JPS584666Y2 - 合成樹脂製の熱成形用中空板状体 - Google Patents
合成樹脂製の熱成形用中空板状体Info
- Publication number
- JPS584666Y2 JPS584666Y2 JP1977112893U JP11289377U JPS584666Y2 JP S584666 Y2 JPS584666 Y2 JP S584666Y2 JP 1977112893 U JP1977112893 U JP 1977112893U JP 11289377 U JP11289377 U JP 11289377U JP S584666 Y2 JPS584666 Y2 JP S584666Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- hollow plate
- sheet
- thermoforming
- columnar convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱成形性の優れた中空板状体に関するものであ
る。
る。
多数の柱状凸部が形成された合成樹脂シートの片面もし
くは両面ｒｃｆ渭な合成樹脂シートを接合して成る中空
板状体は、特公昭３８−３３０号、実開昭４７−２２０
７４号、実開昭５１−４７７７３号などが提案されてお
り、緩衝材、梱包材などにその用途がある。
くは両面ｒｃｆ渭な合成樹脂シートを接合して成る中空
板状体は、特公昭３８−３３０号、実開昭４７−２２０
７４号、実開昭５１−４７７７３号などが提案されてお
り、緩衝材、梱包材などにその用途がある。
一方、これらの中空板状体は軽象でかつ適度な剛性を有
しているためパネルなどの芯材としての適性もある。
しているためパネルなどの芯材としての適性もある。
芯材として使用する場合、熱成形によって曲面を有する
形状に加工し易いことが必要である。
形状に加工し易いことが必要である。
しかしこの中空板状体はその構造が複雑であるため圧空
成形、真空成形など熱成形時に問題があった。
成形、真空成形など熱成形時に問題があった。
すなわち柱状凸部とその底面に接合されたシートで空気
封入部を形成しているが、熱成形時に加熱されると、封
入空気の膨張によりシートがふくれ、外観を著しく損ね
ヒリ、ふくれによってシートが破れて封入空気が抜は柱
状凸部がつぶれ易くなって中空構造が破壊され良好な成
形品が得られないという欠点があった。
封入部を形成しているが、熱成形時に加熱されると、封
入空気の膨張によりシートがふくれ、外観を著しく損ね
ヒリ、ふくれによってシートが破れて封入空気が抜は柱
状凸部がつぶれ易くなって中空構造が破壊され良好な成
形品が得られないという欠点があった。
本考案はこれらの問題を改善するためになされたもので
、片面に多数の柱状凸部を形成した合成樹脂シートの両
面にｆ渭な合成樹脂シートを接合してなる。
、片面に多数の柱状凸部を形成した合成樹脂シートの両
面にｆ渭な合成樹脂シートを接合してなる。
多数の空気封入部を有する中空板状体において、少なく
とも該柱状凸部底部に接合したシートは熔融張力５１以
上の合成樹脂から成ることを特徴とする熱成形用合成樹
脂製中空板状体を提供するものであ・る。
とも該柱状凸部底部に接合したシートは熔融張力５１以
上の合成樹脂から成ることを特徴とする熱成形用合成樹
脂製中空板状体を提供するものであ・る。
さらに本考案を図面により詳しく説明する。
第１図は本考案により得られる中空板状体の一例を示す
もので、多数の柱状凸部１を形成した合成樹脂シート２
０両面にｆｆｖ４なシート３，４を接合しである。
もので、多数の柱状凸部１を形成した合成樹脂シート２
０両面にｆｆｖ４なシート３，４を接合しである。
したがってシート２とシート４とを接合して空気封入部
を形成している。
を形成している。
本考案で使用さ咋る合成樹脂はポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレンーフ：ロピレン共重合体エチレン−酢
酸ビニル共重合体、またはこれらに通常用いられる充填
剤、顔料、安定剤、加工助剤などを配合した組成物、ま
たはそれらの混合物の中から選択できる。
ピレン、エチレンーフ：ロピレン共重合体エチレン−酢
酸ビニル共重合体、またはこれらに通常用いられる充填
剤、顔料、安定剤、加工助剤などを配合した組成物、ま
たはそれらの混合物の中から選択できる。
したがって、シート４に用いる合成樹脂は、５２以上の
溶融張力を有するものの中から選ぶ必要がある。
溶融張力を有するものの中から選ぶ必要がある。
シー）４１ａ外の柱状凸部を有するシート２およびシー
ト３は、目的とする熱成形品の使用条件および熱成形の
条件に応じて、シート４を構成する材料と同種または異
種の材料から適宜選ぶことができ、またそれらの溶融張
力も必ずしも５１以上であることを要しない。
ト３は、目的とする熱成形品の使用条件および熱成形の
条件に応じて、シート４を構成する材料と同種または異
種の材料から適宜選ぶことができ、またそれらの溶融張
力も必ずしも５１以上であることを要しない。
ここで熔融張力とは、ＡＳＴＭ Ｄ１２３８−６５Ｔに
準拠したメルトインデクサ−を用い、そのピストンを１
．ｏｃｒｎ／ｍｉｎで押下げ、ノズルから押出されたモ
ノフィラメント状の熔融体を引張り、その際この熔融体
に発生する張力を言う。
準拠したメルトインデクサ−を用い、そのピストンを１
．ｏｃｒｎ／ｍｉｎで押下げ、ノズルから押出されたモ
ノフィラメント状の熔融体を引張り、その際この熔融体
に発生する張力を言う。
測定条件は以下の通りである。
押出温度 ポリエチレン系樹脂 １９０℃ポリプ
ロピレン系樹脂 ２３０Ｃ 熔融モノフイラメントの巻取速度※ ０〜２６ｍ／ｍｉｎ 冷却条件 空気による徐冷張力の測定位
置 ノズルの下５０ｃｒｎノズル形状
直径 ２．０ｍｍ長さ ８．０關 ※ 熔融モノフィラメントをＯｍ／ｍｉｎから増速しな
がら切断する１で巻取り、その際に観測される張力の最
大値を求める。
ロピレン系樹脂 ２３０Ｃ 熔融モノフイラメントの巻取速度※ ０〜２６ｍ／ｍｉｎ 冷却条件 空気による徐冷張力の測定位
置 ノズルの下５０ｃｒｎノズル形状
直径 ２．０ｍｍ長さ ８．０關 ※ 熔融モノフィラメントをＯｍ／ｍｉｎから増速しな
がら切断する１で巻取り、その際に観測される張力の最
大値を求める。
一例としてポリプロピレンを用いた場合で説明すると、
少なくとも柱状凸部１の底部に接合するシートを、メル
トフローインデックス０．５、熔融張力１４ｆＩの材料
で形成することにより、中空板状体をポリプロピレンの
融点近傍、あるいはそれ以上の温度に加熱して成形する
際に後記の如き好ましい結果が得られる。
少なくとも柱状凸部１の底部に接合するシートを、メル
トフローインデックス０．５、熔融張力１４ｆＩの材料
で形成することにより、中空板状体をポリプロピレンの
融点近傍、あるいはそれ以上の温度に加熱して成形する
際に後記の如き好ましい結果が得られる。
また本考案の対象となるのは第１図に示す実施態様に限
定されるものでなく、柱状凸部は円柱状に限ら・ない。
定されるものでなく、柱状凸部は円柱状に限ら・ない。
その他の例として第２図の如き形状でもよいことは言う
１でもない。
１でもない。
本考案は以上の如き構成であるから、ここで得られる中
空板状体は熱成形時に優れた特性を発揮する。
空板状体は熱成形時に優れた特性を発揮する。
すなわち中空板状体はその材料の融点近傍あるいはそれ
以上に加熱され、シート２，３および４は塑性変形の起
り易い状態で真空成形や圧空成形されるが、この際柱状
凸部とその底部に接合されたシートとで形成された空気
封入部の空気が膨張しても熔融張力が大きいシートで空
気を封じ込めているからふくれや破れの発生を防ぐこと
ができる。
以上に加熱され、シート２，３および４は塑性変形の起
り易い状態で真空成形や圧空成形されるが、この際柱状
凸部とその底部に接合されたシートとで形成された空気
封入部の空気が膨張しても熔融張力が大きいシートで空
気を封じ込めているからふくれや破れの発生を防ぐこと
ができる。
そのため中空構造を破壊することなく外観の優れた、強
度が損われない成形品を容易に得ることができる。
度が損われない成形品を容易に得ることができる。
第１図は本考案の一実施例を示す切欠立面図、第２図は
本考案の別の実施例を示す切欠立面図である。 １：中空柱状凸部、２．３．４：合成樹脂のシート。
本考案の別の実施例を示す切欠立面図である。 １：中空柱状凸部、２．３．４：合成樹脂のシート。
Claims (1)
- 片面に多数の中空柱状凸部１な形成した合成樹脂シート
２の両面に、子渭！工合成樹脂シート３゜４を接合して
なる、多数の空気封入部を有する中空板状体において、
少なくとも該柱状凸部１の底部に接合したシート４は、
溶融張力５２以上の合成樹脂シートであることを特徴と
した合成樹脂製の熱成形用中空板状体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977112893U JPS584666Y2 (ja) | 1977-08-25 | 1977-08-25 | 合成樹脂製の熱成形用中空板状体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977112893U JPS584666Y2 (ja) | 1977-08-25 | 1977-08-25 | 合成樹脂製の熱成形用中空板状体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5439483U JPS5439483U (ja) | 1979-03-15 |
| JPS584666Y2 true JPS584666Y2 (ja) | 1983-01-26 |
Family
ID=29062175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977112893U Expired JPS584666Y2 (ja) | 1977-08-25 | 1977-08-25 | 合成樹脂製の熱成形用中空板状体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584666Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4681662A (en) * | 1983-09-26 | 1987-07-21 | Nippon Steel Corp. | Hot coke bucket and bucket car assembly |
| JPH0442Y2 (ja) * | 1985-11-05 | 1992-01-06 | ||
| JP4802391B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2011-10-26 | 川上産業株式会社 | 改善された剛性をもつプラスチック気泡シート |
| JP6220676B2 (ja) * | 2014-01-07 | 2017-10-25 | 川上産業株式会社 | 真空成形用中空ボード、立体造形物、立体造形物の製造方法 |
-
1977
- 1977-08-25 JP JP1977112893U patent/JPS584666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5439483U (ja) | 1979-03-15 |
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