JPS584643A - 関節式トレ−ラ−車用傾斜式従動トレ−ラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、関節式トレーラ−車に係わるものであり、
特に、傾斜する従動トレーラ−を有する関節式トレーラ
−車に関するものである。

積み荷を降ろすべく、長い従動トレーラ−を立ち上がら
せるように傾ける時、その積み荷が固着゛していた場合
、従動トレーラ−の側壁による抵抗のためその積み荷に
かる重力によってはその積み荷が簡単には落ちない問題
があった。

上述のような場合、従動トレーラ−の傾斜角度を大きく
することが必要である。しかしながら、上記問題点は多
段はめ込み式ホイストの使゛用によりさらに悪化されて
いる。すなわち、ホイストの後段は前段と同様の直径を
持ち、前記ホイストが良く伸ばされようとすると十分に
伸びなくなることにより悪化されていた。上述の問題点
を解決するため、ホイストの直径を大きくしたり、ホイ
ストの段の数を少なくするなどのことが行なわれている
。しかしながら、上述の方法では、ホイストが大きくな
り、ホイストの占める空間が大きくなる。また、ホイス
トの重量が増すことに相対して積み荷の重量を減らさな
ければならず、その分だけコストが高くつくという問題
点があった。

この発明は、上述した問題点を解決し、十分に改善する
ことを目的とするものである。

上記目的を達成するべく、関節式トレーラ−車は、駆動
車およびその駆動車に５輪機構によって取り付けられた
従動トレーラ−を有し、その従動トレーラ−は、ボディ
ーと、そのボディーの前端部を引き上げそのボディーを
前記従動トレーラ−の後部付近に位置する水平軸を中心
に傾斜させるためのホイストと、前記従動トレーラ−の
ボディーの傾斜を助成すべく前記従動トレーラ−と駆動
車との間に伸びたホイスト補助装置とを有するものであ
る。

以下、この発明の詳細な説明する。

第１図において、駆動車１０は、従来の如き５軸機構１
２によって従動トレーラ−１１に連結されている。５軸
機構１２は、前記駆動車１０と前゛記従動トレーラ−１
１とが垂直軸を中心に回動するためのターンテーブル１
３を有している。さらに、前記駆動車１０と前記従動ト
レーラ−１１とが水平軸を中心に回動するためのピボッ
ト１４が設けられている。上記ピボット１４からは、前
記従動トレーラ−１１のボディー１６の一端に回動　　
　　□自在に取り付けられているバー１５が伸びている
。また、前記ターンテーブル１３には、前記ピボット１
４と共軸のピボットによりレバー１７が取り付けらでい
る。上記レバー１７の前端部には、前記ボディー１６に
積まれた荷をおろすべく前記ボディー１６を傾けるため
伸縮自在の液圧式ホイスト１８が回動自在に取り（Ｊけ
られている。

上記ホイスト１８は、帯金１９によって前記ボディー１
６の前端部に取り付けられている。すなわち、前記帯金
１９は、前記ホイスト１８の上端および前記ボディー１
６の前端に回動自在に取り付けられている。前記レバー
１７は、前記ボディー１６の下へ伸びている後部２０を
有している。

第２図にさらによく示されるように、前記ホイスト１８
が駆動されると、前記レバー１７は反時計方向に回動し
弾性支持台２１と係合し、前記後部２０は前記ボディー
１６を傾斜し始めさせるため上方に回動される。前記レ
バー１７が前記支持台２１と係合することにより、前記
ホイスト１８は固定された作動点を持つこととなり、前
記帯金１９と共に上方に伸びると前記ボディー１６の前
部は上方に傾くこととなる。前記レバー１７は、前記ピ
ボット１４の軸に対して曲がることがないように十分な
曲がり抗力を有し、また、前記ホイスト１８を支えるべ
く長軸に対してねじれることがないように十分なねじれ
抗力を有するものである。

前記従動トレーラ−１１が傾斜していない時、ピボット
２２と２３は互いに接近するため、前記ホイスト１８は
前後方向に不安定となる。そこで、この実施例において
は、前記従動トレーラ−１１が傾斜していない場合、前
記ピボット２２と２３を、前記ホイスト１８が前記従動
トレーラ−１１の前端の壁へもたれるような状態とする
。前記ホイスト１８を杏らに安定させるため、前記ボデ
ィー１６の前部の壁へ前記ホイスト１８と係合する受は
部材を設けることも可能であり、また、前記ホイスト１
８の゛はと１穴を前記ボディー１６へ固定させるための
ビン部材を有するクリップ機構を設けることも可能であ
る。上記ピン部材は容易に取りはずしができるように構
成することが可能である。

第３図には、前記駆動車１０と前記従動トレーラ−１１
の前部との間に伸びた従来のホイスト２４が示されてい
る。上記の状態で、さらにホイスト１８又は２４によっ
て傾斜角度を増加させたい場合、前記駆動車１０と前記
従動トレーラ−１１のボディー１６の後部との間に伸び
ているワイヤーの如き線部材を引きよせるウィンチを使
用し、前記ボディー１６の後部を前記駆動車１０の方へ
さらに引き寄せることも可能である。上述のように、前
記線部材２５を引くべく前記駆動車１０にウィンチを設
けることは、以下の如き効果を有する。すなわち、前記
ホイストが伸びている場合、前記ウィンチは、前記ホイ
スト１８又は２４によって十分につり上げられない分を
有効に補うことができ、さらに前記帯金１９を使用した
場合、第４図に示す如く、前記帯金１９は前記ホイスト
１８の上端を中心に反時計方向に回動するため、前記従
動トレーラ−１８を、さらに傾斜させることができるも
のである。

前記ホイストおよび線部材２５は、前記従動トレーラ−
１１を前記駆動車１０へ引き寄せることのできる伸縮自
在のホイストの如き他の手段に置き換えることも可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従動トレーラ−が傾斜していない時の駆動車
とそれに連結された従動トレーラ−を示す概略図、第２
図は、従動トレーラ−が傾斜し始めた時の第１°図の駆
動車と従動トレーラ−を示す概略図、第３図は、従動ト
レーラ−が完全に傾斜された時の第１図の駆動車と従動
トレーラ−とを示す概略図で、さらに従来のホイストを
点線で示している。第３Ａ図は、従来の傾斜従動トレー
ラ−のホイスト用の溝を示した概略図、第４図は、前記
従動ル−ラ−と駆動車との間に設けたウィンチの如き装
置によってざらに従動トレーラ−が傾斜された時の従動
トレーラ−の概略図を示すものである。 手続ネ…゛ＬＥ書（方式） 昭和５７年８り／ρ日 特許庁長官　若杉　和犬　殿 １、事件の表示　　特願昭第５７−５３９８４号２、発
明の名称　　関節式トレーラ−車用傾斜式従動トレーラ
−３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所（居所）　オーストラリア国　２１６４ニコーサウ
スウＬルズ　スミスツイールドブ１パス　ストリート　
２ 氏名（名称）　ホックニー　エンジニアリング　プティ
。 リミテッド 代表考　　フィリップ　ケネス　ホックニー国　籍　　
　オーストラリア国 ニュー虎ノ門ビル８階 ５、補正命令の日付　　昭和５７年７月９日−（発送日
　　昭和５７年７月２７日）６、補正の対象 （１）　　図面 ７、補正の内容 （１）　　図面の浄書の提出 ８、添付書類の目録

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　駆動車と、５軸機構によって前記駆動車に連
   □結された従動トレーラ−を有する関節式トレーラ−車
   において、前記従動トレーラ−が、ボディーと、前記従
   動トレーラ−の後部付近の水平軸を中心に傾斜するべく
   前記ボディーの前端を持ち上げるホイストと、前記従動
   トレーラ−のボディーを更に傾斜させるべくホイストを
   助成するため前記従動トレーラ−と駆動車との一間に設
   けられたホイスト補助装置とを有することを特徴とする
   関節式トレーラ−車用傾斜式従動トレーラ−０（２）　
   　特許請求の範囲（１）に記載の関節式トレーラ−車に
   して、前記ホイスト補助装置が、前記従動トレーラ−の
   ボディーの傾斜を助成するべく柔軟な線部材と前記柔軟
   な線部材を巻き取るためのウィンチとから成ることを特
   徴とする関節式トレーラ−車用傾斜式従動トレーラ−０ （３）　　特許請求の範囲（２）に記載の関節式トレー
   ラ−車にして、前記ウィンチが前記駆動車に載置され、
   前記柔軟な線部材の先端が前記従動トレーラ−の後部付
   近に取り付けられていることを特徴とする関節式トレー
   ラ−車用傾斜式従動トレーラ−０（４）　　特許請求の
   範囲（１）に記載の関節式トレーラ−車にして、前記ホ
   イスト補助装置が前記従動トレーラ−の傾斜が助成され
   るべく前記駆動車と前記従動トレーラ−との間に伸びる
   液汁式ホイストから成ることを特徴とする関節式トレー
   ラ−車用傾斜式従動トレーラ−０ （５）　　添付図面に基づいて上述した特許請求の範囲
   の特徴を有する関節式トレーラ−車。