JPS5846911A - リクライナの調整方法ならびにその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に自動車シートバックのりクライナ機構、
特にシートバックを乗シ物シートに対し所望の位置に保
持するために使用するりクライナ機構部分を調整するた
めの装置ならびにその方法に係る。

現在、自動車で特に背を前に倒せる所ｅ４「パケット」
フロントシートにおいて乗シ、物シートに対するシート
バックの傾きｔｌ−調整するためのりクライナ機構を使
用することは一般的なことである。

普通、シートバックは完全に前進した位置にばねでよせ
られておシ、解除レバーの手動操作によルシートバック
支持アームから止めつめを外し、乗員が５４！４）物シ
ートに座った時解除レバーを持上げ前後によシかがシ−
トバックを所望位置に調整し、この手動操作のレバーを
離すことによシその位置に保持する。普通、このシート
バックは更にシートバック支持アーム上の歯に止めつめ
上の歯がかみ合い係合することによシ維持される。

各種リフライナ機構部品特に止めつめやシートバック支
持アーム、つめに対するシートバックの動きを制限する
制限装置ならびにつめの取付部品などにおける公差の累
積によシつめ歯と支持アーム歯との間にしばしば最適と
はいえないかみ合いが発生することが認められている。

一つめとシートバック支持アームとの間における全面的
に受は入れられる歯のかみ合いを維持するための製作公
差の厳密化及び検査基準の増加なる奄の扛高価につき時
間のかかる解決法であ）、リフライナ機構の各種部品に
対する更に厳格な公差限界の累積によシ実際問題として
劣等な歯対歯のかみ合い状態の固有統計”上の可能性を
克復できるかどうか判らない解決法である。

そこで、本発明の主なる目的とする所は、機構部品に通
常の公差限度が適用されているような場合ですらつめ歳
とシートパック支持アーム止め歯との間に最適なかみ合
い状態を達成し、しかも劣等なかみ合い状態の発生を引
き起こすような過度な公差の累積を補正モきる装置なら
びにその方法を開示し提供することにある。もう１つの
目的は、簡単に作動され使用上経済的で時間効率が良く
リフライナ機構部品及び関連部品の全部を乗シ物シート
とシートバックに完全に組立てた後に使用できそれによ
）特殊な乗シ物シートの使用環境において最適のかみ合
い状態を得るこ七ができるような装置ならびにその方法
の開示提供にある。

一般的に云うと、本発明にはりクライナ機構の止めつめ
のための枢着装置の設置を含み、乗シ物シー）Ｋ対する
りクライナ機構の完全組付後つめの枢動軸線を選択的に
調整できるように構成されている。更に詳しく云うと、
本発明の上記調整可能リフライナ機構にはその一部分に
止め歯をもつシートパック支持アームが含まれ、その止
め歯は乗〕吻シートに関連した下部支持フレーム上に枢
着された止めつめ上のかみ合いつめ歯に保合可能構成の
ブツシュ部材が含まれ、ブツシュは乗り物シート支持フ
レームに枢着されるためのベヤリング装置とつめを枢着
するジャーナル装置を有し、ジャーナル装置上のつめの
枢動の中心線は支持フレームにあるブツシュ部材の枢軸
に対し偏心状にずらされている。好適実施例の場合、ユ
ニット構成のブツシュ部材には１対のへだてられた同心
状ベヤリング面が間隔をおいたフレーム部材に取付けら
れベヤリング面間従ってフレーム部材間に円筒状ジャー
ナル面を形成しつめを両フレーム部材間に枢動できるよ
う装着しその枢動軸がブツシュ部材の枢動軸線に対し止
めつめの２個の隣接歯の頂点間の距離の少くともその半
分に等しい距−だけ偏心されている。この偏心距離はブ
ツシュ部材の回転中心線の上方又は下方に位置ぎめでき
るので、つめのための枢動軸線は好適実施例の場合止め
つめ上の隣接細の頂点間の距離に少くとも等しい距離の
垂直調整可能限度を有している。

リフライナ調整法ならびにその装置における本発明の好
適実施例についての下記詳細説明により当業者には本発
明のよシ良き理解と追加の目的ならびに利点の認識が得
られるものである。

初めに第１図において、乗夛物ジートノ々ツクの丸めの
調節式リフライナ機構の実施例が１０に一括表示した普
通のシートパック支持＾と共に図示されている。このシ
ートパック支持機構はシートの片側にだけ設けられてお
プレートの反対側には普通のシートパック支持装置が設
けられている点理解すべきである。この図示例によるシ
ート／童ツク支持アームには、普通の要領で乗シ物シー
トに取付けるようになった適宜ボルト受は孔１２．１３
及び１４を有する支持アームがデー１１がある。

支持アニム１０は枢＃ぎン１５によシ支持フレーム上に
枢着されており、フレームには横断支持ビン又はリベツ
）１８．１９及び２０により相互接続された前方プレー
ト１６と後方プレート１７が含まれている。これらのプ
レー）１６．１７ｔ−含む支持フレームは乗ｂｅシート
パック支持アーム１０が枢着する乗ｂｅシートを支持す
る乗シ物シートフレームに連動している。このシートに
対するシートパックの枢動はプレート１６と１７の間に
固定したストップビン２０により制限されておシ、をン
２０はアーム１０に形成した細溝孔２１内を動く。図示
省略の普通のシートパック引寄せばねを通常膜は一端を
ばね端ポストに他端を枢着ビン１５を介して取付は一ン
１５に固定したアーム１０をＩＩ（１図の如く右回転方
向に寄せる。

プレート１６．１７を含むシート支持フレームに対して
アーム１０関連のシートバックの位置を調整するための
装置が設けられている。図示例の場合、との調整装置は
一括して２５に表示されてお〕、上部アーム１０上の錠
止め歯２６を含みこれらの錠止め歯はつめ２Ｔ上のつめ
歯２８に係合されるようになっている。つめ２７には枢
軸孔２９が形成され以下詳しく説明するように本発明の
特徴としてこの孔２９を介してつめ２７は一括表示番号
４０の実施例による枢着装置上に枢動できるように取付
けられている。

図示例の調整装置には更にカム３０が枢着ピン３１上に
取付けられて訃シ、ピンは普通のボルト又はリベット３
４．３５によシカム３０に取付けたハンドルアーム３３
上に設けた解除ハンドル３２によシ手動操作できるよう
になっている。ばね３６の一端が支持フレームプレート
１６と１７の間に取付けたばねポスト３７に接続され他
端は第１図に見られる如くボルト又はリベット３５に接
続されている。以上の説明よシ明らかなように、このシ
ートパックリフライナ機構は任意のシートパック位置が
アーム１０に対するつめ２７の保合特に支持アーム止め
歯２６に対するっめ歯２８の保合によシ維持され、つめ
はその下方のカム３０によ如かかる錠止め状態に維持さ
れる。シートパック位置はハンＰル３２を手で持ち上げ
つめ下方からカム３０を除き新しい位置にシートパック
を移動させることによシ調整できるものであ少、ハンＰ
ル３２を離すとばね３６によシカム３０は通常の如くつ
め止め位置に戻る。

本発明において時に考慮される点として、第１図に示す
如くつめ２Ｔをリフライナ機構にすうかめの枢着装置が
本発明によ）設けられる。既述の如く、製作工程中つめ
２１、上方アーム１０、細溝孔２１、ストップぎン２０
ならびにつめ２１のための枢動装着自体を含む機構部分
に累積する製作公差により厳密な公差と高い検査規準が
維持される場合でもつめ歯２８と支持アーム止め歯２６
との間に最適とは云へないかみ合い状態が発生すること
がある。本発明によれば、つめ２Ｔを調整可能の枢動軸
線上に枢着するための装置を設けこれによシつめ枢動軸
線を選択的Ｋ１１ｌ整し公差累積を補正することができ
るものであル、との枢着装置は図示実施例において４０
に一括して示されている。

更に第２図ならびに第６図を参照すると、本発明による
４０に一括表示する枢着装置の実施例には第３図に示す
如く前方プレート１６の孔に回転できるように取付けた
第１円筒状ベヤリング面４１と後方プレート１１にある
孔に枢動できるよう取付けた第２円筒状ベヤリング面４
２とを有するユニット構成の単一プッシュ部材が設けら
れている。円筒状ベヤリング面４１．４２ｔ！同心状で
ユニット構成ブツシュを第１軸＊ＳＯの周シに枢動でき
るようＫこれを枢着している。４０に一括表示し九ユニ
ット構成の単一プッシュ部材には更に第６図に示すよう
にベヤリング面４１．４２の間におかれ前方グレート１
６と背面プレート１１との間で自由に嵌合するよう適当
な円筒状の長さを有する円筒状ジャーナルｒｊｉ４３を
設けている。

この円筒状ジャーナル面４３にはベヤリング面４１と４
２と偏心状に円筒状面４３の中心線５１がベヤリング面
４１．４２の中心！１５０に対しずらされて設けられて
いる。好適に鉱、中心線５０と５１のずれ即ちジャーナ
ル面４３中心線のベヤリング面４１．４２の中心線に対
する偏心量はっめ′歯２８の２個のＷａ接歯の頂点間の
距騙の約手分く等しい距醸である。第３図に示されるよ
うに、一括して４０に指示した装着装置には装置の同転
中心線５０の下方におかれたジャーナル面中心−５１が
ある。

つめ歯２Ｂと支持アーム止め装置２６の間に第４図に見
られるように最適とは云えないかみ合いが得られたよう
な際には、ユニット構成のブツシュ部材を六角ヘラｙ４
４の回転によル手動回転させ第５図に示す如く所望の最
適かみ合い状態が得られるまでつめ２７の枢動中心線５
１位置を調整する。各図面に４０と一括指示した枢着装
置例゛のユニット構成プッシュの位置の比較から判るよ
うに、プッシュ部材はつめ２Ｔの回転中心！５１を上昇
すべく約１８０°回転されておル、っめ２Ｔは前述の如
くジャーナル面４３０周ＤＫ回転する。

つめ歯２６と支持アーム止め歯２８との間に所望の最適
かみ合いが得られた時ブツシュ部材の位置はベヤリング
面４１の杭部分によシ前方プレート１６に固定できるも
のでＴｏシ、この適当な杭は４５に指示されている。

枢着装置における本発明の方法ならびに装置によれば、
初めにハンドル３２を持ち上げっめ２Ｔを一時的にアー
ム１０から醸し普通の乗シ物シート構造に用いられるシ
ートパック連結はねの引寄せ力によシ−トバックを完全
に前方に枢動させるようになっている。次に、ノ１ンド
ル３２を離しシートバックが完全に前方の位置にある時
シートバック支持アーム１０につめ２７が係合し直すよ
うはね３６の作用を受はカム３０の動きが可能となる。

そこで、つめ歯２３と支持アーム止め歯２６との間のか
み合いを調べ最適なかみ合い状態が得られているかどう
かを確認する。このような状態が得られてない場合、つ
め２Ｔの枢動軸線５１を固定ベヤリング面軸線５０に対
しつめ歯２８がシートバックアームの歯２６と最適のか
み合い状態に移るよう再配置するまで４０に一括表示し
た枢着装置を選択的に回転させて調整を行う。

４０に一括表示した枢着装置は次に既述の如き杭４５な
どの適宜固定装置の使用によシ上記の鍾適状態に固定で
きる。

乗ル物シートバッタリクライナ機構における止めつめの
ための枢着装置の好適実施例につき以上説明したが、本
発明によシ既述の諸態点ならびに目的が達成されること
と特許請求の範囲に規定さびに適合化を実施できる点画
業者には自明の事柄である。

【図面の簡単な説明】

第１図は乗シ物シートバックのための調整可能のりクラ
イナ機構の実施例の側面図でリフライナ機構の止めつめ
のための枢着装置における本発明の実施例が４０に一括
表示されておシ、第２図は本発明による枢着装置の実施
例の詳細正面図、第６図は第２図の面層−厘による枢着
装置例の詳細図、第４図は第１図機構のりクライナ機構
止めつめの止め歯と一シートパック支持アームとの間に
おける劣等外かみ合い状態を示す詳細図、゛第５図は本
発明による止めつめの枢着装置のための方法ならびに装
置によシ得られた止めつめ歯とシートバック支持アーム
歯間の最適なかみ合い状態を示す第４図同様な詳細図、
第６図は第５図の如き係合歯の丸めの最適のかみ合い状
態を得るため本発明の方法ならびに装置によシ作動し終
った後における枢着装置の実施例の正面図、第７図はＩ
ｆｒ■−■にそってとった第５図の枢着装置の断面図で
ある。 １０ニジ−ドパツク支持アーム；１６，１７：前後方プ
レー）；２７：つめ；２８：つめ歯；４０：枢着装置又
は単一プッシュ；４１，４２：第１、第２円筒状ベヤリ
ング面；４３：円筒状ジャーナル面；５０：回転中心１
［；５１：ジャーナル面中心線 代理人　　浅　村　　　皓 外４名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　乗り物ジードパ多りのためのｌｌ１ｌ整式リ
   クライナ機構にして、シートバックに関連する上方アー
   ム上のシートバック位置錠止め歯が乗シ吻シートに関連
   した下部支持フレーム上に枢着され九つめによシつめ讃
   に保合できるような調整式リフライナ機構において、前
   記つめを前記フレーム上の調整可能の枢動軸線上に枢着
   し、それにより咳つめ枢動軸線が前記上方アームとつめ
   と支持フレームの組立後前記上方アームとつめと支持フ
   レームの製作公差の増加によシ前記歯の間に望ましく完
   全なかみ合いよシ劣つ九かみ合いが発生した時前記つめ
   歯とシートバック位置錠止め歯を改善され丸かみ合い関
   係にもたらすよう選択的′に調整できるような装置を有
   することを特徴とする調査式リフライナ機構。 １２３　　％ＩＮＦｉｍｌ求の範囲第１項による調整式
   すクライナ機構にして、前記つめを枢着させるための前
   記装置は単一のブツシュ部材を有し、該ブツシュ部材は
   、該部材を前記支持フレーム上に枢着せしめるためのベ
   ヤリング装置と前記つめを前記支持フレーム上に枢着せ
   しめるためのジャーナル装置とを有し、該ジャーナル装
   置は前記ベヤリング装置に対し偏心している調整式リフ
   ライナ機構。 （３）　　特許請求の範囲第２項による調整式リフライ
   ナ機構にして、前記支持フレームは前記っめを中間に位
   置させた前方フレーム部材と後方フレーム部材を有し、
   前記ベヤリング装置は、前記支持フレーム前方部材の第
   １孔内に枢着された第１円筒状ベヤリング面と前記支持
   フレーム後方部材にある第２孔内に枢着された第２円筒
   状ベヤリング面とを有する調整式リフライナ機構。 （４）　　特許請求の範囲第３項による調整式リフライ
   ナ機構にして、前記ジャーナル装置は、前記ブツシュ部
   材と一体であ〕該部材内の前記第１及び第２のベヤリン
   グ面の間に形成されそれによシ前記支持フレーム前方及
   び後方部−材間におかれる円筒状ジャーナル面を有し、
   前記つめは、該ジャーナル面の周シに自由に嵌合するつ
   め孔により前記ブツシュ部材上に枢着されている調整式
   リフライナ機構。 （５）特許請求の範囲第４項による調整式リフライ゛す
   機構にして、前記単一のブツシュ部材を前記フレーム上
   に回転させ前記つめのための枢動軸−を選択的に調整す
   るための手動操作による装置が設けられている調整式リ
   フライナ機構。 （６）特許請求の範囲第５項による調整式リフ２イナ機
   構にして、前記単一のブツシュ部材を前記フレームに対
   する選択された位置に永続的に固定する装置−が設けら
   れている調整式リフライナ機構。 １７１　　＄Ｉ１１１１１式シートパラタリクライナ錠
   止めつめのための枢着装置にして、前記つめを第１軸線
   の周υに枢動できるよう枢着させるためのジャーナル装
   置と、該ジャーナル装置を前記第１軸−に対し偏心的に
   へだてられた第２軸線の周シに枢動できるように枢着さ
   せるためのベヤリング装置を有する枢着装置。 前記ジャーナル装置の一部を形成する中央円筒状ジャー
   ナル面と、該ジャーナル面の相対する側におかれ前記ベ
   ヤリング装置の一部を形成する一対の同心状ベヤリング
   面を有する単一プッシュ部材を有する枢着装置。 （９）特許請求の範囲第８項による枢着装置にして、前
   記単一ブツシュ部材を回転させ該ブツシュ部材の枢動す
   る前記第２軸線に対する前記つめの枢動する前記第１軸
   線の位置を選択的に調整するための手動操作による装置
   を有する枢着装置。 四　調整式シートパックリフライナ機構における枢着つ
   めとシートバック支持アームとの間の錠止め歯の゛かみ
   合いを調整する方法にして、シートに対するリフライナ
   機構の完全組箋後うめ部材を枢動しその関連するつめ歯
   をシートバック支持アームの相手の歯に係合させる段階
   と、その後、前記つめ歯と前記支持アーム歯と′の関に
   おける最適かみ合い状態のため最適の軸線位置が得られ
   る迄前記つめの枢動軸線を調整する段階を有する方法。 Ｕυ　特許請求の範囲第１０項による調整方法にして、
   更に、前記調整段階の後最適の軸線位置を恒久的に固定
   しその後前記調整式リクライナ機構の引続いての作動時
   に前記最適のかみ合い状態を維持する段階を有する方法
   。