JPS5846429Y2 - 粘着ラベル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は各種標識又は自動車のウィンドガラスに貼る
ステンカー等に使用される粘着ラベルに関するものであ
る。

第１翔及び第２図に示す図面は従来の粘着ラベルの構成
を示すものであって、第１図は普通の紙又は透明なフィ
ルム等からなるラベル紙１の上面に印刷をし、その上に
印刷面２の保護と光沢を出すための別の透明なフィルム
３を適宜の接着剤４等により貼り付けたり、或は透明な
樹脂をコーティングして上記ラベル紙１の印刷をした反
対の面に半永り的に粘着性を持続する粘着剤５を塗布し
たものをラベルａとし、これを台紙６のシリコンコート
面７に貼り付けたものである。

第２図は透明なフィルム等からなるラベル紙１′の下面
に印刷をし、この印刷面２に適宜の接着剤４を塗布し、
且つ、この印刷面２側に普通の紙８を貼り付けたものを
ラベルａ′として台紙６のシリコンコート面Ｔに貼り付
けたものである。

又図面には示していないが、普通の紙の下面に印刷をし
、この上に適宜の接着剤を塗布し、且つ当該接着剤の表
面に補強のための透明なフィルムを貼り合せると共に、
このフィルムの下面に粘着剤を塗布させたものをラベル
として台紙のシリコンコート面に貼り付けたものである
。

ところが、上記した構成であると、ラベル側が二重構造
となるため、フィルムが多く必要となり、最近ではこの
フィルムが高価になっていることもあって、粘着ラベル
が高価になり経済的でなかった。

又、粘着剤を、印刷した後、塗布するため、塗布工程が
必要となり、装置が大型化する恐れがあって、好寸しぐ
なかった。

そこでこの考案は従来の粘着ラベルの上記の欠点に鑑み
これを改良したものであって、ラベルの構造を簡単にし
て安価な粘着ラベルを提供することを目的としたもので
ある。

以下この考案の構成を図面に示す実施例に従って説明す
ると次の通りである。

第３図において、ｂは粘着ラベルであって、これば普通
の紙又は透明なフィルム等からなるラベル紙１１の下面
に、半永久的に粘着性を持続する粘着剤１２を塗布させ
、且つ当該粘着剤１２０表面に印刷インキで適宜の印刷
１３を施こしたものであり、これを台紙１４のシリコン
コート面１５に貼り付けたものである。

通常、この種の粘着ラベルｂの原紙は、シリコンコート
された台紙１４と、粘着剤１２を塗布したラベル紙１１
とを一体的に組合わされた既製のラベル原紙が市販され
て釦す、本考案はこれを使用し、一旦ラベル紙１１を台
紙１４から剥離して前記のように印刷をし、印刷後、再
び台紙１４へそのｉｔ付着させ、これを適当な形状にカ
ットするものである。

捷た例えば、自動車の車検済証の様なステンカーノ場合
は、車内からウィンドガラスに貼り付けて外側から見え
るようにするものであるが、この場合では、ラベル紙１
１は普通の紙や不透明な紙等を使用し、普通に印刷して
訃〈ものである。

普た、逆に壁等の不透明な対象物に貼り付けて表面側よ
り見るときは、ラベル紙として透明なフィルムを使用し
て、表面側から正しく見える様にする必要から、ラベル
紙の裏面へ印刷する文字等は逆向きにしておくものであ
る。

即ち、本実施例は紙又はフィルム等からなるラベル紙１
１の粘着剤１２の上から直接印刷したものであるから、
従来の様な印刷面を保護する別のフィルムやコーティン
グの手間が不要となり、コスト的にも非常に安価となっ
て経済的である。

寸た印刷インキ１３ば、ラベル紙１１と貼り付は対象物
との間で保護される様になっている。

尚、用途として、裏が不透明なものに印刷することに土
って、くじの様なものとか、或は流通ルートの表示等に
も適用することができる。

以上説明した様にこの考案はラベルとなる紙又はフィル
ム等のラベル紙の粘着剤の上から直接印刷し、これを台
紙のシリコンコート面に貼り付けたから、ラベルの構造
が簡単となり、従来の様な印刷面を保護する別のフィル
ムやコーティングの手間か不要となるため、安価に製作
実施でき、経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来の粘着ラベルを示す概略説明図
、第３図は本考案に係る粘着ラベルの概略説明図である
。 １１・・・・・・ラベル紙、１２・・・・・・粘着剤、
１３・・・・・・印刷インキ、１４・・・・・・台紙、
１５・・・・・・シリコンコー）、ａ・・・・・・粘着
ラベル。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ラベルとなる紙又はフィルム等のラベル紙の粘着剤の上
   から直接印刷し、これを台紙のシリコンコート面に貼り
   付けた事を特徴とする粘着ラベル。