JPS5847247Y2 - 気化器付エンジンにおける吸気路構造 - Google Patents
気化器付エンジンにおける吸気路構造Info
- Publication number
- JPS5847247Y2 JPS5847247Y2 JP1980978U JP1980978U JPS5847247Y2 JP S5847247 Y2 JPS5847247 Y2 JP S5847247Y2 JP 1980978 U JP1980978 U JP 1980978U JP 1980978 U JP1980978 U JP 1980978U JP S5847247 Y2 JPS5847247 Y2 JP S5847247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adapter
- engine
- intake port
- fuel
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は気化器付エンジンに釦ける吸Ｗ構造に関する
。
。
一般仕様のエンジンを寒冷地で使用すると、燃料が著し
く気化しにくくなるため、その始動性が極端に悪化する
。
く気化しにくくなるため、その始動性が極端に悪化する
。
このため従来では、チョーク操作以外に気化器などを調
節して、混合気の燃料濃度を濃くしていたのであるが、
これでは定常運転時に不完全燃焼により、排気ガス中に
ＣＯを多量に発生するうえ、燃焼室にカーボンが堆積し
、出力が低下し、しかも燃料ロスが犬となる。
節して、混合気の燃料濃度を濃くしていたのであるが、
これでは定常運転時に不完全燃焼により、排気ガス中に
ＣＯを多量に発生するうえ、燃焼室にカーボンが堆積し
、出力が低下し、しかも燃料ロスが犬となる。
この考案は上記の従来手段と異り、低温状態での始動時
には気化器から供給された燃料の燃焼室への到着量が低
減する事に着眼し、この未到達燃料を確実に勢いよく燃
焼室内に送り込み、更にここで撹拌混合して燃料の気化
を促進させる事により、空燃混合比の燃料濃度を過濃に
しないで、始動性能の低下を防止するようにした点に特
徴を有する。
には気化器から供給された燃料の燃焼室への到着量が低
減する事に着眼し、この未到達燃料を確実に勢いよく燃
焼室内に送り込み、更にここで撹拌混合して燃料の気化
を促進させる事により、空燃混合比の燃料濃度を過濃に
しないで、始動性能の低下を防止するようにした点に特
徴を有する。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第１図は電気点火式の水平対向型汎用エンジンの要部縦
断背面図である。
断背面図である。
このエンジンは左右−刻のシリンダ１とクランクケース
２とをシリンダブロックとして一体に形成し、各シリン
ダ１の外側端にアルミニウム合金製のヘッドブロック３
とヘッドカバー４とを順に固定して外殻構造体を形成し
、その内部にクランク軸５、カム軸６、ピストン７、頭
上弁式の動弁装置８などの運動部材を収容してなる。
２とをシリンダブロックとして一体に形成し、各シリン
ダ１の外側端にアルミニウム合金製のヘッドブロック３
とヘッドカバー４とを順に固定して外殻構造体を形成し
、その内部にクランク軸５、カム軸６、ピストン７、頭
上弁式の動弁装置８などの運動部材を収容してなる。
クランクケース２の中央部上方には、左右の各ヘッドブ
ロック３に設けた吸気ポート９に連通ずるアーチ状の吸
気マニホルド１０が配設され、これの上部に気化器１１
とエアクリーナ１２とが順に装着されている。
ロック３に設けた吸気ポート９に連通ずるアーチ状の吸
気マニホルド１０が配設され、これの上部に気化器１１
とエアクリーナ１２とが順に装着されている。
吸気マニホルド１０は、その吸気ポート９との各接合が
ヘッドブロック３にネジ固定されている。
ヘッドブロック３にネジ固定されている。
以上のように構成したエンジンＫＬ−いて、これを寒冷
期に使用するときは、第２図に示すように、吸気マニホ
ルド１０をヘッドブロック３から増外し、吸気ポート９
内にポート径変更用のアダプタ１３を挿嵌する。
期に使用するときは、第２図に示すように、吸気マニホ
ルド１０をヘッドブロック３から増外し、吸気ポート９
内にポート径変更用のアダプタ１３を挿嵌する。
このアダプタ１３は、銅又は銅合金及びアルミニウム又
はアルミニウム合金などを素材として、吸気ポート９内
に挿嵌される管部１４と、これの外端縁に張出状に形成
されるフランジ部１５とを一体に形成してなる。
はアルミニウム合金などを素材として、吸気ポート９内
に挿嵌される管部１４と、これの外端縁に張出状に形成
されるフランジ部１５とを一体に形成してなる。
上記の管部１４は、吸気ポート９の曲率に一致して予め
曲或されている。
曲或されている。
１６．１７はアダプタ１３の内外両端開口部の内面に形
成された曲面部で、これらは吸気ポート９及び吸気マニ
ホルド１０とアダプタ１３とを渭らかに連続させるため
に設けられる。
成された曲面部で、これらは吸気ポート９及び吸気マニ
ホルド１０とアダプタ１３とを渭らかに連続させるため
に設けられる。
アダプタ１３は、そのフランジ部１５が吸気マニホルド
１０と共締め固定される。
１０と共締め固定される。
このようにアダプタ１３を挿嵌すると、その管部１４の
肉厚分だけポート径が小さくなる。
肉厚分だけポート径が小さくなる。
このため他の混合気通路に比ベアダプタ１３内での混合
気の流速が増し、その分燃料液粒の浮遊条件を向上して
液粒の脱落を防止するとともに、燃料液粒により大きい
運動隈性を付与して、気化器１１から供給された燃料を
より確実に勢いよく燃焼室内に送り込み、更にここでよ
く撹拌混合させて気化を促進する事ができる。
気の流速が増し、その分燃料液粒の浮遊条件を向上して
液粒の脱落を防止するとともに、燃料液粒により大きい
運動隈性を付与して、気化器１１から供給された燃料を
より確実に勢いよく燃焼室内に送り込み、更にここでよ
く撹拌混合させて気化を促進する事ができる。
尚アダプタ１３を軟質金属製の直管で形威しこれを吸気
ポート９内に圧嵌して、同ポート９内面にフィツトさせ
るようにしても良へ 以上説明したようにこの考案は、エンジンの吸気ポート
内にポート径変更用アダプタを挿抜自在に装着し、この
アダプタの外端開口寄り部の内面を吸気管と渭らかに連
続する曲面に形成するとともに、アダプタの内端寄り部
の内面を吸気ポートの内面の渭らかに連続する曲面に形
成し、アダプタをエンジンの吸気ポートに装着して吸気
ポート内での混合気の流速を増加させる状態と、アダプ
タを単針した状態とに切換可能に構成したので、気化器
付エンジンＩ／ｌ−いて吸気性能を容易に変更すること
ができるうえ、寒冷期においてアダプタを吸気ポート内
に装着しその径を小さくして混合気の流速を増し、燃料
液粒の混合気流からの脱落を防止するとともに、同液粒
に、より大きい運動慣性を付与して、気化器から供給さ
れた燃料を確実に燃焼室内に送り込み、更にここで攪拌
混合させて気ヒを促進させることができる。
ポート９内に圧嵌して、同ポート９内面にフィツトさせ
るようにしても良へ 以上説明したようにこの考案は、エンジンの吸気ポート
内にポート径変更用アダプタを挿抜自在に装着し、この
アダプタの外端開口寄り部の内面を吸気管と渭らかに連
続する曲面に形成するとともに、アダプタの内端寄り部
の内面を吸気ポートの内面の渭らかに連続する曲面に形
成し、アダプタをエンジンの吸気ポートに装着して吸気
ポート内での混合気の流速を増加させる状態と、アダプ
タを単針した状態とに切換可能に構成したので、気化器
付エンジンＩ／ｌ−いて吸気性能を容易に変更すること
ができるうえ、寒冷期においてアダプタを吸気ポート内
に装着しその径を小さくして混合気の流速を増し、燃料
液粒の混合気流からの脱落を防止するとともに、同液粒
に、より大きい運動慣性を付与して、気化器から供給さ
れた燃料を確実に燃焼室内に送り込み、更にここで攪拌
混合させて気ヒを促進させることができる。
これにより適正な空燃混合比を保ちながら燃料を充分に
気化させられるから、エンジンを容易に始動させる事が
できるうえ、定常運転時も燃料過濃にならないから、燃
料過濃による排ガス中のＣＯの大量発生、燃焼室でのカ
ーボン堆積、出力低下及び多量の燃料ロスを解消するこ
とができる。
気化させられるから、エンジンを容易に始動させる事が
できるうえ、定常運転時も燃料過濃にならないから、燃
料過濃による排ガス中のＣＯの大量発生、燃焼室でのカ
ーボン堆積、出力低下及び多量の燃料ロスを解消するこ
とができる。
図はこの考案の実施例を示し、第１図は通常状態でのエ
ンジンの要部縦断背面図、第２図はアダプタ使用時の要
部断面図である。 ３・・・・・・ヘッドブロック、９・・・・・・吸気ポ
ート、１０・・・・・・吸気マニホルド、１１・・・・
・・気化器、１３・・・・・・アダプタ、１４・・・・
・・１３の管部。
ンジンの要部縦断背面図、第２図はアダプタ使用時の要
部断面図である。 ３・・・・・・ヘッドブロック、９・・・・・・吸気ポ
ート、１０・・・・・・吸気マニホルド、１１・・・・
・・気化器、１３・・・・・・アダプタ、１４・・・・
・・１３の管部。
Claims (1)
- エンジンの吸気ポート９内にポート径変更用アダプタ１
３を挿抜自在に装着し、このアダプタ１３の外端開口寄
り部の内面を吸気管１０と渭らかに連続する曲面に形成
するとともに、アダプタ・１３の内端寄り部の内面を吸
気ポート９の内面の渭らかに連続する曲面に形成し、ア
ダプタ１３をエンジンの吸気ポート９に装着して吸気ポ
ート白での混合気の流速を増加させる状態と、アダプタ
１３を増外した状態とに切換可能に構成したことを特徴
とする気化器付エンジンにおける吸気路構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980978U JPS5847247Y2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 気化器付エンジンにおける吸気路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980978U JPS5847247Y2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 気化器付エンジンにおける吸気路構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54122205U JPS54122205U (ja) | 1979-08-27 |
| JPS5847247Y2 true JPS5847247Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=28849610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980978U Expired JPS5847247Y2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 気化器付エンジンにおける吸気路構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847247Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-17 JP JP1980978U patent/JPS5847247Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54122205U (ja) | 1979-08-27 |
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