JPS5846491B2 - C↓6−アルカンジア−ル又はそのアセタ−ルの製法 - Google Patents

C↓6−アルカンジア−ル又はそのアセタ−ルの製法

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JPS5846491B2
JPS5846491B2 JP3895174A JP3895174A JPS5846491B2 JP S5846491 B2 JPS5846491 B2 JP S5846491B2 JP 3895174 A JP3895174 A JP 3895174A JP 3895174 A JP3895174 A JP 3895174A JP S5846491 B2 JPS5846491 B2 JP S5846491B2
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    • B01J2531/822Rhodium

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブタジェン−1,3を、3級有機ホスフィン
をもって変性されたロジウム触媒の存在下に一酸化炭素
及び水素と反応させることによる、C6−アルカンジア
ール又は、そのアセタールを製造するための改良方法に
関する。
共役ジエンのヒドロホルミル化はすでに種々研究されて
いる。
この場合コバルトカルボニル触媒を使用すると第二の二
重結合が水素化されて単一ヒドロホルミル化のみが起こ
ることが明らかにされた。
テトラヘドロン・レターズ第32巻(1969年)27
21頁以下によれば、トリブチルホスフィンで変性した
ロジウムを使用して、ブタジェン−1,3及びペンタジ
ェン−1,3からモノアルデヒドのほかにジアルデヒド
も得られることが知られた。
しかしこの方法は、80〜901%の収率において得ら
れるヒドロホルミル化生成物中のジアルデヒドが最高で
42モル優にすぎないという欠点を有する。
しかも使用触媒の再生も不良である。したがってこの二
つの欠点のためにこの方法はこれまで工業化されていな
い。
本発明者らは、一酸化炭素、3級有機ホスフィン又は3
級有機亜燐酸エステル及びハロゲン原子を配位子として
含有するロジウム錯化合物を触媒として使用するとき、
3級ホスフィン又は3級亜燐酸エステルで変性されたロ
ジウム触媒の存在下に、そしてアセタールが目的物質で
ある場合にはさらにアルカノール又はアルカンジオール
の存在下に、ブタジェン−1,3を一酸化炭素及び水素
と70〜160℃の温度及び100〜600気圧の圧力
において反応させることにより、従来より有利にC6−
アルカンジアール又はそのアセタールが得られることを
見出した。
この新規方法は、工業的に利用可能なジアルデヒド又は
そのアセクールの収率を達成し、モノアルデヒド及び残
査の生成を極力抑えうるという利点を有する。
さらにこの方法は、使用する触媒の活性が劣化すること
なしに、これを再生処理しないで多数回再使用すること
ができるという利点も有する。
一酸化炭素及び水素は一般に少なくとも化学量論的比率
において用いられるが、好ましくはたとえばlOOモル
φまでの過剰で用いられる。
−酸化炭素及び水素からの混合物は、−酸化炭素及び水
素を一般に1:4〜4:l、特に1:1〜1:2の容量
比で含有する。
反応は70〜160℃、特に100〜140℃の温度で
行なわれる。
さらに反応には100〜600気圧、好ましくは200
〜400気圧の圧力が用いられる。
触媒としては、一酸化炭素、3級有機ホスフィン又は有
機亜燐酸エステル及びハロゲン原子を配位子として含有
するロジウム錯化合物が反応に使用される。
好適なハロゲンは塩素、臭素又は沃素であって、塩素及
び臭素が特に重要である。
触媒金属のハロゲンに対する原子比が約1:1である場
合が特に有利である。
好ましい3級有機ホスフィン又は有機亜燐酸エステルは
、有機残基としてそれぞれ1〜20個の炭素原子を有す
るアルキル基、5〜12個の炭素原子を有する環状アル
キル基又は7〜10個の炭素原子を有するアルアルキル
基を多くとも2個まで(これらは同一でも異なってもよ
い)、そして6〜10個の炭素原子を有するアリール基
を少なくとも1個有するものである。
これらの残基は反応条件下で不活性の置換基たとえば1
〜2個の水酸基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキ
シ基、アルボアルコキシ基、アミノ基又はハロゲン原子
を有してもよい。
好ましい化合物は、たとえばトリフェニルホスフィン、
ジエチルフェニルホスフィン、トリトリルホスフィン、
トリナフチルホスフィン、ジフェニルメチルホスフィン
、ジフェニルブチルホスフィン、トリス−(p−クロル
フェニル)−ホスフィン、トリス−(p−カルボメトキ
シフェニル)−ホスフィン、トリス−(p−シアノフェ
ニル)−ホスフィン、ジフェニル亜燐酸フェニルエステ
ル、ベンゾ−ルー亜燐酸ジフェニルエステル及び亜燐酸
トリフェニルである。
特に優れたホスフィン又は亜燐酸エステルは、その有機
残基がペンゾールから誘導されたトリアリールホスフィ
ン及び亜燐酸エステル、たとえばトリフェニルホスフィ
ン、トリス−(p−クロルフェニル)−ホスフィン及び
亜燐酸トリフェニルである。
触媒として使用するに好ましいロジウム錯化合物は、次
式 %式% (式中Xは塩素原子、臭素原子又は沃素原子特に塩素原
子であり、Lは前記のホスフィン又は亜燐酸エステルの
一つを表わす)を有するものである。
反応のために、あらかじめ製造された錯化合物から出発
することも可能であるが、その製造をその場で行なうこ
とがもちろん工業的に好ましい。
たとえばこの触媒は反応条件下に、三塩化ロジウム1モ
ル、三酸化ロジウム1モル及び反応条件下で過剰なホス
フィン又は亜燐酸エステルから製造されることが好まし
い。
この際金属対燐の比率を1:2〜100特に1:5〜5
0とすることが有利である。
一般に触媒は反応混合物に対し、金属ロジウムとして計
算して10〜1000ppm特に20〜100 ppm
の量で用いられる。
反応は溶剤としてのアルカノール又はアルカンジオール
の存在下で行なうことが特に有利である。
好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルカノール又
は2〜4個の炭素原子を有するアルカンジオールが用い
られる。
1〜4個の炭素原子を有するアルカノールが重要で、特
にメタノールが適している。
好適な溶剤はたとえばメタノール、エタノール、プロパ
ツール、n−及びインブタノ−/L/。
エチレングリコール、プロパンジオール−1,2又はブ
タンジオール−1,3である。
好ましくはアルカノール及びアルカンジオールは、少な
くとも導入されるホルミル基1個当たり2個の水酸基が
役立つような量、たとえばlOO〜1000モル饅の過
剰量で使用される。
本発明の方法はたとえば、ブタジェン−1,3を溶剤と
してのアルカノール又はアルカンジオール及び前記の錯
化合物触媒と一緒に高圧反応器に用意し、−酸化炭素及
び水素を前記比率で圧入し、前記の湿度及び圧力におい
て反応させることによって行なわれる。
反応の終了後、溶剤及びヒドロホルミル化生成物は、公
知手段たとえば蒸留により場合により減圧下の蒸留によ
り触媒を含有する残置と分離される。
その際に前記触媒のきわめて優れた熱安定性が立証され
た。
したがって蒸留によって得られる触媒含有残置はその触
媒活性を失うことなく直ちに次の反応に再使用すること
ができる。
適当な装置内で反応を困難なく連続的に行なうことがで
きる。
本発明の方法により得られるアセタールは、たとえば酸
型のイオン交換樹脂の存在下に水で処理することにより
、アルデヒドに変することができる。
このアルデヒドはたとえば皮革なめし剤としであるいは
塗料用樹脂の製造に用いられる。
得られるアルデヒド及びそのアセタールは、公知の水素
化触媒特にニッケル、銅、クロム、コバルト又はモリブ
デンを含有する水素化触媒を使用し、100〜200℃
の温度及び50〜300気圧の圧力下で水素化すること
によって、容易に対応するジオールになしうる。
対応するジオールは重合物たとえばポリウレタン及びポ
リエステルの製造において又は重合物用架橋剤として広
範な用途を有する。
例1 容量21の高圧容器に、メタノール800m71!(=
630g)、ClRhC0(P(C6H5)s)20.
5g(=Rh751119.0.72X10’ダラム原
子)及びトリフェニルホスフィン10g(=38ミリモ
ル)を用意する。
窒素ガスで洗浄後、ブタジェン200mff1(−12
0,p)を添加し、−酸化炭素及び水素の等モル混合物
を200気圧の圧力になるまで圧入する。
120℃に加熱して同時に圧力を280気圧に高める。
約4時間後にガス吸収が終了するまで、混合ガスの後か
らの圧入により圧力を260〜280気圧に保つ。
次いで冷却し、排出物(871)を蒸留して触媒及び少
量の残置(合わせて約20J )から分離する。
ガスクロマトグラフィ分析によりパレロアルデヒド約2
φ、2−メチルブタナール−1のジメチルアセタール3
%、n−バレロアルデヒドのジメチルアセタール15φ
及び各種異性体から成るヘキサンジアールのビス−ジメ
チルアセタール80饅を含むオキソ生成物が得られる。
ジオキソ生成物の精密な同定のために、これをラネーニ
ッケル50gと共にメタノール水溶液100gを添加し
て150℃及び280気圧で水素化し、蒸留しそして無
水酢酸でニステラ化する。
次いでヘキサンジオールのジエステルをガスクロマトグ
ラフィーにより分離すると、ヘキサンジオール−(1,
6)10φ、2−メチルペンタンジオ−ルー(1,5)
55%及び主として2−エチルブタンジオール−(1,
4)から成る他の異性体35φの組成が検出される。
前記の触媒含有残置は、反応速度の減少又は生成物の組
成の変化なしに、同じ反応のため10回再使用すること
ができる。
これは触媒のきわめて優れた安定性を証明している。
例2〜5 この例2〜5は比較実験であってこれにより、ブタジェ
ン−1,3の酸化に際してメタノールが溶剤として優れ
ていることが明らかにされる。
磁気攪拌器を備えた内容21の耐圧容器に、溶剤600
−1Rh2030.20.!i!及びRhCl30.1
79(=2.4X10 ”ダラム原子Rh)、トリフ
ェニルホスフィン25.3.@(=97ミリモル)を用
意する。
窒素ガスで洗浄したのち、ブタジェン125gを加え、
−酸化炭素及び水素の混合物を200気圧の圧力となる
まで圧入する。
120℃に加熱し、前記混合物の後からの圧入により圧
力を280気圧に高める。
反応中に圧力が260気圧に低下すると、直ちにガス混
合物をさらに圧入して再び280気圧に高める。
実験はガス吸収が終了するまで約10時間行なわれる。
反応の終了後、生成物を蒸留して触媒を含有する残置と
分離し、L iA I H4(ヘキサン、エーテル)又
はラネーニッケル(酢酸エステル、メタノール)を用い
て水素化する。
ペンタノール及びヘキサンジオールから成る混合物を次
いで分別蒸留する。
この結果から、メタノールを使用すると、他の溶剤を使
用する場合に比してジオキソ生成物の収量が最高で、希
望しないペンタノールの生成量がわずかであり、また高
沸点残有の生成量も本質的に少ないことが明らかにされ
る。
例6 本例はRh2O3だけから調製可能な水素化錯化合物H
RhCO(P(C6H5)3)3に比して、ハロゲン含
有触媒の優越することを証明する比較実験である。
例1と同様に操作し、ただしHRhCO (P(C6H5)3)32.2g(=Rh 2.4ミリ
モルもしくは2.4X10−3グラム原子)及びトリフ
ェニルホスフィン25.2.9を触媒として使用し、ブ
タジェン120gをメタノール中でヒドロホルミル化す
る。
例5と同様に実験を行なう。ガスクロマトグラフィーに
よりオキソ生成物は遊離アルデヒドとして90俤以上の
アルデヒドの存在を示す。
これを再び望ましくない高沸点副生物(たとえばアルド
ール)を与える一連の後続反応に付すると、アルデヒド
がモノオキソ生成物に約80%そしてわずか20φがジ
オキソ生成物へと分かれることが認められる。
粗製のオキソ生成物を蒸留して水素化したのち、わずか
にペンタノール80g及びヘキサンジオール5J9と共
に高沸点生成物70gが分離される。
例7 本例は、共役ジエンの2倍の(両方の)ヒドロホルミル
化のために高圧を使用する必要性を示す比較実験である
例1と同様に溶剤としてメタノールを使用して操作し、
ただし反応を30〜50気圧の全圧力において行なう。
この際反応は本質的に徐々に進行し、ガス吸収は17時
間後に終了する。
ガスクロマトグラフィーにより、バレロアルデヒド及び
2−メチルブタナール−1約40俤、これら両アルデヒ
ドのジメチルアセクール約35φ及びバレロアルデヒド
のアルドール化生成物約12%が検出される。
その他は同定不可能な化合物の少量であるが、ヘキサン
ジアールもしくはそのアセタノールの痕跡(3饅以下)
のみが検出できる。
例8 例1と同様に操作し、ただし触媒として BrRhC0(P (C6H5)3 ) 20−535
!!(=Rh75771#又は0.72X10−3グラ
ム原子)及びトリフェニルホスフィン10gを使用する
ブタジェンのヒドロホルミル化を120℃及び280気
圧において行なうと、ガス吸収は約6時間後に終了する
オキソ生成物を蒸留して触媒から分離すると、ガスクロ
マトグラフィー分析により、その90%までがヘキサン
ジアールのメチルアセクールから成ることが知られる。
アセタールをさらにより良く同定するために、ラネーニ
ッケルと共に水を加えて150℃及び280気圧におい
て水素化する。
アルコールを分留すると、沸点が125〜b ール混合物220g(理論値の85φ)が得られる。
無水酢酸でエステル化したのちガスクロマトグラフィー
分析により、ヘキサンジオール−(1。
6)8多、2−メチルペンタンジオ−ルー(1。
5)50%及び他の異性体42φから成るジオール混合
物の組成が認められる。
例9 例1と同様に操作し、ただし触媒として ClRhC0(P(OC6H5)3)2 (1572g
(””Rh75■)及び亜燐酸トリフェニル11.8g
を使用する。
ヒドロホルミル化し、アセタール混合物を水素化し、次
いで蒸留すると、ヘキサンジオールの異性体混合物13
7g(理論値の52多)が得られる。
例10 例1と同様に操作し、ただしCI Rh C0CP (
C6H5)3)20.13.!li’(=Rh20■、
0、19xlO−3グラム原子)及びトリフェニルホス
フィン5!9(=19ミリモル)を使用して、ブタジェ
ン200mA!(=120.!7 )をヒドロホルミル
化する。
ガス吸収は8時間後に終了する。排出物(880g)を
蒸留して触媒残香(7g)、溶剤及びオキソ生成物に分
別する。
オキソ生成物はガスクロマトグラフィー分析によれば、
2−メチルブタナール−1のジメチルアセクール1.5
1%、n−バレロアルデヒドジメチルアセクール16.
5多及びヘキサンジアールの種々の異性体のメチルアセ
クール82俤を含有する。
沸点57〜60℃/ 8 tnm Hgの範囲のジアル
デヒドのアセタール100gを、強酸型イオン交換体(
商品名アンバーリスト15pA)509の存在下で水5
00pと共に60℃で2時間攪拌する。
均質で淡黄色を呈する溶液をイオン交換体と戸別し、ろ
液を減圧(50iiHg )下に塔底温度55〜60℃
において留出物425gを得るまで注意深く蒸発濃縮す
ると、淡黄色のジアルデヒド水溶液170gが残留する
この溶液はCO数によると約28俤のジアルデヒドを含
有し、ガスクロマトグラフィーによればメタノール及び
非分解アセタールを含有しない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一酸化炭素、3級有機ホスフィン又は3級有機亜燐
    酸エステル及びハロゲン原子を配位子として含有するロ
    ジウム錯化合物を触媒として使用することを特徴とする
    、3級ホスフィン又は3級亜燐酸エステルで変性された
    ロジウム触媒の存在下に、そしてアセタールが目的物質
    である場合にはさらにアルカノール又はアルカンジオー
    ルの存在下に、ブタジェン−1,3を一酸化炭素及び水
    素と70〜160℃の温度及び100〜600気圧の圧
    力において反応させることによる、C6アルカンジアー
    ル又はそのアセクールの製法。
JP3895174A 1973-04-07 1974-04-08 C↓6−アルカンジア−ル又はそのアセタ−ルの製法 Expired JPS5846491B2 (ja)

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