JPS5846024B2

JPS5846024B2 - 文字パタ−ン発生方式

Info

Publication number: JPS5846024B2
Application number: JP16400778A
Authority: JP
Inventors: 洋三志岐
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1978-12-25
Filing date: 1978-12-25
Publication date: 1983-10-13
Also published as: JPS5587237A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は文字パターン発生方式に係り、とくに文字パタ
ーンを発生する回路を経済的に構成できる文字パターン
発生方式に係る。

一般にドツト・スキャン・タイプの印刷装置、たとえば
レーザ光線で感光面を走査し電子写真印刷を行うレーザ
・プリンタ装置においては、１行の文字の印刷に複数回
の水平走査を要する。

また１回の水平走査で１行内の全文字数と同じ回数だけ
文字発生器（以下、キャラクタ・ゼネレータと呼ぶ）を
アクセス（読出すこと）しなければならない。

このため、前記キャラクタ・ゼネレータのアクセス頻度
は高く、ＣＧアドレス、すなわち該キャラクタ・ゼネレ
ータ内の所要の文字パターンが記憶されている記憶領域
の番地を記憶する行バッファ・メモリも前記キャラクタ
・ゼネレータのアクセスの際にほぼ同時に読出されるの
で、この行バッファ・メモリのアクセス頻度も同様に高
い。

従って、該行バッファ・メモリは高速動作が必要で高価
なものとなり、換言すれは、行バッファ・メモリが必要
でなくなれば、大幅なコスト・ダウンを図ることができ
る。

ところで、従来、かかる行バッファ・メモリを具備した
レーザ・プリンタ装置は第１図に示す構成を有している
。

第１図中、１はプログラム・メモリ１ａ内のプログラム
に従って所要の制御を行う処理装置、２は図示しない入
力装置より１ペ一ジ分の印刷情報Ｃを入力する入力制御
装置、３は該入力された印刷情報が前記処理装置１によ
り該印刷情報に応じた前述のＣＧアドレスに変換された
後、該ＣＧアドレスを記憶するページ・バッファ・メモ
リ、ＤＢはデータ・バス、ＳＷＩ、ＳＷ２はスイッチ、
４ａｔ４ｂは２個で１組となり前記ページ・バ
ッファ・メモリ３より記憶内容の１部（１行分の文字に
相当する量）が交互に転送される行バッファ・メモリ、
５は後述するスキャン・スタート信号ＳＳが加えられる
毎１ずつカウントアツプし、また１行分の走査終了を示
す行終了信号ＬＥでリセットされるスキャン・カウンタ
、６は交互にスイッチＳＷ２で選される行バッファ・メ
モ’Ｊ４ａ、４ｂの一方から送られてくる１文
字分のＣＧアドレスと前記スキャン・カウンタ５の計数
値とを各々上位ビット・下位ビットに割当ててキャラク
タ・ゼネレータ７の詳細番地を得る合成回路である。

前記フログラム・メモリ１ａとページ・バッファ・メモ
リ３とは実際には単一のメモリ装置ＭＥＭ内に記憶領域
を分離することにより設けることができる。

また、前記キャラクタ・ゼネレータ７は前記詳細番地に
１：１に対応するワード（またはバイト）と呼ばれる記
憶領域多数より構成されている。

そして、連続する詳細番地に対応する複数のワード毎に
１文字分の文字パターンが記憶せられていて、そのうち
先頭ワードに対応する詳細番地が前記ＣＧアドレスと呼
ばれるもので、この先頭ワードより順に第１走査線、第
２走査線・・・・・・第ｎ走査線（ｎは１行内の走査線
数）に夫々応じた文字パターンの１部分が各ワードに記
憶せられている。

従って、該キャラクタ・ゼネレータ７をｎ回読出すこと
により１文字分の文字パターンが発生せられるようにな
っているし、また前記ＣＧアドレスは１文字分の文字パ
ターンと１：１に対応している。

そこで、前記処理装置１は、まず、前記入力制御装置２
よりデータ・バスＤＢを介し印刷情報Ｃを入力し、これ
を１文字分ずつ所要の文字パターンに対応する前記ＣＧ
アドレスに変換し、しかる後再びデータ・バスＤＢを介
しページ・バッファ・メモリ３に該ＣＧアドレスを記憶
する。

こうして、１ペ一ジ分のＣＧアドレスがページ・バッフ
ァ・メモリ３に記憶されると、続いて前記処理装置１は
もう一度テークバスＤＢを介し該ページ・バッファ・メ
モリ３より１行分ずつＣＧアドレスを各行バッファ・メ
モ’Ｊ４ａ、４ｂに交互に転送する。

そうすると、スイッチＳＷ２により選択された行バッフ
ァ・メモリより、後述する桁位置カウンタ１４の計数値
に従って順番に１文字分ずつのＣＧアドレスが読出され
、この読出されたＣＧアドレスと前記スキャン・カウン
タ５の計数値とよりなる詳細番地が合成回路６から送出
される。

この結果、該詳細番地に従ってキャラクタ・ゼネレータ
７より１文字分の文字パターンのうちの更に１走査線分
が順次送出される。

次に、このように送出される文字パターンに従って印刷
を行う部分を説明する。

第１図中、８は前記キャラクタ・ゼネレータ７より送出
された文字パターンを直列信号であるビデオ信号に変換
するＰ／Ｓ変換回路、９はレーザ発振源、１０は該レー
ザ発振源９からのレーザ・ビームを前記ビデオ信号によ
って変調する光変調器、１１はこの変調されたレーザ・
ビームＬを反射し感光ドラム１２上の所定のスキャン・
ラインＳＬ上に偏向する回転ミラー１３は前記スキャ
ン・ラインの始端に配され、レーザ・ビームＬを検出す
ることによりスキャン・スタート信号ＳＳを出力する検
出器、１４は前記回転ミラー１１の回転角が一定ピンチ
（感光ドラム−ヒのレーザ・ビーム照射位置が１文字幅
分移動する回転角）増加する毎に１ずつカウント・アッ
プし前記スキャンスタート信号ＳＳによりリセットされ
る桁位置カウンタである。

前記桁位置カウンタ１４の計数値は感光ドラム１２のス
キャン・ラインＳＬＪ二へのレーザ゛・ヒ゛−ムの照射
位置を表わし、該計数値に従って行バッファ・メモ’）
４ａｔ４ｂの読出しが行われ以下一連の動作
を経てキャラクタ・ゼネレータγより送出された文字パ
ターンがＰ／Ｓ変換回路でビデオ信号となる。

従って、該ビデオ信号より前記スキャン・ラインＳＬ上
に照射されるレーザ・ビームを変調するときには、該ス
キャン・ラインＳＬ上にビデオ信号に変調された光学
像であって、所定の文字パターンの１走査線分が形成さ
れる。

これを何回か繰返すと、感光ドラム１２は１行ないし１
ペ一ジ分の文字パターンに従って露光され、以下は周知
の電子写真法により現像され用紙に転写・定着される。

以上のように、従来のレーザ・プリンタ装置においては
、ＣＧアドレスをページ・バッファ・メモリより一旦行
バッファ・メモリへ転送し、これにより間断なく文字パ
ターンを発生するようにしている。

しかし、行バッファ・メモリに記憶しているＣＧアドレ
スはページ・バッファ・メモリ内のＣＧアドレスと重複
し、不経済である。

すなわち、レーザ・プリンタ装置に多くのメモリ容量を
有せしめ、コストを上昇させる欠点があった。

かくして、本発明は前記欠点の除去を目的としており、
この目的は本発明においては、種々の文字パターンが予
め記憶されているキャラクタ−・ジェネレータと該キャ
ラクタ−・ジェネレータの記憶番地が記憶されるページ
・メモリと、表示または記録しようとする文字に対応す
る文字パターンが記憶されているキャラクタ−・ジェネ
レータの記憶番地を前記ページ・メモリに記憶せしめ、
その後該記憶番地をページ・メモリより読出すと共に、
この記憶番地に従って前記キャラクタ−・ジェネレータ
より所定の文字パターンを読出す処理装置とを有する文
字パターン発生装置において、前記ページ・メモリより
前記記憶番地を読出し、該記憶番地に従って前記キャラ
クタ−・ジエネレタより文字パターンを読出す補助読出
手段を設け、該処理装置にかわって前記補助読出手段に
よるページ・メモリおよびキャラクタ−・ジェネレータ
の読出しを行って文字パターンを発生するようにしたこ
とを特徴とす、る文字パターン発生方式によって達成さ
れるが、以下その一実施例を図面に従って詳細に説明す
る。

第２図は第１図の従来装置に対比して例示する本発明に
係るレーザ・プリンタ装置のブロック図である。

従って、従来装置と同一部分には同じ符号を、そのまま
用いている。

他方、変更した部分は、行バッファ・メモリおよびスイ
ッチＳＷＩ、ＳＷ２を除去し、替って、アドレス・バ
スＡ、Ｂ１．ＡＢ２、セレクタ回路１０１、ＣＧアドレ
ス・レジスタ１０２、加算器１０３、行レジスタ１０４
ａ、１０４ｂ、スイッチＳＷ３、ＳＷ４、補助データ
・バスＤＢ′を付加した点にある。

前記アドレス・バスＡＢＩ、ＡＢ２は夫々処理装置１お
よび加算器１０３よりセレクタ回路を介していずれか一
方からのページ・バッファ・アドレス（以下ＰＢアドレ
スと呼ぶ）を前記ページ・バッファ・メモリ３に転送す
る。

これによりセレクタ回路１０１がＡＢＩ側に切替られる
と、処理装置１からＣＧアドレスを１文字づつ書込むこ
とになり、ＡＢＺ側に切替られると該ページ・バッファ
・メモリ３より該ＰＢアドレスに従ってＣＧアドレスを
１文字分ずつ読出すようになっている。

すなわち、このＰＢアドレスは、ページ・バッファ・メ
モリ３の一番最初のアドレスより順次１番地ずつ増加す
るようになっており、前記セレクタ回路１０１で切換え
られてもこの増加は変化しないようにしている。

このため、該切換の際に連続する２行に対して第１行の
先頭文字のＰＢアドレスが前記行レジスタ１０４ａ、
１０４ｂの一方に予めセットされ、もう一方にはこのＰ
Ｂアドレスより１行分ずれたすなわち第２行の先頭文字
のＣＧアドレスが記憶されているＰＢアドレスがセット
され、スイッチＳＷ４により切換えたときにも連続する
ＰＢアドレスがアドレス・バスＡＢ２に送出できるよう
にしている。

詳しくは、次に全体の動作と共に説明する通りである。

まず、入力制御装置を介し印刷情報Ｃが入力されると、
前記処理装置１によりＣＧアドレスに変換され、前記ペ
ージ・バッファ・メモリ３に記憶せしめられる。

このとき同時に補助データ・バスＤＢ’を介し１ページ
の最終行内の先頭文字に対応する前記ＰＢアドレスが行
レジスタ１０４ａ。

１０４ｂの一方に、もう一方には１ページの一番最初の
文字に対応するＰＢアドレスが夫々セットされる。

すなわち、連続する２行の先頭文字のＣＧアドレスが記
憶されているＰＢアドレスが行レジスタ１０４ａ、１
０４ｂに記憶される。

次いで、セレクタ回路１０１がアドレス・バスＡＢ１を
選択し、これにより前記処理装置１がページ・バッファ
・メモリ３より順次１文字分ずつのＣＧアドレスを読出
して、ＣＧアドレスレジスク１０２にセットする。

以後は、従来装置で述べた通り、該ＣＧアドレスとスキ
ャン・カウンタ５の計数値とが合成回路６を経て詳細番
地となり、キャラクタ・ゼネレータ７より文字パターン
を発生せしめ、該文字パターンが感光ドラム１２上に光
学体として再生せられ、図示しない用紙に印刷される。

さて、こうして印刷が進行すると、やがて前記アドレス
・バスＡＢＩ側のＰＢアドレスは１ページの最終行の直
前の文字に対応する値になる。

そこで、このとき前記セレクタ回路１０１はアドレスバ
スＡＢ１に代ってアドレス・バスＡＢ２の方を選択する
よう切換わる。

その結果、前記行レジスタ１０４ａ、１０４ｂの一方に
予めセットされていたＰＢアドレスが前記処理装置から
のＰＢアドレスに引き継いでページ・バッファ・メモリ
３の読出しを行う。

この読出しが行われている間、処理装置は次の１ペ一ジ
分の印刷情報をＣＧ・アドレスに変換し、読出し終了後
セレクタ１０１はＡＢＩ側に切替わり最終行の分を除き
ページ・バッファ・メモリ３に記憶する。

また、前記行レジスタ１０４ａ、１０４ｂの一方から読
出されるＰＢアドレス（最終行の先頭文字に対応してい
る）には加算器１０３で桁位置カウンタ１４の計数値が
加算され、結局前記アドレス・バスＡＢ２には最終行内
の全文字に対応するＰＢアドレスが順次送出される。

そして、この最終行に対応するＰＢアドレスによるペー
ジ・バッファ・メモリ３の読出しが終わると、続いてス
イッチＳＷ４が切換えられ、次ページの先頭行の読出し
がもう一方の行レジスタにセットされたＰＢアドレスに
従って開始される。

更に、このＰＢアドレスによるページ・バッファ・メモ
リ３の読出しを行っている間、前記処理装置１はページ
・バッファ・メモリ３内に記憶される最終行に対応する
ＣＧアドレスへの変換を行い読出終了後のページ・バッ
ファ・メモリ内の書き換えを行っている。

しかる後、先頭行のページ・バッファ・メモリ３の読出
し終了を待って、セレクタ回路１０１の切換えが行われ
、この後前記処理装置１により前述の通りページ・バッ
ファ・メモリ３の読出が行われる。

このように、行レジスタ１０４ａ、１０４ｂにより処理
装置１に代ってページ・バッファ・メモリ３の読出しを
行うようにしたので間断なく文字パターンを発生でき、
高速印刷を可能になすと共に、行バッファ・メモリの如
き不経済なメモリを必要としないので、従来より安価に
印刷装置を構成することができる。

以上の説明では１ページの印刷ごとにバッファ・メモリ
３の内容を更新するように説明したが、１行読出される
ごとにセレクタ回路１０１によってＡＢ１側に切替、次
ページ１行分のデータを処理装置１によって更新するこ
ともできる。

この場合は行レジスタ１０４ａ、１０４ｂにそれぞれ連
続する２行の先頭文字が記憶されているＰＢアドレスを
順次格納して、処理装置１によらず、行レジスタによっ
てページ・バッファ・メモリ３を読出すようにすればよ
い。

なお、本実施例においては、ページ・バッファ・メモリ
３とキャラクタ・ゼネレータ７とを別々に設けている如
く図示しているが、実際の場合には単一メモリ装置の記
憶領域を分割し、読出し時間を相互に異なるように構成
することもできる。

また、本発明はレーザ・プリンタ装置に適用されるに限
られず、表示装置等にも同様に適用することができる。

以上、本発明によれば、行バッファ・メモリを必要とし
ない文字パターン発生装置が提供され、該文字パターン
発生装置をたとえばレーザプリンタ装置に使用すれば従
来にない安価なレーザ・プリンタ装置を構成することが
でき、その実用的効果は犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のレーザ・プリンタ装置のブロック図、第
２図は本発明に係るレーザ・プリンタ装置のブロック図
である。１・・・・・・処理装置、２・・・・・・入力制御装置
、３・・・・・・ページ・バッファ・メモリ、４ａ〜４
ｂ・・・・・・行バッファ・メモリ、１０４ａ〜１０４
ｂ・・・・・・行レジスタ、５・・・・・・スキャン・
カウンタ、６・・・・・合成回路、７・・・・・・キャ
ラクタ・ゼネレータ、８・・・・・・Ｐ／Ｓ変換器、９
・・・・・・レーザ発振源、１０・・・・・・光変調器
、１１・・・・・・回転ミラー１２・・・・・・感光
ドラム、１３・・・・・・光検出器、１４・・・・・・
桁位置カウンタ、Ａ、Ｂ１〜ＡＢ２・・・・・・アドレ
ス・バス、ＤＢ〜ＤＢ’・・・・・・データ・バス、１
０１・・・・・・セレクタ、１０２・・・・・・ＣＧア
ドレス・レジスタ、１０３・・・・・・加算器。

Claims

【特許請求の範囲】

１種々の文字パターンが予め記憶されているキャラク
タ−・ジェネレータと該キャラクタ−・ジェネレータの
記憶番地が記憶されるページ・メモリと、表示または記
録しようとする文字に対応する文字パターンが記憶され
ているキャラクタ−・ジェネレータの記憶番地を前記ペ
ージ・メモリに記憶せしめ、その後該記憶番地をページ
・メモリより読出すと共に、この記憶番地に従って前記
キャラクタ−・ジェネレータより所定の文字パターンを
読出す処理装置とを有する文字パターン発生装置におい
て、前記ページ・メモリより前記記憶番地を読出し、該
記憶番地に従って前記キャラクタ−・ジェネレータより
文字パターンを読出す補助読出手段を設け、該処理装置
にかわって前記補助読出手段によるページ・メモリおよ
びキャラクタ−・ジェネレータの読出しを行って文字パ
ターンを発生するようにしたことを特徴とする文字パタ
ーン発生方式。