JPS5847108Y2 - 電気シヨベルの保護回路 - Google Patents

電気シヨベルの保護回路

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JPS5847108Y2
JPS5847108Y2 JP1977050688U JP5068877U JPS5847108Y2 JP S5847108 Y2 JPS5847108 Y2 JP S5847108Y2 JP 1977050688 U JP1977050688 U JP 1977050688U JP 5068877 U JP5068877 U JP 5068877U JP S5847108 Y2 JPS5847108 Y2 JP S5847108Y2
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JP
Japan
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generator
voltage
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protection circuit
relay contact
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Application number
JP1977050688U
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JPS53145302U (ja
Inventor
保幸 宇田
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気ショベルの駆動回路の過電圧、過電流を防
止し、発電機、電動機等の保護を行う電気ショベルの保
護回路に関する。
電気ショベルの駆動回路は界磁制御された発電機の発生
電力により直巻電動機を制御するいわゆるワードレオナ
ード方式がとられているが、発電機の発生電圧、発生電
流が過電流、過電圧となると発電機及び電動機等を損傷
する恐れがある。
従来発電機の発生電圧が所定の基準値を越えないように
し、発電機及び電動機等を保護する電気ショベルの保護
回路としては第1図に示すものがある。
この回路は発電機1からの電圧フィードバック信号が所
定値以上に増加すると発電機1の界磁電流を減少するよ
うに制御し、発電機1の発生電圧、電流を所定値を越え
ないようにしたものである。
第1図において始動スイッチ(図示せず)を押圧すると
、リレーコイル5が励磁し、リレー接点5aを閉じ、交
流電源7からの電流をトランス8に加える。
トランス8の出力は整流回路9で整流され、サイリスタ
10.11を介して界磁巻線2,3に加えられる。
一方スイッチ12を投入するとコントローラ13で制御
された電圧が可変抵抗14、抵抗15を介して磁気巻線
16に加えられる。
磁気巻線16の励磁は磁気増幅器17で増幅され、この
信号に応じてサイリスタ10.11の導通率が制御され
る。
すなわちコントローラ13の操作に応じて発電機1の界
磁巻線2,3を流れる電流が制御される。
発電機1には並列に直巻電動機18が接続されており、
この電動機18の回転速度は発電機1の界磁巻線2,3
を流れる電流によって制御される。
保護回路19は発電機1の電圧フィードバック端子T1
.T2に接続される。
端子T z 、 T 2からの電圧フィードバック信号
は抵抗20、可変抵抗21で分圧されて取り出され、可
変抵抗22を介して負の磁気巻線23に加えられる。
負の磁気巻線23は前記磁気巻線16と逆極性に巻かれ
ており、発電機1の発生電圧が増加すると磁気増幅器1
7に磁気巻線16と逆の信号を加え、サイリスタ10.
11の導通率を減少させ、発電機1の発生電圧を減少さ
せる。
このように従来の電気ショベルの保護回路19は電圧、
フィードバック信号の増加に応じてサイリスタ10.1
1の導通率を減少させるものであり、その調整はコント
ローラ13を徐々に入れながら可変抵抗14,21.2
2を調整してコントローラ13の出力電圧が最大になっ
たとき発電機1の発生電圧、電流が基準値に達するよう
にしている。
ところで上記保護回路19は電圧フィードバック端子T
1.T2との接続を逆にしてしまったり、フィードバッ
ク回路が切断されていたりした場合、または保護回路の
調整途中でコントローラ13を急に入れたりした場合等
は発電機1から過電流過電圧が発生し、発電機1、電動
機18を破損することがあった。
本考案は、電気ショベルの駆動回路の過電圧、過電流を
確実に防止することができ、かつ調整の容易な電気ショ
ベルの保護回路を提供することを目的とする。
以下、本考案を添付図面に示した一実施例を参照して詳
細に説明する。
第2図は本考案に係わる電気ショベルの保護回路の一実
施例を示したものである。
なお、第2図において第1図の回路と同一の部分は共通
の符号を付して説明は省略する。
発電機1の発生電圧が加わる電圧フィードバック端子T
1. T 2には保護回路30が接続される。
端子T1.T2の電圧フィードバック信号は抵抗31.
32可変抵抗33で適当な値に分圧され整流回路34に
加えられる。
整流回路34によって整流された信号は抵抗35.36
で更に分圧され、被検出電圧eとして抵抗37を介して
オペアンプ38の反転入力端子に加えられる。
他方、オペアンプの非反転入力端子には端子T、T’に
加えて定電圧E。
が抵抗39.40で分圧された電圧が基準電圧e。
とじて加えられる。オペアンプ38の出力と非反転入力
端子間には可変抵抗39を介する帰還回路が接続されて
おり、オペアンプ38は可変抵抗41によって不感帯幅
eXが設定される比較器を形成している。
従ってオペアンプ28の出力は反転入力端子に加わる被
検出電圧eが増加し非反転入力端子に加わる基準電圧e
より不感帯幅exを越えて高くなるとバイレベルとなる
なお、オペアンプ38の出力がバイレベルとなると被検
出電圧eが減少してもすぐにはオペアンプ38の出力は
ローレベルにならず、被検出電圧eが非反転入力端子に
加わる基準電圧e。
以下になって初めてローレベルとなる。
すなわち比較器を形成するオペアンプ38は可変抵抗4
1によって設定される不感帯幅exに応じたヒステリシ
ス特性を有する信号を出力する。
オペアンプ38の出力は抵抗42を介してトランジスタ
42に加えられる。
またトランジスタ43のコレクタに接続された抵抗44
及び抵抗45によって定電圧e。
が分圧され、抵抗46を介してトランジスタ47のベー
スに加えられている。
トランジスタ47のコレクタにはリレーコイル48が接
続され、リレーコイル48にはダイオード49が並列に
接続されている。
今オペアンプ38の出力がローレベルであるとするとト
ランジスタ43はオフであり、トランジスタ47はオン
してリレーコイル48は励磁されている。
発電機1からの電圧フィードバック信号が増加し、オペ
アンプ38の出力がバイレベルとなりトランジスタ43
はオンし、これによりトランジスタ43はオフとなり、
リレーコイル48は消磁される。
ル−コイル48はリレー接点48 a 、48 bを有
しており、リレー接点48 aはメイク接点からなり、
前記リレーコイル5とリレー接点4の間に接続される。
またリレー接点48 bはブレイク接点からなり、リレ
ー接点48 bと警報ランプ50との直列回路が前記電
源7に接続され、ランプ50に並列に警報ブザ−51が
接続される。
従ってリレーコイル48が励磁されている間はリレー接
点48 aはオンしており、リレー接点48 bはオフ
している。
発電機1からの電圧フィードバック信号が所定値以上に
増加しリレーコイル48が消磁されるとリレー接点48
aはオフする。
これによりリレーコイル5への電流が遮断されるからリ
レーコイル5は消磁し、リレーコイル5に対応するリレ
ー接点5aはオフとなり、発電機1への励磁電流を遮断
する。
これと同時にリレー接点48 bはオンとなり、警報ラ
ンプ50を点燈するとともに警報ブザ−51を鳴す。
なお、始動スイッチの押圧によってオンする前述したリ
レー接点4はリレー接点5aを含む保持回路(図示せず
)によって保持されるようになっており、一旦リレー接
点5aがオフになると上記保持回路は断たれ、発電機1
からの電圧フィードバック信号が所定値以下に低下し、
リレー接点48 aが再びオンになっても、再度始動ス
イッチを押圧しなければ発電機1の界磁巻線2,3に給
電することはできない。
このようにこの実施例によれば発電機1の電圧フィード
バック信号が所定電圧以上になると発電機1の界磁電流
を遮断し、同時に警報ランプ50、警報ブザ−51によ
ってこれを知らせるようにすることができる。
第3図は本考案に係わる電気ショベルの保護回路の他の
実施例を示したものである。
この実施例は第2図に示した保護回路30と同一の回路
を発電機1の電圧フィードバック端子T1.T2に接続
し、保護回路30のリレーコイル48によって動作する
リレー接点48 bを前記磁気増幅器17に加わる信1
号を負の方向に制御する制御回路60に挿入したもので
ある。
なお、第3図の回路は前記第1図、第2図と同一の部分
は共通の符号を付して説明は省略する。
制御回路60は磁気巻線16と逆極性に巻かれた負の磁
気巻線61を具えており、この負の磁気巻線61にはコ
ントロール回路(図示せず)からリレー接点48b、可
変抵抗62を介して給電されている。
リレー接点48 bはブレイク接点からなり、保護回路
30のリレーコイル48が励磁されているときにはリレ
ー接点48 bはオフしており、リレーコイル48が非
励磁となるとリレー接点48 bはオンになる。
従って発電機1の電圧フィードバック信号が所定電圧以
上に増加し、リレーコイル48が非励磁となると、リレ
ー接点48 bはオンし、負の磁気巻線61が励磁され
、磁気増幅器17に加わる信号を減少させる。
これによりサイリスタ11.10の導通率は減少する方
向に制御され、発電機1の子離巻線2,3の界磁電流を
減少させ、発電機1の発生電圧を低下させる。
発電機1の発生電圧が所定値以下に低下し、端子T 1
. T 2からの電圧フィードバック信号が所定値以下
になり、保護回路30のリレーコイル48が再び励磁さ
れるとリレー接点48 bはオフとなり、負の磁気巻線
61は非励磁となる。
このリレー接点48 bのオン、オフは保護回路30の
オペアンプ38の出力のヒステリシスによって決定され
る。
このように発電機1の発生電圧が所定値以上になると発
電機1の界磁電流を減少させ、発電機の発生電圧が低下
すると再び通常の操作を行うことができる。
なお、上記両実施例においては発電機1の電圧フィード
バック信号を用いるようにしたが、端子T2.T3(第
2図、第3図)から取り出される電流フィードバック信
号を用いても同様に電気ショベルの駆動回路の保護を行
うことができる。
以上説明したように本考案によれば発電機、電動機等の
過電流、過電圧を確実に防止することができ、発電機、
電動機等の保護を行うことができる。
また本考案の回路は従来の回路に簡単に取り付けること
ができ、特に電気ショベルの駆動回路の調整時における
過電流、過電圧の防止に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は本考案の電気シ
ョベルの保護回路に係わる一実施例を示す回路図、第3
図は本考案に係わる他の実施例を示す回路図である。 30・・・・・・保護回路、34・・・・・・整流回路
、38・・・・・・オペアンプ、48・・・・・・リレ
ーコイル、48 a 、48 b−・・・・−リレー接
点、50・・・・・・警報ランプ、51・・・・・・警
報ブザ−60・・・・・・制御回路、61・・・・・・
負の磁気巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気ショベルの駆動回路からの電圧フィードバック信号
    若しくは電流フィードバック信号と所定基準電圧とを比
    較し、ヒステリシスを有する信号を出力する比較器と、
    この比較器の出力に応じて前記電気ショベルの駆動回路
    を不動作にするリレー回路とを具える電気ショベルの保
    護回路。
JP1977050688U 1977-04-21 1977-04-21 電気シヨベルの保護回路 Expired JPS5847108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977050688U JPS5847108Y2 (ja) 1977-04-21 1977-04-21 電気シヨベルの保護回路

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Publication Number Publication Date
JPS53145302U JPS53145302U (ja) 1978-11-16
JPS5847108Y2 true JPS5847108Y2 (ja) 1983-10-27

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