でおよそ30分間行なわれる。
これより長い温置時間が用いられうるがしかしそれは有
利でない。
温置工程が終了した後、未結合のT4は抗体結合したT
4から分離される。
この分離は、T3放射免疫測定試験方法に係わって既述
した種々の手段のいずれによっても遂行されうるが、し
かしそれは、室温でほぼ30分間にわたり、混合物をイ
オン交換樹脂より木質上なる膜の比較的薄いストリップ
と接触させることによって好ましく実施される。
この目的には、先に開示したイオン交換樹脂膜が有用で
ある。
温置工程の終了後、樹脂ストリップは鉗子によって試験
びん、及び標準びんから取出され、廃棄される。
而して、抗体結合放射性T4と未結合放射性T4の相対
量が決定される。
これは各びん中の放射性T4をガンマ線計数管で測定す
ることにより達成されうる。
T4の抑清濃度は、樹脂ストリップを取り出した後のび
ん内成分のカウント比によって示される。
抗体結合した放射性T4の係は次のようにして算出され
る。
結合したチロキシン 非放射性T4(患者又は標準)の増量に伴って、抗体結
合した放射性T4の係は減少する。
この原理に従って、一連のT4標準試料の各々と結合し
た放射性T4の係をその各T4濃度に対しプロットする
ことによって標準曲線が作製される。
(第2図は標準曲線の例示例である)。
而して、患者の全抑清チロキシンが、その抑清試料中の
結合放射性T4%を標準曲線と比較することにより容易
に決定される。
本発明のT4放射免疫試験方法を実施するためのパッケ
ージ式試験キットが提供される。
該キットには、放射性チロキシンとチロキシンのチロキ
シン結合性グロプリンに対する結合を抑制する禁止剤を
含有する緩衝溶液、新規なT4抗抑清を含有する緩衝溶
液及びイオン交換樹脂膜の複数個の比較的薄いストリッ
プが包含される。
本発明は更に下記の例によって例示される。
例1 以下は、本発明のT3放射免疫測定試験方法の実施を例
示する。
ナトリウムバルビタール(ベロナール)緩衝剤1tビー
カ内の蒸留水(900m)にナトリウムバルビタール(
10.3r)を添加し、そしてこのナトリウムバルビタ
ールを穏和に温めながら機械的に攪拌して溶かすことに
より、8.6〜8.8のpHを有する0.05Mペロナ
ール緩衝溶液を調製した。
pHが8.70吉0.05に達するまで塩酸(2N)を
滴加した。
この溶液を1tメスフラスコに移し、保存剤としてナト
リウムアジド(1007ng)を加えた。
エチレンジアミン四酢酸(0.3722y)を加え、攪
拌しながら溶解した。
この溶液を最終容量1tに希釈し、4〜10℃でシ貯蔵
した。
0.1%(w/v)の人匍清アルブミン(HSA)t−
含有する抗体希釈剤として使用すべく最終容量に調節す
る前に熱不活性HSA溶液(4ゴ、25%(w/v);
52℃±2℃、30分間)を添加した。
8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシウム
の製造 攪拌棒を備えた800mJビーカに蒸留水(60〇一)
を入れ、これに高純度の8−アニリノー1一ナフタリン
スルホン酸(30g,EastmanKodak社製)
を添加した。
この混合物を加熱攪拌しながら水酸化ナトリウム(5N
)を滴加した。
水酸化ナトリウムを約16ml加え且つ温度がほぼ75
〜85℃になったときから可溶化が起った。
この熱い溶液を粗い焼結ガラスにより重力涙過し、P液
を広口のビーカに集め、10℃に冷却した。
このP液に塩化マグネシウム飽和水溶液(20mA)を
攪拌下で加えて8−アニリノー1−ナフタリンスルホン
酸マグネシウムを沈澱させた。
8〜10℃で10〜15分放置しii、沈澱を粗い焼結
ガラスにより吸引枦過し、次いで氷冷水(300ml)
で洗浄した。
この沈澱を加熱(75℃)攪拌しながら水(300ml
)に溶かした。
溶解したら、この溶液を水浴に入れて30〜45分間放
置した。
結晶を粗い焼結ガラスにより吸引沢過し、次いで氷冷水
(300ml)で洗浄した。
その結晶を加熱(75℃)攪拌しながら水(300ml
)に再び溶解し、上記の如く急冷することによって再晶
出させた。
再度この物質を粗い焼結ガラスにより吸引沢過し、しか
る後氷冷水(300ml)で洗浄した08−アニリノー
1−ナフタリンスルホン酸マグネシウムをデシケータ中
暗所で恒量になるまで乾燥し、褐色の容器に貯蔵した。
収量および収率は27.5g,91.6%であった。
放射免疫測定方法に使用する8−アニリノー1−ナフタ
リンスルホン酸マグネシウムの効力及び最適量は次のよ
うに決定された。
1 8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシ
ウムを0.05Mベロナール緩衝剤(pH−8.6 〜
8.8)に浴かしてなる(3m9/ml含有)溶液を調
裂した。
8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシウム
を溶かすには激しい攪拌が必要である。
この8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシ
ウム溶液を一連のびんに夫々0.05ml,0.10m
l,0.15ml、0.20ml及び0.30ml人れ
た。
6個目のびんにベロナール緩衝剤溶液を入れた。
かかる各びんに正常な人の抑清(100μt)を添加し
た。
更に各びんに、よう素−125を含有する放射性L−}
リョードチロニン(l2’I−T3;比放射能350〜
600mCi/mgのもの40〜60pg)をベロナー
ル緩衝剤に溶かしてなる溶液を添加した。
ガンマ線シンチレーションウエル計数管を使って各びん
の初期カウントを決定した0 2 全てのびんを37℃で1時間温置した(静止状態で
)。
3 全てのびんにベロナール緩衝剤溶液(1.0ml)
を添加した。
4 各びんにイオン交換樹脂(Ionics社より商品
名「AR−111Jとして市販されている陰イオン選択
性樹脂)のストリップを入れて栓をした。
5 各びんを室温(15〜32℃)で1時間回転した。
6 びんからストリップを注意深く取出し、廃棄した。
7 各びんのカウントを測定した。
一次方眼紙に、結合した を8−アニリノー 1−ナフタリンスルホン酸マグネシウムの添加量(μV
)に対しプロットする。
得られた曲線:は、240〜300μfANs禁止剤で
最犬の効果(結合放射性T3の最小係)を示すはずであ
るO 抑制率係は次のように計算される。
抑制率の許容限界は50%又はそれ以上である。
高比放射能125IT3の調製 NaI125(12mCi)を入れた反応びんに1:9
のH2SO4−H20混合物i滴と飽和Na2HPO4
1滴を加えた。
1:1のNH40H−メタノール混合物に遊離酸として
の非放射性T3(所定純度のもの20μl)を0.5m
g/mlの濃度で溶かした。
混合後、pHハイドリオン試験紙を用いてpHを調べた
pHは7.5〜8.5でなければならない。pH調節が
必要ならば、NaOH又はH2SO4(1:9)が用い
られる。
混合しながら、飽和■2(4μt)を反応びんに添加し
た。
反応を25秒間続けた。
亜硫酸ナトリウム溶液(100■/一を含有)6滴を加
えた。
この混合物(10μt)を亜硫酸ナトリウム(150m
g)一ぎ酸(227ml)−H20(773ml)の溶
媒系を用いてペーパークロマトグラフイーした。
125I−T3を他の反応成分から薄層クロマトグラフ
イーによって分離した。
強度の許容限界一一350〜600mCi/mg上記の
如く調製した125I−T3のハプテン特異性を次のよ
うに試験した。
標定したT3抗抑清をベロナール緩衝剤中で1:5及び
1:10に希釈した。
3個のびんに未希釈の抗抽清o.1mlと各緩衝剤希釈
物0.1mlを添加した(二重反復試験)。
125I−T3をベロナール緩衝剤中で400〜600
pg/mlに希釈し、0.1mlを各びんに添加した。
この容量をベロナール緩衝剤で1.2mlにした。
各びんの初期カウントを測定した。びんを37℃で1時
間静かに温置した。
各びんにベロナール緩衝剤(1ml)とイオン交換樹脂
のストリップを添加した。
びんを室温(15〜32℃)で1時間回転させ、ストリ
ップを注意深く取出した。
びんの内容物をカウントし、そして結合125I一T3
の%を決定した。
特異性は、両希釈物が50係以上の結合を示すとき本発
明の放射免疫測定方法に適するが、しかし未希釈T3抗
抑清の結合性は85〜100チであることが好ましい。
T3減少抑清の調製 T3は、下記の手順に従って正常な人廂清から抽出され
た。
1 水中懸濁によって、イオン交換樹脂(80g、Ro
hm and Haas社より市販されている「Amb
er lite CG−400」)から微粉を取除く。
2 次いで、この樹脂を0.05Mバルビタール緩衝剤
(pH8.6)を用いて平衝化する。
3 緩衝剤中の樹脂スラリーを調製し、これを巾27C
m×高さ35cmの層をなすクロマトグラフカラムに注
ぎ入れる。
4 40,000〜60,000cpm/mlを生ずる
のに十分な量の高比放射能125■−T3を抑清に添加
する。
5 この抑清にナトリウムアジドを0.1%濃度まで溶
解する。
6 この佃清をカラムに通し、両分を集める。
7 画分の一定量をカウントして抽出効率を定める。
これは97.5.%以上となるはずである。上記の如く
調製したT3減少抑清は、次いで、抽出後のチロキシン
結合性グロプリン(TBG)含量を評価するために結合
力について下記のように試験される。
ベロナール緩衝剤(1.oml)を3個のびんの各各に
添加する(二重反復試験)。
また、各びんに100μtの125I−T3(50pg
)を添加する。
そして第一のびんにはT3減少穐清(100μt)を添
加し、第二のびんにはユーチロイド (euthyroid)抑制抑清(100μt)をまた
第三のびんにはハイパーチロイド (hyperthyroid)抑制佃清(100μt)
を添加する。
びんを1分間回転させて混合し、全てのびんを初期カウ
ントする。
各びんを37℃で1時間(水浴、静止状態)温置する。
ベロナール緩衝剤(1ml)を添加する。
イオン交換樹脂のストリップを各びんに入れ、そしてこ
れらのびんを室温で1時間回転させる。
ストリップを注意深く取出し、びんの内容物をカウント
する。
各びんの結合T3*%は、次のように算出される。
下記順序で高いカウント比が観察されるはずである。
ハイパーチロイド〈ユーチロイド<T3減少抽清 ユーチロイド抑制佃清からT3減少力清への増分(△)
は8%以上となるはずである。
T3減少抽清は、T3標準試料が調製される(好ましく
は同じ日に調製)まで4℃に貯蔵されるO T3標準試料の調製 遊離酸形のT3が出発物質である。
このT3のメタノール性NH40H溶液をクロマトグラ
フイーしてT4の不在を量定する。
標準溶液は次のように調製される。
1 デシケータ(−20〜30℃)内に貯蔵しておいた
T3を正確に10■秤量してこれを100一メスフラス
コに移す。
2 メタノールと濃NH40H(99:1)の混合物を
調製し、ほぼ100ml上記メスフラスコに添加する。
3 T3が完全に溶解するまでこの混合物を攪拌し、而
して100mlなるように上記メタノールー水酸化アン
モニウム溶液を8C添加する。
濃度は100μ2/mlである。
4 100μf/mlのT3 1容をベロナール緩衝剤
(0.05M,pH8.6〜8.8)99容で希釈する
濃度は1μrT3/mlである。この1μf/ml溶液
を使ってT3を0.0.5,1.0.20及び6.0n
g/ml含有するT3標準試料25mlを調製する。
4個の25mlメスフラスコに前述の如く調製したT3
減少匍清約15mlを添加する。
また、これらのフラスコに、T3を1000nf/ml
含有するT3溶液を夫々12.5μt125μt150
μt及び150μt加え、且つ25mlにするに十分量
のT3減少抑清を添加した。
T3抗抽清の調製と力価の評価 前掲文献に記載の如く完全なフロイド・アジュバンド中
で乳化させたT3−メチルエステル塩酸塩十BSAイン
ムノーゲンを使って兎又は山羊を過度免疫法に付すこと
により、T3抗抑清を産生じた。
この抗抽清の力価は次のように評価される。抗匍清を凍
結乾燥形態で貯蔵する。
このT3抗抑清(0.2cc)を既述の如く調製した0
.1%HSA含有ベロナール緩衝剤(5ml)の添加に
より再組成する。
この5mlは抗抑清の1:25希釈物である。
1:25希釈物1.25mlを0.1チHSA緩衝剤3
.75mlに添加して1:100希釈物とする。
6個のびん(二重反復試験)にペロナール緩衝剤0.8
mlを添加し、次いで(a)8−アニリノー1−ナフタ
リンスルホン酸マグネシウム溶液100μt、(b)T
3減少抽清100μt及び(c)125I−T3溶液(
400〜600pr/ml)100μtの順で連続添加
する。
1:100希釈物から始まる一連のT3抗抑清5倍希釈
物は次のように調製される。
5個の試験管(5mJ容量)にベロナール緩衝剤(0.
1%HSAを含有)0.8mlを添加し、試験管に番号
を付す。
1:100希釈物0.2mlを第一の試験管に添加し(
希釈度1二500)、この1:500希釈物0.2ml
を第二の試験管に移して混合する(希釈度1:2500
)。
この一連の5倍希釈法を続行して1:12,500、1
二62,500及び1:312,500とする。
而して、試験管は、下記の如き種々の抗抑清希釈物0.
8mAを含有する(ただし、最後の試験管は1.0ml
を含有する)。
1:100希釈物100μtを第一のr倍びんに添加し
、そして上記の各希釈物100μtを残る5r倍びんに
添加する。
びんの内容物を1分間混合し、ガンマ線計数管で初期カ
ウントを測る。
全てのびんを37℃(水浴)で1時間温置する。
各びんにベロナール緩衝剤(1.0ml、HSAなし)
を添加する。
また、各びんにイオン交換樹脂ストリップを添加し、そ
してびんを室温(15〜32℃)で1時間回転させる。
樹脂ストリップを注意深く取出し、びん内容物の125
OI−T3をカウントする。
各希釈物の結合T3*%は次のように算出される。
一次方眼紙に抗抑清希釈度に対する結合T3%のグラフ
を作成する。
検定に使用すべく75%の結合性を与える希釈度が選択
される。
50%の結合性終点が種々の抗抽清を比較するのに有用
である。
キット成分及びキットの調製 A 反応びん ベロナール緩衝剤8部に8−アニリノー1−ナフタリン
スルホン酸マグネシウム(3mg/ml)1部と125
I−T3溶液(400〜60opg/ml)1部を添加
する。
1分間機械的に混合し、自動ピペット又は小出装置に移
す。
既述の如く調製した組合せ試薬1mlを各反応びんに移
し、これらのびんを−20℃(又はそれ以下)で貯蔵す
る。
B 既述の如く調製したT3減少抑清−T3標準試料。
C 40〜60pv量のl25I−T375 %と結合
する抗体希釈物を含有するように既述の如く希釈したT
3抗佃清。
D 既述の如く調製したべロナール緩衝剤。
E イオン交換樹脂ストリップ。
典型的なパッケージ式試験キットは下記の構成要素を含
む。
1 夫々、組合せ試薬を1ml人れた100個の反応び
ん。
2 T3減少抽清中で希釈したT3標準試料(0,0.
5,1.0,2.0及び6.Ont/mlのT3標準試
料)を夫々1.5ml入れたびん。
3 予め希釈しておいたT3抗匍清を夫々2.5m/入
れた5個のびん。
4 ベロナール緩衝剤(0.05M,pH8.6〜8.
8)110mlの入った容器1個。
5 夫々、塩水中のイオン交換樹脂ストリップを50個
入れた2個の容器。
構成要素1,2及び3は冷凍状態で貯蔵且つ輸送される
要素4は3〜5℃で貯蔵又は冷凍されうる。
要素5は冷凍されず、室温で貯蔵されうる。T3放射免
疫測定試験方法。
本発明のT3放射免疫測定方法を実施するのに下記手順
が用いられる。
1 所要数の反応びんを冷凍機から取出し、解凍中又は
解凍後の各びんについて1分当りの正味初期カウントを
決定する。
解凍された反応びんを静かに攪拌する。
好ましくは試験は二重反復して行なう。
2 0,0.5,1.0,2.0及び6.Ong/ml
T3標準試料各々100μtを反応びんに添加し、また
他の反応びんに夫々患者の抑清100μtを添加する。
3 各反応びんにT3抗抑清100μtを添加して栓を
する。
4 回転機上で1分間12〜14rpmで回転させ又は
びん台を静かに揺り動かすことにより、びんの内容物を
混合する。
5 反応びんを37℃の水浴中で1時間±5分間温置す
る。
この際、びんは、その中の液面が水浴の液面と等しいか
又はこれを超えるような深さで水浴中に温置されるべき
である。
6 各びんにベロナール緩衝剤(1.0ml)を添加す
る。
7 イオン交換樹脂ス}リツプ1個を各反応びんに入れ
、栓をする。
8 転倒式混合を生ずる回転機上で上記反応びんを12
〜14rpm.周囲温度(15〜32℃)1時間回転応
せる。
9 樹脂ス}リツプを注意深く取出し、廃棄する。
このとき、樹脂ストリップは、栓をする前にストリップ
をびんの頂部に軽く触れさせてびん上で排液させるべき
である。
10 各びんの1分当りの正味後カウントを測定する0 11結合T3I−125(%)は、正味CPM後カウン
トを正味CPM初期カウントで除し、100倍すること
によって算出される。
12ng%T3としての標準試料濃度に対する結合T3
I−125(%)を片対数グラフ用紙の等間隔軸(縦軸
)にプロットする。
13 このようにして得られた標準曲線を基に、結合T
3I−125%より患者の抑清中の全循環T3濃度を読
み取ることができる。
第1図に示した標準曲線は、下記の数字をプロットする
ことにより作製された。
上記の放射免疫測定方法を用いることによって一ユーチ
ロイド範囲は72〜214nr%T3*、平均126±
29であり、ハイパーチロイド患者の平均値は480±
127n?%、そしてハイポチロイド患者の平均値は6
7±46nr%であるとわかった。
この標準範囲を用いたとき、抑清T3は臨床的にハイパ
ーチロイドの患者の98%で高く、臨床的にハイポチロ
イドの患者の56%で標準範囲より下回わることがわか
った。
下記データは、前記の放射免疫測定方法を使って得られ
たもので、ユーチロイド抑制抑清及びハイバーチロイド
抑制抽清について4つの異なった各日に各測定で6回反
復した結果の平均値及び標準偏差を表わす。
例2 以下は、本発明のT4放射免疫測定試験方法の実施を例
示する。
ナトリウムバルビタール(ベロナール)緩衝剤1tビー
カ内の蒸留水(900ml)にナトリウムバルビタール
(脱水形)を加えることによって、8.6〜8.8のp
Hを有する0.075Mベロナール緩衝溶液を調製した
ナトリウムバルビタールの量は15.45g/tであっ
た。
攪拌下ナトリウムバルビタールを溶かした後、保存剤と
してナトリウムアジド(1oO■)を加え、またエチレ
ンジアミン四酢酸(1.86r)を加えた。
かき混ぜて溶解した後、酸又は塩基を加えることによっ
てpHを8.6〜8.8に調整し、この溶液を最終容量
1tに希釈し、4℃で貯蔵した。
0.1%(w/v)の人匍清アルプミン(HSA)を含
有する抗体希釈剤として使用すべく、最終容量に調整す
る前、熱不活性HSA溶液〔4−、25係(w/v);
52℃±2℃、60分間〕を添加した0 8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシウム
の製造 500mlビーカに入れた蒸留水(200m/)に高純
度の8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸(Eas
tman Kodak Co.)(10g)を添加した
この混合物をホットプレート上で機械的にかき混ぜなが
ら、水酸化ナトリウム(5N)をビュレットから滴加し
た。
この水酸化ナトリウム溶液を約5.5一加え且つ温度が
75℃〜85℃になったときから可溶化が起った。
この熱い溶液を粗い焼結ガラスに通して重力涙過し、涙
液をビーカに集め、10℃〜20℃に冷却した。
この涙液に塩化マグネシウムの飽和水溶液を攪拌下で加
えて最大限の沈殿(一般には6〜7ml)が生ずるよう
にした。
沈殿物を粗い焼結ガラスにより吸引涙過し、残留物を氷
冷水で洗った。
粗製8−アニリ/−1−ナフタリンスルホン酸マグネシ
ウムヲ蒸留水(150ml)に加熱(75〜85℃)溶
解し、急冷によって再晶出せしめた。
実質上完全な結晶化を生ぜしめるに要した時間はおよそ
30〜45分であった。
次いでこのものを吸引枦過し、残留物を氷冷水で洗った
もう一度晶出する必要があった。
緑色〜黄色の8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸
マグネシウムを時計皿の上で恒量になるまで空気乾燥し
、次いでデシケータ(こはく色の容器)内−20℃〜−
30℃で貯蔵したO T4放射免疫測定試験方法に用いようとする8−アニリ
ノーl−ナフタリンスルホン酸マグネシウムの効力およ
び最適量は次のようにして決定された。
1 8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシ
ウムをo.075Mベロナール緩衝剤(pH8.6〜8
.8)に溶かしてなる(6mg/ml含有)溶液を調製
した。
8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシウム
を溶かすには激しい攪拌が必要である。
この8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシ
ウム溶液ヲ5個のびんに夫々0.05ml、0.10m
、0.15ml、0.20−および0.30ml入れた
6個目のびんに、ベロナール緩衝溶液を0.3ml入れ
た。
各びんに、予めイオン交換樹脂で抽出しておいた正常な
人柚清(10μt)を添加した。
更に各びんに、ベロナール緩衝溶液中のよう素一125
含有放射性チロキシン(125I−T4:350〜70
0mCi/mlgのもの100pf±20pf)を添加
した。
各びんの容量をベロナール緩衝液で1.2にした。
各びんの初期カウントを、ガンマ線シンチレーヨンウエ
ル計数管を使って測定した。
2 全てのびんを37℃で1時間(静止状態で)温置し
た。
3 各びんにイオン交換樹脂(Ionics社より市販
されている第四アンモニウム型)のストリップを添加し
、元通り栓をした。
4 びんを室温(15℃〜32℃)で30分回転させた
5 びんからストリップを注意深く取出し、廃棄した。
6 各びんのカウント比を決定した。
7 8−7=リ/−1−ナフタリンスルホン酸マグネ
シウムの添加量(μグ)に対し を一次方眼紙に プロットする。
得られた曲線は500〜600μrANs禁止剤で最犬
の効果(結合放射性T4の最小係)を示すはずである。
8 抑制率(%)は次のようにして算出される。
抑制率の許容限界は80係又はそれ以上である。
高比放射能125I−T4の調製 下記溶液を調製した。
A IN水酸化ナトリウム(40μt)の添加によりT
4遊離酸(4mg)を0.05Mりん酸ナトリウム緩衝
液(1.0ml)に溶かし、次いでt−ブチルアルコー
ル(9.0ml)で希釈した。
B クロラミンT(2.6mg)を0.05Mりん酸ナ
トリウム緩衝液(i.oml)に溶かした。
C メタ重亜硫酸ナトリウム(5.0mg)をりん酸ナ
トリウム緩衝液(1.0ml)に溶かした。
D ぎ酸(2.3ml)をSPF水(77ml)に加え
たO E 水酸化アンモニウム(0.5m/)をメタノール(
50mA)に加えた。
手順: 1 溶液Dk適当なクロマトグラフィー・チャンバーに
入れ、使用前少なくとも1時間平衡化した0 24ccびんに次のものを入れた。
a T4 25μt(溶液A10μf) b I−125よう化ナトリウム 5mCiC りん酸
ナトリウム緩衝剤25μt d クロラミンT15μt(溶液B 39μ2)e 6
0秒間反応 f メタ重亜硫酸ナトリウム20μt(溶液C100μ
g) 3 放射クロマトグラムに十分なだけ、finワットマ
ン紙クロマトグラフイーストリップにスポットした。
4 T4反応混合物の残留物を別のlinワットマン紙
クロマトグラフイーストリップにスポット した。
5 両ストリップを溶液Dで25〜30cmの高さまで
展開させた。
6 工程4におけるストリップ上のT4バンドを位置付
け、而してそのT4を8〜12mlの溶液:Eで抽出し
た。
これに、飽和亜硫酸ナトリウム(l50μt)を添加し
た。
7 工程3のス}リツプを走査して比放射能を測定した
8 工程6のT4溶液を、空気流れを用いて蒸発シ乾固
させた。
9 乾燥したT4をT3/T4希釈剤(SRS78)6
0−で溶解した。
T4減少抑清の調製 T4m清は、下記の手順に従って正常な人抑清3から抽
出された。
1 アニオン交換樹脂(処理される人抽清5rIll毎
に1μg;Rohm and Haas社より市販され
ているrAmberlitecG−400J、100〜
200メッシュ、第四アンモニウム型、3、3meq/
g)をO.15M塩水で洗って微粉を取除く。
次いでこれを粗い焼結ガラスに通して涙過する。
2 匍清を8μミリポア・フィルター(MF)で瀝過し
て粒状物質を除き、次いで初期カウントごとして約50
〜100,OOOCPM/mlを生ずるのに十分なトレ
ーサ量のl25I−T4を添加したo 3 ガラス容器に入れた穐清に、生成混合物の高さが最
小限になるように含水樹脂を加えた。
こくの容器に攪拌棒を設置し、その内容物を4℃で16
〜20時間ゆっくりと混合した。
攪拌棒の速度は、単に内容物の沈降を防止するだけのも
のとすべきである。
攪拌棒は、容器直径のできるだけ多くにまたがるよう選
定される。
4 上記混合物を10.00Orpm(ローター≠55
34、SorvalL.半径5.25in)で1時間4
℃±2℃で遠心分離した。
上澄み液をMF(8μ細孔径)に注意深くデカンテーシ
ョンし、p液を4℃で集めた。
3μMF1次いで0.22μMFを使つ1戸過操作を反
復した。
最後の枦液1−のカウントを測った。
およその収率−70係又はそれ以上。
抽出効率O許容限界=92係又はそれ以上: 抽出されたT4(係)=100−A 次いで、上の如く産生されたT4減少穐清の結合能力を
以下の如く調べた。
1 2個のびんの各々にベロナール緩衝液(1.09m
l)を入れる。
(二重反復)。2 各びんに100μtの125I−T
4(100pr±209f)を添加する。
3 一方のびんには出発佃清(10μt)を加え別のび
んには抽出又は減少せる抑清(10μtを加える。
各びんの内容物を回転によって混合した後、カウントを
測定する。
4 びんを37℃で30分(水浴、静止状態で)温置す
る。
5 各びんに樹脂ストリップを入れ、室温(15℃〜3
2℃)で30分回転させる。
6 ス}リツプを注意深く取り除いた後、各びんのカウ
ントを測定する。
7 各びんの結合T41算出する。
減少抑清のカウントは出発物質のそれより△6チまで高
いか又はそれ以上の差があるはずである。
而して、如上の仕様を満たすT4減少抑清を、ナトリウ
ムアジド濃度が0.6%になるように調製し、そしてこ
れを標準物が調製されるまで4℃で貯蔵するO T4標準試料の調製 出発物質は遊離酸チロキシンである。
T4のメタノール性水酸化アンモニウム溶液をクロマト
グラフイーしてT3による汚染を見積り、而して目立つ
程のT3含量を示すロットははねる。
1 減圧下−20℃で貯蔵しておいたT4を正確に10
■秤量し、これをメタノールとNH40H(99:1)
の混合物で100μf/mlにする(溶液1) 2 予め37℃に温めておいたベロナール緩衝液(99
ml)を溶液1(1.Oml)に加える(溶液2−1μ
1/ml)。
3 T4減少抑清で十分にゆすいでおいた50mlメス
フラスコに、下記表に示した容量の溶液2を入れて下記
表に記載の濃度にする。
4 T4減少柚清を加えて50mlとじ、これを400
で貯蔵する。
T4インムノーゲンとT4抗匍清の産生 結晶性牛匍清アルプミン(BSA)(150mg)を秤
量し、2〜8℃の蒸留水(7.5m/)に溶かした。
T4のN−アセチル誘導体(Fax Chemica1
社)(100■)を秤量し、37℃に加温しなからジメ
チルホルムアミド(34ml)に溶かした。
溶けたなら、2.7〜4.5μCiの125I−T4を
加え混合した。
l一エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド(ECDI)(100mg)k秤量し、蒸留
水(2ml)に室温で溶かした。
電磁攪拌棒を備えた容器にBSA溶液とECDI溶液を
入れ、静かにかき混ぜる。
0.05N−HCtと0.05N−NaOHでpHを5
.8に調整する。
1時間後、追量のECDI(50mg)を固体形状で加
える。
T4の滴加後、上昇傾向にあるρHを5.8に保つ。
2時間後、反応容器をアルミニウム箔で包み、2〜8℃
で18〜24時間かき混ぜる。
反応混合物(1ml)のカウントを測定する。
七七際、該容量はO.lmlの値まで出す。
この反応混合物をセロファン透析膜に入れて3日間蒸留
水に対し透析し、その間水を頻繁に取替える。
透析水対反応混合物の比は少くとも15:1とすべきで
ある。
濁った液を透析袋から取出し、lmlのカウントを測定
する。
このときの容量は0.1mlの桁まで出す。
結合したT4のmg数は次のようにして算出される。
モル比は少くとも10:1となるはずである。
かくして産生されたインムノーゲン調製物を5μ又はそ
れ以下で48時間凍結乾燥する。
このようにするために、BSAを9mgずつ分取する。
免疫賦与のため、凍結乾燥した調製物を蒸留水(3づ)
に懸濁させ、この不溶懸濁物を高速度均質化(Virt
isホモジナイザー、全速力)により微細にする。
完全なフロイド・アジュバンド(抗原補強体)(3ml
)を加え、この混合物を高速度均質化により乳化する。
前免疫法ブリード(bxeea)後、動物に(山羊、羊
の場合)全投与量約3■で胸部2箇所に皮下注射し、ま
た(ラビットの場合)全投与量約3■で中間股筋、肩甲
骨下筋および胸部の4箇所に皮下又は筋肉内注射する。
この免疫賦与を2〜3周間のまをおいて反復し、定期的
に匍清試料を滴定によって試験する。
抗体力価がioooo又はそれ以上であるとき、動物か
ら大容量採抑して抗抑清を得る。
抗匍清は0.2cc量および1.Occ量ずつ貯蔵し凍
結乾燥する。
例えば、0. 2cc量を用いるとき、T4抗匍清は、
冷い蒸留水(0.2oc)を加えることによって再組成
される。
ベロナール−0.1チHSA緩衝溶液で希釈物を調製し
て予想沌る力価にブラケットを付す、希釈物は標識T4
及び8−アニリノー1−ナフタリンスルホン酸マグネシ
ウムを含有するマトリックス並びにT4減少抽清の存在
でのT4%の抗抽清結合性50%の希釈物である。
マトリックスよりはむしろ個々の成分を書き入れた試料
プロトコール(実験記録)を下に示す。
各びんを1分間回転させた後、初期カウントを測定する
びんを水浴中37℃で30分温置する各びんに樹脂スト
リップを入れ、室温で30分回転させる。
ストリップを取出して、びんの後カウントを測定する。
結合125I−T4%は次のようにして求められる。
結合T4”%の値を希釈度に対し縦軸にプロットし、而
してこのグラフから、標識物50係が結合する希釈度(
50%終点)が見出される。
キット成分及びキットの調製 A 反応びん:ベロナール緩衝液8容に、125I−T
4のベロナール緩衝溶液(100Pf±20Pf/0.
1m/)1容とMfANSのべロナール緩衝溶液(6■
/ml)1容を加える。
十分に混合したlmlずつ分取する。
これらのびんを4℃に貯蔵する。
B T4抗力清:親液性ストッパー付き5ml血清びん
を用いる。
滴定グラフから、T4”の65〜80%結合性をもたら
す希釈度を読み取る。
もしこの力価が例えば1:1200であれば、1:60
0の希釈物が培強度ベロナール緩衝後(0.150M)
で調製される。
275mlを匍清びんに入れ、親液性ストッパーを正し
くセットした凍結乾燥に付す。
使用の場合、凍結乾燥した抗体を蒸留水5.5mlで再
組成する。
凍結乾、燥した抗体は4℃で貯蔵する。
C T4減少抑清一T4標準試料を既述の如く調製する
D イオン交換樹脂ストリップを0.9%塩水に浸漬し
て貯蔵する(びん1個につきストリップ 50)。
典型的なパッケージ式試験キットは下記の構成要素を含
む。
1 0.1ミリキュリーより少い(検定の日に)チロキ
シンI−125,600μ?の8−アニリノー1−ナフ
タリンスルホン酸マグネシウム及び0.075モルのべ
ロナール緩衝液を入れた1一反応びん125個。
2 T4不含人柚清にT4を各々1,0、2.o,5.
0、lO.0、20.0及び40.0μg含有させてな
るT4標準試料を夫々0.5ml入れたびん。
3 凍結乾燥したT4抗抑清(1:100より高い希釈
度の兎、羊又は山羊チロキシン抗体)。
各びんに、0.075Mのべロナール緩衝液と1.0係
の人力清アルブミンを入れる。
再組成物の容量は5.5−である。
4 イオン交換樹脂ストリップ T4放射免疫測定試験方法 本発明のT4放射免疫測定方法を実施するのに下記手順
が用いられる。
1 凍結乾燥した抗匍清を蒸留水5.5mlで再組成す
る。
所要の試験要素を冷凍機から取出し、室温(15℃〜3
2℃)に平衡化せしめる。
これらの反応びんを穏和に渦運動させることによって混
合する。
試験は好まし〈は二重反復で行う。2 工程1の温度平
衡化の過程で累積カウントが最小限10,OOOKなる
に十分な期間いくつかの反応びんの初期カウントを測定
する。
正味CPM初期カウントを決定し記録する。
3 各1.0、2.0、5.0、10.0、20.0及
び40.0μ1%の標準試料10μtを一連の反応びん
に入れ、また他の反応びんに夫々10μtミクロピペッ
トを使って患者の血清10μtを入れる。
4 各反応びんに抗穐清100μtを入れ、栓をする。
これは、半自動μtピペット又は反復μt注射器によっ
て達成される。
5 これらのびんを37℃の水浴中で(反応びん内の液
面に等しいか又はこれをわずかに越える深さにまで浴を
満たして)最小限30分から40分を越えない時間温置
する。
反応時間は全ての反応びんで同じでなければならない。
6 水浴から反応びんを取出す。
各反応びんに樹脂ストリップ1個を入れて栓をする。
7 反応びんを、転倒式混合を生ずる回転機上12〜1
4rpmで最小限30分から40分を越えない時間室温
(15〜32℃)で回転させるこの分離時間は全ての反
応びんで同じでなければならない。
8 直ちに樹脂ストリップを取出し、廃棄する。
取出す際、樹脂ス}リツプをびんの頂部に軽く触れさせ
ることによってびん上で該ストリップから排液されるべ
きである。
元通り栓をする。9 各反応びんについて、累積カウン
トが最小限10,000となるに十分な時間、後カウン
トを測定する。
正味CPMl&カウントを決定し、これを記録する。
10 各反応びんの正味CPMIカウント(工程9)を
平均正味CPM初期カウント(王程2)で除す。
その商が抗体に結合したチロキシンI−125係である
11 片対数グラフ用紙の等間隔軸に、各標準試料に関
する二つの値の平均結合係を、標準試料の濃度関数とし
てμ1%でプロットする。
12 各患者の抑清の結合係を決定する。
その結合チに関するチロキシン濃度を標準曲線(例えば
、第2図を参照)から求める。
第2図に示した標準曲線は、下記表の数字をプロットす
ることにより作製された。
この放射免疫測定方法によって、ユーチロイド範囲は4
.5〜12.0μv係、平均7.4±1.8であるとわ
かった。
また、ハイパーチロイド患者の平均値は17.1±4.
8μr%、ハイボチロイド患者のそれは2.7±1.5
μ1%とわかった。
この標準範囲を用いたとき、力清T4は臨床的にハイパ
ーチロイド患者の92係で高く、臨床的にハイボチロイ
ドの患者の88係で標準範囲より下回わることがわかっ
た。
妊娠しているか又はエストロゲン治療法を受けている患
者の平均抽清T4は夫々11,0±1.4μ2係および
10.9±2.8μf%であるとわかった。
すなわち、標準範囲の高い方である。アンドローゲン療
法を受けている患者の平均T4は4.3±1.0μf%
であるとわかった。
新生児の平均抑清T4は19.5±5.1μt%である
とわかった。
下記データは典型的なキットを用いて得られたもので、
既知濃度のT4に関する抑制面清について7つの異なっ
た各日に各測定で6回反復した結果の平均値及び標準偏
差を表わす。
各実験内の測定変化 下記データは典型的なキットを用いて得られたもので、
ハイポチロイド、ユーチロイド及びハイパーチロイド抑
制抑清について4つの異なった各日に各測定で6回反復
した結果の平均値及び標準偏差を表わす。
三実験間の測定変化 下記データは典型的なキツ}k用いて得られたもので、
ハイポチロイド、ユーチロイド及びハイパーチロイド抑
制匍清について4日続けて行った各測定で4回反復した
結果の平均値及び標準偏差を表わす。
本発明のT4測定方法の感度および再現性は、0.5μ
t%T4が1μ1%および2μグチの標準試料間で区別
しうるが如きものである。
以上の説明から、本発明のいくつかの目的が達成され且
つ他の有利な結果が得られたことがわかる。
本発明の範囲から逸脱することなく上記方法及び物質に
ついて種々の変更がなし得るので、本明細書又は図面に
示された事項は全て本発明を例示するものであってこれ
を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、L−}リョードチロニンのナノグラムパーセ
ント(nl7%)として表わしたL一トリョードチロニ
ンの標準溶液濃度に対し結合放射性L−}リョードチロ
ニンのパーセント(%)fプロットすることによって得
た標準曲線の例を示すグラフである。 第2図はチロキシンのミクログラムパーセント(■チ)
として表わしたチロキシンの標準溶液濃度に対し結合放
射性チロキシンのパーセント(チ)をプロットすること
によって得た標準曲線の例を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 チロキシン含量を測定しようとする血清試料を、放
    射性チロキシンとチロキシンのチロキシン結合性グロプ
    リンに対する結合を抑制する禁止剤とを含有する緩衝溶
    液から本質上なる試薬と混合し、 この混合物に、牛血清アルプミンに結合したチロキシン
    のN−アセチル誘導体と1−エチル−3−(3−ジメチ
    ルアミノプロピル)カルボジイミドとの結合体を含むイ
    ンムノーゲンから産生された、チロキシンと免疫反応で
    きる抗体を含有する抗血清を添加し、 得られた混合物を、抗体結合チロキシンと未結合チロキ
    シンとの実質的平衡をもたらすに十分な時間或る温度で
    温置し、 抗体結合チロキシンから未結合チロキシンを分離し、 抗体結合放射性チロキシノと未結合放射性チロキシンと
    の相対量を決定する 諸工程からなる、未抽出血清中のチロキシンを試験管内
    に定量するための放射免疫測定方法。 2 温置工程が37℃の温度で約30分間実施される特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 未結合チロキシンが、混合物をイオン交換樹脂より
    本質上なる膜の比較的薄いストリップと所定の時間接触
    させることによって抗体結合チロキシンから分離される
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 混合物が膜との接触状態を室温で約30分間保持さ
    れる特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 放射性チロキシンがよう素−125含有チロキシン
    およびよう素−131含有チロキシンからなる群より選
    ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 未抽出血清中のチロキシンを試験管内定量するため
    の放射免疫測定用抗血清にして、牛血清アルプミンに結
    合したチロキシンのN−アセチル誘導体と1−エチル−
    3−(3−ジメチルアミンプロピル)カルボジイミドと
    の結合体を含むインムノーゲンから産生された、チロキ
    シンと免疫反応できる抗体を含有する抗血清。
JP51074595A 1975-06-26 1976-06-25 チロキシンを定量するための放射免疫測定方法 Expired JPS584782B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59067175A 1975-06-26 1975-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS523820A JPS523820A (en) 1977-01-12
JPS584782B2 true JPS584782B2 (ja) 1983-01-27

Family

ID=24363198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51074595A Expired JPS584782B2 (ja) 1975-06-26 1976-06-25 チロキシンを定量するための放射免疫測定方法

Country Status (11)

Country Link
US (2) US4111656A (ja)
JP (1) JPS584782B2 (ja)
AU (1) AU500821B2 (ja)
BE (1) BE843484A (ja)
BR (1) BR7603472A (ja)
CA (1) CA1050425A (ja)
DD (1) DD125022A5 (ja)
DE (1) DE2627455A1 (ja)
FR (1) FR2317655A1 (ja)
GB (1) GB1499958A (ja)
NL (1) NL7605447A (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7713952A (nl) * 1977-12-16 1979-06-19 Philips Nv Radio-immunologische methode voor het bepalen van de schildklierfunktie door een in vitro onderzoek in bloedserum.
NL7902396A (nl) * 1978-04-26 1979-10-30 Abbott Lab Analyse van galzuren.
US4238471A (en) * 1978-07-12 1980-12-09 Becton, Dickinson And Company Assay for thyroid hormone binding capacity
US4468469A (en) * 1981-11-04 1984-08-28 Miles Laboratories, Inc. Substituted phenylacetic acids and salts as TBP blocking agents in iodothyronine immunoassays
US4431741A (en) * 1981-12-17 1984-02-14 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Hypothyroid control serum
US4622293A (en) * 1983-07-05 1986-11-11 Miles Laboratories, Inc. Iodothyronine immunoassays employing HMS as TBP blocking agent
GB8404843D0 (en) * 1984-02-24 1984-03-28 Amersham Int Plc Free analyte assay
DE3600365A1 (de) * 1986-01-09 1987-07-16 Hoechst Ag Neue thyroninderivate
MC2260A1 (fr) * 1990-06-18 1993-04-26 Dow Chemical Co Formulations de produits radiopharmaceutiques,leur methode d'administration et leur procede de preparation
US5352803A (en) * 1992-03-30 1994-10-04 Abbott Laboratories 5(6)-methyl substituted fluorescein derivatives
CA2131727A1 (en) * 1992-03-30 1993-10-14 Diana E. Clarisse Reagents and methods for the detection and quantification of thyroxine in fluid samples
IT1254858B (it) * 1992-04-14 1995-10-11 Metodo per la determinazione della frazione libera di sostanze presenti nei fluidi biologici.
JP3706895B2 (ja) 1996-07-18 2005-10-19 ベーリングウエルケ、アクティエンゲゼルシャフト リガンド検定用試薬
ES2203815T3 (es) * 1996-07-18 2004-04-16 Dade Behring Marburg Gmbh Reactivos para analisis de acido micofenolico.
US7354721B2 (en) * 2000-09-22 2008-04-08 Clontech Laboratories, Inc. Highly sensitive proteomic analysis methods, and kits and systems for practicing the same
JP5465758B2 (ja) * 2011-09-26 2014-04-09 富士フイルム株式会社 蛍光粒子を用いたサイロキシン免疫アッセイ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3507618A (en) * 1964-11-27 1970-04-21 Squibb & Sons Inc Apparatus and method for determining thyroid function
US3714344A (en) * 1969-05-01 1973-01-30 Mallinckrodt Chemical Works Method for determining thyroxine in blood serum and reagent therefor
US3673183A (en) * 1969-11-17 1972-06-27 Squibb & Sons Inc {60 -ureidocephalosporanic acid compounds
US3711247A (en) * 1970-03-02 1973-01-16 Curtis Nuclear Corp Method for determination of thyro-binding capacity of blood proteins
US3928553A (en) * 1972-03-23 1975-12-23 Univ New York Radioimmunoassay method for triiodothyronine and thyroxine
US3911096A (en) * 1972-06-23 1975-10-07 Professional Staff Ass Of The Radioimmunoassay for measurement of thyroxine (T{HD 4{B ) and triiodothyonine (T{HD 3{B ) in blood serum

Also Published As

Publication number Publication date
DE2627455A1 (de) 1977-01-13
NL7605447A (nl) 1976-12-28
AU1430876A (en) 1977-12-01
JPS523820A (en) 1977-01-12
US4111656A (en) 1978-09-05
FR2317655A1 (fr) 1977-02-04
AU500821B2 (en) 1979-05-31
BE843484A (fr) 1976-10-18
CA1050425A (en) 1979-03-13
US4110076A (en) 1978-08-29
DD125022A5 (ja) 1977-03-23
BR7603472A (pt) 1977-01-04
GB1499958A (en) 1978-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Miles et al. Radioimmunoassay for urinary albumin using a single antibody
JPS584782B2 (ja) チロキシンを定量するための放射免疫測定方法
US4366143A (en) Assay for the free portion of substances in biological fluids
US4751190A (en) Fluorescence polarization immunoassay and reagents for use therein
US4454232A (en) Estriol assay
CA1079633A (en) Method for solid phase immunological assay of antigens
JP4990785B2 (ja) トピラメートに関する免疫アッセイ
Jurjens et al. Radioimmunoassay of plasma estradiol without extraction and chromatography
Catt et al. Antibody-coated tube method for radioimmunoassay of human growth hormone
JPS58117456A (ja) 特定の結合活性を持つ蛋白質とこれに対応して結合する物質との反応の一つの成分を検出及び定量する試薬セツト
JPS6311627B2 (ja)
US5691150A (en) Immunoassay for insulin-like growth factors
US4299812A (en) Immunoassay of thyroxine in neonates using dried blood samples
Dighe et al. The development of antisera to prostaglandins B2 and F2alpha and their analysis using solid-phase and double antibody radioimmunoassay methods.
US4438209A (en) Radioimmunoassay for fibrinopeptide A
Marcocci et al. Changes of circulating thyroid autoantibody levels during and after therapy with methimazole in patients with Graves’ disease
VanVunakis et al. Use of the double antibody and nitrocellulose membrane filtration techniques to separate free antigen from antibody bound antigen in radioimmunoassays
US4081525A (en) Radioimmunoassay of plasma steroids
US4113433A (en) Radioimmunoassay of hormones and metabolites in blood serum and plasma
JPS6134466A (ja) ハプテンの定量のためのイムノメトリツク法
US4107284A (en) Radioimmunoassay procedure using a stabilized complex
Hiroyuki et al. An enzyme immunoassay system for measurement of serum insulin
Pratt et al. Specificity of immunoassays: II. Heterogeneity of specificity of antibodies in antisera used for steroid immunoassay and the selective blocking of less specific antibodies, including a new method for the measurement of immunoassay specificity
US4066410A (en) Thyroid hormone assay
Youssefnejadian et al. Radioimmunoassay of plasma androsterone