JPS5845359Y2 - ケ−シングオ−ガ−の削孔部 - Google Patents

ケ−シングオ−ガ−の削孔部

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Publication number
JPS5845359Y2
JPS5845359Y2 JP14758081U JP14758081U JPS5845359Y2 JP S5845359 Y2 JPS5845359 Y2 JP S5845359Y2 JP 14758081 U JP14758081 U JP 14758081U JP 14758081 U JP14758081 U JP 14758081U JP S5845359 Y2 JPS5845359 Y2 JP S5845359Y2
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JP
Japan
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hole
casing auger
liquid feeding
drilling
holes
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Expired
Application number
JP14758081U
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English (en)
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JPS5854492U (ja
Inventor
舜太郎 志賀
Original Assignee
株式会社 菱備基礎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 菱備基礎 filed Critical 株式会社 菱備基礎
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はケーシングオーガーの削孔部に関し、その目
的は硬質岩盤層の削孔及び地中に埋設された鉄筋、鉄骨
を内蔵するコンクリート障害地盤の削孔、又は既存杭の
引抜き撤去等の施工に供する回転ケーシングオーガーの
先端部に装着して好適な着脱自在なケーシングオーガー
の提供にある。
従来、鋼管製のケーシングの先端部に削孔刃(ビット)
を植設したケーシングオーガーは、以下列記する欠点を
持っていた。
(1)先端部のビットは溶接づけしであるので摩耗、破
損の場合作業を中止して補修しなければならないという
欠点か゛あった。
(2)回転ケーシングが回転削孔する時にビットが摩擦
によってビットは熱をもって切れ味が低下することが多
く、これを防ぐために送水又は削孔壁の崩潰保護その他
のためにベントナイト、モルタル等其他薬液を削孔部に
噴出するノズルを設けるところがこのノズルの口は通常
開口したままとなっているため、削孔中波の送りを中止
する必要があった場合、送液孔の送圧力がなくなるので
削孔中の圧力によって土砂がノズルに逆流してつまって
しまい、再送液する場合に作業を中止して補修しなけれ
ばならないという欠点か゛あった。
(3)削孔深さによって回転ケーシングオーガ一本体を
継ぎたす接続部の外周が張り出し削孔抵抗を生じる欠点
があった。
(4)削孔ビットの一部が消耗、破損した場合にもその
部分のビットだけ取り替えることができないという欠点
か゛あった。
本考案は、これ等上述の問題点を解決するために鋭意研
究し、終にこの考案を完成した。
以下図面に基づいてこの考案の一実施例を説明する。
第1図は、回転ケーシングオーガ一本体の側面より見た
縦断面図を示し、(第2図は第1図A−Aの断面図を示
す)これらの図において1は回転ケーシングオーガ一本
体で、この本体の厚さ下の中程に数ケ所等分ピッチで位
置した水9モルタルベントナイト、その他の薬液を送液
する送液孔2が設けられている。
第3図において、3はケーシングオーガー装置4の削孔
部で、この削孔部3の上端5側面にはポルI・孔6が鋼
管の肉厚T2内の数ケ所円周上にて等ピッチで上方に向
けて穿設している。
7はこの削孔部3と回転ケーシングオーガ一本体1を結
合するためのポル1〜締めつけ作業用窓穴で、8は回転
ケーシングオーガ一本体1の下端に設けられた窓穴で、
削孔部3の窓穴7と位置極めして、これ等の窓穴7,8
内で上下方向に貫通穿設されたボルト孔6,9を透光し
てボルトナツ1〜10締めされている。
11は回転ケーシングオーガ一本体1の数本の送液孔2
に貫流しうる位置に穿設された送液孔で、(第3図のY
−Y′線断面を第5図に示す如く)回転ケーシングオー
ガ一本体1側の送液孔2と削孔部3側の送液孔11は上
記ボルト結合で貫通され、この結合面12にはOリング
13を介在させて漏液を防止する。
14は削孔部3の送液孔11の下部連結されたノズルで
、このノズル14は切欠部15の面に溶着されている。
第6図に於て示す如く、このノズル14は面16に溶着
されたソケット16とこのソケット16に螺着されたノ
ズル口金17とからなり、このノズル口金17に内装さ
れた弁18は、ノズル口金17の先端に設けられた噴出
口19の接合面20で閉、開する様に上下動する。
この閉、間作用は弁18の上部でナツト21によって固
着されたキャップ22のバネ当り面23ト、ノズル口金
17側のバネ当り面24間で挟着されたバネ25を用い
、このバネ25の動作と送液時の液圧で噴出口19の弁
18との当接面20を開閉することによって行う(第6
図参照)。
キャップ22には(第7図参照)、送液圧受面27に送
液通過穴26がNケ所設けられており、この通過穴26
を介して弁18開放時噴出口19まで送液する。
また、弁18の土庄を受ける面28の直径dは、(第8
図参照)〔(送液圧カーバネ圧力)×(DへニーD]
X X ”’ ) ’かd’X−X4
4 4土圧力(逆流圧)より
大きいように設定されている。
(但し、Dはキャップ直径D1は送液通過穴直径である
)(第10図は第3図z−z’線の断面図であり、第1
0図参照)削孔部3の先端には鋼管肉厚T3の外側に数
ケ所、内側に数ケ所嵌入部29を設け、かつビット30
に沈頭ボルト31をセットし得る穴32を穿設し次に嵌
入部29から鋼管側に挿通するボルト孔33にはタッピ
ングを刻設しているからビット30は削孔部3の先端に
埋め込み状で脱着自在に植設されている。
このような構成からなるケーシングオーガーの削孔部は
、第9図に示すようにケーシングオーガ一本体1側から
送液(矢印34)されると、キャップ22の送液通過穴
26より噴出口19へ進入しようとする。
この際の作動は、すなわち送液圧受面27に液圧が掛る
と、この液圧により弁18の土圧受面28が受けている
土圧力の方が小さいので送液圧受面27によって、第9
図に示す距離Hだけ、バネ25を押圧しながら弁18を
押し出し移動させて噴出口19より液(矢印34a)が
噴出する。
一方、送液が止まるとバネ25の復帰力により弁18が
原状復帰して当接面26を弁18で閉鎖することとなる
から土庄による土砂の弁18内進入が防止できる。
また、既存建物の地下壁や地下基礎あるいは硬質岩層等
が埋設された障害地盤を削孔時にビット30が特定数だ
け摩耗した場合には当該ビット30のみをボルト31を
取り外し交換すればよくまた摩耗ビット30数が多けれ
ば削孔部3全体を交換すればよい。
以上の如くこの考案に係るケーシングオーガーの削孔部
は、削孔部自身をケーシングオーガ一本体とフランジ等
の接合具を用いないで着脱自在に取り付けるとともに削
孔部先端にビットを埋設状に着脱自在としたから、それ
らの接合部が膨出しない形状となって掘進時の抵抗と一
切ならない効果をもち、しかもビットの摩耗の程度が量
に応じてビットのみを交換するか削孔部を交換するかが
選択でき従って作業効率が著しく向上する効果を奏する
とともにノズルは土圧力による逆流を防止して常に送液
可能な状態で送液、正波を反復できる効果を奏するので
障害地盤削孔用のケーシングオーガーの削孔部として極
めて好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はケーシングオーガ一本体の縦断面図、第2図は
第1図のA−A線断面図、第3図はこの考案の一実施例
に係る削孔部およびその取り付は状態の正面図、第4図
は第3図のx−x’線端面図、第5図は第3図のY−Y
′線断面図、第6図はこの考案で使用するノズルの縦断
面図、第7図はキャップの平面図、第8図は弁の土圧面
の端面図、第9図はノズルの作用説明図、第10図は第
3図のz−z’線断面図である。 1・・・・・・ケーシングオーガ一本体、2・・・・・
・送液孔、5・・・・・・上端(削孔部)、6・・曲ボ
ルト孔、7・・四作業穴、11・・・・・・送液孔、1
4・・・・・・ノズル、15・・曲切欠部、18・・・
・・・弁、30・・・・・・ビット、T2.T3・・・
・・・肉厚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端側面に所要等ピッチで窓穴が貫通穿設されこの窓穴
    上端から鋼管の肉厚内に上方に向ってボルト孔が貫通穿
    設され、かつケーシングオーガ一本体の送液孔と合致す
    る位置に上端から下端部に設けられた切欠部上面まで鋼
    管の肉厚内に送液孔が貫通孔に配設され、弁機構を内装
    するノズルが送液孔突端に連通されて上記切欠部内に溶
    着されかつビットが先端に埋設状で脱着自在に植設され
    てなる中空円筒状のケーシングオーガーの削孔部。
JP14758081U 1981-10-02 1981-10-02 ケ−シングオ−ガ−の削孔部 Expired JPS5845359Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5854492U JPS5854492U (ja) 1983-04-13
JPS5845359Y2 true JPS5845359Y2 (ja) 1983-10-14

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