JPS584680B2 - 対称作動機構における非対称作動検出装置 - Google Patents

対称作動機構における非対称作動検出装置

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Publication number
JPS584680B2
JPS584680B2 JP15592976A JP15592976A JPS584680B2 JP S584680 B2 JPS584680 B2 JP S584680B2 JP 15592976 A JP15592976 A JP 15592976A JP 15592976 A JP15592976 A JP 15592976A JP S584680 B2 JPS584680 B2 JP S584680B2
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JP
Japan
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detection device
movable part
same direction
asymmetrical
connecting rods
Prior art date
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Expired
Application number
JP15592976A
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English (en)
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JPS5380699A (en
Inventor
松岡博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS5380699A publication Critical patent/JPS5380699A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、対称作動機構における非対称作動検出装置に
関する。
本発明は、特に航空機のフラップ作動機構等に適用して
効果があるが、そのような用途に限定されるものではな
い。
航空機の左右主翼に設けられたフラップは、左右フラッ
プの駆動機構が機械的に連結されていない例が少なから
ず見られるが、フラップは主翼に発生する揚力に変化を
生じさせるためのものであるから、この様な場合にも、
左右フラップの作動量は常に同程度に保つことが必要で
ある。
また、左右フラップ駆動機構が機械的に連結されている
場合にも、駆動機構内での破損等により左右フラップの
作動量に変動を生ずることもある。
したがって、左右のフラップの作動量の不均衡を早期に
発見し、必要な措置を講ずることは航空機の安全対策上
不可欠な事項とされている。
従来、左右フラップの非対称作動を検出する手段として
は、各フラップの作動量に応じて回転する回転部材に数
個のスイッチ作動子を取付け、これにより対応するマイ
クロスイッチを開閉するようにした装置が知られている
が、この種の装置では、各スイッチの作動位置を調整す
る作業が繁雑であり、かつスイッチの作動位置は長時間
の使用により変化する恐れがある。
また、この種装置は、電気的に作動するものであるから
、電源故障時には使用できないという不便がある。
左右フラップ駆動機構を機械的に連結した構造において
、3角形の板材を中心において回転自在に支持し、底辺
両端部にそれぞれプーリを設け、左右共通のフラップ駆
動モーター上に設けたケーブル送り出しリールからのケ
ーブルをこれらプーリに通してそれぞれ左右フラップに
連結し、左右フラップの作動に伴ない各フラップにより
引き寄せられる分だけ送り出しリールからケーブルを遜
り出すことにより、左右フラップの正常作動中は3角形
板材に回転を生じさせず、左右非対称作動が生じたとき
に、この3角形板材に生じる回転により、その非対称作
動を検出するようになった装置が知られているが、この
装置は、左右連結されたフラップ作動機構を有する構造
にのみ適用できるもので、般用性に乏しい欠点がある。
本発明は、従来の非対称作動検出装置の上述のような欠
点に鑑み、適用範囲にほとんど制限がなく、しかも機械
的に非対称作動の検出を行なうことができるような装置
を提供することをその目的とする。
すなわち、本発明は、対称作動を行なうようになった少
くとも二つの可動部分を有する対称作動機械に広く適用
できるもので、可動部分の移動量に比例して或る点まわ
りに回転又は揺動を行なう移動量検出部材を各可動部分
に対して1個づつ設け、前記検出部材の各々は可動部分
の正常作動時に同一方向に動くように配置し、各検出部
材には前記点から同一距離だけ同一方向に偏位した位置
において連結棒の各一端を連結し、これら連結棒をその
連結点から同一又は反対方向に延びるように配置し、一
対の平行リンクの各対応端を前記連結棒の各々の他端に
連結し、前記一対の平行リンクを中間部で互に連結する
と共に、前記平行リンクの一方の他端を固定部に旋回自
在に支持し、他方のリンクの他端の移動により前記可動
部分の非対称作動を検出するようにしたことをその特徴
とする。
以下、本発明の実施例を図について説明すると図は航空
機用フラップ作動機構に適用された例を示すもので、一
対のプーリ1a、1bがブラケット3上に共通の軸2に
より回転自在に支持されている。
プーリ1a、1bにはそれぞれケーブル4a,4bがか
け渡され、ケーブル4aはたとえば右フラップ(図示せ
ず)に、ケーブル4bは左フラップに連結されており、
プーリ1a、1bは右および左フラップの作動量に応じ
た角度だけ、同一方向に回転させられる。
プーリ1a、1bには、軸2から同一方向に同一距離だ
け偏心して連結棒5a,5bの各一端が結合されており
、連結棒5a,5bの他端は一それぞれ平行リンク5a
,5bの各一端に取付けられている。
第3図に示すように、リンク6a,6bは、その中間部
において軸7により互に連結され、かつ軸7は第3のリ
ンク8の一端にも結合されている。
リンク6bおよびリンク8の他端は、同一軸線上におい
てピン9,10によりブラケット11上にそれぞれ支持
されており、リンク6aの他端は軸7からピン9,10
と等距離だけ離れた位置において押し棒12の一端に連
結されている。
押し棒12の他端は液圧式シャットオフ弁13の作動プ
ランジャ14に結合されている。
第3のリンク8はリンク6bと同一の揺動をするもので
、リンク機構の作動目的からは特に設ける必要はないが
、リンク6bとリンク6aを結合する軸7をリンク6b
と協同して両端で支持するように作用する。
フラップ作動時は、左右フラップの作動量が等しい場合
には、プーリ1a、1bは等量だけ同一方向に回転し、
連結棒5a,5bも等量だけ同一方向に移動する。
この場合、リンク6a,6bはリンク8と共にピン9,
10まわりに旋回を行ない、押し棒12には変位を生じ
ない。
左右フラップの作動に非対称を生じた場合、たとえば右
フラップのみが作動し、左フラップは作動しなかった場
合、プーリ1aのみが回転するため、連結棒5aのみが
動かされる。
このため、リンク6a,6bには軸7まわりの相対的回
転を生じ、リンク6bの上端はピン9によりブラケット
11上に保持されているため、リンク6aの上端に変位
を生ずる。
したがって、押し棒12を介して弁13のプランジャ1
4が駆動され、左右フラップの作動量の差が許容値に達
したとき、弁13を閉じて、フラップ作動用液圧モータ
ー又は液シリンダー等のような液圧式駆動装置作動を停
止させる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、対称
作動を行なう可動部分の動きをプーリ等の移動量検出部
材に伝えればよく、その適用範囲に制限はなく、また非
対称作動の検出はすべて機械的に行なわれるから、信頼
性が高く、調節等も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をフラップ作動検出装置に応用した例を
示す正面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
は第1図の■−■線断面図である。 1a,1b・・・・・・プーリ、5a,5b・・・・・
・連続棒、6a,6b・・・・・・リンク、13・・・
・・・液圧シャットオフ弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対称作動を行なうようになった二つの可動部分を有
    する対称作動機構において、前記可動部分の移動量に比
    例して或る点まわりに回転又は揺動を行なう移動量検出
    部材を各可動部分に対して1個づつ設け、前記検出部材
    の各々は可動部分の正常作動時に同一方向に回転又は揺
    動を行なうように配置し、各検出部材には前記点から同
    一距離だけ同一方向に偏位した位置において連結棒の各
    一端を連結し、これら連結棒をその連結点から同一又は
    反対方向に延びるように配置し、一対の互に平行なリン
    クの各対応端を前記連結棒の各々の他端に連結し、前記
    一対のリンクを中間部で互に回転自在に連結すると共に
    、前記リンクの一方の他端を固定部に旋回自在に支持し
    、他方のリンクの他端の移動により前記可動部分の非対
    称作動を検出するようにした非対称作動検出装置。 2 前記第1項において、前記検出部材は同軸に配置さ
    れて円板部材であるような非対称作動検出装置。 3 前記第1項において、前記可動部分は航空機の機体
    両側に対称配置され動力駆動されるフランプであるよう
    な非対称作動検出装置。 4 前記第2項において、連結棒は互に平行にかつ同一
    方向に延びるような非対称作動検出装置。
JP15592976A 1976-12-24 1976-12-24 対称作動機構における非対称作動検出装置 Expired JPS584680B2 (ja)

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JP15592976A JPS584680B2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 対称作動機構における非対称作動検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5380699A JPS5380699A (en) 1978-07-17
JPS584680B2 true JPS584680B2 (ja) 1983-01-27

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ID=15616588

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JP15592976A Expired JPS584680B2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 対称作動機構における非対称作動検出装置

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JP (1) JPS584680B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015128941A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 日産自動車株式会社 ハイブリッド車両
US11787280B2 (en) 2020-02-21 2023-10-17 Paccar Inc. Systems and methods for reducing efficiency losses associated with powering vehicle accessories

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015128941A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 日産自動車株式会社 ハイブリッド車両
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