JPH0215789Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215789Y2 JPH0215789Y2 JP1985136929U JP13692985U JPH0215789Y2 JP H0215789 Y2 JPH0215789 Y2 JP H0215789Y2 JP 1985136929 U JP1985136929 U JP 1985136929U JP 13692985 U JP13692985 U JP 13692985U JP H0215789 Y2 JPH0215789 Y2 JP H0215789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging bag
- microwave oven
- polypropylene
- film
- polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- -1 polypropylene Polymers 0.000 claims description 24
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電子レンジ用包装袋に関し、特に加熱
時に該包装袋の内圧が所定の圧力に到達したとき
に該包装袋の周縁熱接着部の少なくとも一部が容
易に剥離、開封する、取扱い性の良好な電子レン
ジ用包装袋に関する。
時に該包装袋の内圧が所定の圧力に到達したとき
に該包装袋の周縁熱接着部の少なくとも一部が容
易に剥離、開封する、取扱い性の良好な電子レン
ジ用包装袋に関する。
(従来の技術)
従来、一般に使用されている電子レンジ用包装
袋はポリエステル、紙基材等の耐熱性を有する基
材を用いた包装袋が使用されているが、これらは
周縁の熱接着部の接着強度が強く、そのため、電
子レンジにより内容物を加熱したときの包装袋内
の水分の気化、空気の膨張などによる内圧の増大
による開封すべきときに開封せず、突然破袋した
り、また内容物から発生する水蒸気により結露を
生じたり或は開封適正が悪いなどの欠点があつ
た。また、開封を容易にした所謂イージーピール
と称される易開封性袋もあるが、これらは通常外
部より開く力を作用させて容易に開封するもので
あつて、電子レンジ用包装袋としては適当ではな
い。
袋はポリエステル、紙基材等の耐熱性を有する基
材を用いた包装袋が使用されているが、これらは
周縁の熱接着部の接着強度が強く、そのため、電
子レンジにより内容物を加熱したときの包装袋内
の水分の気化、空気の膨張などによる内圧の増大
による開封すべきときに開封せず、突然破袋した
り、また内容物から発生する水蒸気により結露を
生じたり或は開封適正が悪いなどの欠点があつ
た。また、開封を容易にした所謂イージーピール
と称される易開封性袋もあるが、これらは通常外
部より開く力を作用させて容易に開封するもので
あつて、電子レンジ用包装袋としては適当ではな
い。
(解決しようとする課題)
本考案はこれらの欠点を改良し、電子レンジで
の加熱時に包装袋の内圧が所定の圧力に到達した
とき開封する電子レンジ用の包装袋を提供するも
のである。
の加熱時に包装袋の内圧が所定の圧力に到達した
とき開封する電子レンジ用の包装袋を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段)
本考案は内面が耐熱性を有する合成樹脂層から
なる包装材同志を熱接着してなる電子レンジ用包
装袋において、周縁熱接着部の少なくとも一部が
電子レンジの加熱により包装袋の内圧が所定の圧
力に到達したとき容易に剥離し開封するようにし
た電子レンジ用包装袋であつて、電子レンジでの
加熱時に包装袋の周縁熱接着部の少なくとも一部
が剥離し開封するときの所定の圧力は袋の内圧と
して約0.1Kg/cm2程度が好ましいとの知見に基づ
いてなされたものである。
なる包装材同志を熱接着してなる電子レンジ用包
装袋において、周縁熱接着部の少なくとも一部が
電子レンジの加熱により包装袋の内圧が所定の圧
力に到達したとき容易に剥離し開封するようにし
た電子レンジ用包装袋であつて、電子レンジでの
加熱時に包装袋の周縁熱接着部の少なくとも一部
が剥離し開封するときの所定の圧力は袋の内圧と
して約0.1Kg/cm2程度が好ましいとの知見に基づ
いてなされたものである。
そして、本考案者らは種々の合成樹脂フイルム
の熱接着性について、試験した結果、無延伸ポリ
プロピレンフイルム、及びポリプロピレンとポリ
エチレンとの混合樹脂フイルムとを熱接着した場
合の熱接着強度が上記の条件を満足することを知
り、本考案を完成した。
の熱接着性について、試験した結果、無延伸ポリ
プロピレンフイルム、及びポリプロピレンとポリ
エチレンとの混合樹脂フイルムとを熱接着した場
合の熱接着強度が上記の条件を満足することを知
り、本考案を完成した。
すなわち、本考案は、内面が耐熱性を有する合
成樹脂層からなる包装材同志を熱接着してなる電
子レンジ用包装袋において、周縁熱接着部の少な
くとも一部の熱接着部の一方が無延伸ポリプロピ
レンフイルムであり、他方がポリプロピレンとポ
リエチレンとの混合樹脂フイルムであることを特
徴とする電子レンジ用包装袋である。
成樹脂層からなる包装材同志を熱接着してなる電
子レンジ用包装袋において、周縁熱接着部の少な
くとも一部の熱接着部の一方が無延伸ポリプロピ
レンフイルムであり、他方がポリプロピレンとポ
リエチレンとの混合樹脂フイルムであることを特
徴とする電子レンジ用包装袋である。
第1図は、本考案の1例を示すものである。第
1図においては電子レンジ用包装袋の一面にポリ
プロピレンとポリエチレンとの混合樹脂フイルム
1を用い、他面に無延伸ポリプロピレンフイルム
2を用い、周縁を熱接着した場合を示す。
1図においては電子レンジ用包装袋の一面にポリ
プロピレンとポリエチレンとの混合樹脂フイルム
1を用い、他面に無延伸ポリプロピレンフイルム
2を用い、周縁を熱接着した場合を示す。
本考案においては、無延伸ポリプロピレンフイ
ルム及び/またはポリプロピレンとポリエチレン
との混合樹脂フイルムの外面に、必要に応じてポ
リエステルフイルム、ナイロンフイルム、紙基材
などの耐熱性を有する補強材を積層しても良い。
ルム及び/またはポリプロピレンとポリエチレン
との混合樹脂フイルムの外面に、必要に応じてポ
リエステルフイルム、ナイロンフイルム、紙基材
などの耐熱性を有する補強材を積層しても良い。
また、本考案においては、包装袋の周縁の一部
のみに無延伸ポリプロピレンフイルム及びポリプ
ロピレンとポリエチレンとの混合樹脂フイルムを
配し、その部分のみが電子レンジでの加熱時に剥
離、開封するようにしてもよい。
のみに無延伸ポリプロピレンフイルム及びポリプ
ロピレンとポリエチレンとの混合樹脂フイルムを
配し、その部分のみが電子レンジでの加熱時に剥
離、開封するようにしてもよい。
(考案の効果)
本考案においては、上述のように包装袋の周縁
熱接着部の少なくとも一部について、一方を無延
伸ポリプロピレンフイルム、他方をポリプロピレ
ンとポリエチレンとの混合樹脂フイルムで包装袋
を構成することにより、電子レンジでの加熱時に
包装袋の内圧が所定の圧力に到達したときに容易
に開封するので、電子レンジ用包装袋として極め
て取扱いが容易となり、また水蒸気が排出される
ので結露を生ずることなく、また、開封部位より
袋体を容易に開封することができる等の効果を奏
するものである。
熱接着部の少なくとも一部について、一方を無延
伸ポリプロピレンフイルム、他方をポリプロピレ
ンとポリエチレンとの混合樹脂フイルムで包装袋
を構成することにより、電子レンジでの加熱時に
包装袋の内圧が所定の圧力に到達したときに容易
に開封するので、電子レンジ用包装袋として極め
て取扱いが容易となり、また水蒸気が排出される
ので結露を生ずることなく、また、開封部位より
袋体を容易に開封することができる等の効果を奏
するものである。
第1図は本考案に係る電子レンジ用包装袋の一
実施例であつて、その断面図を示す。 1……ポリプロピレンとポリエチレンとの混合
樹脂フイルム、2……無延伸ポリプロピレンフイ
ルム。
実施例であつて、その断面図を示す。 1……ポリプロピレンとポリエチレンとの混合
樹脂フイルム、2……無延伸ポリプロピレンフイ
ルム。
Claims (1)
- 内面が耐熱性を有する合成樹脂層からなる包装
材同志を熱接着してなる電子レンジ用包装袋にお
いて、周縁熱接着部の少なくとも一部の熱接着部
の一方が無延伸ポリプロピレンフイルムであり、
他方がポリプロピレンとポリエチレンとの混合樹
脂フイルムであることを特徴とする電子レンジ用
包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985136929U JPH0215789Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985136929U JPH0215789Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245235U JPS6245235U (ja) | 1987-03-19 |
JPH0215789Y2 true JPH0215789Y2 (ja) | 1990-04-27 |
Family
ID=31040504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985136929U Expired JPH0215789Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0215789Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0784222B2 (ja) * | 1987-10-30 | 1995-09-13 | 出光石油化学株式会社 | 多層包装袋 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359596A (en) * | 1976-11-04 | 1978-05-29 | Toyo Aluminium Kk | Structure of heattsealed package |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP1985136929U patent/JPH0215789Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359596A (en) * | 1976-11-04 | 1978-05-29 | Toyo Aluminium Kk | Structure of heattsealed package |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245235U (ja) | 1987-03-19 |
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