JPS5847569B2 - テンドウタイオモチイル コウセイドアンナイキコウ - Google Patents

テンドウタイオモチイル コウセイドアンナイキコウ

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Publication number
JPS5847569B2
JPS5847569B2 JP50143906A JP14390675A JPS5847569B2 JP S5847569 B2 JPS5847569 B2 JP S5847569B2 JP 50143906 A JP50143906 A JP 50143906A JP 14390675 A JP14390675 A JP 14390675A JP S5847569 B2 JPS5847569 B2 JP S5847569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
guide
transfer
movable
tendoutai
Prior art date
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Expired
Application number
JP50143906A
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English (en)
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JPS5268645A (en
Inventor
嘉之 上野
法玉 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP50143906A priority Critical patent/JPS5847569B2/ja
Publication of JPS5268645A publication Critical patent/JPS5268645A/ja
Publication of JPS5847569B2 publication Critical patent/JPS5847569B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は転勤体を用いる高精度案内機構に関するもので
ある。
従来よりいくつかの転勤体を用いて可動台を直線的に案
内する機構が知られている。
この種の案内機構は「同一直線上にない3点によって平
面が定まる。
」という幾例学の教えに従って設計されるのが理想とさ
れて来た。
このような案内機構のl例をあげると第1図に示す如き
構造となる。
すなわち、第1図a,bにおいて符号1で示すものは基
台で、この基台1上にはその両端部に平行な■字形の断
面を有する案内溝2が形威されており、この案内溝2中
には鋼球3が一方には2個、他方には1個嵌入されてい
る。
一方、符号4で示すものは可動台でこの可動台4にはV
字状断面を有する案内溝5および平面部6が、前記基台
1の案内溝2と対向した位置に形或されており、前記鋼
球3と接触している。
このような構造においては基台1と鋼球3が1つの平面
を形威し、可動台4と鋼球3もまた1つの平面を決定す
る。
そして、これらの仮想的な平面がその間隔を変えること
なく相対的に移動するという前提のもとに高精度の直線
的な案内機構が達或されると考えられて来た。
しかし、このような理想的な案内機構が得られるために
は、鋼球3ぱ真球でなければならず、また鋼球の接して
いる面も正しく平面でなければならない。
ところが、現実的には両者とも工作誤差をまぬかれるこ
とはできず、この種の案内機構の直線性の程度はせいぜ
い平面の凹凸の程度にすぎなくなる。
一方、案内機構に負荷が作用するときには、鋼球などの
転勤体と平面の接触応力を弾性範囲にとどめ長寿命化を
はかる必要がある。
このような場合には転勤体は第2図に示すように3個以
上、通常4個〜8個用いられる。
すなわち、第2図a,bぱ他の案内機構を例示するもの
であるが、図中第1図a,bと同一部分は同一符号をも
って示してある。
本例の場合には基台1を凹状に、可動台4を凸状に形戒
し、互に対向する側面に案内溝2をそれぞれ穿設して鋼
球3を介在させたものである。
このような構造は幾町学的には過拘束の状態であるが、
鋼球の精度、平面の精度が十分に高く、かつ基台1と可
動台4が接近する方向に負荷を受けるときには、弾性変
形によって4個の鋼球全部が平面に接触可能である。
しかし、このような構造を採用しても、その移動時にお
ける直線性の程度は平面の凹凸もしくは鋼球の真球度の
誤差以上に高くすることはできない。
以上に9117した案内機構の直線性を測定した結果は
第3図に示したように、直線からのふれは0.3μm程
であった。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑みなされたもので
あり、案内面に十分多数の転勤体を用いかつ転勤体の数
に応じた圧力を加えることによって案内面および転勤体
の工作精度よりも高い案内精度を得ることのできる案内
機構を提供するものである。
以下、図面に示す実施例とともに本発明の詳細を説明す
る。
第4図は本発明の一実施例を説明するもので、図中第1
図、第2図と同一部分または相当する部分は同一符号を
もって示し、その説明は省略する。
本実施例においては基台1の一方の側には平面部6をま
た他方の側には断面V字状の案内溝2が形威されている
一方、酊動台4の底面にも基台1の平面部6および案内
溝2に対応した位置に平面部6および断面v字状の突条
7が形成されている。
そして、これらの平面部6,6問および案内溝2と突条
7との間にはリテイナ8,8によって回転自在に支持さ
れた転勤体の一例として示す鋼球3が多数個配置されて
いる。
他方、基台1の両側面には抑圧機構を構成する支持アー
ム9がそれぞれ固定されており、これらの支持アーム9
の他端は内側に屈曲し、可動台4の両側面に形威された
凹部10内に嵌入する折曲部9aが形或され、この折曲
部9aの先端には押圧子としてローラ11がそれぞれ軸
12によって回転自在に軸承されている。
そして、これらの口−ラ11が可動台4を基台1に向け
て所定の押圧力で押圧した状態となるよう支持アーム9
が基台1に図示していないねじ等で締結されている。
このような押圧状態に支持アーム9を基台1に締結する
方法は、アーム9に所要の押圧力を公知の方法たとえば
重錘載置の方法により与え、その位置でアーム9をねじ
等で締結すればよい。
なお、基台1と可動台4にはそれぞれ対向した位置に凹
部13が形成されているが、これらは必ずしも必要がな
い。
以上のような構造のもとに第4図の左側の鋼球を例にと
り、本発明の原理を説明する。
可動台4がその可動範囲にわたって移動する際案内面の
全体にわたって作用する力の移動範囲にわたる平均値を
Pa,鋼球の数をn、おのおのの鋼球が移動範囲にわた
って受ける負荷の平均を鋼球全体について平均した値を
p.aとすれば、Paは(1)式で表わされる。
Pa−npa ・・・・・・・・・・・・・・・ (1
)一方、移動にともなって案内面凹凸ならびに鋼球の真
球度の差、直径のばらつきによって生じる鋼球おのおの
の負荷の平均値を鋼球全体について平均した値paから
の変動分P t ( iは鋼球に付した番号)とすれば
Piぱ平均値O分散σ2なる分布をするものと仮定でき
るから、可動台が移動する際におのおのの鋼球が受ける
負荷の平均値からの変動分Piによる負荷全体の統計的
な変動分をPvとすると、Pvは(2)式で表わされる
ここで、P1ぱ前記したようなOを中心とし標準偏差σ
の正規分布であると考えられるからその値はほとんど±
3σの範囲にあることになる。
また各鋼球はばらつきの範囲内で等しい直径をもってい
るため、I Pimax l =3σ とおける。
この値を(2)式に代入すると、 さて、(3)式において、nによらずPaが一定となる
条件ぱnに比例したPaを作用させることであり、この
場合nを増加しても正規分布(O,σ2)するPiの母
集団のσぱ一定であるから、3σ/paは一定となる。
したがって、この条件のもとで鋼球の数nを増加させれ
ば P V,I rn a x /’ P a は.qに
反比例して減少することになるのである。
一方、基台1と可動台4の相互の接近に関する剛性Kぱ
鋼球1個あたりの剛性をk(一定)とすると、(4)式
で表わされる。
いま、押圧力Paによる基台1と可動台4の接近量をδ
3とし、IPvImaxによる接近量の変化分をδとす
ると ところでδaはPaをnに比例して作用させることによ
り鋼球数nに関して一定となるようにするl ことができるから、(3) , (7)の両式からδは
n2に反比例して小さくすることができることがわかる
すなわち、移動に際しての接近量の変化δぱnを増し、
これに比例してPaを増していけば任意に小さく設計す
ることができるのである。
さらに、(3) , (7)の両式から明らかなように
、鋼球ならびに案内面の工作精度を高めれば、もとの正
規分布の標準偏差のδを小さくすることに相当するので
、こうするとざらにδを小さくすることもできる。
また、転勤体3と平面部6との接触ぱヘルツ接触、すな
わちPaがδ8の3/2乗に比例するので、基台1と可
動台4の間の押圧力Paを構或材料、構造が許容する範
囲で大きくすることぱδa/Paを小さくすることにな
るので、δを小ならしめる上で効果があることが理解さ
れよう。
なお、第4図に示す案内溝2の部分についても上記と同
様のことが或立することも理解されよう。
また、以上の実施例においては転勤体の例として鋼球を
例にとって示したが、本発明はこれに限定されることな
く、円柱状の転勤体であってもよいことは明らかであろ
う。
以上の説明から明らかなように本発明によれば基台と可
動台との間の案内面に十分多数の転勤体を配置し、転勤
体個数に比例した押圧力を案内面間に作用させるだけで
案内面および転勤体の工作精度以上の案内精度を得るこ
とができ、高精度の案内を必要とする測定機や工作機械
の送り案内機構に用いれば安価で高精度の案内機構を得
ることができるなどの優れた効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bおよび第2図a,l)は従来の案内機構の
平面図および側面図、第3図は従来の案内機構の直線性
を測定した結果を示す線図、第4図は本発明機構の一実
施例の側面図である。 1・・・・・・基台、2,5・・・・・・案内溝、3・
・・・・・鋼球、4・・・・・・可動台、6・・・・・
・平面部、7・・・・・・突条、8・・・・・・リテイ
ナ、9・・・・・・支持アーム、10・・・・・・凹部
、11・・・・・・ローラ、12・・・・・・軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基台および可動台の対向する案内面間に転勤体を介
    在させてなる案内機構において、前記案内面間に介在さ
    せる転勤体を十分多数となし、転勤体押圧子とこれを軸
    承する軸とこれらを支持する支持アームとからなる抑圧
    機構を有し、前記転勤体抑圧子をして前記可動台の案内
    面の背面を基台方向に押圧せしめ、前記多数の転勤体全
    てを前記案内面に弾性接触せしめた状態において前記抑
    圧機構を前記支持アーム部において前記基台に締結して
    なることを特徴とする転勤体を用いる高精度案内機構。
JP50143906A 1975-12-05 1975-12-05 テンドウタイオモチイル コウセイドアンナイキコウ Expired JPS5847569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50143906A JPS5847569B2 (ja) 1975-12-05 1975-12-05 テンドウタイオモチイル コウセイドアンナイキコウ

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JP50143906A JPS5847569B2 (ja) 1975-12-05 1975-12-05 テンドウタイオモチイル コウセイドアンナイキコウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5268645A JPS5268645A (en) 1977-06-07
JPS5847569B2 true JPS5847569B2 (ja) 1983-10-24

Family

ID=15349818

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50143906A Expired JPS5847569B2 (ja) 1975-12-05 1975-12-05 テンドウタイオモチイル コウセイドアンナイキコウ

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JP (1) JPS5847569B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337340U (ja) * 1986-08-27 1988-03-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337340U (ja) * 1986-08-27 1988-03-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5268645A (en) 1977-06-07

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