JPS5845462B2 - アクリルコウゾウタイノ セイゾウホウ - Google Patents
アクリルコウゾウタイノ セイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5845462B2 JPS5845462B2 JP49141172A JP14117274A JPS5845462B2 JP S5845462 B2 JPS5845462 B2 JP S5845462B2 JP 49141172 A JP49141172 A JP 49141172A JP 14117274 A JP14117274 A JP 14117274A JP S5845462 B2 JPS5845462 B2 JP S5845462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- polymer
- weight
- acrylic
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B29C47/92—
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アクリロニI−IJルを主成分とする重合体
(以下、アクリル重合体と略称する)と、下記式(1)
によって示される量の水及び、下記式(2)によって示
される量の20℃の水に対する溶解度が5 ?/ 10
0TL1以上で、しかも20℃に於いて固形の水溶性固
形状物質を含む組成物を140℃〜230℃に加熱して
熔融した後、押出し成型することを特徴とする、連続し
たアクリル構造体の製造法に関するものである。
(以下、アクリル重合体と略称する)と、下記式(1)
によって示される量の水及び、下記式(2)によって示
される量の20℃の水に対する溶解度が5 ?/ 10
0TL1以上で、しかも20℃に於いて固形の水溶性固
形状物質を含む組成物を140℃〜230℃に加熱して
熔融した後、押出し成型することを特徴とする、連続し
たアクリル構造体の製造法に関するものである。
(1) 0.0017<λ<0.0080(2)
0.1<Y<1.5 Z:水分率(重合体1重量部に対する重量部)Y:水溶
性固形状物質重量 (重合体1重量部に対する重量部) A:重合体中のアクリロニトリル含有率(重量%) そして、本発明の目的は、アクリル系不織布製造に、極
めて有利に使用できる。
0.1<Y<1.5 Z:水分率(重合体1重量部に対する重量部)Y:水溶
性固形状物質重量 (重合体1重量部に対する重量部) A:重合体中のアクリロニトリル含有率(重量%) そして、本発明の目的は、アクリル系不織布製造に、極
めて有利に使用できる。
アクリル構造体の製造法を提供することにある。
従来より、アクリル重合体は、繊維やフィルムの原料と
して有用なものであり、工業的に大量に生産されている
。
して有用なものであり、工業的に大量に生産されている
。
そして、更にこの重合体を用いた不織布を製造する方法
を数多く知られている。
を数多く知られている。
例えば、アクリルフィラメントを通常の紡糸方法により
製造した後、ウェブを形成せしめ、次いでバインダー液
の噴霧、プリントあるいは塗布する等により、部分接着
を生じさせるのが、アクリル系長繊維不織布の典型的な
製造法である。
製造した後、ウェブを形成せしめ、次いでバインダー液
の噴霧、プリントあるいは塗布する等により、部分接着
を生じさせるのが、アクリル系長繊維不織布の典型的な
製造法である。
しかし上記の方法においては、通常の湿式又は乾式紡糸
法により、フィラメントの製造を行なうことが不可欠で
あって、多量のアクリル重合体溶剤を使用せねばならな
いこと、工程は、従来のアクリル系繊維製造の工程と同
様、極めて複雑化してくる等の不利な而があった。
法により、フィラメントの製造を行なうことが不可欠で
あって、多量のアクリル重合体溶剤を使用せねばならな
いこと、工程は、従来のアクリル系繊維製造の工程と同
様、極めて複雑化してくる等の不利な而があった。
本発明者等は、鋭意研究した結果、従来法の如き、フィ
ラメント製造を行なうことなくして、不織布製造可能な
るアクリル構造体の製造法を発見し、本発明となったも
のである。
ラメント製造を行なうことなくして、不織布製造可能な
るアクリル構造体の製造法を発見し、本発明となったも
のである。
本発明に言うところのアクリル構造体とはアクノロニト
リルを主成分とする重合体(I)及び、20℃の水に対
する溶解度が5?/100m1以上で、しかも20℃に
於いて固形の水溶性固形状物質(If)を下記式(2)
で示される量含んでおり、且つ、下記式(1)で示され
る量の水分(I)を含む混合組成物を140℃〜230
℃に加熱して熔融した後、押出し成型することにより得
られる連続した粒状物、テープ状物、シート状物のこと
である。
リルを主成分とする重合体(I)及び、20℃の水に対
する溶解度が5?/100m1以上で、しかも20℃に
於いて固形の水溶性固形状物質(If)を下記式(2)
で示される量含んでおり、且つ、下記式(1)で示され
る量の水分(I)を含む混合組成物を140℃〜230
℃に加熱して熔融した後、押出し成型することにより得
られる連続した粒状物、テープ状物、シート状物のこと
である。
Y:水溶性固形状物質重量
(重合体1重量部に対する重量部)
A:重合体中のアクリロニトリル含有率(重量%)
(1) 0.0017<、<0.0080(2)
0.1<Y<1.5 Z:水分率(重合体1重量部に対する重量部) これらの構造物は、おどろくべきことには、熱水処理を
行なうことによって、微細連続繊維に解繊され、これら
を重ね合せることによって、不織布用ウェブが容易に得
られるものである。
0.1<Y<1.5 Z:水分率(重合体1重量部に対する重量部) これらの構造物は、おどろくべきことには、熱水処理を
行なうことによって、微細連続繊維に解繊され、これら
を重ね合せることによって、不織布用ウェブが容易に得
られるものである。
次に、本発明”アクリル構造体の製造法”の詳細な説明
をすれば、まず、本発明実施に尚って、最も留意せねば
ならないことは、水分率についてである。
をすれば、まず、本発明実施に尚って、最も留意せねば
ならないことは、水分率についてである。
即ち、水の量は、下記式の範囲に抑えることが重要とな
る。
る。
O,0017<i<0.0080
Z:水分量(重合体1重量部に対する重量部)
A:重合体中のアクリロニトリル含有率
(重量%)
水の作用効果を考えてみると、水溶性化合物に対しては
、溶解作用があり、一方、アクリル重合体に対しては、
可塑化作用があるために、水溶性化合物とアクリル重合
体の混合組成物は、加圧下、加熱することにより流動成
型性を持つようになるのである。
、溶解作用があり、一方、アクリル重合体に対しては、
可塑化作用があるために、水溶性化合物とアクリル重合
体の混合組成物は、加圧下、加熱することにより流動成
型性を持つようになるのである。
従って、水の量が、上記式によって示される量以下とな
れば、可塑化効果及び溶解効果が少なくなり、混合組成
物の流動性が乏しくない加熱成型が困難となる。
れば、可塑化効果及び溶解効果が少なくなり、混合組成
物の流動性が乏しくない加熱成型が困難となる。
水のアクリル重合体に対する別なる作用として、アクリ
ル重合体を可塑化するに必要な量販上の水は、成型時の
発泡を惹起させる起泡剤としての効果がある。
ル重合体を可塑化するに必要な量販上の水は、成型時の
発泡を惹起させる起泡剤としての効果がある。
従って、水の量が、上記式によって示される量販上とな
ると、水の瞬間的な蒸発が激しくなり、構造体がひきち
ぎられ、連続した製品が得難くなってくるものである。
ると、水の瞬間的な蒸発が激しくなり、構造体がひきち
ぎられ、連続した製品が得難くなってくるものである。
次に20℃の水に対する溶解度が5f/100TL1以
上で、しかも20℃に於いて固形の水溶性固形状物質に
ついてであるが、描該物質を含む組成物より得られた構
造体は、熱水処理を施すことによって、上記化合物の一
部又は全てを除去し去ると実におどろくべきことである
が極めて、細繊度の単糸に解繊されるのである。
上で、しかも20℃に於いて固形の水溶性固形状物質に
ついてであるが、描該物質を含む組成物より得られた構
造体は、熱水処理を施すことによって、上記化合物の一
部又は全てを除去し去ると実におどろくべきことである
が極めて、細繊度の単糸に解繊されるのである。
即ち、上記物質を含む組成物を単一孔のダイスから、吐
出して得られた連続したアクリル構造体を短時間・熱水
中に浸漬すると、極微細繊度の連続繊維集合体(ウェブ
)が得られるのである。
出して得られた連続したアクリル構造体を短時間・熱水
中に浸漬すると、極微細繊度の連続繊維集合体(ウェブ
)が得られるのである。
水溶性固形状物質の水に対する溶解度が20°Cで5f
/100m1よりも小さい場合には、該物質の除去が十
分行われず、微細な繊維集合体が得られない。
/100m1よりも小さい場合には、該物質の除去が十
分行われず、微細な繊維集合体が得られない。
この効果は、上記物質の含有量によって大きく左右され
る。
る。
上記物質の含有量が、アクリル重合体の1割以下である
と、得られた構造体を長時間熱水処理しても、均一な微
細繊維に解繊されることはなく、不織布用ウェブを製造
することができない。
と、得られた構造体を長時間熱水処理しても、均一な微
細繊維に解繊されることはなく、不織布用ウェブを製造
することができない。
上記物質の含有量が増大するにつれ、解繊された単繊維
の繊度は細かくなる傾向となるが、上記物質の溶出を完
全に行なわなければ、ウェブを乾燥した後の風合が硬く
なり、紙様の風合となる。
の繊度は細かくなる傾向となるが、上記物質の溶出を完
全に行なわなければ、ウェブを乾燥した後の風合が硬く
なり、紙様の風合となる。
又、上記物質の溶出が多くなるにつれ、回収という点で
不利となるため、上記物質の含有量は、下記式の範囲に
することが工業上且つ、好適製品を得る上で好ましい。
不利となるため、上記物質の含有量は、下記式の範囲に
することが工業上且つ、好適製品を得る上で好ましい。
0.1<Y<1.5
Y:水溶性固形状物質重量
(重合体1重量部に対する重量部)
次に上記物質の別なる作用であるが、実に不思議なこと
には、加熱熔融押出製品の水による発泡を抑制する作用
が認められることである。
には、加熱熔融押出製品の水による発泡を抑制する作用
が認められることである。
例えばスリット型ダイスにより得られたテープで、上記
化合物が存在しない組成物より得られたものは、水の発
泡の跡である縞模様のある連続テープとなるのに対し、
上記物質が混合された組成物により得られたものは、縞
模様の比較的少ない、均一な連続テープとなる。
化合物が存在しない組成物より得られたものは、水の発
泡の跡である縞模様のある連続テープとなるのに対し、
上記物質が混合された組成物により得られたものは、縞
模様の比較的少ない、均一な連続テープとなる。
本発明に好適に使用される上記物質としては、20℃の
水に5 ′ff/ 1001rL1以上の溶解度を持ち
、しかも20℃で固形状であって、且つ耐熱安定性に富
んだものがよい。
水に5 ′ff/ 1001rL1以上の溶解度を持ち
、しかも20℃で固形状であって、且つ耐熱安定性に富
んだものがよい。
20℃で液体状の物質を使用することにより得られた構
造体は、熱水処理によっても単繊維に開繊されないため
、固形状物質を使用せねばならない。
造体は、熱水処理によっても単繊維に開繊されないため
、固形状物質を使用せねばならない。
上記物質としては、例えば、ポリアクリルアミド、ポリ
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル部分ケン(tJ7、
ポリエチレンオキシド、ポリアクリロニトリル部分変性
物、CMC澱粉、蔗糖等の水溶性有機高分子及び硫酸マ
グネシウム、硫酸ソーダ、硫酸カリウム、リン酸マグネ
シウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の硫酸塩、
リン酸塩等の無機化合物等であるが、本発明は、上記物
質のみに限定されるものではない。
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル部分ケン(tJ7、
ポリエチレンオキシド、ポリアクリロニトリル部分変性
物、CMC澱粉、蔗糖等の水溶性有機高分子及び硫酸マ
グネシウム、硫酸ソーダ、硫酸カリウム、リン酸マグネ
シウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の硫酸塩、
リン酸塩等の無機化合物等であるが、本発明は、上記物
質のみに限定されるものではない。
本発明の最適押出し温度は、前記重合体の組成、重合度
及び、水溶性物質の種類、量且つ水分率によって適宜選
定する必要があるが、一般に140℃以下であると、押
出圧が高く、連続して製品を取り出すことが困難となっ
てくる。
及び、水溶性物質の種類、量且つ水分率によって適宜選
定する必要があるが、一般に140℃以下であると、押
出圧が高く、連続して製品を取り出すことが困難となっ
てくる。
押出温度の上限については、特に限定する必要はないが
、製品の着色という点から230℃以内に抑える方が望
ましい。
、製品の着色という点から230℃以内に抑える方が望
ましい。
次に、本発明に於けるダイスの形状についてであるが、
これは特に限定する必要はないが、連続取り出し性とい
う点からはスリット形式のものが好ましい。
これは特に限定する必要はないが、連続取り出し性とい
う点からはスリット形式のものが好ましい。
ダイスより、加熱熔融組成物を吐出する雰囲気であるが
、これは、得られる製品の風合に微妙な影響を及ぼすた
め、目的とする連続した構造体によって最適のものを選
定する必要があるが、大気圧下、加圧下、更には加温雰
囲気等のいずれも使用可能である。
、これは、得られる製品の風合に微妙な影響を及ぼすた
め、目的とする連続した構造体によって最適のものを選
定する必要があるが、大気圧下、加圧下、更には加温雰
囲気等のいずれも使用可能である。
吐出された、アクリル構造体を連続して取り出すことに
より、本発明は完成する訳であるが、取り出し時のドラ
フトによって、製品の風合・形態が異なってくることに
留意する必要がある。
より、本発明は完成する訳であるが、取り出し時のドラ
フトによって、製品の風合・形態が異なってくることに
留意する必要がある。
即ち取り出しドラフトが小さいと、水の発泡が活発とな
るため、発泡性構造体となり易いため、ドラフトを1よ
り大きくし、水の発泡を抑える方向で、取り出しを行な
う方が、連続した、均一製品を得る上には好都合となる
。
るため、発泡性構造体となり易いため、ドラフトを1よ
り大きくし、水の発泡を抑える方向で、取り出しを行な
う方が、連続した、均一製品を得る上には好都合となる
。
このようにして得られた構造体を後延伸或は、加熱圧縮
等の処理を更に加えることは、例等差しつかえがない。
等の処理を更に加えることは、例等差しつかえがない。
本発明に於ける混合組成物の調整法は、高温、加圧の押
出し成型時に、ニトリル基と水との水利が生ずることを
勘案すると、いかなる方法でも採用し得る訳であるが、
単純に混合した組成物は、生産性を向上させるために、
押出機中の滞在時間を短かくする際には、水利が充分進
行せず、安定な操作ができにくSなる。
出し成型時に、ニトリル基と水との水利が生ずることを
勘案すると、いかなる方法でも採用し得る訳であるが、
単純に混合した組成物は、生産性を向上させるために、
押出機中の滞在時間を短かくする際には、水利が充分進
行せず、安定な操作ができにくSなる。
従って、高速生産時には、ニトリル基と水との水和かあ
る程度生じている水利組成物を用いるのがよい。
る程度生じている水利組成物を用いるのがよい。
水利組成物は、前記重合体と水との混合物を自生圧下、
或は加圧下で100℃以上に加熱することによって得ら
れる。
或は加圧下で100℃以上に加熱することによって得ら
れる。
最も有利に、使用可能な本発明組成物の製造法は、水中
重合により製造した、アクリル重合体を脱水後、自生圧
下で100℃以上の条件で乾燥し、所定の水分率に設定
したものに、水溶性物質を添加する方法である。
重合により製造した、アクリル重合体を脱水後、自生圧
下で100℃以上の条件で乾燥し、所定の水分率に設定
したものに、水溶性物質を添加する方法である。
本発明に言うところのアクリル重合体とは、アクIJ
ロニトリルを30重重重風上含有した重合体のことであ
る。
ロニトリルを30重重重風上含有した重合体のことであ
る。
アクリロニトリル以外の単量体としては、アクリル酸又
はメタクリル酸のメチル、エチル、ブチル、2−エチル
ヘキシルエステル、酢酸ビニル、アクリルアミド、メタ
クリレ−ドリル、ビニルエチルエーテル、アリルアルコ
ール、塩化ビニル、塩化ビニリデン等の中性単量体、エ
チレンスルホン酸、スチレンスルホン酸、メタリルスル
ホン酸、アクリル酸、メタクリル酸又は、そのアンモニ
ウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等の酸性型単量体及
びビニルピリジン、N、N−ジメチルアミンエチルメタ
クリレート、ビニルイミタソール等の塩基性単量体等の
ことであるが、使用可能な単量体としては、上記単量体
にのみ限定されるものではない。
はメタクリル酸のメチル、エチル、ブチル、2−エチル
ヘキシルエステル、酢酸ビニル、アクリルアミド、メタ
クリレ−ドリル、ビニルエチルエーテル、アリルアルコ
ール、塩化ビニル、塩化ビニリデン等の中性単量体、エ
チレンスルホン酸、スチレンスルホン酸、メタリルスル
ホン酸、アクリル酸、メタクリル酸又は、そのアンモニ
ウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等の酸性型単量体及
びビニルピリジン、N、N−ジメチルアミンエチルメタ
クリレート、ビニルイミタソール等の塩基性単量体等の
ことであるが、使用可能な単量体としては、上記単量体
にのみ限定されるものではない。
又、本発明に使用し得る重合体としては、2種以上の混
合重合体であっても差しつかえはな−い。
合重合体であっても差しつかえはな−い。
本発明を実施するに当って、耐熱安定前IL耐安定剤、
着色顔料その他の充填物を併用することも可能である。
着色顔料その他の充填物を併用することも可能である。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが実施例中
の部、咎は全て重量部、単量体を表わしている。
の部、咎は全て重量部、単量体を表わしている。
実施例 1
水系懸濁重合により、アクリロニトリル/アクリル酸メ
チル/スチレン・スルホン酸ソーダの共重合体スラリー
(共重合比: 9415.510.5重量比)を製造し
た。
チル/スチレン・スルホン酸ソーダの共重合体スラリー
(共重合比: 9415.510.5重量比)を製造し
た。
この重合体を乾燥し、ジメチルフォルムアミドに溶解し
、R−L−C1elandの式(ジャーナル・オブ・ポ
リマーサイエンス17巻473頁1955年)〔η)
=2.43 X 10’MO75より平均分子量を求め
、アクリロニトリルの分子量で除して平均重合度を求め
たところ1000であった。
、R−L−C1elandの式(ジャーナル・オブ・ポ
リマーサイエンス17巻473頁1955年)〔η)
=2.43 X 10’MO75より平均分子量を求め
、アクリロニトリルの分子量で除して平均重合度を求め
たところ1000であった。
上記スラリーを濾過し、128℃で乾燥して、見掛上、
乾燥した重合体を得た。
乾燥した重合体を得た。
この重合体中の水分率はZ/A= 0.0042であっ
た。
た。
この見掛ふ乾燥した重合体に、ポリエチレンオキシド(
重合度600000 )を混合し、下記に(イ):Y−
0 (ロ):Y=0.1 (ハ):Y=0.5 示す組成物を得た。
重合度600000 )を混合し、下記に(イ):Y−
0 (ロ):Y=0.1 (ハ):Y=0.5 示す組成物を得た。
これらの組成物は180℃に設定され、且つ40mm×
0.1mrnのスリット型オリフィスを備えた押出機の
ホッパーに供給した。
0.1mrnのスリット型オリフィスを備えた押出機の
ホッパーに供給した。
次いでホッパ一部に15 kg/crj、の窒素圧を印
加し、大気中に吐出を開始した。
加し、大気中に吐出を開始した。
この時の押出圧ば50kg/c1itであった。吐出さ
れた熔融体を、取り出しドラフト1.3で40m/mv
tの巻取速度で巻きとった。
れた熔融体を、取り出しドラフト1.3で40m/mv
tの巻取速度で巻きとった。
得られた構造体は、(イ)が縞模様のあるテープであり
、(ロ)は縞模様の比較的少ないテープであり、(ハ)
は均一なテープであった。
、(ロ)は縞模様の比較的少ないテープであり、(ハ)
は均一なテープであった。
上記構造体を100℃熱水中に5分間浸漬したところ、
(ハ)は、微細繊維に開繊された。
(ハ)は、微細繊維に開繊された。
0)、(ロ)は更に長時間の浸漬を続けたが、(イ)は
全く変化がなく(ロ)が若干はぐされた状態であったが
、単繊維に開繊されることはなかった。
全く変化がなく(ロ)が若干はぐされた状態であったが
、単繊維に開繊されることはなかった。
(ハ)のテープを2枚重ねして連続して浸漬処理を行な
ったところ、不織布用に好適なるウェブが連続して得ら
れた。
ったところ、不織布用に好適なるウェブが連続して得ら
れた。
本ウェブの単繊維の繊度は0.5デニール〜3デニール
の範囲であり、単繊維強度は平均1.3 f/dであっ
た。
の範囲であり、単繊維強度は平均1.3 f/dであっ
た。
本ウェブを乾燥したところ極めて、柔軟な感触の不織布
が得られた。
が得られた。
実施例 2
下記に示す共重合体を製造し第−表に示す組成物を調整
し、実施例1の装置を用いて、吐出、取り出しくドラフ
ト1.1)を行ない、得られたテープの熱水開繊度の測
定を(100℃の熱水中30分間処理)行なった。
し、実施例1の装置を用いて、吐出、取り出しくドラフ
ト1.1)を行ない、得られたテープの熱水開繊度の測
定を(100℃の熱水中30分間処理)行なった。
その結果を第−表に示す。重合体
平均。
平均。
重合体組成
番号 含塵
a アクリロニトリル
酢酸ビニル
アクリルアミド
アクリロニトリル
Cアクリロニトリル
メタクリロニトリル
アクリル酸
d アクリロニトリル
アクリル酸エチル
塩化ビニル
e アクリロニトリル
アクリル酸
メタリルスルホン
酸ソーダ
82φ
15 1000
100 900
5
40 1000
5
0
10 800
0
0
9 1450
比較例 1
実施例1に於いて、押出温度を235℃に変更し実施例
1と全く同様な操作を行なった。
1と全く同様な操作を行なった。
得ら−れた製品はいずれも激しく着色していた。
実施例 3
実施例1に於いて、組成物(ハ)を、100℃加熱気体
中に吐出を行なった。
中に吐出を行なった。
得られた構造体の熱水開繊状態は、実施例1と大差はな
かったが、乾燥したウェブの風合は、実施例1よりも硬
い感触であった。
かったが、乾燥したウェブの風合は、実施例1よりも硬
い感触であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アクリロニトリルを300重量部上含む重合体(I
)及び、20℃の水に対する溶解度が5V100a以上
で、しかも20℃に於いて固形の水溶性固形状物質(I
I)を下記式(2)で示される量含んでおり、且つ、下
記式(1)で示される量の水分(l[)を含む混合組成
物を140°C〜230℃に加熱して、熔融した後、押
出し成型することを特徴とするアクリル構造体の製造法 (1) 0.0017<−z<0.0080(2)
0.1 <Y< 1.5Z:水分率(重合体1
重量部に対する重量部)Y:水溶性固形状物質重量 (重合体1重量部に対する重量部) A:重合体中のアクリロニトリル含有率 (重量%)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49141172A JPS5845462B2 (ja) | 1974-12-10 | 1974-12-10 | アクリルコウゾウタイノ セイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49141172A JPS5845462B2 (ja) | 1974-12-10 | 1974-12-10 | アクリルコウゾウタイノ セイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5167352A JPS5167352A (en) | 1976-06-10 |
JPS5845462B2 true JPS5845462B2 (ja) | 1983-10-11 |
Family
ID=15285802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49141172A Expired JPS5845462B2 (ja) | 1974-12-10 | 1974-12-10 | アクリルコウゾウタイノ セイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845462B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971215A (ja) * | 1972-11-18 | 1974-07-10 | ||
JPS49100327A (ja) * | 1973-01-31 | 1974-09-21 |
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1974
- 1974-12-10 JP JP49141172A patent/JPS5845462B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971215A (ja) * | 1972-11-18 | 1974-07-10 | ||
JPS49100327A (ja) * | 1973-01-31 | 1974-09-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5167352A (en) | 1976-06-10 |
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