JPS5845447Y2 - ケ−ブルの支持線グリップ - Google Patents

ケ−ブルの支持線グリップ

Info

Publication number
JPS5845447Y2
JPS5845447Y2 JP14842577U JP14842577U JPS5845447Y2 JP S5845447 Y2 JPS5845447 Y2 JP S5845447Y2 JP 14842577 U JP14842577 U JP 14842577U JP 14842577 U JP14842577 U JP 14842577U JP S5845447 Y2 JPS5845447 Y2 JP S5845447Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
hole
thread
cable support
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14842577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5474292U (ja
Inventor
忠明 根津
英三 松村
靖 植松
Original Assignee
日本電信電話株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
Priority to JP14842577U priority Critical patent/JPS5845447Y2/ja
Publication of JPS5474292U publication Critical patent/JPS5474292U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5845447Y2 publication Critical patent/JPS5845447Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電話ケーブルを電柱に架渉する場合においてケ
ーブルの支持線の引張端部に装着して小網と連結して索
引のために使用するケーブルの支持線グリップに関する
ものである。
電話ケーブルのうち簡易ケーブルとして6対、16対の
形で使用されているケーブルがある。
そのような電話ケーブルは心線群とそれを保護するため
のケーブル被覆と、電柱に直接架渉するためのメンセン
ジャワイヤとからなるものがあり、そのなかに電話ケー
ブル全体に保護被覆を被せて機械的強度を高めた構造の
ものがある。
たとえば支持線のまわりに6対の心線群が撚り合わされ
てその上を保護被覆したケーブルがある。
このような電話ケーブルを電柱間に架渉する場合には、
従来、第1図に示される器具が使用されてきた。
電話ケーブル端部の被覆を破り、支持線1を必要量を残
して心線2を切断する。
その支持線1を撚返して、金物3の孔4に通して折り返
し、電話ケーブルの端部の心線群5の上に針金6で締付
固定し、さらにその上から電気絶縁テープを用いて被覆
し、金物3の他端に設けられた孔に小網7をとりつけて
、索引架渉をするという方法が行われてきた。
しかしながらこの方法は作業時間が長時間となり、作業
熟練を必要とし、ときには支持線1のみが引張れて心線
群5が一緒に引張れないということもあった。
本考案は電話ケーブルを電柱間に架渉する場合に使用す
るケーブルの支持線グリップを提供するものである。
本考案のケーブルの支持線グリップは頭部、中央部およ
び尾部とからなり中心軸方向に孔を有する金属製管状の
本体と、その本体に冠着するグリップ操作するための外
筒と、フックを設けた本体に冠着するキャンプと、本体
の孔内に配置された挾み爪と、挾み爪を押し出すための
挾み爪押しパイブとから構成されている。
さらに詳しく、本考案のケーブルの支持線グリップを第
2図の一部断面で表示した正面図を用いて説明する。
10は本体であり、頭部、中央部および尾部との3部分
よりなる金属製管状体である。
その中心軸に沿ってケーブル支持線を挿通させ得る孔が
設けられている。
本体の頭部の外表面にはねじ山が刻設され、さらに孔は
頭部より中央部に向って内径が小なるようにテーパーが
設けである。
本体10の中央部釦よび尾部は複数の割り溝により複数
個に割り片部を構成していて割り片の内面には爪溝が設
けられている。
25はケーブル支持線を本体10の孔に挿通させたのち
グリップ効果を与えるための本体10のねじ山に螺着す
るグリップ操作用外筒である。
28は本体100頭部に螺着するキャップであり、45
はキャップ28に設けられたフックである。
50はキャンプ28を本体10に固定するためのねじで
あり、35は本体10の孔の内に装着される挾み爪であ
り、36はばねであり、40はグリップ操作を元の状態
にもどすため挾み爪を押し出すための挾み爪押しパイプ
であり、48はばねである。
第3図は本考案のケーブルの支線グリップの本体10の
一部断面で示した正面図である。
第4図は同じく側面図である。
本体10は頭部、中央部釦よび尾部とからなる金属製管
状体である。
本体10の中心軸方向にケーブル支持線を挿通する孔1
2が設けられている。
本体10の頭部の外周面にはキャップ28を螺合するた
めのねじ山14が刻設されている。
頭部の孔12は頭部より中央部に向って内径が小なるよ
うにテーパー13が設けである。
頭部の先端に近いところにねじ50の孔およびのぞき孔
53がある。
本体10の中央部の外周部は頭部の外周部より段差15
をつけてそのまま延長した管状であり、尾部の外周部の
外径は中央部の外径より徐々に大きくなるようにテーパ
ー16を付して構成されている。
このテーパー16の部分は本体10に冠着したグリップ
操作用外筒25の端部24が接触する部分であり、外筒
25の移動によりこのテーパー16を通して尾部に押圧
力を加えることができる。
さらに中央部および尾部の管状体には割り溝18がここ
では4本設けられ、管状体は4個の割り片17に分割さ
れている。
割り片17の内周面には雌ねじ状の鋸歯の爪19が刻設
されていて、この鋸歯の爪19によりケーブル支持線を
挾持するのに役立つ。
第5図はグリップ操作用外筒25の一部断面で示した正
面図であり、第6図は同じく側面図である。
グリップ操作用外筒25は短管状でありその内周面には
本体10のねじ山14と螺合するねじ山21が刻設され
さらにねじ山21の終端部には爪押しパイプ40に係合
する段差22が設けである。
グリップ操作用外筒25の外表面には螺合回転時に手の
滑りを小さくするためローレット23が設けられている
なお外筒25の尾部24の内径は、本考案のケーブルの
支持線グリップの組立後に外筒25を本体10の尾部の
方向に移動させるとき本体10のテーパー16を押圧さ
せるため、本体10のテーパー16の外径より小さく選
ばれている。
第7図はキャンプ28を一部断面で示した正面図であり
、第8図は同じく側面図である。
キャップ28の頭部にはフック45が回動自在に頓着す
る孔27が設けられ、さらに本体10のねじ山14と螺
合するねじ山26がキャップ28の内周面に設けである
ねじ孔50は本体10とキャンプ28との螺合の離脱を
防止するための止めねじの孔であり、のぞき孔53はグ
リップ使用時にケーブル支持線の挿入状態を確認するの
に役立つ。
第9図は挾み爪35の正面図であり、第10図は同じく
左側面図、第11図は同じく右側面図である。
挾み爪35は円錐台を2つ割りにした形状であり、2つ
割り面の中央すなわち円錐台中央には爪の溝33を有し
、溝方向に対して直角に鋸歯状の爪34が刻設されてい
る。
挾み爪35の円錐台のテーパー32は本体10のテーパ
ー13と同一になっている。
挾み爪35のテーパー32は本体10のテーパー13の
部分にばね36によって圧接されている。
2個の挾み爪35は孔12の内部に配置する。
第12図は挾み爪35を押し出すための挾み爪押しパイ
プ40の一部断面の正面図であり、第13図はその側面
図である。
挾み爪押しパイプ40の中心の孔41は支持線を通す孔
である。
挾み爪押しパイプ40の端部46は本体10の孔12に
配置された挾み爪35に衝接されている。
他の端部は、本体10の割り溝18と同一の幅を有する
突出部42,43,44.45を構成している。
突出部42,43,44.45はパイプ40の中心軸に
対してほぼ直角に外側に向って折り曲げた形状をなして
いる。
突出部42,43゜44.45は本体10の割り溝18
に嵌入され、パイプ押しばね48によってグリップ操作
用外筒25の段差22に圧接されている。
挾み爪押シバイブ40は挾み爪35を押し挾持されてい
る支持線を自由にするのに使用するものである。
本考案のケーブルの支持線グリップは、頭部、中央部お
よび尾部の3部分からなる金属製管状体であって、管状
体の中心軸方向にケーブルの支持線を挿通させるための
孔12を設け、孔12は頭部より中央部に向ってその内
径が小なるようにテーパー13を設けた孔として形成さ
れ、頭部の外周部にはねじ山14が刻設され、中央部の
外周部には前記の外周部に対して段差15を付して延長
した管状体であり、尾部の外周部はその外径が除徐に犬
なるようテーパー16を有し、尾部の孔12の内周面に
は雌ねじの鋸歯17を設け、中央部釦よび尾部の管状体
は複数の割り溝18によって複数個の分割した割り片1
7を構成した本体10と、本体100頭部のねじ山14
に螺合するねじ山21を内周面に有し、ねじ山21の終
端部に段差22を設けた短管状体であって、その端部2
4の内径は本体10の中央部の外径よりやや大きいグリ
ップ操作用外筒25と、本体100頭部のねじ山14に
螺合するねじ山26を設けたキャンプ28と、外周面の
テーパー32が本体10の頭部の孔12のテーパー13
と同一である円錐台を2つ割にした形状であってその中
央に爪溝33を有し、爪溝33の方向に対して直角に鋸
歯爪34を設けたケーブルの支持線を挾持するため孔1
2の中に配置される2個の挾み爪35と、キャンプ28
と挾み爪35との間に配置されるばね36と、本体10
0尾部の割り溝18に沿って嵌入され、挾み爪35を押
し出すための挾み爪押しパイプ40であって挾み爪押し
パイプ40の中心にはケーブルの支持線を挿通させる孔
41を有し、挾み爪押しパイプ40の一端部46は挾み
爪35に衝接し、他端部は本体10の割り溝18と同数
の割数を有し割り溝18と同じ幅を有する突出部42.
43,44.45をパイプ40の中心軸に対して直角方
向に外側に折り曲げて構成され、押しばね48により、
グリップ操作用外筒40の段差22に圧接されている挾
み爪押しパイプ40と、キャンプ28の先端に設けられ
たフック45とから構成されている。
以上の構成を有するケーブルの支持線グリップの作用を
次に説明する。
ケーブルの支持線を把持するには先ずグリップ操作用外
筒25を本体100頭部に近いところに移動させておく
本体100尾部の割り片17の方向から孔12の中にケ
ーブルの支持線を押し込む、頭部ののぞき孔53から支
持線の先端部が完全に孔12の中に押し込筐れたかどう
かを確認できる。
そののちグリップ操作用外筒25を本体10の中央部か
ら尾部の方向に回転させて移動させる。
その結果、本体10の割り片17の外周部のテーパー1
6は、グリップ操作用外筒25により孔12の中心軸方
向に押圧力を受ける。
そして、本体10の鋸歯19により支持線は挾筐れる。
同時に孔12の内に配置された挾み爪35はグリップ操
作用外筒25の移動によりはね36に押されて挾み爪3
5の爪34により孔12に挿入された支持線を強固に把
持する。
したがってグリップ操作用外筒25が本体10の上を第
2図で右に移動することにより孔12に挿入されたケー
ブルの支持線は挾み爪35と割り片1γの2個所で完全
に挾持される。
電柱間の架渉作業を行うためにケーブルの支持線を完全
に把持したグリップのフック45に小網を結合させて索
引する。
つぎに架渉作業が終了し、ケーブルの支持線を本考案の
ケーブルの支持線グリップから自由にする場合について
説明する。
グリップ操作用外筒25を本体100頭部の方向に移動
する。
グリップ操作用外筒25の段差22と係合する挾み爪押
しパイプ40の突出部42,43,44.45がパイプ
押しばね48に抗して挾み爪押しパイプ40を第2図の
左側に押す力が働く。
そのときに挾み爪押しパイプ40の端部42が衝接する
挾み爪35の端部をばね28に抗して左側に押すことに
なる。
その結果、本体10の孔12のテーパー13に圧接され
ている2個の挾み爪35の間隔か広がるので挾み爪35
の爪34に把持されている支持線は自由となる。
勿論これと同時に本体10の尾部の割り片11も押圧力
が減少するのでケーブルの支持線は本体10の孔12よ
りきわめて簡単に抜き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の器具の平面図、第2図は本考案のケーブ
ルの支持線グリップの一部断面で示した正面図、第3図
は本体の一部断面で示した正面図、第4図は本体の側面
図、第5図はグリップ操作用外筒の一部断面で示した正
面図、第6図はグリップ操作用外筒の側面図、第7図は
キャップの一部断面で示した正面図、第8図はキャンプ
の側面図、第9図は挾み爪の正面図、第10図は挾み爪
の左側面図、第11図は挾み爪の右側面図、第12図は
挾み爪押しパイプの二部断面で示した正面図、第13図
は挾み爪押しパイプの側面図である。 10・・・本体、25・・・グリップ操作用外筒、28
・・・キャップ、35・・・挾み爪、36・・・ばね、
45・・・フック、48・・・パイプ押しばね、50・
・・とめねじ、53・・・のぞき孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心軸方向にケーブルの支持線を挿通するための孔を有
    し、頭部の外表面にはねじ山を刻設し、中央部および尾
    部は複数の割り溝を設けて複数の割り片とした金属製管
    状の本体と、上記本体のねじ山に螺合するねじ山を内面
    に刻設し、上記本体に螺着する短管状のグリップ操作用
    外筒と、上記本体のねじ山に螺合するねじ山を内面に刻
    設し本体の頭部に螺着するキャンプと、上記本体の孔内
    に装着する円錐台を2つ割にした複数個の挾み爪と、上
    記本体の割り溝より挿入して上記挾み爪を押し出すため
    の複数の突起部を有する挾み爪押しパイプと、上記キャ
    ップの先端にとりつけられたフックとからなるケーブル
    の支持線グリップ。
JP14842577U 1977-11-07 1977-11-07 ケ−ブルの支持線グリップ Expired JPS5845447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14842577U JPS5845447Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 ケ−ブルの支持線グリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14842577U JPS5845447Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 ケ−ブルの支持線グリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5474292U JPS5474292U (ja) 1979-05-26
JPS5845447Y2 true JPS5845447Y2 (ja) 1983-10-15

Family

ID=29130805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14842577U Expired JPS5845447Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 ケ−ブルの支持線グリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5845447Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5474292U (ja) 1979-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4795230A (en) Device and process for spreading optical fibers emerging from a cable to be connected
JPH0440169Y2 (ja)
US5379809A (en) Wire twisting device
GB1112282A (en) Electrical connector for stranded cable having a steel core
JPS5845447Y2 (ja) ケ−ブルの支持線グリップ
EP0465261B1 (en) Improvements relating to multi-core cable connectors
GB900667A (en) Improvements relating to cable clamps
US3377609A (en) Replacement connector
US4174874A (en) Electric plug
US20090308483A1 (en) Handheld wire twisting tool
JP2612551B2 (ja) 電線端末処理キャップ
JPH08103018A (ja) 電線端末処理キャップ
US2647424A (en) Holder for connecting devices
JPS634613Y2 (ja)
JP3051491B2 (ja) 絶縁電線端末の引留方法
JP4306975B2 (ja) 光ファイバケーブルの牽引用端末具
JPH0481373U (ja)
CN214543351U (zh) 一种线缆接头高效缠线工具
GB698044A (en) An improved method of attachment of a hauling line to an end of a tube, applicable to the manufacture of electric cables and to other tube drawing operations
JPS5935991Y2 (ja) 接栓取付具
JP2612552B2 (ja) 電線端末処理キャップ
JPS647575Y2 (ja)
JP2662880B2 (ja) 重ね筒形延線クランプ
JPH0974635A (ja) 引下線用端末キャップ
JPH05198323A (ja) 計器へ電線を結線する端末アダプター