JPS5845347B2 - セイセツカイトウカンソウザイヨウフクロソザイノ セイホウ - Google Patents
セイセツカイトウカンソウザイヨウフクロソザイノ セイホウInfo
- Publication number
- JPS5845347B2 JPS5845347B2 JP50143060A JP14306075A JPS5845347B2 JP S5845347 B2 JPS5845347 B2 JP S5845347B2 JP 50143060 A JP50143060 A JP 50143060A JP 14306075 A JP14306075 A JP 14306075A JP S5845347 B2 JPS5845347 B2 JP S5845347B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag paper
- inner bag
- paper
- desiccant
- gauze
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として菓子、海苔等の食料品容器に収納す
る生石灰等乾燥剤の袋素材の製法に関する。
る生石灰等乾燥剤の袋素材の製法に関する。
従来の生石灰等乾燥剤用袋素材の製法は、紙にポリエチ
レン樹脂膜を表層したものであるが、このものでは、ポ
リエチレン樹脂膜層自体紙を補強する上でさほど効果が
なく、当該素材を生石灰乾燥剤用袋として使用した場合
、その製法上縦方向に裂は易く、前記被充填物たる乾燥
剤が吸湿すると一層裂は易い状態を構成する。
レン樹脂膜を表層したものであるが、このものでは、ポ
リエチレン樹脂膜層自体紙を補強する上でさほど効果が
なく、当該素材を生石灰乾燥剤用袋として使用した場合
、その製法上縦方向に裂は易く、前記被充填物たる乾燥
剤が吸湿すると一層裂は易い状態を構成する。
そして充填袋が一度破損すると充填乾燥剤が漏出して食
料品を汚染するので、食品衛生上好ましくない。
料品を汚染するので、食品衛生上好ましくない。
か\る事故が社会的問題となる(こ至り、当業界ではこ
の問題の解決が重大な関心事となっていた。
の問題の解決が重大な関心事となっていた。
本発明は、上記従来の欠点を解消した絶対破損しない生
石灰等乾燥剤用袋素材の製法の提供を目的とするもので
ある。
石灰等乾燥剤用袋素材の製法の提供を目的とするもので
ある。
実施例について説明すれば、内袋用紙素材14と外袋用
紙素材15との間にガーゼ状布帛1を挟みこれらをサイ
ドインチ状に漉いて一体的に構威し、即ち、第5図で示
すごとく、内袋用紙素材14を回転する鋼状帯16に付
着し、その上方に配置された回動するフェルト帯13に
接触させて内袋用紙3を形成して、その表面にロール状
に捲取られたガーゼ状布帛1を順次重合するようにして
、外袋用紙素材15を回転する鋼ドラム17に被着し上
記ガーゼ状布帛1の表面に接触させて外袋用紙4を形成
し図示しない乾燥機等で乾燥して上記ガーゼ状布帛1の
両面に内袋用紙3及び外袋用紙4が一体的に構成される
。
紙素材15との間にガーゼ状布帛1を挟みこれらをサイ
ドインチ状に漉いて一体的に構威し、即ち、第5図で示
すごとく、内袋用紙素材14を回転する鋼状帯16に付
着し、その上方に配置された回動するフェルト帯13に
接触させて内袋用紙3を形成して、その表面にロール状
に捲取られたガーゼ状布帛1を順次重合するようにして
、外袋用紙素材15を回転する鋼ドラム17に被着し上
記ガーゼ状布帛1の表面に接触させて外袋用紙4を形成
し図示しない乾燥機等で乾燥して上記ガーゼ状布帛1の
両面に内袋用紙3及び外袋用紙4が一体的に構成される
。
上記内袋用紙素材14の表面にはポリエチレン樹脂フィ
ルム2がラミネートされており、たとえば、第3図で示
すごとく、外袋用紙4の上面にガーゼ用布帛1及び内袋
用紙3を重合した後、その内袋用紙3の上面に溶融タン
ク6より加熱された溶融ポリエチレン7を載置して、冷
却ロール8とゴムロール9により圧着すれば、上記内袋
用紙3の上面にはポリエチレン樹脂フィルム2がラミネ
ート加工されるが、他のラミネート加工の方法、たとえ
ば、内袋用紙3の上面にポリエチレン樹脂フィルム2を
重合して、そのポリエチレンの融点以上に加熱された2
本の加熱ロールにより圧着加工してもよく、あるいは、
内袋用紙3又はポリエチレン樹脂フィルム2のどららか
又は両方Oこ接着剤を塗布して接着加工してもよく任意
である。
ルム2がラミネートされており、たとえば、第3図で示
すごとく、外袋用紙4の上面にガーゼ用布帛1及び内袋
用紙3を重合した後、その内袋用紙3の上面に溶融タン
ク6より加熱された溶融ポリエチレン7を載置して、冷
却ロール8とゴムロール9により圧着すれば、上記内袋
用紙3の上面にはポリエチレン樹脂フィルム2がラミネ
ート加工されるが、他のラミネート加工の方法、たとえ
ば、内袋用紙3の上面にポリエチレン樹脂フィルム2を
重合して、そのポリエチレンの融点以上に加熱された2
本の加熱ロールにより圧着加工してもよく、あるいは、
内袋用紙3又はポリエチレン樹脂フィルム2のどららか
又は両方Oこ接着剤を塗布して接着加工してもよく任意
である。
ラミネートされたポリエチレン樹脂フィルム2には多数
の吸湿用通気部を有し、該通気部として図示の実施例で
は吸湿用通気孔5を挙示したが、このものに限定されず
例えが通気溝を設けてもよいものであり、上記吸湿用通
気孔5は、第4図のごとくポリエチレンの融点以上に加
熱された針ロール10により設けたものでもよく任意で
ある。
の吸湿用通気部を有し、該通気部として図示の実施例で
は吸湿用通気孔5を挙示したが、このものに限定されず
例えが通気溝を設けてもよいものであり、上記吸湿用通
気孔5は、第4図のごとくポリエチレンの融点以上に加
熱された針ロール10により設けたものでもよく任意で
ある。
またガーゼ状布帛1の材質についてはスフが望ましいが
、これに限らず例えば綿、毛、化学繊維等を使用するこ
とも技術的に可能である。
、これに限らず例えば綿、毛、化学繊維等を使用するこ
とも技術的に可能である。
更に内袋用紙3の表面に貼着するポリエチレン樹脂フィ
ルム2はラミネート加工すれば簡単に施し得る。
ルム2はラミネート加工すれば簡単に施し得る。
上記の製法によって得られる生石灰等乾燥剤用袋素材に
よって袋を構成する場合、その中心線上を折曲して相重
合する袋素材の周縁部を加熱圧着して密封するが、先ず
側縁部と下底部とを溶着し、上方開口部より生石灰等の
乾燥剤を充填し、最後(こ上方縁部を密着することによ
って乾燥剤を収納した密封袋が完成する。
よって袋を構成する場合、その中心線上を折曲して相重
合する袋素材の周縁部を加熱圧着して密封するが、先ず
側縁部と下底部とを溶着し、上方開口部より生石灰等の
乾燥剤を充填し、最後(こ上方縁部を密着することによ
って乾燥剤を収納した密封袋が完成する。
上記の如く、本発明に係る生石灰等乾燥剤用袋素材の製
法は、内袋用紙素材と外袋用紙素材との間にガーゼ状布
帛を挟みこれらをサンドイッチ状に漉いて一体的に構成
するものであるから、内袋用紙及び外袋用紙の製造段階
において乾燥剤用袋素材が構成され、製造上能率的であ
ると共に、内袋用紙素材及び外袋用紙素材の渡設工程に
おいてサンドイッチ状に一体的に構成されるので、内袋
用紙、ガーゼ状布帛及び外袋用紙の三者間において緊密
に結合され、例えば内袋用紙のみ剥離するような不都合
は全く招来しない。
法は、内袋用紙素材と外袋用紙素材との間にガーゼ状布
帛を挟みこれらをサンドイッチ状に漉いて一体的に構成
するものであるから、内袋用紙及び外袋用紙の製造段階
において乾燥剤用袋素材が構成され、製造上能率的であ
ると共に、内袋用紙素材及び外袋用紙素材の渡設工程に
おいてサンドイッチ状に一体的に構成されるので、内袋
用紙、ガーゼ状布帛及び外袋用紙の三者間において緊密
に結合され、例えば内袋用紙のみ剥離するような不都合
は全く招来しない。
従って接着剤等も不要である。
また内袋用紙と外袋用紙との間にはガーゼ状布帛が介在
するので、紙と樹脂膜のみから構成される従来の紙素材
に比して耐破損性が著しく向上し、当該袋を食料品の容
器内に収納した場合いかなる外力が作用しても絶対に破
損せず、乾燥剤の漏出による食品汚染を完全に防止でき
るという多大の効果を発揮し得る。
するので、紙と樹脂膜のみから構成される従来の紙素材
に比して耐破損性が著しく向上し、当該袋を食料品の容
器内に収納した場合いかなる外力が作用しても絶対に破
損せず、乾燥剤の漏出による食品汚染を完全に防止でき
るという多大の効果を発揮し得る。
尚、本発明に係る袋素材は、乾燥剤として利用する生石
灰の他、塩化カルシウム等信の適当な吸湿剤を充填する
場合にも十分な機能を発揮するものであることは勿論で
ある。
灰の他、塩化カルシウム等信の適当な吸湿剤を充填する
場合にも十分な機能を発揮するものであることは勿論で
ある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は完成された袋
素材において各部材の重合状態を示す要部破断した平面
図、第2図は第1図の縦断面図、第3図はラミネート加
工を示す正面図、第4図は吸湿用通気部を設ける方法を
示す正面図、第5図はガーゼ状布帛を紙素材でサンドイ
ンチ状に漉く方法を示す要部正面図である。 図面(こおいて、1はガーゼ状布帛、2はポリエチレン
樹脂フィルム、3は内袋用紙、4は外袋用紙、5は吸湿
用通気孔、6は溶融タンク、7は溶融ポリエチレン、8
は冷却ロール、9はゴムロール、10は針ロール、13
はフェルト帯、14は内袋用紙素材、15は外袋用紙素
材、16は銅状帯、17は鋼ドラムを示すものである。
素材において各部材の重合状態を示す要部破断した平面
図、第2図は第1図の縦断面図、第3図はラミネート加
工を示す正面図、第4図は吸湿用通気部を設ける方法を
示す正面図、第5図はガーゼ状布帛を紙素材でサンドイ
ンチ状に漉く方法を示す要部正面図である。 図面(こおいて、1はガーゼ状布帛、2はポリエチレン
樹脂フィルム、3は内袋用紙、4は外袋用紙、5は吸湿
用通気孔、6は溶融タンク、7は溶融ポリエチレン、8
は冷却ロール、9はゴムロール、10は針ロール、13
はフェルト帯、14は内袋用紙素材、15は外袋用紙素
材、16は銅状帯、17は鋼ドラムを示すものである。
Claims (1)
- 1 内袋用紙素材と外袋用紙素材との間(こガーゼ状布
帛を挟みこれらをサンドインチ状に漉いて一体的に構威
し、上記内袋用紙素材の表面にポリエチレン樹脂フィル
ムをラミネートし、該フィルムに適宜の吸湿用通気部を
設けることを特徴とする生石灰等乾燥剤用袋素材の製法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50143060A JPS5845347B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | セイセツカイトウカンソウザイヨウフクロソザイノ セイホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50143060A JPS5845347B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | セイセツカイトウカンソウザイヨウフクロソザイノ セイホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5267060A JPS5267060A (en) | 1977-06-03 |
JPS5845347B2 true JPS5845347B2 (ja) | 1983-10-08 |
Family
ID=15329967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50143060A Expired JPS5845347B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | セイセツカイトウカンソウザイヨウフクロソザイノ セイホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845347B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223799Y2 (ja) * | 1984-06-26 | 1987-06-17 |
-
1975
- 1975-11-29 JP JP50143060A patent/JPS5845347B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223799Y2 (ja) * | 1984-06-26 | 1987-06-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5267060A (en) | 1977-06-03 |
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